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テニスコートの謎
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テニスコートの謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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殺人のトリックはこんなん分かる訳ないと思いましたが、ストーリーが面白かったです。 | ||||
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カーお得意の足跡トリックで 我らの名探偵フェル博士登場 テニスコートで起こった事件ですので カーらしい吸血鬼、魔女、人狼などの伝承はありません 解決編読めば張り巡らせた伏線が快刀乱麻を断つように晴れてゆくさまは流石カー と拍手しました 古典は良いです | ||||
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久しぶりにカーを読みました。 改めて感じたのは、ストーリーテリングの巧さ。 ロマンス要素を混じえながら、テンポの早い展開でグイグイと読ませます。 こういうのを職人芸というのか、カーの技巧を堪能しました。 第2の殺人は余計だったとカーは述懐しているようですが、たしかにミステリとしては不満が残るものの、この場面でのサスペンスの盛り上げはさすがに上手いなと感じました。 第1の殺人の不可能トリックは「悪くはない」といった程度で、不可能状況が起きる必然性も弱い。要は、犯人がウッカリしてました、といった感じで、これはさすがにいただけません。 犯人の正体は意外性十分で「おおっ」と思ったのですが、後から読み返してみると、読者をミスリードするための記述が個人的にはほぼアンフェアでガッカリ(道尾秀介氏の某長編を思い出しました)。 総合的には3.5点ですが、四捨五入して4点とします( '∀` ) | ||||
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足跡の無い殺人、纏まりよく 語り口よく ややじみだが カー 中期の佳作 後味もすっきり。 | ||||
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でもカーがすきで 読んでしまいました。何ともいえない魅力。かつなんでこな無理なトリック思いつくのかが不思議。 | ||||
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JDカーのフェル博士シリーズの長編の一作で、傑作群には入ってこないが、テニスコートというキャッチーな舞台設定ということもあり、知名度は高い。 いつもの怪奇趣味が抑えてあり、かなりライトタッチの純粋な密室の足跡トリックに特化した作品である。 はからずも容疑者となってしまった男女二人のドタバタ劇的な趣向も楽しめるが、肝心のトリックはやや肩透かしな印象だ・・・・。 被害者をコートに呼び寄せる理由が当時からするとかなり非現実的ではないだろうか・・・。 まあこのあまり説得力のないトリックを含めてネタ的に楽しめる作品だ。 カーマニアの二階堂黎人氏が吸血の家でこのテニスコートの足跡殺人にオマージュを捧げて再度挑戦している。こちらのトリックの方がまだ納得できる。 | ||||
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私は一般的な昔の推理小説ファンで、カーに対して特別な思い入れのない一読者として忌憚のない読後感を書かせてもらうのだが... はっきりいって、本作は、かなり楽しめた。 少なくとも、本書の前に読んだ「ユダの窓」「プレーグ・コートの殺人」「二つの棺」よりかは、ページをめくるスピードが速かったと思う。 カーの作品はまだ数編しか読んでいないから断言するのははばかれるのだが、彼の小説の、いわゆるオカルト的要素は、大層つまらない。本作には、そのつまらない十八番が顔を出さない分、すっきり読みやすい。 足跡のない殺人のトリックについては、まあ、バカらしいといえばいえるが、じゃ、他の作品の密室トリックはどうだったかというと、私にとっては似たり寄ったり。所詮、カーはその程度と思っているから、本作の種明かしもまあ、ご愛嬌というところか。 二つ目の殺人は、さらにあほらしく、かつ、不必要な気もするが、推理小説にでてくるのがかならずしも超人的な「名犯人」だけでなく、本作の犯人のような人も居るということで、敢えてカーが書き足したのだとしたら、まあ、そんなに怒る事もないか。 カーの推理小説、長編だけでまだ未読が60編前後もあるが、はてさて、本作をしのぐ面白さの作品は、あとどれくらいあるのだろう? ちなみに、今まで読んだ中で一番面白かったのが、「皇帝の嗅ぎ煙草入れ」。 | ||||
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新訳になってとても読みやすく感じました。トリックが名探偵コナンに使われる様な感じのものです。本格好きのマニアには評価が低いかもしれませんが、コナン好きなら楽しめそうな気がします。カー氏好みの美男美女の恋愛をメインに取り上げてのミステリーです。 | ||||
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旧訳に比べて読みやすく、カーマニア以外の方でも十分に楽しめます。本格推理(探偵小説)好きの方にはお勧めです。 | ||||
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1939年発表の本作品は、名探偵ギディオン・フェル博士の登場する長編としては、18作目に当たります。 本書は、これまで、「テニスコートの謎」として出版されていたものの新訳ですが、このところ続いている新訳版を読むと、これまでカーのファンが苦しんできた文章の読みにくさは、じつは著者が悪文であった訳ではなく、翻訳に問題があったのではないか、と感じさせます。 これからも、特に入手困難な作品を新訳で発刊していただけると、カーのファンとしては、うれしい限りです。 さて、本作品の内容ですが、その題名のとおり、テニスコートの真ん中で男性の絞殺死体が発見され、コートの外からの足跡は、被害者が殺害場所まで移動した時ものと、第一発見者である被害者の婚約者が、コートに出入りした往復のものしかなく、第一発見者の女性が、真っ先に疑われてしまう、というもの。 カー作品の特徴である、怪奇趣味や、フェル博士の演じるドタバタ劇などの要素はなく、純粋な「本格ミステリ」に仕上がっています。 この辺り、一般受けの度合いは高いと思われますが、カーのファンにとっては、アクの強さがない分、物足りなさを感じてしまいます。 ただ、ストーリー的に、第一発見者を本当に愛する男性が、彼女が疑われる状況であることを知り、疑いを何とか晴らそうとする、切迫感や不安感が、サスペンスとしての程よいメリハリとなっており、高評価したいと思います。 「本格ミステリ」にありがちな、「容疑者への尋問が延々と続く」(人によってはとても退屈な)パターンになっておらず、読み心地のよいストーリー展開です。 トリック的には、いわゆる<足跡のない殺人>もので、本の帯にある「驚天動地の大トリック」の謳い文句は、少々おおげさな感じはしますが、本格ミステリのトリックとしては、まずまずの出来といってよいでのではないでしょうか。 古き良き時代の探偵小説として、カーの代表作とまではいかないまでも、絶版にしておくのはもったいない作品で、今回の新訳版の刊行を大いに歓迎します。 | ||||
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トリックははっきり言ってデタラメの極致で現代日本人が見たら引っくり返ること請け合いです。伏線の妙は相変わらずなのですが、真剣に推理していた人は怒り出すかもしれません。でも、私の大好きな作品なのです。登場人物が生きている。印象深い会話、場面、そして事件の解決。ラストまで読み通してください。カーのデタラメでいい加減であったかい世界が好きな人は、最後の章で至福の体験を出来るはずです。こういうものが好きなんだと言う自分に呆れつつ、やっぱりこういうものがなくっちゃ!と頷けるはずです。デュマを愛し、ハッピーエンドを愛したカー。たまにはこういう形の荒唐無稽を楽しんでもいいでしょう? | ||||
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トリックははっきり言ってデタラメの極致で現代日本人が見たら引っくり返ること請け合いです。伏線の妙は相変わらずなのですが、真剣に推理していた人は怒り出すかもしれません。 でも、私の大好きな作品なのです。登場人物が生きている。印象深い会話、場面、そして事件の解決。ラストまで読み通してください。カーのデタラメでいい加減であったかい世界が好きな人は、最後の章で至福の体験を出来るはずです。こういうものが好きなんだと言う自分に呆れつつ、やっぱりこういうものがなくっちゃ!と頷けるはずです。 デュマを愛し、ハッピーエンドを愛したカー。 たまにはこういう形の荒唐無稽を楽しんでもいいでしょう? | ||||
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足跡のない殺人ものですカーは繰り返しこのテーマに挑みましたが毎回違ったトリックを使います | ||||
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足跡のない殺人ものです カーは繰り返しこのテーマに挑みましたが 毎回違ったトリックを使います | ||||
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