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神去なあなあ日常
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神去なあなあ日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全234件 161~180 9/12ページ
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若い主人公の独白形式なために読みやすさは充分にあるが、かえって小説で書く必要はあるのかと思うくらいなんだか軽い。 文章の深みがないのは最近の小説だから諦めるとしても、ストーリーとしてもありきたりで、 奈良の山奥という物珍しさを抜かせば圧倒的にストーリーが物足りなく、平べったい。 また展開も、やたらページ数が多い小説のだめな部分をこれも踏襲していて、1章の中で繰り広げられる起承転結要素がとても薄い。 たとえば面白いマンガは、大人向けではなく少年向けのものでも一話の中で物語を非常に上手く構成していて、 読み手の感情を揺さぶり、主人公に親近感を抱かす。 あるいは悪役を登場させ、ストレスをかけながらも適度に読者にカタルシスを感じさせるものだ。 だがこの小説は主人公による砕けた口調で物語が進行するために取っつきの良さはあっても、 展開自体がマンガに劣るために、小説しか読んだことがない人にとってはよくても、 コンパクトに上手くエッセンスを凝縮させた海外ドラマや漫画の良さを知ってるものにとっては、かなり冗長だと思えた。 悪い人間が不在だし、それによって主人公の揺れる心や変化や、人間関係の濃さがあまりになかった。 | ||||
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どうもこの人は、商業作家であって、物語作家じゃないような気がしてならない。 本当に林業のことを書きたくてこれを題材に選んだんだろうか。 そんなことを思ってしまう内容だった。 文章は読みやすい。 でも特別巧いというわけでもない。 人物の心の内に関しても、書かなくても分かることをいちいち細かく書くから、 なんだか人物に奥行きが感じられない。 他の作品でも、 まほろシリーズも人気があるから続編を書いて見ましたって感じだし、 星間商事も作者が傾倒しているBLなんかを出しちゃうって、ネタ切れ? ロマンス小説の七日間も企画倒れで、現実生活の部分がひどく退屈だし。 | ||||
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主人公は就職先もないような勉強嫌いの高校卒という設定だ。 その男の日記の体裁をとって語られるのだが、これだけの文才があれば、どこでも勤められると思った。 本当に最近の若い人って、文章が書けないんだよね。ちゃんとした文章が書けるだけで採用したい。 それにこの男はちゃんと現地の人ともコミュニケーションもできるし、新しいことをやろうという意欲もある。 こんな優秀な男が、林業なんかやるか? 林業って、何も厳しいから人がやらないわけじゃないんだよ。厳しい仕事は世の中いくらでもある。 林業はやっても報われないからやる人がいなくなってくる。 その現状を認識しないと、ここに書いてあることなんておとぎ話になってしまう。 東京近辺の、たとえば丹沢でも行ってみれば、悲惨さがよくわかる。 やっぱり女性の作家じゃこんな世界を描くのは限界があるのかなと思う。 三浦しをんはエッセイは面白いんだけど。 | ||||
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高校卒業後、フリーターでもしながら暮らそうと呑気に考えていた主人公の平野勇気。 親と担任教師に勧められ(騙され)て神去村という山奥で林業に就職することに。 大自然の中、季節折々の風景が目に浮かぶような描写が爽快です。 共に働く人々も個性的な村人も田舎ならではの人情味に溢れています。 珍しい林業小説ですが、勇気の成長を楽しく読めます。 舞台となった山村にまつわる神隠しや伝統のお祭りなど、 自然に対する畏怖のような心は都会生活に慣れてしまった身には本当に新鮮に感じます。 しかし林業小説だなんて、変わった小説でした。 同じ著者である『風が強く吹いている』ほどの感動や興奮はなく、 まさに「なあなあ」という雰囲気のノンビリ小説でした。 | ||||
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普段スポットの当たらない林業と山の暮らしをとらえていておもしろかったです。 | ||||
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映画化と聞き購入。撮影の場所がたまたま、実家であり読みました。おすすめです!三重県名張が場所でした | ||||
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うだつの上がらぬ"勇気"が、高校卒業と同時に周囲の大人たちにはめられ林業に従事する話。って、なんやねーん、とツッコミながら勇気と共に山の仕事を体験する。 リアルなだけではなく時にはファンタジー、恋愛要素もあり。 のらりくらりと生きるはずだった勇気が、イキイキとして林業に取り組む姿勢は見ていて清々しい。読後感はたいへん良い。 | ||||
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甘いとは思いつつも、いっそのこと山奥で暮らしてみたいという誘惑にかられて困った。暗闇や静寂への憧れと恐れの感覚を取り戻したい思いに立ち返れた喜びも見出し、三浦しをんの、これからのいっそうの活躍に期待である。 | ||||
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子供に読ませる面白そうな本を探していてこれに当たりました。話題の作家の作品なのですが、私自身は三浦しをんは初でしたが一気に、楽しく読めました。特に子供に見せたくないような描写もなかったので、予定通り息子へ。 10歳の息子もかなり面白かったらしく何度も繰り返し読んでおり、それを見ていたかみさんも息子から借りて読んで、くっくっくと笑いながら楽しんでいました。 ストーリーのスピード感がよい、楽しめる壺も結構ある、読んで正解な一冊です。 この作家の本をもう少し読んでみようかなと思いました。 | ||||
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書き出しが素晴らしかった。次への興味を呼び起こし、いつの間にか読み終わっていた。 映画化も楽しみ。 | ||||
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話題の1冊なので、チョイスしました。 林業というものに対する理解は進みました。 | ||||
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都会の便利さに慣れた人間が生活すればとても不便さを感じると思うが、読んでいくと、現代社会のいくつかの問題が浮き彫りにされており考えさせれる一冊。 特に、中高校生の感受性の多感な時期に読むといいと思います。 | ||||
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まるで漫画を読んでいるみたいに楽しく読ませていただきました。 | ||||
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三重県津市美杉村がモデルかな?三重県が好きになりました。日本が好きになりました。日本人の美徳を守りたい。 | ||||
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失業中でこまっている人のためにハローワークで林業のポストをあっせんしてくれるといいと思います。この本を読むと、ちょっと林業やってみようか、と、思ったりして。 | ||||
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元気を貰える本ですね!本当は、厳しい現状だそうですが読んでいると自分も前向きに行こうと思いました。 | ||||
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高卒で林業界に放りこまれたヘタレ男子が、いい感じでお山に目覚めていく。 山奥の季節感、神秘的な表現。キャラもたっていて文章もうまい。 マンガみたいな読後感だけど、けっこう爽快でした。 | ||||
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尾鷲林業を取材して書かれたこの小説は,良くも悪くも山の賛歌です。 丁寧に現場の空気があらわされ,山仕事や田舎の楽しみ,葛藤が鮮やかにうつしだされていました。 厳しすぎる現状の中,林業に携わっている人にはファンタジーに思えるところが多いかもしれませんが,こういう視点を提示してくれた三浦しをんさんには山業界のすみっこに住まうものとして,最大の敬意を捧げずにはいられません。 とつい,思い入れたっぷりに書いてしまいましたが,小説としてのエンターテイメント性も抜群ですので,幅広い人にお勧めできる1冊です。 爽快な青春小説でした。 | ||||
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本屋大賞受賞作家の三浦しをんさんの本を一度読んでみたいと思い、何気なく行きつけの本屋で手にとった作品。 都会の覇気のない青年が、ふとしたきっかけで、田舎の山奥の村で林業に携わることで、村の一員として認められていく1年を著した作品です。村の四季の移ろい、祭りやしきたりを通じて変わっていく青年の姿。読後のこの不思議な感覚は何といったらいいのでしょう。宮崎駿さんの「もののけ姫」を見た時の感覚と通じるような、多分日本人だからこそ感じる感覚です。ぜひご一読を・・・。 | ||||
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設定やストーリーが面白く、テンポよく読めた。 しかし主人公にイマイチ共感できないのは、一つに心情描写が少ないことと、もう一つは女流作家たる三浦氏がこの年頃の青年の心理を理解していないことだろう。「勇気」のキャラ付けも中途半端。 アマゾンレビュー星4.5だったので買ってみたけど、この手の有川浩みたいな女流作家が少し苦手な当方としては星3つ相当。 | ||||
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