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姑獲鳥の夏
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【この小説が収録されている参考書籍】
姑獲鳥の夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全265件 121~140 7/14ページ
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600ページという要領ですが、当時読書初心者だった 自分でさえスムーズに読みきれました。 助けを求められた関口君が、憑き物落しを依頼しに 京極堂の元へ向かうシーンの疾走感。 何百ページとじらされて、ついに動き出す、 陰陽師・京極堂が憑き物落しへと向かう登場シーン あまりにものカッコ良さに鳥肌が立ちました。 ハマりにハマって夏休み中京極堂シリーズを 読んでいた記憶があります。続編から1000ページを軽く 超えてきますが面白いのであまり苦にはなりませんでした。 読みきった達成感はかなり得られます。 現在までに出ている京極堂シリーズの中でも、姑獲鳥は 最高傑作だと思っています。 また、やたらと蕎麦が食べたくなりました。 | ||||
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純粋に推理モノだと思って読むとがっかりさせられます。 「こんなのをトリックと言っていいのか?」と言いたくなるはず…… ただ、ストーリーや登場人物の心理描写は読んでいて引き込まれます。 読み返すごとに面白いと思える作品でした。 | ||||
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凄く面白い小説でした。 終戦直後の日本が舞台となっており、鬱々していて、長いのですが、 それが不思議な雰囲気を出していてとても良いです。 そして本書は、 外国語で表現することは非常に難しいと思われ、 日本人でないと理解しにくいものと思います。 逆に言えば日本人でないと楽しめないし、 日本人だからこそ存分に楽しめるもので、 本書を読めることにとても贅沢なものを感じます。 | ||||
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京極堂シリーズ第一弾 「魍魎の匣」は日本推理作家協会賞を受賞した作品ですが、個人的にデビュー作の「姑獲鳥の夏」が一番気に入ってます。ページ数もシリーズを通して少ない方ですし(笑) お気に入りの関口先生の性格も丁寧に書いているし、妖怪や怪奇な事柄を思慮深い京極堂が解析していく姿にも納得のいくことが多く、独特な物語にもすんなり入り込むことができる作品。 | ||||
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人によって評価は別れますが、ある意味凄い作品です。 | ||||
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今更ながら、京極堂シリーズを読んでみた。 京極堂シリーズは、なんとなく猟期物だろうと思っていて、ミステリーとしてよりホラー的要素が強いのではないかと敬遠していたのだが、シリーズが進むほどに良さげな評判を聞くことが多くなっていたので、毛嫌いせずに1作読んでみようと思った次第。 展開も謎解きもほぼ想像したとおりに進んだのだが、それでも分厚いページを次から次に捲らせるリーダビリティは優秀。さすが多くの読者を惹きつけるだけのことはある。 魑魅魍魎が跋扈する世界観かと思いきや、全く逆で、そこには理路整然とした理屈と知性が溢れていた。退屈になりがちな古典の引用も、語る京極堂氏のパーソナリティがしっかりしているので、素直に頭に入ってくる。 これを本格ミステリーと呼んで良いのかは疑問が残るが、エンターテインメントとしての造り込みは確固たるものがあり、この先シリーズが進んでどう昇華されていくのか興味深い。次は「魍魎の筺」だ。 | ||||
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この本が刊行されたときに賛否両論渦巻いたという話ですが、 本格ミステリファンには、ミステリに含まれないんじゃないでしょうか。 初めの妖怪の話や、序盤のオッサン2人の会話は読みにくく、 正直断念しかかりましたが(京極夏彦の文に馴れていなかったので)、 最後まで読むとストーリーそれなりに面白かったです。 最高に面白い「魍魎の匣」を読むために、とりあえず読んどきましょう。 | ||||
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この本が刊行されたときに賛否両論渦巻いたという話ですが、 本格ミステリファンには、ミステリに含まれないんじゃないでしょうか。 初めの妖怪の話や、序盤のオッサン2人の会話は読みにくく、 正直断念しかかりましたが(京極夏彦の文に馴れていなかったので)、 最後まで読むとストーリーそれなりに面白かったです。 最高に面白い「魍魎の匣」を読むために、とりあえず読んどきましょう。 | ||||
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京極夏彦を初めて読んでみた。 読みづらいとよく言われている。たしかに読みやすくはない。 が、そこまで読みづらくもなかった。 まず、量子力学や脳科学の話を交えての理詰め。 そしてうぶめに関する話などの怪奇的なお話が続く。 私はこれを読みながら、この本では事件に怪奇的な非現実的な解決法を示すのか、と思いました。 ところが真相は一部に怪奇的な話はあったものの、基本的には現実的な解法を提示していました。 これは完全にミスリードでした。 普通に考えればわかることを、普通に考えるのを放棄させることで隠す。 やられたーという感じでした。 主人公の語りは理屈っぽいものの、けっこう考えさせられる部分も多く私は好きでした。 しかしホラー苦手な私にとっては、この作品はあまり合いませんでした。 ミステリーとしてだけを考えると、あまり魅力がありません。 怪奇的な話やミステリー、ちょっと理屈っぽい話が好きな人にはとんでもなく面白い作品なんだろうなあと思いました。 | ||||
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以前から気にはなっていたのですが、シリーズがずらっと並んでいるうえ、一冊一冊が異様に分厚いので手を出しかねていたのですが。 これまで読まなかったのは大失敗だった! 舞台となっている時代は、戦後まだあまり経っていない頃のようですが、戦災の影響はあまりなさそう。 京極堂という古書屋の店主を尋ねてきた旧来の友人は、ちょっとおっちょこちょいで、暗示にかかりやすい男。 彼が持ち込んだ話は、密室から消えた夫と、20ヶ月も妊娠し続ける妻というスキャンダル。現象も不気味だけれど、それをとりまく人々もどこかおかしい。 物語は、関口という人物の一人称で語られるのですが、その関口もおかしいのです。そのせいで、関口というフィルターを通した世界はなんともあいまいで、もどかしい。京極堂や榎木津視点だったらまだ少しはくっきりしているんじゃないかと。。。いや榎木津はますますわからないかも。 「この世には不思議なことなど何もないのだよ」 世の中、何がおきても「不思議」ではないのだよ。 夜中にこんな言葉を見ると、なんだかぞくぞくするような気分になります。 | ||||
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長い、長いっすよ……、しかも無意味に……。 血の巡り悪い登場人物に、いらいらしながらも、最後まで解けない密室の謎。はっきり言って最後まで消失の謎が解けなかったのだが、解答があれとは……。 あれをどうやって推理しろっちゅうのかね?自分には無理だね、あんな謎解きで満足しろと? これ読んで、皆何故怒り出さないか全く分からない。 最近森某というミステリィを読んで怒髪天を衝いているので、最低点は付けないけど、普通だったら一つ星。 自分は推理作家の評価を下すのには、最低二冊は読んでからと決めているが、あの密室の謎のトラウマと、作を経るごとに増していく分厚さ(最近の奴なんか殆ど六面体というかサイコロ状レベルの厚さ。本屋さんのカバー掛けが大変そう)に萎えて、到底読む気が起きん。すまん。 推理小説として売らなければ怒る人は減ると思うけど? | ||||
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このシリーズの基本は、古本屋店主兼憑き物落しの拝み屋の京極堂と、その仲間たちによる謎解きですが、 シリーズ全体から見ても姑獲鳥はチュートリアル的なものを感じます。 このシリーズは、どれもシリーズ通して姑獲鳥と同じような流れで話が進みます。 内容も、狂骨や鉄鼠に比べ難しくなく、ページ数も多くないのですらすら読めてしまうと思います。 よってシリーズ第一弾としてはかなりいい形にまとまってるはずです。 ただ、他の方も仰っていますが、本格ミステリと考えて読むと肩透かしを食らうかもしれません。 あくまで「妖怪シリーズ」として読んでほしいですね | ||||
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タイトルの難しい漢字、やたら分厚い、筆者の名前、、、 イカニモ敷居が高い店を思わせますが入ってみると案外大丈夫だったりします。 結構なおもてなしで退屈はしないですが、帰り際に妙な疲れを感じます。 憑かれだったりしてw | ||||
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巷間に充ち溢れたミステリが、妖怪と哲学というコンセプトによって至上の怪奇文学へと昇華させられた。そういった革新性で、京極夏彦の文壇への登場はミステリ界において度外視しがたい事件であり、かつ「綾辻後」における新本格の更なるステージへの幕開けだった。 水木しげるに師事する「妖怪マニア」でもある京極夏彦の人外への該博さには、まず、文学性の高さ以前に驚倒する。更に、これに輪をかけた緻密に紡がれたロジックと仰天動地の展開が徹頭徹尾破綻なく貫かれているのは、天賦のものとしか形容のしようがない。 所謂多重人格ミステリだが、普遍的なそれに収まらなかったのは、ひとえに著者の仕掛けた高等戦術の成果だ。鬱気味の語り部・関口、著者のメタファーともいえる京極堂、危うい久遠寺家の人々といった面々が、読者を戦慄かせるのに効果的な役割を果たしている。 加えて、卓越した創造力、選び抜かれたセンテンスにも触れておかなくてはならない。妖怪マニアだからこそ成し得たであろう、日本独自の奇態な習俗に裏打ちされた演出の非凡さ!そして、涼子が「姑獲鳥」から「うぶめ」へと変容する叙情的なラストの感性! 私が本作を手にしたのは奇しくも作中設定と同じく夏だった。恐らくこの偶然が、私をよりこの稀代の作品へと引き込むのに一役買ったのも事実だろうし、季節によっても恐怖は変貌するのだろうが、「姑獲鳥の夏」が私に放った衝撃がこの先もずっと微動だにしないことだけは確かであろう。 | ||||
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あまりの完成度の高さに大物作家が変名で書いたものではないかという疑いを編集者に持たれたという逸話を目にしていたので、かなり期待して読んだのですが、わたしの求めるものとは違っていました。 とにかく読んでいて楽しくないし、読了しても気分が悪いです。 グロテスクな内容ですし、本作最大の謎の種明かしも拍子抜けです。さまざまな要素を精緻に組み合わせた力量はみごとですが、中心点にトリックが欠落していては興ざめです。 語り手の関口に重い役割を背負わせすぎた気もします。作品全体に暑苦しさを感じました。 京極堂のいう迷信や噂にはそれに対応する真実があるものだという見解にも抵抗を覚えました。民俗学の知見なのでしょうが、この作品の中でそう語られると種々の社会的偏見を助長しかねない、少なくともそういう誤解を惹起しかねない要素となってしまうのではないでしょうか。 京極さんの他の作品も買い込んでいるのですが、すぐには読む気になれません。それが残念です。 | ||||
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簡潔なレビューにします。 レビュアーについて: -大学生 -文学好き -本格ミステリ好き -ミステリに関しては多くの作品を読んでいます。 本作を読むにあたって気になるかもしれない点: -読みづらい文章か?→確かに多少一般的ではない言葉などでてきますが、全体としては非常に読みやすいと思われます。中学生辺りからなら全く問題はないと言えます。 -長くて疲れないか?→京極氏の作品は長いので有名ですが、基本的には内容がとても魅力的なのでがんがん読んでいけると思います。 -怖い・グロテスク?→そういう描写は多少ありますがそれほどではありません。ホラーやグロ小説ではないのでご安心ください。 良い点: -題材が面白い。京極氏らしい和風で妖怪ちっくな(?)素敵な世界観があります。 -キャラクターが魅力的。漫画やアニメのキャラクターのように、とても個性的な登場人物が多いです。だからと言って非常に非現実的になるわけでもなく、読んでいてそれぞれの特徴が浮き上がって来るので非常に面白いです。 -小ネタ・うんちくが面白い。へぇ、とかほぅ、とうならせてくれる登場人物同士の会話が多いです。なるほどそれは考えたことはなかったなぁと思うような個所も多々あります。こういった小ネタも物語を暗示していたりするので後々気づいてにやりとします。 -すっきりしている。これはトリックなどとは別に、物語として完結しているという意味です。次の作品に続いている、ということはありません。安心してこの一冊だけを購入しても問題ありません。 残念だった点: -ミステリーらしさがあまりない。確かに物語冒頭あたりから「謎」は出てくるし、それを解くのが本作品の趣旨です。しかし、いわゆる典型的なミステリのように証拠品探しはありません。聞き込み捜査的なものはありますが、これも微妙といったところ。しいて言うならば、「読者参加型・挑戦型」のミステリーではないですね。 -超常現象的なところがある。リアル志向な方にはちょっとこの点は気になってしまうかもしれません。とはいえそこまで物語に影響を与えるわけではないのですが、本格的なミステリ志向の私にとっては「うーん、それってアリかなぁ?」と思ってしまいました。 総括: -読み物としては非常に面白い。楽しく読めますし、がんがんページが進みます。 -本格的なミステリーではないです。トリックは「なるほど」と思えれば、同時に「それってアリかなぁ」とやはり思ってしまうものでもあります。 | ||||
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600ページを越える厚さで、読み手を威嚇しているように見えるかもしれません。 あまりの厚さ、重量感から、この本そのものが殺人事件の凶器になりそうで怖いです(?) 最初の100ページは、人間の意識の話です。 ここはある程度この分野の評論などを読みなれていないと難しいと思われます。 ただ、これは必要な枕なのです!この部分なくしては、謎解き部分の面白さが半減します。 ちなみに私は、ここを読んだ時に、自分の外界認識がぐらつかされ、 女の顔が隙間から覗いているのではないかという妄想に取り付かれ、少し怖かったです。 謎解きの部分は、20ヶ月妊娠している女、その姉、両親、同居人の 過去、生い立ちほとんどすべてが解明されます。そこで読み手は憤り、 また、極限の悲しさを体験することになるかと思います。 語られてきた要素が解決に向けつながっていくのを読む快感を得ることもできます。 特にこの部分は面白くて、飽きっぽい私ですが、夢中で読みました。話は悲しいのですが。 謎解き役の京極堂こと中禅寺秋彦は皮肉屋です。 しかし、彼の頭に入っている知識量、それをつなぎ合わせる的確かつ柔軟な思考力は 驚嘆に値しますし、読み進めるうちに、 皮肉屋の仮面をかぶっているだけで、とても優しいやつなんだと分かります。 1作目は特に、京極堂の魅力が炸裂しています。面白いです。 | ||||
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分厚い本の多い人だな、という印象しかなかったこの作者の小説を、初めて読みました。まんまとアニメ(「魍魎の匣」)から入りました・・・。 この本も分厚いです。でも一気に読めました。冒頭で長々と続く認識論?からして、「へえー」と感心してしまいます。 日常と非日常、普通の人と「憑物筋」の人は、まったく別個にあるのではなくひとつのものの違った面にすぎない。だから「この世に不思議なことなど何もない」。 一見異常に見えるものも、単にそれ自身の論理に従っているだけで、存在する場所はみんな同じ「この世」・・・その主張は真摯なものだし、共感できました。まっとうです。 でも! だからこそ、事件のこの顛末はなんだかちょっと・・・。 トリックにあたるもの自体は当然の流れによるものです。でもそれがシステマチックというか。そういうことかと理解はできるだけに、重みを失ってしまうというか。 結局やっぱりこっち(探偵側と読者)の理屈で謎解き?と思ってしまうほどに、解説がわかりやすく、てぎわよく進む、ということなのか。 そもそも、「この世に不思議なことなどない」に限っていえば、謎が解かれることはこの話に本当にふさわしいのか? 陰陽師探偵・京極堂は、一貫して非日常的なものにフェアな態度を取りますが、認識を変えることによって不思議だったものが不思議じゃなくなる=憑物落とし・・・というのは、その不思議だったもの本人にとって救いになるの? そのあたりに思うところがあるからこそ、京極堂自身も謎解きに乗り出すのを渋るのだろう・・・ということは読み取れるようになっていますが。 いかに事件を解決するかが肝心のミステリであるにもかかわらず、そんなことを考えさせられてしまいました。もしかすると、読んでいるうちに事件の関係者たちに同情してしまうせいかも。 そういう意味では、無意識に持っている差別的な感情を読者に気づかせてくれる、啓蒙的な価値もある一冊です。読者も憑物落としされるといえるかもしれません。なんかちょっとすっきりしないものが残るにしても・・・。 | ||||
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内容に深さもあり、謎解きも「なるほどね」と言わされる。序盤の認識論についての議論は、読書慣れしていないと辛いかもしれない。難しいからと言って逃げずに中盤まで読むことが出来れば、最後までは一直線の流れにのって楽しむことが出来る。読み切るのに、だいたい6〜8時間は必要かなと思います。 | ||||
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京極夏彦というと「妖怪」とか「おどろおどろしい」というイメージがあり、さけていましたが、あにはからんや「妖怪」はあくまで象徴的な存在であり、京極堂はあくまで、論理的に事件にいどみます。時代が昭和中期、戦後間もない時期ということ、また内容が結構陰惨なことから、横溝正史を連想させますが、妖怪のなりたちや歴史、史実など膨大な知識をベースに事件に挑むミステリ小説です。文系、森博嗣というかんじでしょうか。その厚さ故、レンガ本などと称されますが、ウンチク部分が多い分さほど苦もなく読めます。姑獲鳥の夏は、20ヶ月出産しない女性とその夫の失踪をあつかった事件ですが、事件のトリックは割とかんたんにわかります.とにかく京極堂のウンチクおよび人間そのもののおぞましさを楽しむ小説です。 | ||||
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