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火刑法廷



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火刑法廷の評価: 3.92/5点 レビュー 52件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(1pt)

加賀山 卓朗は訳者失格

加賀山 卓朗は訳者失格
火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)Amazon書評・レビュー:火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)より
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No.7:
(2pt)

面白くない!

アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。
火刑法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-1)Amazon書評・レビュー:火刑法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-1)より
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No.6:
(1pt)

言うほど面白いか?

理詰めが多いカーの作品は大好きだが、これはミステリーでもホラーでも無い毛色の違う中途半端な感じだし、バカミスに近いトリックが多いのも嫌。また、三つの棺同様に、この訳者とは全く肌が合わない。
火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)Amazon書評・レビュー:火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)より
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No.5:
(2pt)

ミステリー?ファンタジー?

どんでん返しがすごいミステリーと聞いて手に取りましたが、どんでん返しというよりはまるでマルチエンディングのような小説だなと思いました。読み手の受け取り方次第で物語の全体像が180度変わる構造になっています。これは問題作と言われるのも頷ける仕掛けですね。
読了後、この感覚はなにかに似ている…と思い、ふとうみねこのなく頃にという作品が思い浮かびました。もちろん本作の方がそれより前に発表されていますし、ストーリーもトリックも別物です。ですが一つの物語に対して、これをミステリー風ファンタジーと取るか、それともファンタジー風ミステリーと取るか、読み手の受け取り方によって同時に二つの解釈が成立するあの感覚が少し似ています。
とはいえ細部のトリックもしっかり練られているので正統派ミステリーとしてももちろん楽しめます。惜しむらしくは翻訳があまり読みやすいとは言えず伝わりにくい部分が多々あるということ。読み終わったあとに人様の解説を見てようやく理解できました。これを本作のみで理解できていたらすごい衝撃だったろうになぁ…と思うと少し残念です。
火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)Amazon書評・レビュー:火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)より
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No.4:
(2pt)

謎の本である

推理小説として読むと、キレずに余計なフリルがふわふわしている感じで解決も見事とは言えない。推理小説のつもりで読むとマリーの動きや発言が説明つかないことになる。なにせとうとう最後まで死体は出てこないのであり、果たして毒殺だったのかどうかの解剖検分すら最後まで行われない。殺人事件なのかどうかすら靄の向こうなのであり、探偵小説として書かれているという事自体すら疑わざるをえない。
 解決もカーにありがちな、「そりゃ無理だろ。」というもので、数々の偶然に助けられてようやく実現するような細い細い可能性しかないものでしかないし、読者とのフェアーさという点でも伏線の張り方も不十分で解決の場面で初めて展開していく話が多すぎるのである。こんな解決でいいのなら他にもいくらでも好きなように別の解決が幾通りにも書けると言っていい。ヘンダーソン老人が見た揺り椅子に座る死んだはずのマイルスの解決説明に至ってはむちゃすぎて笑い出してしまった。
 最後の再反転に感動する評価が多いが、少なくとも推理小説として、その気で(真相や犯人をあてるつもりで)読む限りはただのおふざけ程度の付け足しでしかない。

 結局これは推理小説であるかのような姿もしているが、推理小説にはなっていないオカルトっぽい不死者の犯罪者たちの物語という他ないが、怪奇小説としては推理小説の常套的な筋運びに拘束されているが故に不定形な想像の飛翔が大幅に物足りない。

 だが、この人は謎のある作家だ。書き出しの1、2章の感じはよく、「盲目の理髪師」同様、途中から後ろを別の展開、解決、犯人で書き直すとかなりいいものになりそうに思う。序盤がよいのに途中からあらぬ方向へ行くというカーの傾向は、多作で書ききれなかったというよりも、自己の才能への自信から、作品を自己破壊的に崩し、在来のミステリー小説の枠の外に出たいというスケールの大きな野心、気持ちからのもののような雰囲気が漂っている。[書き出しの1、2章からすると町全体が一人の人間の意思で作られたセットのような架空性を感じさせるし、葬儀屋ももっと物語に絡んでいい。海外でほとんどを過ごしたという死者(マイルス老人)も常套的な推理小説の読み方からすれば、人物入れ替わりや架空の人物という感じで読み手は考えていくが、ここではそういう展開にはなっていかない。設定がどこか蜃気楼のような夢のような雰囲気になっている。夜死体を調べに安置所に降りたが死体が消失していたという場面と続く古風な服装をした奇妙な女の目撃談の伝聞の場面あたりになると、ヘンダーソン夫婦か老人の甥が嘘をついているといった推理を読み手は始めるが、やはりこの小説はそうは展開していかない。] つまり本来の正当的、伝統的推理小説の王道手法から途中で別れて別の話になっていくような奇妙な出来になっているのであるが、それがどうも意図的なもののように感じるのである。
 わざと途中から奇妙にねじったりひねったりしてあるパン。ひねった先はパスタになっていてソースがかかったりサラダになっていたりする、みたいな感じなのである。

 カーには「曲がった蝶番」という傑作があり、「黒死荘(Plague Court)殺人事件」「魔女の隠れ家」等もよい。チェスタトンのブラウン神父シリーズの短編を冗長に水増ししたような長編が多い。解決は?でも雰囲気がよい作品はたくさんある(「盲目の理髪師」「帽子収集狂事件」「緑のカプセルの謎」等)。
火刑法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-1)Amazon書評・レビュー:火刑法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-1)より
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No.3:
(1pt)

何でこれが名作なのか?

最後にどんでん返しがありますが、そのどんでん返しに必然性も説明もないので、消化不良感だけが残ります。
二通りの解釈が成立する、との解説もありますが、順番に読めば最後の部分が結論に決まってるし。
だからこそ「オカルト」若しくは「怪奇小説」としても素晴らしい、という評価をよく目にしますが、私には全く理解不能です。
探偵史上屈指の名作、ということになっていますが、何じゃこりゃ?って人も多いのでは?
火刑法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-1)Amazon書評・レビュー:火刑法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-1)より
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No.2:
(1pt)

私のベスト3、しかし旧約版の方が良い

カーの作品中は勿論のこと、海外ミステリでは私のベスト3に挙げる傑作。
「新訳版」ということで期待!

・・・?
・・・・・なんじゃ、こりゃ!?

おそらく旧訳版を意識したのだろうが、これ、一種の「超訳」でないかい?
原書に忠実、とは言い難い。訳者には申し訳ないけど「やりすぎ」。
星一つもつけたくない。
火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)Amazon書評・レビュー:火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)より
4150703701
No.1:
(1pt)

新訳の意味がまるでない

誤訳、意味の分からない日本語が最後まで続き、読み通すのに強いストレスを感じます。

訳者さん、版元さん共々、しっかりとした矜持を持って世に送り出して欲しかったと心から思います。
火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)Amazon書評・レビュー:火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)より
4150703701

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