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神去なあなあ日常



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【この小説が収録されている参考書籍】
神去なあなあ日常
神去なあなあ日常 (徳間文庫)

神去なあなあ日常の評価: 4.32/5点 レビュー 225件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全225件 101~120 6/12ページ
No.125:
(5pt)

神去村で林業を始める青年の物語、最初は無理やり送り込まれたのだが、だんだん仕事、村が好きになる。そして好きな女性も現れる。

容易に読めるところが三浦しをん氏の小説だと思う。
そして心に残る。
不思議なことだが、情景を後から長い間に渡り思い出すことができる。

脳科学的に何か効果があるのかもしれない。

主人公の青年は、高校の教師から就職先を見つけてきてやったぞと、言われ山村での林業をすることになる。
最初は、突然で、訳もわからずいやいや仕事をしていたのだが、次第に仕事にも慣れ、村のことも好きになる。

作者は、林業の仕事、村の神事などをよく調べたのだと思う。

想像だけでは、決して書けないだろう。

仕事仲間、村人たちとの交流、出来すぎてはいるが、心が温かくなる。

都会での生活、仕事に疲れた時に読むのもいいだろう。
神去なあなあ日常Amazon書評・レビュー:神去なあなあ日常より
4198627312
No.124:
(5pt)

自然との付き合い方が見えてくる

いきなり飛び込んでしまった林業に従事することを通して、山の神々との付き合い方が、見えてくる。そんなイメージを持ちました。ただ、単に木を切るだけでなく、木の成長や、そこに宿と言われる神を先人達の教えを受けながら、身をもって体験していく様子を感じました。48年に一度祭りの様子は、迫力があり、圧巻でした。ただ単に林業が、語られるだけででなく、主人公は若干18歳ながらも恋心をときめかしながら、周りの人間関係と自分の気持ちのもどかしさが、表現されている。話の展開をワクワクしながら、読みました。
面白かったです。
神去なあなあ日常Amazon書評・レビュー:神去なあなあ日常より
4198627312
No.123:
(4pt)

面白かった。

三浦しおんさんの本は、何時も自分では体験出来ない世界が書かれ面白いです。
自分もそこへ入っている感覚があります。
神去なあなあ日常Amazon書評・レビュー:神去なあなあ日常より
4198627312
No.122:
(4pt)

神さんがちらちら見えるのがよかった

この本には神さんが随所に出てくる。神さんがいると信じているから、山を大切にし、木を大切にする。結果的に里山に住む人は山の恩恵を受けながら、豊かな暮らしをいける。そんな生活が丁寧に描かれていて、いい作品だった。私の知り合いの家も、山からの水を家庭用に引いているので、水神さんをまつっていた。正月にお供えをもっていて手をあわせていた。そんなことを思い出した。
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4198627312
No.121:
(5pt)

なっち

表紙、中ともにとてもきれいでした。海外在住のため、実家に送ったのですが、母がすでに読んでおり、面白かったと言っていました。
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4198627312
No.120:
(5pt)

映画を見てももう一度楽しめる本です

映画を見てから読みました.映画は原作を結構アレンジしてあって結構違いがあります.映画の脚本の方がよく練られていて面白い部分も有りましたが,小説は小説でリアリティーがあって良い面もありました.映画を見てももう一度楽しめる本です.
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4198627312
No.119:
(3pt)

若者の目を通した林業といいますか、田舎っていいね。

高卒の青年が田舎で林業を始める話。
現代っ子の目を通して、林業を田舎を自然を描いてます。

自然と生活する人々のおおらかさ(適当ぶりw)が、楽しいです。
自然なので、食べる、体をつかい働く、異性、コミュニケーション の良さを感じられて、気持ちいいです。

読後感は、自然へのあこがれ。
心のどこかにある、あこがれ世界でした。
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4198627312
No.118:
(5pt)

何度も読みたい

本でも何度も読んでいますが、常に手元に置いておきたいのでKindle版も購入しました。再読しても楽しい作品です。
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4198627312
No.117:
(5pt)

カッズ

平野勇気は高校卒業と同時に三重県の山奥、神去村へ"緑の雇用"制度を使って研修生として自分の意思とは違って送り込まれる。そこでの林業体験とは!?

素朴で面白いねえ~( ̄▽ ̄)=3
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No.116:
(4pt)

三浦しをんの職業小説に感服

林業への憧れを誰にでも持たせてしまう三浦しをんの作る世界に感服
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4198627312
No.115:
(4pt)

林業に従事している人から紹介されて

最近この小説が映画になり、その映画を林業仲間で観て、面白かったという話を聞いて、この本を読んでみた。(映画館は遠いし、お金もなかった。)
 さて、なかなか面白い話だった。林業は全く接点がなかったので、どんな仕事なのかさっぱりわからず、勉強になった。本業の人が面白いと言うぐらいなのだから、矛盾をあまり感じなかったということで、作者は相当取材したに違いない。
 えらいぞ三浦しをん。
小説って、読んでいて???というところが結構ある。量産しているのに、一定のクオリティを保てるとは・・・。
でも、うなるところまではいかなかったので星は4つです。「風が強く吹いている」が、私にとっての一つの頂点かな。
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4198627312
No.114:
(5pt)

林業もいいなあ、と思ってもないことを思ってしまう小説力

無気力な若者が、林業を生業とする村に強制的に連行されて働くうちに、その魅力に魅了されていく。というような物語。
三浦しをんの職業シリーズという感じ。
何か、ものすごい不幸やドラマがあるわけではない。
ただ、そこに生きる人々や、村の伝統や祭りまた、神々へのちょっとした信仰などなどを丹念に描く。
そこに、主人公である若者の心の動きや恋愛などが入り、とてもバランスのよい物語になっている。

林業は、紙の消費量が減っていく現代、きっと斜陽産業にちがいない。
でも、物語の中ではただ衰退していくものとして描かず、産業の発展の道にも目を向けている。
小説を描くものとして、物語性だけでなく、その産業の現状と未来も軽く織り交ぜてるのがいい。
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4198627312
No.113:
(2pt)

だらだらとしてしまりが無い

作者の「舟を編む」に比べしまりが無い。よくも悪くも読後、印象に残らない、インパクトが無い。時間の無駄だった。
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No.112:
(4pt)

読む者に素直な感動と自然への畏敬の念を与えてくれる秀作

読む者に素直な感動と自然への畏敬の念を与えてくれる秀作である。林業を対象とした、作者の一連の"仕事小説"の一環ではあるが、それ以上の深さを兼ね備えている。前途にさしたる夢や希望もない青年を主人公として、その主人公が神去村という林業を営む村の強制研修へ行くハメになってからの一年間の模様を主人公の回想譚として一人称形式で綴ったもの。作者の林業に対する事前取材の深さ、物語の中でのその活かし方の上手さには何時もながら感心した。回想譚の中で主人公の成長過程が描かれているのは勿論だが、"仕事の遣り甲斐"や広く"生き甲斐"といったものが、初めから転がっている訳ではなく、何事かに集中している内に自然と見つかって行くものだという事を静かに主張している。

主人公の驚きや率直な感想を言葉のギャグを多用して表現するという意味において、この一人称形式を活用しているが、他の面でもこの一人称形式は活きている。神隠しや神去山の神(及びその娘)といったものが自然と出て来る(主人公の目に映る)のである。「神去村の美人率は高い」という主人公の台詞はまんざら冗談ではなく、登場する女性達はまるで桃源郷における仙女の様に映る(少なくとも主人公にとっては)のである。本作自身が一種の桃源郷小説とも言える風である。それで、読んでいて非常に爽やかさを覚えるのだと思った。主人公は横浜出身という設定なので、一種の"癒し"小説という体裁でもある。

ただし、作者は林業や山の厳しさを書き込む事も忘れないし、都会から寒村へ出れば精神的にハッピーになれるという様な安易な事も主張していない。この辺のバランス感覚も見事である。物語構成も起伏に富んでいて読み応えがあるし、読めば爽快感を味わえるという秀作だと思った。
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4198627312
No.111:
(2pt)

マンガ的すぎる

今時の無気力な若者+田舎のマイナーな仕事+恋=新たな青春ストーリー、
といった安直でキャッチーな構図を得るためのネタに林業が選ばれただけ、と感じてしまいました。
これ別に、他の職業でも良かったんじゃない??描きたかったのは純粋に林業でも、田舎の民俗でもなくてキャッチーな青春物語だったんじゃないかと言う気がしてしまって。考え過ぎ?
シーンは①主人公の今風な言葉での心理描写、②作者が現場取材で得られたと思しき林業にまつわる知識披露、の2つに分けら、それぞれがうまく馴染んでいないように感じ、そのため物語に上手く入り込めませんでした。
主人公がこの文章の書き方のわりにちゃらい感じでなくあくまで真面目で意欲ある青年であること、ヨキの描き方があまりにも単細胞的で深みがないこと、直紀の男勝りな人物描写もどこかで見た感が強く、また彼女に恋する理由が全く掘り下げられて表現されていないことなど、ストーリーの流れは引き込ませるものを持ちつつも、表現がとても浅くなんだかワンピースとかの漫画を読んでいるような満足度の低い読後感を味わいました。良い意味で風景や場面を頭に浮かべやすかったので、そう言った意味でも漫画的だと感じました。中高生(大学生?)向きのまぁまぁ読みやすい本ではあると思いますが。
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4198627312
No.110:
(3pt)

林業+不思議な現象

映画化が話題となった時期なので、読んでてキャストの顔が浮かんでしまった。内容は漫画のような展開で、強烈な個性はないけど、おもしろかった。
現実はかなり退屈な時間が多いと思うんだけど、そういう田舎のマイナス面はほとんど描かれていない。
超常的な不思議な現象がチラっと出てきて、そこはちょっと中途半端な感じがするけど、いいアクセントになっている。
セールのときに買ったので、値段ぶんは十分楽しめた。続編もいずれは読みたい。
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No.109:
(4pt)

日本だってまだまだ奥深い

都会っ子の視点で描く、林業を舞台にした林業のお話です。
「風が強く吹いている」で知った作者だったので何となく手に取って読んでみました。出だしはなかなか引き込まれなかったのが正直なところですが、あっという間にはまりました。
綺麗な自然描写、生き生きとした人間模様や躍動感・臨場感溢れる表現もとても素晴らしかったですが、私としては、20歳前の半人前の都会っ子の視点・ツッコミがそこに住む人々との違いを際立たせていたことにとても感動しました。林業ももちろんそうですが、日本民俗だってまだまだ知らないこと、不思議なことがばかりだなととても清々しい読後でした。
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4198627312
No.108:
(4pt)

人と自然との関係性を考えさせられる山村での日常

高校卒業とともに携帯もつながらない、コンビニもない三重県の山村に放り込まれた主人公の成長物語。作者は三浦しをんさん。三浦さんと言えば、「風が強く吹いている」が印象に強く残っている。本作も舞台は違うが、「若者、青春、仲間」といったくくりで言えば、同じジャンルの作品になると思う。

また、山村や田舎を舞台にした小説といえば、ここ数年で読んだ中では「限界集落株式会社」が 記憶に新しい。「限界集落株式会社」は、農業の再生をテーマにした小説。一方、本作「神去なあなあ日常」は、林業がその舞台となっている。違いはあるものの、両方とも一次産業で、決して人気のある職種とは言えない仕事を題材にしている点が共通点だといえる。

藻谷 浩介さんとNHK広島取材班による新書「里山資本主義」が話題になっていることからもわかるように、これまでの株主資本主義、新自由主義に疑問を感じている人が多くなっていることと、「限界集落株式会社」や本作「神去なあなあ日常」がヒットしていることには因果関係があるのだろう。

さて、本作の内容に戻るが、本作は、主人公、平野勇気が縁もゆかりもない山村で、林業という職業を通じて成長していく物語である。それとともに、主人公の目を通して山村の日常、そして不思議な慣習などを僕たちに伝えてくれる物語でもある。

ストーリー、登場人物ともに面白いのだが、本作はそういったエンターテイメント作品であるとともに、自然と人間との関係を考えさせられる啓蒙作品でもあるように感じる。そういった意味では、話は全然違うがジブリ作品の「もののけ姫」などとも近いものを感じた。

そうした人間と自然との関係性という部分では、こういった場面があった。

「草を刈るのはかわいそう」という主人公に対して林業の先輩はこう言う。

「だからな、人間の都合で木を植えまくって、それで安心したらあかんのや。やっぱり、大切なのはサイクルやな。手入れもせんで放置するのが『自然』やない。うまくサイクルするよう手を貸して、いい状態の山を維持してこそ、『自然』が保たれるんや」

自然との接点があまりない僕たちは、自然を守ると言うことは、手を付けないこと。すなわち、そのまま放置する ことと勘違いしてしまいがちだが、もちろんそうではない。山を歩いているとよく治山、治水の工事をしている現場に出くわす。また、手が入っている場所とそうではない場所の違いにも気づく。

僕たち都会に住む人間には、なかなか見えないが、今日、今この時にも山を守り、山を育てている人たちがいること忘れてはいけないように本作を読みながら感じた。
神去なあなあ日常 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:神去なあなあ日常 (徳間文庫)より
4198936048
No.107:
(4pt)

現代のおとぎ話。

さわやかさに土俗的な怪しさも混じった良作です。一人の青年の成長日記とも読めるし、架空の村神去の風土記とも読めます。
ゆっくりと読み解いていく楽しみのある作品。
神去なあなあ日常Amazon書評・レビュー:神去なあなあ日常より
4198627312
No.106:
(4pt)

目標を見い出せないでいる人が読むと良いかも?

映画化されて、面白うそうだな~と思って読んで、正解

『舟を編む』も『神去なあなあ日常』も
普段、スポットの当たらないお仕事に就いている方への讃歌なのかな?
プロ意識って言うか

林業の場合、相手が自然なんで
スピリチュアルな部分もあって、とっても興味深かった
映画『Wood Job』も観てみたいな~と思ったけど、もう終わってたから
レンタルで観てみようと思う
神去なあなあ日常Amazon書評・レビュー:神去なあなあ日常より
4198627312

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