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神去なあなあ日常



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【この小説が収録されている参考書籍】
神去なあなあ日常
神去なあなあ日常 (徳間文庫)

神去なあなあ日常の評価: 4.32/5点 レビュー 225件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全225件 61~80 4/12ページ
No.165:
(5pt)

田舎暮らしの良いところ

普通の高校生の男の子が半ば強制的に田舎で林業をやる事になり、その男の子の目線で描いた1年間のお話です。
もちろん私のような田舎暮らしをしたことのない人間にはわからないような田舎ならではの苦労もあるのだとは思いますが、それでも田舎暮らしっていいなぁと思わせてくれるほんわかした物語です。
林業を目指している方はもちろん、都会の暮らしに疲れている方にも癒しとなってくれるようなお話だと思います。
神去なあなあ日常Amazon書評・レビュー:神去なあなあ日常より
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No.164:
(4pt)

70点。一年間住んでみました?

最近読んだ本の中では、「舟を編む」。出色の出来でした。
 ポラリスとか、以前の作品とは別人の出来。成長された三浦さんの作品に
とても感動して、この作品もワクワクして手に取りました。

 物語は神去村。三重県の山奥?ってことは和歌山とか奈良との県境近く?
 そこに何故だか知らないけど、就職してきた18歳。男子。横浜出身。
 中村林業にひょっこりと、自分でも分かんないうちに放り込まれて、
成長日記。
 天狗たちとの毎日。ガキ大将ヨキと、中村林業おやかたの清一さんと、
先輩のおじいちゃんたちとの生活。修行。山奥の生活。
 習わしと習慣と因襲。
 限界集落。
 クライマックスは神去山の祭り。大木を伐倒して麓まで。そこまでの
全ての感情を吹き飛ばす。

 と言うことで、大木が加速するがごとく、最後は加速して読み切って
しまいましたが、山奥の生活。山太しか子供が出てこない、そんな生活。
 私個人は山奥でお仕事していたことが数年あります。林業のみならず、
畑やら、田圃やらを相手にして冬に耐え忍ぶ。そんな生活。
 三浦さんは一年間住んでみたのでしょうか。お忙しいから住んではいない
ってのは明明白白。

 面白いって、読みやすいってレビューばかりでびっくりしたのですが、
それぐらい、この生活が楽しそうに思えたんですね。
 表日本の人達が、雪が珍しくて見てみたいって、綺麗なんだろうなあって
歌とか小説とか描かれるのが売れるのと同じです。
 もっと汚いところ、嫌なところを描いてほしかったなあ。それがないから
こんなに平坦なお話になるんだろうなあ。ホントに乗り切ったって感触が、
辛さがないから伝わらないんです。
 それでも、最後のジェットコースターで盛り上げちゃったから、少しは
面白かったですが、ホントのホントに描かれるべきところ、省いてはねえ。

 70点。読み切らせて、盛り上げた技術に。
 でも、何で過疎なのか、何で子供がいないのか。何で後継者が生まれないのか。
こんなに楽しいのに?
 それを言われると辛いでしょ?
 凄い高い評価の方々にまじって、少数の方の低評価。私はちょっとだけ
安心しました。
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No.163:
(5pt)

面白いです。

キャラクターがたっていて、スイスイ読めました。面白いと思います。
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No.162:
(4pt)

なぁなぁ日常最高!

旅行のバスの中でビデオのウッジョブを見ました。面白かったので、原作を読もうと帰宅して早速注文しました。映像が先だと頭の中でキャスティングが出来ているので、より視覚的に読めました。今時の若者が林業という経験したことのない世界で神去村の人々に支えられながら成長していくお話ですが、登場人物がそれぞれ魅力的でした。脇役の巌さん、三郎じいさん、繁ばあちゃん、いい味だしてますよぉ。山太いちいち可愛い!神去村に入り込んで読みました。
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No.161:
(5pt)

Kindleで購入

夏休み中学2年の感想文用にKindleで購入、9月から学校なのに、ギリギリまで感想文をやらない息子には買いに行く暇もなく時間がない時はいいですね、
これからも利用します。
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No.160:
(5pt)

おおおおおーー

期待通りの素晴らしい本でした。季節などもはっきりしていて分かりやすかったです!
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No.159:
(5pt)

中高生向けの課題小説

林業を題材にした小説。高卒のあまりイケてない少年を主人公にしている。周りにいる大人がガテン系のしっかり軸を持った人達で、主人公(平野勇気)の性根と体力を鍛えて一人前の男にする過程を丁寧に綴っている。

三浦しをんさんの小説は「舟を編む」が印象深い。綿密な調査と取材がベースになり、読みやすさの配慮が行き届いた記述。小学校6年生の言葉の知識があれば十分に楽しめるほどわかりやすい構成は、この林業小説も同様だった。そのおかげで一気に読み切れる。というよりも一気に読み切りたい思いから逃れることができなくなる。

「級長」清一さんのリーダーシップと「番長」ヨキの豪快な生き様、勇気と真紀先生の恋の行方、そして何よりも神去村と神去山の持つ神秘的な力。適切な登場人物と適度な刺激がもたらす展開は心地良かった。どれも興味深くなる視点ばかりで、間延びすることも物足りなさもない。絶妙なバランスで成り立ち、林業で働く男どもを書き切る挑戦をしている。

随所にユーモアの含みがあり、林業で生きることの楽しさと厳しさを味わうことができる。余程の観察力と取材力がないとこうまで堂々と書けないのではないかと思えるくらい、林業で働く男どもの心理を的確に突いている。テクニックと想像力だけでは成り立たない力を味わえる。この力を支えているのは妥協を許さない作者の静かなプロ魂だろう。

ただし、林業のすべてを書き切っているわけではない。林業のすべてがここにあると思うとヤケドするだろう。小説の力の及ばない範囲があるからこそ、小説の面白さがある。この見極めを知る度量が読者に求められる。

とは言え、こうした世知辛い面を抜きにしても林業を題材にした小説を世に出したことに価値がある。特に農林水産の仕事はその世界独特の潜在的な力学が多すぎる。素人を容易に寄せ付けない世界だ。しかし、簡単に入り込めない世界だからといって誰もが避けていたら衰退の道をたどるばかりだ。この辛気臭い世界にスポットライトを当てたことは大変意義深いことではないか。

作者のプロ魂は巻末の謝辞にも表れている。謝辞で作者は取材で世話になった方々を一人ひとり「さん」付けでおそらく漏れなく明記している。よく目にするのは、「○○のみなさま」「多くの方々」という一括りしたような表現でお茶を濁す作家やそもそも謝辞など書かないケースだ。しかし、この作者はそんなぞんざいな扱いはしない。こうした細やかな心づかいが作品にも十分に表れている。その強かな筆の力で、こんなにも楽しく「林業」や「山の神様」について学べるのは有り難い限りだ。

林業に就くことを安易に勧めているのではない。どの仕事も存在意義があって尊いものだと間接的にではあるが切実に訴求している。余計なお節介かもしれないが、中高生向けに課題小説にしたい作品である。
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No.158:
(3pt)

この作品を、何度も繰り返し読みたくなる読者がどのくらいいる?

いろいろ起こった、情緒性を含むトピックを交えて、主人公を中心にした本当らしくみえる事柄を時系列的に綴っているからと言って、それが物語(小説)か、というと・・・・『それは違うでしょう』 と言わざるを得ない。 描かれていることが事実(風)かも知れないが、登場人物があまりにステレオタイプで、物語が平板のため、どこにも想像とか感情移入の余地がない。

逆に、物語の枠組が荒唐無稽で、内容も 『そんなことあるわけないでしょ』 のような作品でも、人間の心の核に触れるような物語は繰り返し読みたくなり、読者に、時にノンフィクションより強い衝撃をもたらします。

この小説を―――間隔は別にして―――繰り返し読みたくなる読者がどのくらいいるのか、と私は考えてしまいます。フィクションにしろノンフィクションにしろ、時々本棚から小説を手にとり、適当なところからパラパラとページをめくり、ニコニコしたり、神妙な顔になったりして、表現を味わったり、つい全文を再読してしまうような作品を書いてほしいものです。
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No.157:
(3pt)

若い人向けの本かなぁ・・・。

主人公が高校卒業後、自分の意志とは関係なく進路を決められた結果、
林業に従事して、山村の中での人間関係でたくましく成長する話。

これまで何か熱心に取り組んだことがなく、流れるままに生きていこうと
考えていた主人公であり、特別な取り柄はなく、タフでもない。

そんな主人公の目から見た日記という形を取っているので、
今どきの軽い文章であり、特に卓越した物の見方が示されているという訳ではない。
よって、30代以上の読者は物足りなさを感じるかもしれないが、高校生・大学生が読めば、
特別な人ではない青春を楽しく読むことができると思った。

しかし、登場人物は基本的に良い人ばかり、主人公も女性作家による深みのない人間像、
特に抑揚のない話、わかりづらい状況描写が頻出するなど考えると、あまりの高評価に戸惑いを覚える。
丁寧な取材をもとに書いているのだろうが、手放しに誉めるには浅すぎる。

蛇足だが、本書を読みながら、浅田次郎の「神坐す山の物語」を思い出した。
比較するのは適切ではないかもしれないが、「神坐す山の物語」の方が、
山に対する神秘性や敬意が書き切れているので、おすすめしたい。
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No.156:
(4pt)

映画にはない雰囲気

映画にはあまりなかった主人公や村民の心情描写や、雰囲気が伝わってとてもよかったと思います。

映像化って難しいと改めて思いました。
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No.155:
(3pt)

舟を編むや、まほろ駅前シリーズの延長線上の青春小説

高校を卒業したばかりの青年が、携帯電話の電波も届かないような地域で、林業を仕事とする青春小説。地域の人たちの温かさに支えられ、戸惑いながらも成長していく様が描かれている。林業に携わる人への尊敬が念がこの小説を書かせたと思う。

ただ、10代から20代前半くらいの人たち向けとしては、十分楽しめるだろうが、舟を編むや、まほろ駅前シリーズの延長線上の範囲を超えないので、多少の物足りなさが残る。
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No.154:
(5pt)

どこにでも出会えた日本のよき日常生活を彷彿させてくれます。

ほんとうになごみますね。ついこの間まで日本中に溢れていた日常生活。たまたま林業という構成ですが、温かく、一生懸命に生きている人々の暮らしはどこにであり、今もちゃんと残っていることを思い出させてくれます。。淡々と描く作者三浦さんの文体はとても読みやすく、まるでその場に居合わせているような情景が目に浮かび、鳥のさえずりや、川の流れが聞こえてきそうです。また女性ながら少年の息吹を感じさせる間合いは素晴らしいです。ほかの作品も早く読みたいです。
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No.153:
(4pt)

まだ見ぬ林業と山の神

コンクリートの森で生きる私にとって
自然に触れる日々は憧れです。

森林や生き物の描写を読むだけでも
心が洗われて癒されます。

また、山の神様と生き物とヒトが共存する
尊さを感じられる作品でした。
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No.152:
(4pt)

人間と自然との共存

面白かったですが、途中林業での山の作業やお祭りの細かい描写に脳の理解力がついていけず、少し疲れました。

集中して読まないと、専門的な言葉の説明も随所あって、ぼけーーーっと読んでいるとそのシーンの風景を完全に見失いました。私の読解力の問題かもしれませんが、さらさら読む事はできませんでした。

実際にこのような田舎ってあるのかなぁ??あったら住んでみたいなぁ、と本気で思います。三浦しをんさんの祖父母の故郷をモデルになさったようなので部分的にはノンフィクションのところもあるのでしょうか?

私は東京で生まれ育ち、祖父母も東京の江戸っ子、田舎というものがないのでまるで別の国のお話、もしくは別の時代のお話のように感じました。いい意味でです。神去村の人々のさばさばした感じと田舎の風通しの良さ(プライバシーが全くない)感じが羨ましいと感じたし、何しろ自然の描写が素晴らしい。

人間と自然との共存、お互いの境界線は守る、そして敬意を忘れない、そういう基本的な事の大事さに改めて気づかされました。

映画も見てみたいと思います。

ただ、個人的には三浦しをんさんの作品は女性が主人公のものの方が今のところ好きな気がします。
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No.151:
(4pt)

高速道路沿いの森をみえ方が変わりました

タイトルにひかれて、手に取った一冊でしたが、
森を守る人の話にふれ、
いままで、山を見上げても想像もしていなかった世界を知ることができました。
主人公の気持ちの変化、成長も楽しめる一冊です。
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No.150:
(4pt)

くろ

爽やかに楽しめた。テンポ良く、サラサラと読める文章。ストーリーも、明るくサラッと前向き。
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No.149:
(5pt)

良い商品でした

映画を観て、原作も読みたくなったのです。ありがとうございます。
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No.148:
(5pt)

秋の夜長に読みたい本

読んだ後は人にあげてしまったり、売ってしまうので古本であって良かったです。読むのが楽しみです。
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No.147:
(5pt)

旧美杉村が舞台です!

旧三重県美杉村が舞台ということで前から注目していた小説ですが、やっと読み終わりました。三浦しをんお得意のお仕事本ですが、単に林業小説というよりは、神去山を中心とする自然=神と寄り添って生きていく人々の日常を半年間にわたって描いたものです。
と言っても堅苦しいものではなく、都会の現代っ子である主人公が何もわからず村に放り込まれ、逃げるすべもなく暮らしていくうちに村の生活に馴染んでいく姿が、軽い語り口が物語られます。
圧巻はオオヤマヅミさんのお祭り。自然と人間、男たちの生々しいパワー炸裂。そして主人公は村の男として大きく成長していきます。
神隠しがあったり、ほのかな恋の物語があったり、映画公開前に読むべし!
神去なあなあ日常Amazon書評・レビュー:神去なあなあ日常より
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No.146:
(5pt)

よかった

スムーズに商品を受け取れました。
中身も問題ありませんでした。
神去なあなあ日常Amazon書評・レビュー:神去なあなあ日常より
4198627312

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