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沈黙の森



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【この小説が収録されている参考書籍】
沈黙の森 (講談社文庫)

沈黙の森の評価: 3.88/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(3pt)

はまるひとにははまるらしい

はまるひとにははまるらしい。
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No.15:
(1pt)

アメリカの荒野と不器用なカウボーイ?

人気のあるシリーズみたいなので読んでみました。主人公が不器用で無骨な男という事自体は嫌いではないが、子供や妊婦に害が及ぶというのは小説とは言え好きではない。話の展開も遅いし、主人公の世渡りが下手すぎるし、その他の登場人物もイラっとするのが多く、途中で読むのをやめました。
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No.14:
(5pt)

絶滅危惧種的ヒーロー

まず舞台がいい。ワイオミング州のロッキー山脈に沿った自然の中、泣けてくるほど良い。
主人公はゲイリー・クーパーのようなヒーローと評されているが、ジェームス・スチュアートのようでもあると思う。
内容も近頃多い猟奇的で残虐な要素はなく、安心できるし、それでいて迫力もサスペンスもあり面白い。
こんな土地での、こんなヒーローが大好きな、絶滅危惧種の読者にとっては最高の贈り物。もちろんそうでない読者にも絶対に楽しめる。この作品に出会えて良かった!!
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No.13:
(5pt)

一見地味でも、底力のある男

“長編シリーズもの”らしく、のんびりとした滑り出し。あまりパッとしない主人公に、しばらく退屈感があったが(直前に読んだ小説の内容とヒーローがかっこよすぎた)、物語は終盤に大きく動き、俄然おもしろくなり、読み止まらなくなってしまった。
この一見地味だけど底力を潜めているジョー・ピケットに、一転して魅力を感じた。真の男だ!お堅過ぎず融通が利くところもいい。加えてラストの文章から、娘シェリダンも今後いいパートナーとして成長するのかなと楽しみになった。
悪人の始末のつけ方にも私は満足。
アメリカの大自然の風情がいい。寒冷な気候は、自分が生まれ育った北海道東部を思い起こす。
文中の前猟区管理者ヴァーンが語る、絶滅危惧(危機)種が発見されることの弊害については、共感もできた。しかし罪のない動物を虐殺することは許せない。
とにかくおもしろかった。
本シリーズは近日14作目が出版されるようだ。ゆっくりと順番に読んでいこう。楽しみがまた増えた。
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No.12:
(5pt)

ジョー・ピケット大好き

ワイオミング州の猟区管理官ジョーが様々な殺人事件に挑む狩猟区管理官シリーズ。
ジョーの生真面目で融通は利かないけど常に正しいことをしようとするキャラクターが大好きです。
愛する家族や個性的な町の住人達。そして大自然と動物たち。
もがきながらあちこちに首を突っ込んで(笑)、徐々に真実に近づいていく愚直なカウボーイ、ジョー。
絶滅危惧種、自然破壊、土地開発に纏わる問題など、自然溢れるワイオミング州が舞台ならではのテーマが作品ごとにあります。そういった問題を絡めつつ事件が起こり、ジョーや家族が成長していきます。新作の発売が楽しみなシリーズです。
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No.11:
(3pt)

アメリカ人には喜ばれるようなストーリーだが。

C・J・ボックスの『沈黙の森』が話題になったときにその内容を少し調べてみたが主人公がワイオミング州猟区管理官の話だと知ってどうも食指が動かず手にすることを避けてきた。
 が、たまにはジャンルの異なるミステリを読んでみたくなり入手して読むことにした。
 アメリカという国が広大であり、今でも西部劇のような暮らしをしている人たちがいることを知ることが出来る物語である。
 本書のテーマが100年ほど前に絶滅したはずのミラーズ・ウィーゼルという小動物が見つかったことから起きる殺人事件を主人公の猟区管理官ジョー・ピケットが捜査するというものである。
 読了して訳者あとがきに全米の新聞書評で絶賛されていることを記していた。
 そのなかのひとつUSAトゥデイの書評が「ゲーリー・クーパーのように、ジョー・ピケットは家族を救うという使命を帯びた男へと変化し、報復を果たす。ワイルド・ウェストの正義を現代に移した、クラッシックの香り高い物語。」と評している。
 確かに映画『真昼の決闘』を思わせるような設定(優柔不断そうな男だが追い詰められて最期には身を挺して悪と戦う)であり、アメリカ人の読者には喜ばれるようなストーリー展開である。
 C・J・ボックス処女作『沈黙の森』は多くのを賞を受賞している。
 が、評者にとってアメリカの「絶滅危機種法」には興味を持って読み進んだが、この『沈黙の森』のストリーがあまりにも平凡であると思いながら読み終えたのです。
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No.10:
(5pt)

やはり良いですね

文庫本で楽しんだ事を思い出してKindleでこの第1作目からの再読を始めました。
登場するワイオミングの景色、車、銃器などの写真を時々スマホで見ながらイメージを膨らませています。
主人公のジョーより私の方がはるかに歳は上ですが、こんな男になりたいなと思います。またしばらくこのシリーズをエンジョイします。
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No.9:
(3pt)

これでいいのだ

内容は西部劇と一緒。悪い奴をやっつけてスカッとします。以前NHKで、ピューマだかジャガーだかの保護地域の監視人が、長いこと監視人をやってるけどピューマだかジャガーだかを一度も見たことがないって言ってました。びっくりしませんか。
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No.8:
(5pt)

好漢登場の巻

もっとマッチョな主人公かと思っていたが、のっけから銃を奪われる場面から始まります。射撃はとても下手(ただし動く標的に関しては別)で、金もないという設定もおもしろい。
 伏線が親切すぎて、半分も読まないうちに犯人の目安はつくのですが、この本は謎解きよりも愚直なルーキーが強大(?)な悪とどう戦うかという点を楽しむべきであり、その意味でまさに現代の西部劇(ウエスタン)です。
 ストーリー自体は単純ですが、密猟者を単純な悪とはせず、また自然保護団体には冷めた視点で描くあたり、登場人物のキャラクターが物語を牽引する原動力となっています。そして、一番魅力的なのが主人公とその長女です。
 これは是非続きを読まねば。
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No.7:
(5pt)

ちょっとカッコ悪いヒーロー

クルーガーのコークのシリーズと共に、アメリカ、サスペンス、ピックアップトラック、大自然、田舎の悲哀って感じが好きです。 しかも主人公が少しおっちょこちょいで、その点で最後までそわそわします。
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No.6:
(3pt)

愛する家族のために敢然と立ち上がるジョー

本書は、’01年に本国で発表されるや、その年度の主だったミステリー新人賞の四冠に輝き、MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞にもノミネートされた作品である。

ジョー・ピケットは、野生生物を保護・管理する新米のワイオミング州猟区管理官である。就職面接の日を勘違いしてすっぽかしたり、許可証なしで釣りをしていた男を新知事とは知らず検挙したり、密猟者に違反切符を切っている最中に自分の拳銃を奪われたりと、物語の冒頭ではかなり不器用な人物として描かれる。

ストーリーはある日、ジョーが娘と自宅の裏庭で、死体を見つけたところから動き始める。次いでキャンプ場にもふたりの死体と犯人と目される人物がいた。犯人は撃たれて、重体となり、事件は解決したかに見えたが、腑に落ちないジョーは、ひとりで調査を続けるのだった。そして・・・事件の背景に絶滅したとされている動物をめぐるある企業の思惑と、殺人の思いがけない動機、真犯人を知るに至るのである。

ここに来て、“仕事”と“家族”を純粋に愛するジョーは、それらが危機に晒され、自分の信念に泥を塗られる事態となり、強く堂々たる主人公へと変貌してゆく。邪悪な陰謀と無能な官僚組織を相手に、四面楚歌の状況から敢然と立ち上がるのだ。

都会の物語とはまったく違う、アメリカ西部・ワイオミングの大自然の見事な描写を背景に、何より大切な家族のために、真犯人に対しても躊躇なく銃を放つジョーの姿には胸を打たれる。
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No.5:
(4pt)

苦手なタイプの主役

すごく個人的に意見だが、

サスペンスを読むに当たって、一番重要なのはやはり主人公。

私の好みは、

・性別:女性

・職業:FBI、CIA、刑事、医者(精神科医)もしくは検死官

(警察などの一定の権力を持っていないと、「捜査」がうまくいかないことに、歯噛みしてしまうから)

・舞台:都会

・独身(恋人がいたり離婚経験があってもいいけど、「家族」がいるのはイヤ;子供がいるのはもってのほか)

さてこの作品は、私の好みとまったく逆。

それでも星4つ。

逆すぎて、はまった。

すごく庶民で、家族を愛し、ちょっとまぬけっぽいけど、猟区管理官・夫・父として頑張るジョー。

正義感と家族愛で行動する。

娘のシェリダンの気持ちが痛いほど分かる。

「秘密にしておかないと、家族を傷つける」と脅され、葛藤しながら従う。

小さな彼女の勇気に、ますますはまる。

続編もすでに出版されている。

どうやら本来の2作目ではなく、3作目だという。

なぜ、訳してくれない!!

原文でもいいけど、時間がかかりすぎる・・・涙

とにかく「凍れる森」も読むしかない!
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No.4:
(4pt)

ハリウッド映画(特に西部劇)が好きなら楽しめる

家族以外が信用できない中で、家族を守りながら、犯罪を解き明かしていく孤独な主人公の物語。普段知られていない狩猟管理官の生活の様子や環境が丁寧に描かれているので面白かったです。登場人物の性格付けに複雑なところもないし、悪人は罰せられてハッピーエンドになるので楽しいです。
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No.3:
(5pt)

「家族」を考えさせられる小説

主人公ジョウーの身に降りかかり、思い悩む事柄は、夫であり父である立場にある男性なら少なからず覚えのある事柄ではないだろうか。確かに、推理することの醍醐味はそれほど味わえないにしても、推理小説として読むだけではもったいない気がするほどの、表現や、主人公の家族一人ひとりを中心とした人物の掘り下げ方に、素直に共感できる話だった。是非、原文で味わってみたい本の一つだ。一人の父親だけが軸になるのではなく、娘のシェリダンの目からの進行によっても緊張感が増し、引き込まれ、一気に読めた。読み続けたい作家に出会った喜びがある。
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No.2:
(2pt)

ノスタルジックな勧善懲悪モノ

発表された当時はアメリカで絶賛されたというが、その理由として、都市型の推理小説ではなく、フロンティア型の推理小説だったからという意味がありそう。それに推理らしい推理も無く、舞台と主人公の設定から、物語の核となるものがどういった事柄か容易に推察できてしまう。同じ設定でもエルロイが書いたなら、面白い犯罪小説になったかもしれない。
ただ、きっちりと悪者が罰せられるので、すっきりとした気分にはなれるかもしれない。シリーズ化されているらしいが、主人公の個性が弱いのが難。大自然の知識やサバイバル術を駆使するヒーローであればもっと楽しめるかも。
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No.1:
(4pt)

確かに米国受けしそうです

読了後、なんだか名作洋画を視聴したような感じがしました。
主人公のジョーが、家族を守る為に変わっていく姿も良いのですが、
個人的には長女シェリダンの動向が、スリルがあってとても良かったです。犯人への対処の仕方には、正しいけれど、少し残酷な気もしました。
洋画が好きな方は、楽しめると思います。栞に主要登場人物が記載されているので、カナ文字の名前を覚えるのが
苦手な方でも安心です。
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