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神去なあなあ日常
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神去なあなあ日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全192件 1~20 1/10ページ
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これだけよかった。 映画も見に行った。 | ||||
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この作品が原作になった映画を見てしまった。 余計な出会いだった。 おかげで、幸か不幸か、山あいに住んでいるもの だから、なぜか地域で勝手にボランティア活動を する羽目になった。もちろん自己責任。しかも楽 しくて仕方なくて、日が昇る頃には、そわそわし て、自然と目が覚め、当然の様に、日が沈むころ には眠くて仕方ありません。 フィクションでありノンフィクション。 結構細かいところまで、丁寧に書き込まれていて、 楽しい、あっという間の時間でした。 これから続編を読みます。 | ||||
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とにかくすらすらと読めてしまう。退屈するときがない。気になるのは、どこまでが元ネタがあって、どこからが作者の想像由来なのか。正直、全てに元ネタがあるというほうが楽しいかな… 登場人物の個性も際立って、楽しい時間を持てると思います。 | ||||
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都会には山は無い。身も心も、山に触れることなく、毎日が過ぎ、一生を終える。それって、恐ろしいことではないか? だから、山、なのである。「なあなあで済ませる」のは悪いことのように言われるが、なあなあとは、なんでも人間の思い通りになると思うなよ、という戒めではないだろうか? | ||||
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おもしろかった。林業とその地域を尊敬するようになった。良い影響を与えてくれる小説。夜話の方も登場人物たちの深い面を知れて良かったので合わせておすすめ。 | ||||
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田舎ゆえの楽しさでした。 | ||||
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2009年5月31日単行本初刷りで読了、 全290ページで持ちやすく広げやすい製本、 初出は2007-2008年の雑誌連載、 本作を原作に2014年矢口史靖監督映画WOOD JOBが制作された、 神去(かむさり)なあなあ日常とは舞台となる神去村の日常が当地の方言”なあなあ”ですべて進行してゆく意味と思う、 映画版はおよそ本作をなぞってはいるが娯楽喜劇として大胆に脚色されており、映画のイメージで本書を開くと多少退屈かもしれないが、現在の中間小説としてよくできた物語である、 物語は高校を卒業したばかりの少年が林業の世界に投げ込まれ、徐々に林業にも地元にも馴染んでゆく一年を面白おかしく語るいわゆるカルチャーギャップ・コメディ、 少年が林業でもまれることで一皮むける成長譚として楽しめばよいだけだが、本作を特徴づける面白さの一つが少年がそのまま林業を続けることを選択することだろう、 つまり何事かもしくは何処かを通過経過し主人公が故郷に帰還する物語ではないのである、 主人公は神去村の拒否できない魅力によって自らの意思で村に”帰還”してゆくのであり、重要なエピソードで語られる通り、彼は神去の神に選ばれたからでもある、 物語の端々で語られる通り、神去村は神様が去る場所ではなく、神様が常在する神居村だからである、 村は常に神様が村人を見守り、村人は神様を常に忘れず敬意を払い、時には神様と戯れ暮らす神威にあふれた場所だからと解釈してもよく、村にあふれる神威の描写がじつに手堅く上手い、 本作は文章ながらとても緑視率の高い情景に満ちた物語として堪能した、 海か山かと問われれば私は問答無用で山の一択と返答するタイプだが、山、それは森でも林でも緑濃い公園でも同じだが、植物と植物を育む土地だからこそ漂う多種多様な香りの魅力が先ずそこにあるからである、 著者の文章力は嗅覚と聴覚が研ぎ澄まされた杣人の暮らしの爽やかさを堪能させ、数々の香り匂いを知る読者なら居ながらにして神去の山に旅立てる、 可笑しいのはそんな自然豊かな暮らしにも人はけして満足することなく、人の煩悩は名張のスナック割引券で容易に買収されるほど強力なのだった、 村にはたくさんの祠があり、山の上下に村を代表する神社が鎮座している、 一方に祀られる神様は荒い性格と書かれているから祀られる神様は神道が語る処の神様の荒魂に他ならない、 そしてもう一方に祀られる神様が和魂であることは説明するまでもない、 もし両者の合体をクライマックスに持ち込めば、そこはもう三浦しをんではなく諸星大二郎の世界が拡がるに違いない、 以下蛇足、 著者がどこまで意識したか不明だが、発表当時ならエコがどうしたこうした、最近ならSDGSの盛んな旗振りと園芸ブームがいかに表面的で浅はかなものかを林業の実務に携わる人たちを主人公にしてダイレクトに批判している物語と解釈することもできる、 P.124に、山は山、人は人、 と両者が共に暮らしているようで明瞭に住み分けていることが杣人の言葉として語られる、 次にP.196に、山仕事をするものと犬とは馴れ合わないが、一心同体だ、 という名言が登場する、 村人たちは山の神様から場所を借りて暮らしていることを忘れることがなく、人と自然は今日現在安易に使われる共生のような安直な姿勢では測りがたい持ちつ持たれつの距離感を常に肌身に感じながら暮らしているからなのである、 園芸の番組を見ると鉢植えの植物を”この子”と呼称する場面をよく見かけるようになった、 いわゆる愛玩動物と同じステイタスを植物が獲得したからだろうが、本作登場人物たちは木々に敬意を払いこそすれ、けして”この子”と呼ぶようなある種の依存心を伴う距離感をとることはないのである、 どちらが精神的に健康かは語るまでもないだろう、 今年になって突然近所のバイパス沿いの桜並木が皆伐されてしまった、 30年弱ほどになるから枝ぶりは見事でそれなりに見応えがあったのだが、 で、その後歩道はすべて再舗装され新たな植樹は成されないらしい、 もったいないことをするなと思っていたら、全国で似たような事態が起きていることを知る、 コロナ禍の緊急経済対策とやらで全国に配られた金が”整備費”名目なので”工事費”と異なり近隣住民に何の説明もなく工事が”緊急”に実行されているからである、 長年整備が滞った場所の整備なら近隣も歓迎するだろうが、はて、一方でSDGSとやらで空騒ぎすることと並木伐採による植物の減少には何か整合性はあるのだろうか?と馬鹿馬鹿しく思う、 並木を皆伐することで今後並木手入れ費用が発生しない予算の合理性が優先されただけのように観察できるからである、 最近の都心部はじつに緑豊かになった、 再開発時に緑化率だけでなく緑視率も考慮して設計されるようになったからである、 新しいビルの前庭に大木を上手に二本植えるだけで緑視率はけた違いに上がる、 地下鉄のエレベーターを昇ってゆくと出口に緑しか見えないような場所さえある、 おまけに都心部は行政に金があるから歩道沿いの並木も花壇も手入れが良い、 車で走っていても手入れの良い並木が車窓をふさぎ実に気持ちが良い、 緊急経済対策で並木を皆伐して恥じない価値観とは異なる世界がとりあえず存在するだけで未来は多少は明るいと思う令和四年の晩夏、 | ||||
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面白いです。おすすめです。 | ||||
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何気なく読み始めましたが、読後がとても心地よいです。林業に携わる人々の熱量や職人技、木を切ることがこんなに難しく様々な計算や経験が必要とはと驚かされます。そして林業経営の知られざる事情や巧みさも知ることができました。 その反面、普段の生活はテキトーな「なぁなぁ」でいる意味と、山で生きる人々の不思議な習わしなど、そのバランスが大変おもしろかったです。情景描写が秀逸なのでその場面が目に浮かび、最後まで飽きずに読み進めてしまいました。 うちの実家もまぁまぁ田舎なので親世代の人達が寄り合って神事事をしている地域ですが、大変なら辞めたらいいのにと思っていました。でも、自然と共に生きるためにそこに住み続ける人間の誠意と覚悟を地域全体で共有する大切な事なのかもと思えるようになりました。 しかしこの取材力は本当にすごいと思います。神去村に行ってみたい。 | ||||
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爽やかな読了感のある小説でした。 三浦しをんさんの小説らしいなあと思います。斜陽産業としての林業や循環型社会とか、東京一極集中とか、ともすれば重くなりそうなテーマに深入りせず、爽やかにコミカルに描き切っています。 映画もこの後観てみたいと思わされました。 | ||||
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そんな感じに思わせられる。堪え忍ぶだけが林業じゃないって勇気をもらえそう。 あと、自然といきるって大変なんやろな、でも生き物らしい生活が送れるんやろな、それもいいなって。 | ||||
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カウンセラーのメルマガで紹介されていて、読んだ。すごくよくて、ぐんぐん読み進めた。 | ||||
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主人公は都会から無理やり田舎へと就職させられた青年。 右も左もわからない中、だんだんと山奥の集落とその生活になじんでいくというお話。 田舎暮らしの良さももちろん描かれているのですが、田舎特有のいやらしさ、窮屈さなどにも触れられているのが、田舎在住の自分としては共感できました。 読みやすく、読後爽やかな気持ちになれるのはやはり著者の共通したすごさかと思う。 | ||||
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情景が頭の中に広がるいい話しでした。 | ||||
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縁があって、映画ウッジョブ撮影等のお手伝いをする機会があり、その事前勉強としてこの原作を読んでみたら、面白かった! | ||||
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自分から率先して従事したわけでもないけど、林業に従事し、村の生活を体験することにより、主人公は自然の中(山の中の生活)に溶け込んでいきます。 その生活に適応していく自分が軽快な文章とともに描かれています。 作者(三浦しをん氏)の文章は軽く読み進めます。 このような仕事に従事し、このような環境で生活するのは、いろんな意味でハードルが高いので、小説という形で疑似体験するのは、意味のあることと思います。 | ||||
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妻女の設定が無理がある | ||||
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面白かった | ||||
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全く関心のなかった林業という職業が気になりました。知らない世界を、あたかも経験したかの様に感じられるのが読書の魅力です。この本は、まさにそんな一冊です。主人公の少年が身体も心も大人になっていく成長ストーリーですが、その土地や土地の人の温かさが羨ましく感じました。 | ||||
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これぞ三浦しをん作品という一冊。彼女の本は本当に読んでいてほーっこりします。この本も映画にもなっていますし、山林業での津々浦々を面白おかしく、時に涙ありで楽しく描かれています。 頭の中で物語を色鮮やかに想像することができます。是非皆さんに読んで欲しい一冊。 | ||||
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