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神去なあなあ日常
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神去なあなあ日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全234件 141~160 8/12ページ
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高校卒業と同時に無理やりに三重県の山奥・神去村に送り込まれた主人公・勇気。 訳わからずも、逃げようとしながらも・・・ やがて林業を通して村人と交流し、成長していく過程の中で、ちょっぴり青春ものも含まれ、それでいて神去村の不思議な神事に巻き込まれ・・・。 映画化されたと聞いたので、原作を読んでみましたが…映画を観たくなりました。 | ||||
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廃れることを認めながらも、いつづけることを選ぶ。 林業という特殊な産業をえがきつつ、それは国際競争力をうしないつつある日本のメタファーでもあるかのように感じる。 読みやすいながら、奥行きある良書だ | ||||
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林業の小説は初めてだったので楽しめました。また、まじめすぎたり暗かったりすることなく、ライトに読めたのでよかった | ||||
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おもしろ~い! 登場人物もみんな個性的でいい味を出していますが、 なにより山の様子が素敵。 映像で見てみたいので、映画も行ってみようかな。 | ||||
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全体的にほのぼのなわりにラストエピソードがぶっとびすぎ感がある。細かいエピソードもちらほらあるが地味目。 | ||||
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実際にある林業の会社を取材しての作品です。 ほとんど知らなかった林業ですが、こんなにかっこいい仕事だと教えてもらいました。 | ||||
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最初目にした時,「神去」も読み方が分からないし,「なあなあ」の意味も分からないし,テーマも山奥の話ということなので,ちょっと重い感じなのかも,と思いましたが,読み始めてみると,良い意味で期待を裏切られました。 面白い文体で読みやすく,「勇気」を通じて,山の奥深さ,そこで生きる人々の力強さを実感させてくれます。 著者の山や山に携わる方々への強い尊敬の念,愛情を強く感じるところも素敵です。 矢口監督によって映画化されるとのことで,キャストもはまっていそうで今から楽しみです。 | ||||
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実際に過疎の村で林業に取り組む方からみれば、キレイゴトかもしれないが、別に林業や山で住むことの辛さや大変さばかりを伝える本である必要はないと思う。 物語として楽しめる。知りたいと思うきっかけとなる。 そういった意味では、この作品は十二分に意味を果たしていると思う。 個人的にも、地元(過疎の村ではないけど)の話なので、より一層面白く読ませて頂いた。 | ||||
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三重県の林業を舞台にした、豊かな自然と人情、笑いに、どんどん引き込まれました。 映画の予告編を観て、大笑い! 三浦しをんさんの原作の映画「舟を編む」では、国語辞典を作る出版社が舞台でした。 今回の映画化は、林業です。 この発想からして、独特ですよね。 「1章 ヨキという名の男」を読んで、2度、声を出して大笑いしました。 三浦しをんさんは女性なのに、男の心理描写が上手い! 林業に生きる人々の暮らしと厳しさ、郷土の伝統文化と歴史、大自然との一体感、人の心の温かさとユーモア、横浜育ちの18歳男子が、三重の山林で成長を感じさせてくれる物語です。 | ||||
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三浦しをんさんの作品に出会った最初の本。思春期の男子のⅠ人称小説なので、末尾の作者紹介を読むまでてっきり男性作家の作品だと思い込んでいた! 見渡せば山ばかりの日本。でも生まれてこのかた一度だって「山」なんか意識したことなかった。この本を読んでからやたらに「山」が気になる。高速バスに乗って山中を走れば、「日当たり全然だめじゃん。いつ手を入れたんだぁ。」とか「あ、ここって結構いい感じ。ヨキみたいなのが木のてっぺんにいないかなぁ」ときょろきょろしたり。かなり様子が変な乗客になってるかも。 日本中の老若男女にこの本を読んでほしいと切に思う。そうすると日本の山々が元気になりそうな気がする。 | ||||
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映画化おめでとうございます。 見に行こうかな。 読んでいるだけでは良くわからない機器とか見るために。 ただの偶然なんですが、これを読む前に私が読んだのが、 フロイトの「トーテムとタブー」でトーテミズムとエディプスコンプレックスの連関性、簡単に言うと 人間の社会性の初期発現をトーテミズムの成立に見るという論考です。 これのあとにこの作品を読んで、 最後の諏訪大社の御柱祭を連想するお祭りで (全体的に信仰自体は諏訪を模倣しているのかな?御柱とか白蛇信仰とかわかんないけど) とてもトーテムとタブーに出てきたトーテミズムの要素にぴたりぴたりとあたってしまって、 なんか考えさせられながら読んでいました。 それなのに50年後に読んだら誰にもわからないのではないかというような時事ネタ。 某有名アニメとかある。 栄養ドリンクのCMキャッチコピーのネタなんか、 私は文庫版を読んだんですが、たぶん作者が行数計算してオチの部分が次ページにくる凝りよう。 (単行本のほうはどうなんでしょうね) 効果的ですね、映画の場内の反応が楽しみでしょう。(このシーンがあればね) 現代エンターテイメントですね。 深くはないが浅すぎもしない、 大変笑える小説でした。 | ||||
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おお意外といいじゃん、三浦しをん。 随分、ウザイことをタイトルに書きましたが、三浦しをん氏の短編を読んで、その“軽さ”にえも言われぬ“嫌悪感”を抱いて8年が経ちました。 今回、本書の題材の、林業と、実在する地域おこし協力隊のような制度についてどのように描かれているのか知りたくて、文庫で読むことにしました。 軽い小説が悪い、という訳ではありません。重い文学だけが、価値があるとも思っていません。 ただ本当になんとなく、“肌が合わない”この作家、という感じだったのですが、 この作品は、扱っている題材が、 自然を相手に働く、生きる村人の“なあなあ”さ というもの。 そこはなかなかおもしろく読めました。 “なあなあ”と言いつつも、山仕事が、都会の若者の驚きや感心などの反応を通して描かれており、 “日常”のようにこなしながらも、植え付けや伐り出しなどの過程にあるひとつひとつの小さな作業や工夫、 山の広さを換算したり、山全体の動きを感ずる村人の身に染み付いた勘所など 自然に生きる人の営みの“なあなあ”とは何か、と深く考えたくなる一つのテーマでもありました。 それから、後半は“なあなあ”な“お祭り”がメインになってきます。 村にも慣れてきた主人公が生意気にも「祭りって、興奮して、死にそうになって、新しく生まれ変わる。そういうもんだろ?」とひとりごち、気になる女性へのアプローチを決心するのですが、まさに“お祭り”というものの、意味合いを感じられた後半は、よう描いてくださったな、と思いました。 三浦しをん氏がだめでも、題材が気になる人は、読んでみて大丈夫なはずです。 | ||||
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面白く読めます。泣きません。笑えます。続巻も買いました。2014年映画化だそうで、楽しみです。 | ||||
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私も同じ境遇だったら、ほぼ同じ思いでせう 映画化もされましたが 時々映画を見た方が、原作と違う、無視してるとか このキャラも変えすぎとか言う方がおられますが 映画って、そうゆうもんでしょ 原作読んでない人にも見に来ていただくのですから 人気俳優使ったりして話も広げて話題作って・・・ 原作に無い登場人物無理やり作ったり 逆に原作にぴったりの俳優で、誰もが認める この人しかありえない? なんて人はいないでしょう! 最後に田舎でのんびり暮らしたい とか言う人いますが 田舎暮らしやることがたくさんあって 近所付き合いや村の決まりやら いろいろあって忙しいですよ 都会のマンション暮らしの方が のんびり気兼ねなく暮らせますよ 田舎は甘くない、結構変人もいるしね! | ||||
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林業という,あまり馴染みのない世界を,林業に未経験の少年の目を通して描かれており,非常に興味深い作品でした。 三浦さんらしい,ユーモアのある作品です | ||||
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この中の誰が一番好きだ何て言えないくらい、それぞれの人間の個性に惹かれて読み進めました。 変わっていく人と、ずっと変わらぬ人々とが織り成す、忘れかけていた人間の絆の物語。 | ||||
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テンポがよく、読み終えてもいい気持ちです。問題がすべて解決しないのが好きです。 | ||||
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以前から面白いと聞いていましたが想像よりも面白い作品でした。 | ||||
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やっぱり三浦しをん氏の作品は面白いなぁ。 主人公の平野勇気が成長していく姿はすごく楽しかったし、ヨキ、清一さん、三郎じいさん、巌さん、プロフェッショナルな山の男衆は皆恰好いいっ!山太やノコはすごーーく可愛い。 神去村の日常は、私にとっては非日常で、それに惹き込まれ一気読みでした。 特に第4章は、ハラハラドキドキ。 でも、一番面白かったのは、「勇気の心の声」です。 神去村は実在するのか?するならば、一度行ってみたいと思ってネットで調べたら、「美杉村」がモデルのようです。三重県のホームページにも紹介されていてビックリ。 蛇足ですが、三浦しをん氏の父は、大学教授で、古代学者、そして美杉村丹生俣の出身。祖父は林業時従事者だそうです。 山への畏敬の念、斜陽産業と言われる林業を一人でも多くの人に知ってもらいたいという、氏の思いが感じられる作品でした。 | ||||
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こんなにもドキドキはらはらするものだなんて!山で暮らす人のこと、林業のことを主人公と一緒に学ぶことができました。この青年の悩み(どうにかして山から脱出したい!)が、次第に希望に変わっていくところ、とても好印象です。雄大な自然の中で起こる、様々な出来事がどこか神秘的です。 | ||||
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