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アンドロイドは電気羊の夢を見るか?



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アンドロイドは電気羊の夢を見るか?の評価: 4.17/5点 レビュー 309件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全309件 81~100 5/16ページ
No.229:
(4pt)

読みやすい

読みやすく、テンポの良いお話でした。
人間というものを考えさせられる作品でした。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
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No.228:
(4pt)

「感情移入はどうやら人間社会だけに存在するものらしい。」

火星から脱走してきた8人のアンドロイドと、それを追う賞金稼ぎの物語。
未来社会の世界観にのめり込んだ。地球は戦争のため灰で汚染され、多くの生物が絶滅。地球に残った人々は例え人工でも羊などの生物を飼うのがステータス。アンドロイドは異星に移住した人々に労働力として使われるが、時々雇い主を殺して地球へ逃げ、賞金稼ぎが追う。見た目ではわからないアンドロイドか人間かを見極めるために生体反応の心理テストが使われる、など。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
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No.227:
(4pt)

映画ブレードランナーの原作、ディックの意欲作

映画の原作と言っても、小説の展開とは、まるで異なっています。注目したかったのは、アンドロイドに対するディックの哲学がどう表現されているか。残念ながら、つかむ事はできませんでした。感情移入度テストを、人間であるはずの主人公が申し入れるシーンは、盛り上がったのですが。全体を通じて、鬼才ゆえにアクが強くトリッキーな感じがします。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
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No.226:
(4pt)

無機物に対して感情を持てるか、今も問われるテーマ

同じ存在への嫉妬や殺される恐怖を持つアンドロイドに対して
必要とされたから彼らを慕おうとする人類とはみなされていない人間もいれば
欲しいもののための生贄としてしか見ない主人公もいます。

生命の尊厳だなんだ言うものの、「機械」は感情のない無機物という人間の意識は今もあるわけです。
近未来ではなく、今現代にも通ずる話ではないでしょうか。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
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No.225:
(2pt)

カバー違う

画像と扉絵が違い残念でした。
確かにブレードランナーなんですが。。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
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No.224:
(5pt)

読書感想文用

中2の息子の夏休みの読書感想文用に買いました。普段本を読まない息子が面白かったとすぐに読み終えました。
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No.223:
(4pt)

映画とは違うけど面白い!

映画ブレードランナーとは全く違うことを買う前に知っておいた方がいいです。
解釈が分かれるほど暗喩的な舞台装置が多いですが、映画より深くアンドロイドという異質な存在との関わりが描かれていると思います。映画と同様、ただただアンドロイドを排除していくアクション小説ではありませんが、もちろん、そこに見どころがあるのです。
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No.222:
(4pt)

考えさせられる作品

SF作品全般に言えますが、「もし本当にこうなったら??」と考えると楽しいです。この作品は特に深く考えさせられます。
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No.221:
(5pt)

フィリップ K ディックかな

ジョージオーウェルが描く社会ほど支配的でなく
ギブスンが描くほどワイルドでもない
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No.220:
(5pt)

品質

新品同様の状態で届きました。
ページの折れもなくしっかり読めると思います。
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No.219:
(5pt)

最近にひきこまれる

初めての一冊として最高だと思います。
この時代にかかれた小説か疑うレベルで素晴らしいです。
はじめの一冊にどうぞ
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
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No.218:
(5pt)

無駄な部分が削ぎ落とされた素晴らしい小説を探す誰かへ

"『動物を飼わない人間がどう思われるかは知っているだろう?不道徳で同情心がないと思われるんだよ。』"1968年発刊の本書は映画ともまた違う、人間とアンドロイドの差異を共感をテーマに、自分と世界の内面的揺らぎを描くニューウェーブ小説としての"心地よい混乱"『ディック感覚』をもたらしてくれます。

個人的にはリドリー・スコット監督によるハリソンフォード主演の1982年の映画化作品『ブレードランナー』そしてライアン・ゴズリングを主演に迎えてのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の2017年公開の続編『ブレードランナー2049』と、どちらの映画も楽しく鑑賞させてもらったものの、古典SFの不朽の名作原作として、また印象的なタイトルが何度も数多くのパロディ作品を生んだ事でも知られる本書を未読であった事から今回手にとりました。

さて、本書は火星から地球に逃亡した8体のアンドロイド、早々に処理された2体を覗く【残り6体を賞金稼ぎが追い詰めていく】といった全体の構成こそ映画とほぼ同じなのですが、映画ではハリソンフォードが演じる賞金稼ぎ、リック・デッカードの『人間側、体制側』視点が全編で孤独かつハードボイルドに展開しているのに対し、本書では『アンドロイド側、非体制側』としての対照的な立場の特殊者、ジョン・イシドアの視点も含めた【複数視点での展開】またデッカードの未来の姿を暗示するベテランの冷酷な賞金稼ぎフィル・レッシュ、『神』を代表する新興宗教マーサー教の教祖、ウィルバー・マーサーといった登場人物たちもストーリー上で大きく絡んでくる事から【全体の印象としては映画と大きく異なる】より複雑な魅力に溢れている事に驚かされます。(あと、割と映画と違いアンドロイド達があっさり、淡々と殺されていくのにも。。)

また"『人間たちには、とても奇妙でいじらしいなにかがあるのね。アンドロイドなら、ぜったいにあんなことはしないわ』『まず、彼女といっしょに寝てー』『それから殺すんだ』『どうして四本じゃたりないの?ためしに四本切ってみたらどう?』『あなたはわたしよりもその山羊を愛してるのね。たぶん、奥さん以上に。』次第に【感情が大きく変化していく】デッカード(やイシドア)に登場人物たちが投げかけてくるセリフの数々も秀逸かつ効果的で【人間とアンドロイドの違い】である共感や感情移入といったテーマを軸にしつつも、現実世界や擬似世界の境界線が溶けていくような独特の心地よさを感じさせてくれました。

映画とはまた違う魅力を感じたい未読な誰かへ。またAIやロボット、VRと益々【生物と非生物の境界が揺らぐ】今に色々と考えてしまっている誰かへ、あるいは無駄な部分が削ぎ落とされた素晴らしい小説を探す誰かにもオススメ。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
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No.217:
(4pt)

馬鹿でも読めた

SF小説始めて買いましたが、そこそこ有名な本ってこと知らなくてなんか恥ずかしくなりました。ブレードランナーは今のところ見る予定はありません。読破してからこの本で完結しておきたい気持ちになったからです。映画でブレたくないんで、そんくらい良い本です
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No.216:
(4pt)

フィリップ・K・ディック入門書のつもりで読みました。

映画「ブレードランナー」の原作という事で読んでみましたが、映画とは内容がかなり違っていて、新鮮な気持ちで読めて面白かったです。この本を読んで映画版の偉大さも改めて実感しました。しかし、翻訳がちょっとぎこちない感じが否めませんでした。
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No.215:
(1pt)

読みにくい

カタカナ用語と会話文が飛び交っているため、内容を把握しにくかったです。そのため、ストーリーに入り込めませんでした。
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No.214:
(5pt)

聖書を読んでいたら更に楽しめます※ネタバレ有り

「高い城の男」にも扱われている、「偽物と本物」「宗教」のテーマがこの本にも書かれている。
この本は大変読みやすく、私のようなディック初心者にも容易に理解ができたのでオススメです。

ディックの作品は序盤に記述したテーマを扱ったものが多い。それは短編である「パーキー・パットの日々」「ウーブ身重く横たわる」にも表れている。前者は「偽物と本物」、後者は「宗教」のテーマを扱う。

この作品において特に注目すべきなのは、マーサー教の存在である。
元来日本人は宗教に対する忌避が強いが、ディックはキリスト教のグノーシス主義に強い影響を受けている。
グノーシス主義への説明はここでは省くが、聖書を読んだことのある人であれば、なるほどと思うところも散見される。

途中そのマーサー教が虚構であることが暴かれる場面がある。ブレードランナーには省かれたテーマだ。
マーサーは人によっては全く別の姿で現れる。それは人を救う者だったり、アンドロイドを殺せと命じる者であったりさまざまだ。これは宗教を大義として戦争を始める現代社会への皮肉でもある。

しかし宗教そのものが虚構であったとしても、人々の内にある信仰心は真実である。
そして、これは主人公の自己実現の物語ではないだろうか。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
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No.213:
(2pt)

ブレードランナーの方が面白かった。

順序が逆だよ!と言われそうですが、映画「ブレードランナー」の原作として読む人も多かろうから許してねという感じで書きますが、映画の方が面白かった。

 映画ではごっそり削られていた共感能力がウンチャラカンチャラという宗教の話がキーになってくるのだけれど、私がスピリチュアル関連に全く興味のない人だからか、そこを削ってしまった映画版の方が普遍性があるように感じた。

 私はディープなSFファンでもなんでもないので、ユルい人の意見だと思って、他の人のレビューと合わせて参考にしてもらえれば。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
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No.212:
(4pt)

あまりにも深くて怖い

SFはあまり読まないのですが、評判が良いので読みました。
設定の作り込みが圧倒的です。
さらにその設定された世界の中で生きる人々の心理描写が深すぎです。
どこか、の想像の域を越えたようなリアリティがあって不気味さすら感じてしまいました。
これがSF小説なのかと勉強になりました。
ただ結構難解です。
特に作中のたびたび登場する、ある独自の宗教についてのくだりはついてゆけませんでした。
丸々全て理解することが難しい作品であるかのようにも思います。
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No.211:
(2pt)

森博嗣のWシリーズで引用されていたことに納得

森博嗣のの扉で引用されており、著名なSF小説の一冊らしいということで手にとってみました。

森博嗣のWシリーズ1巻でこの本が引用されたのは似たようなテーマということは分かるものの、全体的にドキドキハラハラするようなシーンは描写があまりなく、また登場するキャラクターも自分には魅力は感じませんでした。
翻訳モノに慣れていないということもありますが、自分にはあまり合わなかったです。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
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No.210:
(4pt)

その後の他作品に与えた影響

内容に関しは有名なので、特に書くことはない。

評価はされているが、けして完成度は高くない。突き抜けている部分がすごいという印象です。自分的には。
SF映画から最近のライトノベルまで様々な作品に影響を与えていると思われる。
キューブリックのAIのプロットとかって、この作品が無かったら書けないだろうなぁとか想像してしまいます。

映画化されると基本クソになり自分が好きな部分が消されたりするが、この作品は映画化された中で成功したトップ3に入る。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
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