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神去なあなあ日常
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神去なあなあ日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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普通に面白くないタイプの小説でした | ||||
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う~ん 評価高かったから購入してみたが、かなりいまひとつ面白味がない。主人公の魅力に欠けているし、シュチエーションがいい加減でシラケる感じ途中で読まずにやめた | ||||
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主人公一人の視線から日常を追って、雨降って地固まるという安心のコースです。 定番のコースを丁寧な設定と主人公への共感によって個々に光る小説を生み出す作家さんだなと思っています。 でもなんだろう、本作は主人公が、こんな子いるかなぁ、という感じがしました。 他の本ではこの主人公はきっとこういう風に考えるんだろうなということが、 物語の前半でつかめるような描かれ方をしているのですが、本作は最後までえーきみってそんな風に思う子だっけ?という違和感が消えませんでした。 自分の将来をその場しのぎ的に考えていた横浜っ子が、そんなに狭いコミュニティーになじんで根を下ろそうと、思うのかなぁ。もっと葛藤や不満が生まれそうなものですが、うーん、私の人物理解が足りないのかなぁ。 林業の内実を描くために人物描写が手薄くなっている印象です。 なあなあとした村の風景を描くためにだとは思うのですが、 三浦さんに特徴的なスピード感ある会話のキャッチボールもなく、物足りなさが残りました。 | ||||
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作者の「舟を編む」に比べしまりが無い。よくも悪くも読後、印象に残らない、インパクトが無い。時間の無駄だった。 | ||||
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今時の無気力な若者+田舎のマイナーな仕事+恋=新たな青春ストーリー、 といった安直でキャッチーな構図を得るためのネタに林業が選ばれただけ、と感じてしまいました。 これ別に、他の職業でも良かったんじゃない??描きたかったのは純粋に林業でも、田舎の民俗でもなくてキャッチーな青春物語だったんじゃないかと言う気がしてしまって。考え過ぎ? シーンは①主人公の今風な言葉での心理描写、②作者が現場取材で得られたと思しき林業にまつわる知識披露、の2つに分けら、それぞれがうまく馴染んでいないように感じ、そのため物語に上手く入り込めませんでした。 主人公がこの文章の書き方のわりにちゃらい感じでなくあくまで真面目で意欲ある青年であること、ヨキの描き方があまりにも単細胞的で深みがないこと、直紀の男勝りな人物描写もどこかで見た感が強く、また彼女に恋する理由が全く掘り下げられて表現されていないことなど、ストーリーの流れは引き込ませるものを持ちつつも、表現がとても浅くなんだかワンピースとかの漫画を読んでいるような満足度の低い読後感を味わいました。良い意味で風景や場面を頭に浮かべやすかったので、そう言った意味でも漫画的だと感じました。中高生(大学生?)向きのまぁまぁ読みやすい本ではあると思いますが。 | ||||
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若い主人公の独白形式なために読みやすさは充分にあるが、かえって小説で書く必要はあるのかと思うくらいなんだか軽い。 文章の深みがないのは最近の小説だから諦めるとしても、ストーリーとしてもありきたりで、 奈良の山奥という物珍しさを抜かせば圧倒的にストーリーが物足りなく、平べったい。 また展開も、やたらページ数が多い小説のだめな部分をこれも踏襲していて、1章の中で繰り広げられる起承転結要素がとても薄い。 たとえば面白いマンガは、大人向けではなく少年向けのものでも一話の中で物語を非常に上手く構成していて、 読み手の感情を揺さぶり、主人公に親近感を抱かす。 あるいは悪役を登場させ、ストレスをかけながらも適度に読者にカタルシスを感じさせるものだ。 だがこの小説は主人公による砕けた口調で物語が進行するために取っつきの良さはあっても、 展開自体がマンガに劣るために、小説しか読んだことがない人にとってはよくても、 コンパクトに上手くエッセンスを凝縮させた海外ドラマや漫画の良さを知ってるものにとっては、かなり冗長だと思えた。 悪い人間が不在だし、それによって主人公の揺れる心や変化や、人間関係の濃さがあまりになかった。 | ||||
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どうもこの人は、商業作家であって、物語作家じゃないような気がしてならない。 本当に林業のことを書きたくてこれを題材に選んだんだろうか。 そんなことを思ってしまう内容だった。 文章は読みやすい。 でも特別巧いというわけでもない。 人物の心の内に関しても、書かなくても分かることをいちいち細かく書くから、 なんだか人物に奥行きが感じられない。 他の作品でも、 まほろシリーズも人気があるから続編を書いて見ましたって感じだし、 星間商事も作者が傾倒しているBLなんかを出しちゃうって、ネタ切れ? ロマンス小説の七日間も企画倒れで、現実生活の部分がひどく退屈だし。 | ||||
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主人公は就職先もないような勉強嫌いの高校卒という設定だ。 その男の日記の体裁をとって語られるのだが、これだけの文才があれば、どこでも勤められると思った。 本当に最近の若い人って、文章が書けないんだよね。ちゃんとした文章が書けるだけで採用したい。 それにこの男はちゃんと現地の人ともコミュニケーションもできるし、新しいことをやろうという意欲もある。 こんな優秀な男が、林業なんかやるか? 林業って、何も厳しいから人がやらないわけじゃないんだよ。厳しい仕事は世の中いくらでもある。 林業はやっても報われないからやる人がいなくなってくる。 その現状を認識しないと、ここに書いてあることなんておとぎ話になってしまう。 東京近辺の、たとえば丹沢でも行ってみれば、悲惨さがよくわかる。 やっぱり女性の作家じゃこんな世界を描くのは限界があるのかなと思う。 三浦しをんはエッセイは面白いんだけど。 | ||||
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何故「林業」なんでしょう。きっかけをつくった担任や家族の描写がほとんどなく就職までのいきさつが唐突で乱暴です。見習いが半年で逃亡したほどの厳しい環境にさしたる抵抗もないまま 都会っ子の主人公が順応していくのも不自然。想いを寄せる女性の心のありようが曖昧でキャラクターがつかめません。 作業工程が詳しく記述されており林業ガイドブックとしては適当かもしれませんが、人間描写が雑で小説としてはどうだろうか。 ファンタジー色もありおもしろい作品なんでしょうが、以上の理由から物語にはいりこめませんでした。 | ||||
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