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幻の女
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幻の女の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全106件 41~60 3/6ページ
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| 大分昔に書かれた作品のようですが、今回私は初めて読みました。ミステリー小説を読むのなんて凄く久しぶりだったし、結構長編なのですが、息の付けない展開に引き込まれて、割と短時間で読み切ってしまいました。評判に違わない傑作だと思います。 特に、最後の全く意表を突いたどんでん返しには、しばし唖然とするほど、脱帽でした。 たくさん出て来る登場人物の模写も秀逸で、その面での作者の力量も感じました。 最初気付いていなかったのですが、この作品は著者の出身地であるニューヨークを舞台にしているもののようで、そう考えて読むと、同地に馴染みのある人なら、現場の空気感もよく伝わって来ると思います。 この小説を読んだのをきっかけに、ミステリー小説の面白さに久しぶりにハマってしまい、最近は色々な作品を読み漁る毎日です!そういう意味でも、自分的に記念碑的な作品となりました。 | ||||
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| 衝撃の結末とか予想外の結末が大好きな私。 そんな「意外な結末愛好家」の私がイチオシする作品がアイリッシュの代表作「幻の女」です。 とにかく結末の意外さがハンパないです。 「えっ? マジ? そんなバカな!!!」これが結末を知った私の第一声(?)でした。 かーちゃん(妻のマーセラ)と離婚話で揉め、プリプリしながら家を飛び出してきた主人公スコット・ヘンダーソンという、「あるある」っぽい出だしで始まるこの小説。 ヤケ酒でも飲もうと、ふらり入ったバーでちょっと変わった帽子と黒いドレスの魅力的な女性に話しかけ、彼女を誘って劇場で観劇し、食事までご一緒するという、これまた「あるある」っぽい導入部の展開。 しかし、最後(男女の関係)まで行くかと思いきや、食事後、意外にキレイにお別れし、別れぎわに女性から「奥さんと仲直りなさい」との言葉までもらう。 そこで気を取り直して帰宅したスコットを待っていたのは何とデカ(刑事)で、妻のマーセラはあろうことか、スコットのネクタイで首を絞められて死んでいた!! それから後は、有罪が確定し死刑を言い渡されたスコットのアリバイ証明のための奮闘ドラマなのだが、彼のアリバイを確実に証明してくれるはずのあの夜知り合った女性を目撃た者は、誰ひとりいないのだった。しかも女性自身も杳として行方が分からない。まさに「幻の女」なのだ。 スコットの死刑執行の日が時々刻々と近づいてくるなか、頼もしい友人ジャックの協力を得て、必死の捜索劇が展開する。 ・・・そして、あまりにも衝撃的な結末!! 本作が、結末まで読者をハラハラドキドキさせるミステリー小説のひとつの典型であることは間違いないです。 | ||||
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| 当初、ハヤカワ・ミステリ文庫創刊時に買いました。一気に読み終えた記憶があり、新訳で不安でしたが、はじめの文はそのままでした。訳者に感謝です。相変わらずアイリッシュは、女性の描き方がいいです。 | ||||
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| 「幻の女」がいつ現れるか、毎日、仕事を終え、帰宅してから読むのが楽しみでした。70を前にした男が、年がいもなく、少年のころのように1冊の本に夢中になってしまいました。 | ||||
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| 新訳だけど、名訳とされる旧訳の出だしを、無理に変えることなく、そのまま使っているところが、素晴らしい! 旧訳のいいところと、新訳のいいところが合わさって、これこそ決定版と言えるのでは。 久しぶりに読み直したけど、やっぱりウイリアム アイリッシュは面白い! | ||||
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| って、知りませんでした。 感想としては、意外性は認めますが最後のほうで その結果になったことを、1人の長い説明で 云い終わるのがチョット不服。 映画化されてるならゼヒ見てみたい。 wowowやスカパーも、毎年例年のアカデミー作品ばかり 放映してないで、珍しい作品も発掘する努力みせてほしい。 | ||||
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| 旧訳版を読んだのは翻訳ミステリーを読み始めたばかりの時だったはず。当時から評価は高く名作だと思ってた。それから40年ぶりくらいで再読。犯人は完全に忘れていたが、有名な冒頭と、パンプキン風帽子と、死刑執行X日前のサスペンスは覚えていた。そっちの方が謎解きよりも印象的だったということだろう。 | ||||
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| 毎年、年末に、「このミステリーがすごい」略して”このミス”を、私はミステリーファンの端くれにいる者として、毎年買っている。 「来年こそベスト10を読破するぞ」言いながらも、なかなか達成できないでいるが、「幻の女」はここ10年以上、このミスベスト10 に必ずランクされていた。現物(本)で持っているが、kindleにダウンして初めて読んだ。それほど期待してはいなかったが、ラスト は「!!!!」びっくりマークがつくほどに驚いた。今まで、「このミス」の書評を、半ば信じてはいなかったが、今後はもう少し、 「信じる者は救われる」の素直さを心がけることにしよう。 | ||||
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| 名著の新訳を電子書籍で購入。 名盤のリマスター音源をダウンロード購入するみたいな気分。 もちろん中身は折り紙つきの傑作だから、要は読みやすいか否かだけの話。 すいすいと読み進めることができて、そういう意味では文句なしです。 解説も含め、お勧めです。 | ||||
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| 飛行機の機内誌で知り、冒頭が美しく、なんとなく気になって購入してみました。 読み始めると、どんどんどんどん引き込まれて2日で読み終えてしまいました。 帯に江戸川乱歩の名前があったので、エログロ系かと最初に多少不安を覚えたものの(そういう偏見を持っていました)、そういう描写になりがちな殺人現場でもドラッグのシーンでも、詩的なんです。 特にドラッグが出てくる場面での描写が素晴らしいと感じ、ページをめくり直して改めて読み返しました。あんなにいやらしい、おぞましい、ドラッグの狂気を美しく描けるとは。 作家の非凡な描写に加え、翻訳者の素晴らしい訳が相まってのこの感動。 この作品を訳して頂いたことに、感謝せずにはいられません。 また読み直したくなってきました。 この作品の前に読了したのは、同じくどんでん返しサスペンスの湊かなえ作品で、こちらもまた素晴らしかったのですが、幻の女は別物です。人の不安を掻き立てる構成、まるで映画を観ているような臨場感溢れる描写、こんなにワクワクドキドキしながら本を読んだのは、学生時代以来です。(また海外ミステリという部分が幻想的なんでしょうね) 何故今まで知らなかったのか、人生を後悔するほどの作品です。嗚呼本当に素晴らしい作品です! | ||||
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| 古典的な名作ですね。翻訳も見事です。雰囲気が出ています。現代のミステリにも通じる内容です。 | ||||
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| とてもキレイなままの商品を送り届けて頂き有り難うございました。学生の頃夢中で読んで殆どストーリーを忘れていた今わくわくしてまた読む事ができました。(^o^) アイリッシュの描くN.Y.のある一時期の街の雰囲気に郷愁さえ感じストーリーの面白さに浸る事ができました。 | ||||
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| 単純にとても面白いです。 映画でいえば、まさに、フィルム・ノワール。 実際に映画化されたようですが残念ながら拝見しておりません。 しかし、難しいのではないでしょうかね、映像化は。 主人公の主観と読者を含めた第三者の主観の大きな隔たりというものを どう映像で表現するのか。 主人公の主観にそって、女優をばっちり当てて明確にするのか、 読者やまわりの登場人物の主観にそって漠然としたイメージで進めてい くのか・・・。前者だと、小説のような「幻」感はでないでしょうし、 後者だと映画としてそもそも成り立つのかどうか・・・。 そういう意味でも小説(文字)である、ということが、この小説の面白さ、 ムードを醸し出す上での必須条件に思えてきます。 実写化しちゃだめでしょうというアニメがあるように、実写化しちゃ だめでしょうという文学もあるのではないでしょうかね。 つまり、小説として面白いということだと思います。 | ||||
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| 妻殺しの容疑で死刑の判決を受けた容疑を晴らすためには、その時間に一緒にいた「幻の女」を見つけなければならない。死刑の執行までのカウントダウンと、手がかりを得ては消える焦燥感。 正直言って、謎解きは無理かある。でも、それは、アイリッシュの作品につきもののことである。謎解きではなく、途中の焦燥感を味わうミステリ小説としては、今の抜群の緊迫感がある。 | ||||
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| 稲葉明雄氏の翻訳で本書を読んだのは、もう何十年も前のことになる。細かなプロットの内容は、その大半を忘れているような状況だったので、この新訳でもう一遍読んでみようと思った次第。やはり、面白いものは面白い。冒頭部分は、稲葉氏の訳がそのまんま使われているのも、これはこれで、読者としても納得の名訳。 種明かしがされる最終章は、読者の推理を詰めてから、数日後に読んだほうがいいかもしれない・・・・・ | ||||
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| コーネル・ウールリッチ(1903 - 1968)が別名義ウィリアム・アイリッシュで1943年に発表した、“Phantom Lady” の新訳。 旧訳を読んだのはだいぶ前なので新訳との違いを比較できませんが、本書の訳は非常に読みやすく、おかげで本作の渇いた筆致を感じとることができました。 本作は、妻殺しの嫌疑をかけられた男をめぐるサスペンスですが、サスペンスフルな叙述だけでなく、映像を喚起させる描写の豊かさが魅力の作品でもあります。映画でいえば、主人公が非日常的な事態に巻き込まれ、なにが現実で、なにが現実ではないか、虚実の境界が不確かになるサイコスリラー的な趣きがあって、「幻の女」を追う展開は臨場感たっぷり。 とくに導入部がすばらしい。ひとりの男が道を歩き、ふと目にとまったバーに入り、人目を惹くオレンジの帽子をかぶったミステリアスな女と出会う。男女はたがいに身元を打ち明けない約束でデートをする。 レストランに入る場面で、男は先にテーブルへ、女は手洗いへ。男は予約した名前を給仕長に告げる。ここではじめて読者にだけ男の名が明かされます。少しして同じ席に着く女は、特徴的な帽子を脱いでいる。そこでようやく帽子に隠された女の素顔が描写されます。それにより、名前を知ることができたのは男だけなのに、女からも帽子という神秘のヴェールを剥がされたことで、読者は同じタイミングで、ふたりに等しく実在感を感じとることができます。 頭のなかで生き生きとイメージが立ち上がるほど秀逸な導入で、現実と夢幻が入り乱れたような作中の世界にすっかり引き込まれてしまいます(あまりにミステリアスで魅惑的なため、結末においてすべてが理詰めで説明されると、少しがっかりしてしまうのは否定できませんが)。 本格ミステリとして読むと、叙述のなかに甘さが残りますし、現在の基準で見ると、どうしてもリアリティや倫理観に疑問を覚えたり、女性観に時代を感じてしまいます。けれども本作は「サスペンス」なのでオチの合理性よりも、そこにいたるまでの緊迫感を楽しむもの。現代的な基準にそぐわない点も、古典を読むうえでつきものなので、さほど問題にならないと思います。 ちなみに冒頭の有名な一文は旧訳と同じ。訳者である黒原氏は理由を、その訳が「原文どおりに訳して意味を過不足なく伝え、しかも美しい」翻訳の理想のかたちだからと述べています。たしかに以下の一文の簡潔さをべつの言葉で言い換えるのはむずかしいでしょう。 “The night was young, and so was he. But the night was sweet, and he was sour.” 「夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。」 *kindle版には池上冬樹氏の解説は収録されておりません。 | ||||
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| 新訳本を読みたくて買いました。 出だしのThe night was young, and so was he. But the night was sweet, and he was sour.の訳はそのままでした。 よかったです。 | ||||
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| ●家族が先に読んでなかなか順番が回ってきません。 ●ネタバレにならないように聞くと、たいへん面白いとのことです。 | ||||
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| どんどん話に引き込まれて、時間を忘れて一気に読み終えました・・・大満足です。 | ||||
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| 言わずと知れた巨匠ウールリッチ(アイリッシュ)の代表作であり、タイムリミット物のサスペンスの嚆矢でもある。日本では江戸川乱歩が戦後すぐに本書を入手し読後興奮のあまり世界ベストテンに値する傑作と原書に書き込んだ逸話でも有名な作品だろう。リリカルで魅惑的な導入部の美しさ、死刑執行のデッドラインまでの手に汗握るサスペンス、フーダニットとしての面白さなど今も名作と呼ぶに相応しい。 率直に言うと旧版の稲葉明雄訳が素晴らしい文章だった為、新訳を出す意義が個人的には感じられなかったのだが、訳者あとがきを読み、先達の業績に対する敬意を払った上で現代的にアップデイトしようという熱意に感心した。あまりに名高い冒頭文は敢えて稲葉訳を踏襲した経緯など興味深い。 恐怖と不安の詩人と評された作者の美質が改めて堪能出来る、滑らかで読み易い訳文だ。 | ||||
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