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ポアロのクリスマス
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【この小説が収録されている参考書籍】
ポアロのクリスマスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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作品の雰囲気はまずまずだったんですが、犯人が仕掛けたトリックにチープな印象を受けて、いまいちだったかなと。 犯人は予想外でしたね。ちっとも分かりませんでした。 ちょっとひどいなと思ったのは、訳文すね。この登場人物がこういう言葉遣いはしないだろうと、あちこちで感じました。なかでも、エルキュール・ポアロが相手に対して、「きみの意見では」というふうに〈きみ〉と言うんだけれど、ポアロが使う言葉として、私はこれがとても引っかかりました。 訳文に関して、もう一点。 〈ヘンリー・リー〉という名前が二回出てくるのですが(文庫本の159頁並びに169頁)、これは明らかに登場人物のひとりである〈ハリー・リー〉のことを指しています。おそらく、〈ハリー〉は愛称で〈ヘンリー〉が本名だと思ったんだけど、そのことがどこにも記されていません。巻頭の登場人物欄には〈ヘンリー・リー〉なる人物は見当たらないし、これ、不親切だなあと思いました。 文庫本の元となった単行本の訳文は1957年(昭和32年)と古いものですし、そろそろ新訳版が欲しいところっすね。 | ||||
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被害者の殺され方、密室のトリック、登場人物の性格、事件の真相等、とにかく全てが大げさである。 そのため、読んでいてわかりやすいものの、読み終わって心には何も残らない。 冒頭にも作者が述べているとおり、意図的に書いているのだろうけど、それにしてもね。 | ||||
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(ネタバレあり) かみさんがカバー絵を気に入って買ったはいいが、その後読もうとしないため私が読んだ。というのも解説で「先行する傑作群に勝るとも劣らないクオリティを備えている」と褒めていたからである。確かに読み進めるとぐいぐい引き寄せられるストーリーテラーの上手さはさすがと思ったが、肝心の犯人が警察官なのは反則。警察内部の組織犯罪にまつわる話ならありだが、普通のミステリー小説で司直や警察など犯人を捕まえる側に犯人がいるのはいかんでしょ。それを許したらなんでもありになる。あと、何でクリスマスの話にしたかというと、親戚一同を会するためなのだろうが、あまりクリスマス情緒を感じない。 | ||||
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クリスマスの予定を考えているポワロにシメオン・リーという老人から呼び出しがかかる。 シメオンは若い頃、南アフリカでダイヤモンドを見つけ財をなした。共同採掘者をぶっ殺し独り占めした極悪人だ。 シドニー・シェルダンの『ゲームの達人』みたいだ。 砂漠で倒れたシメオンを助けた女もあっさりすててしまう。まあ、冷酷で極悪な奴だ。 シメオンを殺してやりたいと思っている人がいっぱいだ! シメオンは殺される。保護を依頼されたポワロ、保護に失敗。 捜査するポワロ。でもこういうの犯人にしていいんですか? だめでしょ。 | ||||
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犯人が意外な人で面白かった。 しかし、クリスティを何冊か読んでいくと、少しパターンが見えてくる気もする。 読むのに非常に苦労したのは、言いたくないのですが訳が非常につらくて話になかなか入り込めなかった。 ドアを叩いて「入れてください!」は「開けてください!」じゃなかろうか。英語ではLet me in! だろうけど……。 と、こんな感じで、「たぶん英語はこう書いてある」と想像してしまうぐらい、 もうちょっと日本語をどうにかしてもらいたかった。 | ||||
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本作は意外な犯人としては傑作だと思います。アクロイド殺人事件のようなアンフェアでもありませんしオリエント急行のようなトリッキーな作品でもありません。いわゆる本格ものです。ただこれがもし実際に犯行として行われたとしたらすぐに犯人は逮捕されてしまうと思うのですよ。まず犯行時間。殺されてすぐに検死されていますから当時でもいつ死亡したか解剖すればすぐにわかると思います。作品では適当にごまかしているのですよね。さらには物証。このトリックを行う為には部屋に物証が必ず残る筈で犯人がそれを隠すのは不可能な筈なのですが作品ではでてきません。アガサの作品だとこういう作品はかならず各部屋の見取り図がでてくる筈なのですがそれもない。ポアロも物証を探す気がまったくなく やたらに犯人と被害者の心理で探そうとしているのですね。明らかに読み物として証拠を提示するまいと必死な様子がうかがえます(笑)。実際本格もので密室ものなのに映画化されていないってのはその辺にありますよね。映像だと物的証拠をごまかすわけにいきませんし。その辺が本作が評価されない所以じゃないかと思います。読み物としては秀逸です。 | ||||
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タイトルからは華やかそうな印象を受けますが、内容は、とある大富豪の屋敷に、クリスマスのために遺産相続権を持つ親族たちが帰郷してきたと同時に主人である富豪が殺害される、というオーソドックスな、そして重苦しい空気のするミステリです。華やかなイメージを与えるようなタイトルと、陰鬱な雰囲気の漂う内容の、対比による意外性を狙ったのかもしれませんが… トリックにちょっと無理がありますし(ドラマで映像で見て少し納得しましたが)結末についても、犯人指摘にいたるまでに読者に与えられる情報が少なく、推理のしようが無いのでちょっと唐突すぎる気がしました。 本書とは全く関連が無いのですが、ポワロシリーズの短編に「クリスマスプティングの冒険」という作品があります。こちらは実にクリスマスらしい趣向にあふれ、ミステリとしても面白いのでオススメです。 | ||||
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タイトルからは華やかそうな印象を受けますが、内容は、とある大富豪の屋敷に、クリスマスのために遺産相続権を持つ親族たちが帰郷してきたと同時に主人である富豪が殺害される、というオーソドックスな、そして重苦しい空気のするミステリです。華やかなイメージを与えるようなタイトルと、陰鬱な雰囲気の漂う内容の、対比による意外性を狙ったのかもしれませんが… トリックにちょっと無理がありますし(ドラマで映像で見て少し納得しましたが)結末についても、犯人指摘にいたるまでに読者に与えられる情報が少なく、推理のしようが無いのでちょっと唐突すぎる気がしました。 本書とは全く関連が無いのですが、ポワロシリーズの短編に「クリスマスプティングの冒険」という作品があります。こちらは実にクリスマスらしい趣向にあふれ、ミステリとしても面白いのでオススメです。 | ||||
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クリスティーにしては、平均レベルの作ではないでしょうか。 設定の面白さ、話の進め方(これが、ちょっとだるい)、トリック(う〜ん、これもちょっと無理あるんちゃう(苦笑)。 タイトルに“クリスマス”とありますが、別にクリスマスに関係なく読めます。 逆に読まない方がいいんじゃないでしょうか。血みどろのクリスマスですから。 | ||||
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クリスティーにしては、平均レベルの作ではないでしょうか。 設定の面白さ、話の進め方(これが、ちょっとだるい)、トリック(う〜ん、これもちょっと無理あるんちゃう(苦笑)。 タイトルに“クリスマス”とありますが、別にクリスマスに関係なく読めます。 逆に読まない方がいいんじゃないでしょうか。血みどろのクリスマスですから。 | ||||
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登場人物が多い割には分かりやすいミステリーかと思います。偏屈で嫌われ者の老人の息子達、またその妻達は彼を殺す動機を持ったものも多く最後まで犯人が分からず一転二転、また複雑な血姻関係などで読者を煙にまくはさすがはクリスティー。 | ||||
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登場人物が多い割には分かりやすいミステリーかと思います。偏屈で嫌われ者の老人の息子達、またその妻達は彼を殺す動機を持ったものも多く最後まで犯人が分からず一転二転、また複雑な血姻関係などで読者を煙にまくはさすがはクリスティー。 | ||||
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イギリスの伝統的なクリスマス。その前後一週間で起きる事件をポアロが見事に解決していく。そんな中でもアガサ・クリスティーのクリスマスに対する考えがポアロの台詞として発言されていたりして…ポアロファンの私としては欠かせない一つです。 | ||||
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イギリスの伝統的なクリスマス。その前後一週間で起きる事件をポアロが見事に解決していく。 そんな中でもアガサ・クリスティーのクリスマスに対する考えがポアロの台詞として発言されていたりして… ポアロファンの私としては欠かせない一つです。 | ||||
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