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沈黙の森
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沈黙の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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はまるひとにははまるらしい。 | ||||
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C・J・ボックスの『沈黙の森』が話題になったときにその内容を少し調べてみたが主人公がワイオミング州猟区管理官の話だと知ってどうも食指が動かず手にすることを避けてきた。 が、たまにはジャンルの異なるミステリを読んでみたくなり入手して読むことにした。 アメリカという国が広大であり、今でも西部劇のような暮らしをしている人たちがいることを知ることが出来る物語である。 本書のテーマが100年ほど前に絶滅したはずのミラーズ・ウィーゼルという小動物が見つかったことから起きる殺人事件を主人公の猟区管理官ジョー・ピケットが捜査するというものである。 読了して訳者あとがきに全米の新聞書評で絶賛されていることを記していた。 そのなかのひとつUSAトゥデイの書評が「ゲーリー・クーパーのように、ジョー・ピケットは家族を救うという使命を帯びた男へと変化し、報復を果たす。ワイルド・ウェストの正義を現代に移した、クラッシックの香り高い物語。」と評している。 確かに映画『真昼の決闘』を思わせるような設定(優柔不断そうな男だが追い詰められて最期には身を挺して悪と戦う)であり、アメリカ人の読者には喜ばれるようなストーリー展開である。 C・J・ボックス処女作『沈黙の森』は多くのを賞を受賞している。 が、評者にとってアメリカの「絶滅危機種法」には興味を持って読み進んだが、この『沈黙の森』のストリーがあまりにも平凡であると思いながら読み終えたのです。 | ||||
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内容は西部劇と一緒。悪い奴をやっつけてスカッとします。以前NHKで、ピューマだかジャガーだかの保護地域の監視人が、長いこと監視人をやってるけどピューマだかジャガーだかを一度も見たことがないって言ってました。びっくりしませんか。 | ||||
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本書は、’01年に本国で発表されるや、その年度の主だったミステリー新人賞の四冠に輝き、MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞にもノミネートされた作品である。 ジョー・ピケットは、野生生物を保護・管理する新米のワイオミング州猟区管理官である。就職面接の日を勘違いしてすっぽかしたり、許可証なしで釣りをしていた男を新知事とは知らず検挙したり、密猟者に違反切符を切っている最中に自分の拳銃を奪われたりと、物語の冒頭ではかなり不器用な人物として描かれる。 ストーリーはある日、ジョーが娘と自宅の裏庭で、死体を見つけたところから動き始める。次いでキャンプ場にもふたりの死体と犯人と目される人物がいた。犯人は撃たれて、重体となり、事件は解決したかに見えたが、腑に落ちないジョーは、ひとりで調査を続けるのだった。そして・・・事件の背景に絶滅したとされている動物をめぐるある企業の思惑と、殺人の思いがけない動機、真犯人を知るに至るのである。 ここに来て、“仕事”と“家族”を純粋に愛するジョーは、それらが危機に晒され、自分の信念に泥を塗られる事態となり、強く堂々たる主人公へと変貌してゆく。邪悪な陰謀と無能な官僚組織を相手に、四面楚歌の状況から敢然と立ち上がるのだ。 都会の物語とはまったく違う、アメリカ西部・ワイオミングの大自然の見事な描写を背景に、何より大切な家族のために、真犯人に対しても躊躇なく銃を放つジョーの姿には胸を打たれる。 | ||||
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