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ゴルフ場殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
ゴルフ場殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 21~40 2/3ページ
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私のお気に入りキャラクターであるヘイスティングス大尉が大活躍する本作、楽しく読ませていただきました。彼の、既読のポワロ作品での迷走に輪をかけた今回の(罪のない)引っ掻き回し振りに、読書中何回か天を仰ぎました(彼を許したまえ!笑)。本作は多分、<ヘイスティングスやっちゃったね〜度>1位の作品ではないでしょうか。ベルギーが生んだ友情に篤いタマゴ天使の助力がなかったらどうなっていたことか、ほんとに。 ともあれ、今回は資産家の男性が殺害される事件です。フランスの肉体派探偵ジロー氏がポワロのライバルとして登場し、物語を盛り上げます。登場人物(というか、容疑者)の人数が少なく、場面の移動も余りないので『愛国殺人』や『メソポタミアの殺人』などに比べれば推理自体はし易い方だと思います。以下、若干ですが推理のヒントになることを書いてしまったので、未読の方はお気をつけください。 私は読みながら事件の怪しい点をメモし、しょっちゅう立ち止まってしつっこく考え、時々&所々見当違いの方向に進みかけてポワロに修正されながらでしたが、最終的に犯人自体は当たりました(ラストのどんでん返し手前では「犯人外した・・?」と一瞬落ち込みましたが、実は当たっていたのでいい歳して思わずガッツポーズ)。でも、今回は疑似餌・偽装にそんなにひねりがなくていくつかの嘘は分かりやすいです。そこから考えていけば、一つ目の事件はある程度すっきりします。また、ヘイスティングスが登場する話は冒頭部の会話シーンに伏線があり、それが大きなヒントになっていることが多い気がします。 そんな訳で、本作はヘイスティングスファンなら必読の一冊です。未読の方がいらしたら、できれば少なくとも最終作『カーテン』を読む前に本作を読まれることをお勧めします。 | ||||
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不可解な状況が非常に印象的な事件。 とにかく状況が不可解なのです。 そして謎が深まるまま第二の殺人へ… これもまた不思議なので はて?と思ってしまうことでしょう。 注目はこの事件に似せられた 過去の事件。 これを知ればなぜある人が あの行為に及んだかはわかってくることでしょう。 そして後半は注目すべきところ。 目を離すことが出来ない展開が 待っているはずです。 油断をしていると最後に出てくる強烈な一撃を お見舞いされますのでご注意を。 後半が見ものの作品でした。 | ||||
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不可解な状況が非常に印象的な事件。 とにかく状況が不可解なのです。 そして謎が深まるまま第二の殺人へ… これもまた不思議なので はて?と思ってしまうことでしょう。 注目はこの事件に似せられた 過去の事件。 これを知ればなぜある人が あの行為に及んだかはわかってくることでしょう。 そして後半は注目すべきところ。 目を離すことが出来ない展開が 待っているはずです。 油断をしていると最後に出てくる強烈な一撃を お見舞いされますのでご注意を。 後半が見ものの作品でした。 | ||||
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本書は、ラストの手前まではすごく良かった。 ポアロの途中までの推理は論理的で納得できるものだし、ジロー警部とポアロの推理合戦やヘイスティングズとシンデレラのロマンスを絡ませたストーリーも面白い。 ところが解決編に至ると腰砕けな感を免れないのである。 ベラ・デュビーンが犯人ではなく別のある人物が犯人だという点に関して、結局ポアロはただベラが犯人だということに納得できないというのみで、推理を放棄してしまっている。 シンデレラが盗み出した短刀がベラのものであるはずがないという決めつけも、実際に確認するまでは何の根拠もないことだった。 それに、ジャックとルノー氏がコートを取り違えたためにジャックを殺そうとした人物が間違えてルノー氏を殺したのだと、ポアロ自身が途中でそのように推理しているが、結局はコートの取り違えに関係なく犯人はルノー氏を殺したわけで、途中の推理が誤っていたことについてポアロは一言も説明も弁明もしていないのもちょっと気に入らない。 ストーリーの面白さに免じて★4つというところである。 | ||||
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本書は、ラストの手前まではすごく良かった。 ポアロの途中までの推理は論理的で納得できるものだし、ジロー警部とポアロの推理合戦やヘイスティングズとシンデレラのロマンスを絡ませたストーリーも面白い。 ところが解決編に至ると腰砕けな感を免れないのである。 ベラ・デュビーンが犯人ではなく別のある人物が犯人だという点に関して、結局ポアロはただベラが犯人だということに納得できないというのみで、推理を放棄してしまっている。 シンデレラが盗み出した短刀がベラのものであるはずがないという決めつけも、実際に確認するまでは何の根拠もないことだった。 それに、ジャックとルノー氏がコートを取り違えたためにジャックを殺そうとした人物が間違えてルノー氏を殺したのだと、ポアロ自身が途中でそのように推理しているが、結局はコートの取り違えに関係なく犯人はルノー氏を殺したわけで、途中の推理が誤っていたことについてポアロは一言も説明も弁明もしていないのもちょっと気に入らない。 ストーリーの面白さに免じて★4つというところである。 | ||||
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本書はポアロ長編第2作。 私は30年ぐらい前に読んだことがあり、なかなか面白いと思ったのだが、当時本書のことを面白いとか傑作だとか記した書評がなく(普通、傑作なら他の作品の巻末解説に必ず名前が出てくるのに、本書はまったく出てこなかった)、自分の評価がおかしいのかと思って他の人には本書が面白いとかいうことはなかった。 しかし、今回再読して30年前と同様面白いと思った。 緻密な構成、ポアロとジロー警部の推理競争、意外な犯人、ヘイスティングズとシンデレラのロマンスと実によくできた作品で、他の人のレビューも概ね同様な評価なので自分の感覚がおかしいわけではないと、少し安心もした。 本書では珍しく中盤でポアロが他の作品には見られないぐらい懇切丁寧な推理を展開しており、これがまた実に論理的なところがいい。 | ||||
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本書はポアロ長編第2作。 私は30年ぐらい前に読んだことがあり、なかなか面白いと思ったのだが、当時本書のことを面白いとか傑作だとか記した書評がなく(普通、傑作なら他の作品の巻末解説に必ず名前が出てくるのに、本書はまったく出てこなかった)、自分の評価がおかしいのかと思って他の人には本書が面白いとかいうことはなかった。 しかし、今回再読して30年前と同様面白いと思った。 緻密な構成、ポアロとジロー警部の推理競争、意外な犯人、ヘイスティングズとシンデレラのロマンスと実によくできた作品で、他の人のレビューも概ね同様な評価なので自分の感覚がおかしいわけではないと、少し安心もした。 本書では珍しく中盤でポアロが他の作品には見られないぐらい懇切丁寧な推理を展開しており、これがまた実に論理的なところがいい。 | ||||
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『ゴルフ場殺人事件』は、ポアロの登場する第二作目の長編作品だ。ミステリー史上に燦然と輝く多くの傑作を生み出したクリスティだが、その作品群の陰に隠れて見逃されがちなのが本作のような作品ではないだろうか。その原因の一つが『ゴルフ場殺人事件』という、ちょっとB級な題名にあると思われる。もう少し題名に工夫があれば、少なくとも日本では今以上に話題になっていたのではないか。ミステリー通の方には当たり前のことかもしれないが、クリスティーって『アクロイド』や『オリエント急行』だけはなかったんだ、とあらためて感心した。 物語はポワロが事件の依頼を受けて、フランスのジュヌヴィエーヴ荘(舌をかみそう)に向かうところから始まる。本作にはトリッキーな仕掛けがあるわけでもなく、物語が劇的に進行するわけでもない。殺人事件の捜査過程が、淡々と描かれているだけだ。そこで大きな役割を果たすのが、ポアロに対抗するパリ警察の刑事ジロー(フランスではポピュラーな名前なのでしょうか?)の存在だ。最初のうちは対抗というより、ジロー刑事の独壇場になる。古典的ミステリーの多くは、シャーロックホームズとワトスンのように、相方が単なる引き立て役になるパターンが多いが、今回のような「対決推理もの」(勝手に名付けました)では、ワトスンが間抜けな推理をする代わりに、ライバル探偵(刑事)が鋭い推理を連発して名探偵の立場を危うくしていく。読者は、「犯人はだれか?殺人の動機は?」という興味の他に、ポワロは勝てるのかという新たな魅力に引き込まれる。もっとも読者にはポワロが勝つことはわかっているので、それは水戸黄門的(?)なカタルシスにいつ導かれるのかという興味でもあるのだ。 | ||||
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『ゴルフ場殺人事件』は、ポアロの登場する第二作目の長編作品だ。ミステリー史上に燦然と輝く多くの傑作を生み出したクリスティだが、その作品群の陰に隠れて見逃されがちなのが本作のような作品ではないだろうか。その原因の一つが『ゴルフ場殺人事件』という、ちょっとB級な題名にあると思われる。もう少し題名に工夫があれば、少なくとも日本では今以上に話題になっていたのではないか。ミステリー通の方には当たり前のことかもしれないが、クリスティーって『アクロイド』や『オリエント急行』だけはなかったんだ、とあらためて感心した。 物語はポワロが事件の依頼を受けて、フランスのジュヌヴィエーヴ荘(舌をかみそう)に向かうところから始まる。本作にはトリッキーな仕掛けがあるわけでもなく、物語が劇的に進行するわけでもない。殺人事件の捜査過程が、淡々と描かれているだけだ。そこで大きな役割を果たすのが、ポアロに対抗するパリ警察の刑事ジロー(フランスではポピュラーな名前なのでしょうか?)の存在だ。最初のうちは対抗というより、ジロー刑事の独壇場になる。古典的ミステリーの多くは、シャーロックホームズとワトスンのように、相方が単なる引き立て役になるパターンが多いが、今回のような「対決推理もの」(勝手に名付けました)では、ワトスンが間抜けな推理をする代わりに、ライバル探偵(刑事)が鋭い推理を連発して名探偵の立場を危うくしていく。読者は、「犯人はだれか?殺人の動機は?」という興味の他に、ポワロは勝てるのかという新たな魅力に引き込まれる。もっとも読者にはポワロが勝つことはわかっているので、それは水戸黄門的(?)なカタルシスにいつ導かれるのかという興味でもあるのだ。 | ||||
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フランス、イギリス、南米の話題がでてきて、国際的な感覚が身につきます。 どこの国の人は、どの国をどう思っていたかが、なんとなく伝わりました。 ポアロ、ヘイスティング以外にも、刑事、予審判事など、登場人物もさりげなく登場していて、話の進展に役立っています。 事件の当事者たちも、いろいろな女性がでてきて華やかです。 映像作品も、きっと美しいのだろうなと予測できます。 ポアロものは、最初にテレビで見てから、本を読むようになったので、 いつもテレビに登場する人物が頭に描かれながら、 なおかつ、日本語の声優さんの語り口が焼きついていて、 本を読んでいても、そのまんまが再現され、楽しくなります。 事件は、ゴルフ場というよりは、ゴルフ場建設現場の横の屋敷ということで、 日本語のタイトルが適切かどうかは分かりません。 屋敷の使用人の方々も、特徴のある性格で、話題に花を添えてくれています。 | ||||
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フランス、イギリス、南米の話題がでてきて、国際的な感覚が身につきます。 どこの国の人は、どの国をどう思っていたかが、なんとなく伝わりました。 ポアロ、ヘイスティング以外にも、刑事、予審判事など、登場人物もさりげなく登場していて、話の進展に役立っています。 事件の当事者たちも、いろいろな女性がでてきて華やかです。 映像作品も、きっと美しいのだろうなと予測できます。 ポアロものは、最初にテレビで見てから、本を読むようになったので、 いつもテレビに登場する人物が頭に描かれながら、 なおかつ、日本語の声優さんの語り口が焼きついていて、 本を読んでいても、そのまんまが再現され、楽しくなります。 事件は、ゴルフ場というよりは、ゴルフ場建設現場の横の屋敷ということで、 日本語のタイトルが適切かどうかは分かりません。 屋敷の使用人の方々も、特徴のある性格で、話題に花を添えてくれています。 | ||||
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クリスティーの初期の作品です。 ポアロとジロー刑事の推理対決、ヘイスティングズのロマンスなど、見所が多く、本をめくる手が止まりません。最後にはどんでん返しもあります。 ただ、トリックやストーリーが複雑で、ごちゃごちゃしている、という印象は否定できないかな、と思います。 | ||||
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ポワロシリーズにおいて、ヘイスティングスはホームズにおけるワトソン的役割を果たす人物ですが、実はポワロと事件を共にするのは初期の作品だけで、中期以降はほとんど登場しません。本作はそんな愛すべきワトソン役、ヘイスティングスの名(迷)活躍ぶりが見れる初期ならではの楽しい物語です。 他にもパリ警察のジロー警部との「推理合戦」があり、また物語全体に漂うロマンスの香りも話にきれいに花を添えておりクリスティのストーリーテリングの上手さがよくわかる作品です。 ただ、上記のように物語としては非常に充実しているのですが、ミステリとしてみるとちょっと無駄が多いように思います。わかりにくくしよう、難解にしようとするあまり不自然に複雑になってしまっている感じを受けました。もっとシンプルでも良かったのでは… ちなみにデビッド・スーシェ主演のポワロ・シリーズでドラマ化されてますが(完全版vol26)原作よりこちらの方が面白いと思います。映像化で非常にわかりやすくなってますし、ラストのジロー警部へのポワロの台詞が洒落てて良いです(ちなみに本書の解説はスーシェ演じるポワロの吹き替えを担当している声優・熊倉一雄氏です) | ||||
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ポワロシリーズにおいて、ヘイスティングスはホームズにおけるワトソン的役割を果たす人物ですが、実はポワロと事件を共にするのは初期の作品だけで、中期以降はほとんど登場しません。本作はそんな愛すべきワトソン役、ヘイスティングスの名(迷)活躍ぶりが見れる初期ならではの楽しい物語です。 他にもパリ警察のジロー警部との「推理合戦」があり、また物語全体に漂うロマンスの香りも話にきれいに花を添えておりクリスティのストーリーテリングの上手さがよくわかる作品です。 ただ、上記のように物語としては非常に充実しているのですが、ミステリとしてみるとちょっと無駄が多いように思います。わかりにくくしよう、難解にしようとするあまり不自然に複雑になってしまっている感じを受けました。もっとシンプルでも良かったのでは… ちなみにデビッド・スーシェ主演のポワロ・シリーズでドラマ化されてますが(完全版vol26)原作よりこちらの方が面白いと思います。映像化で非常にわかりやすくなってますし、ラストのジロー警部へのポワロの台詞が洒落てて良いです(ちなみに本書の解説はスーシェ演じるポワロの吹き替えを担当している声優・熊倉一雄氏です) | ||||
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大富豪の殺人から芋蔓式に人物の過去と事件の真相が浮き出てきて、 そして登場人物の心理をあちこちに埋め込めて複雑性を構築し、 見事ミステリーを創り上げた言えます。 アクロバットのヒロインが登場するなど筆者のみずみずしさを彷彿させてくれます。 | ||||
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大富豪の殺人から芋蔓式に人物の過去と事件の真相が浮き出てきて、 そして登場人物の心理をあちこちに埋め込めて複雑性を構築し、 見事ミステリーを創り上げた言えます。 アクロバットのヒロインが登場するなど筆者のみずみずしさを彷彿させてくれます。 | ||||
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アガサ・クリスティの長編3作目。エルキュール・ポワロが登場する作品としては2作目にあたります。今回ポワロは依頼を受けてフランスまで出張しています。クロフツなどもそうですが、イギリスの作家は対岸のフランスを舞台とするのが好きなようです。今作の眼目は、殺害後の状況が犯人にとって有利とは思えない状況になっているという点。指紋を残さないほど用意周到な犯人が、なぜ死体を発見しやすい場所に放置したのかというのが謎です。 助手役のヘイスティングス大尉が事件の関係者の女性に恋をしてしまい、ポワロによる真相究明を邪魔しようとするのも面白いです。ただ、この翻訳ではポワロが自分のことを「僕」と呼んでおり、その点には最後まで違和感が残りました。 | ||||
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アガサ・クリスティの長編3作目。エルキュール・ポワロが登場する作品としては2作目にあたります。今回ポワロは依頼を受けてフランスまで出張しています。クロフツなどもそうですが、イギリスの作家は対岸のフランスを舞台とするのが好きなようです。今作の眼目は、殺害後の状況が犯人にとって有利とは思えない状況になっているという点。指紋を残さないほど用意周到な犯人が、なぜ死体を発見しやすい場所に放置したのかというのが謎です。 助手役のヘイスティングス大尉が事件の関係者の女性に恋をしてしまい、ポワロによる真相究明を邪魔しようとするのも面白いです。ただ、この翻訳ではポワロが自分のことを「僕」と呼んでおり、その点には最後まで違和感が残りました。 | ||||
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初期作なので、イマイチかと思っていましたが、決してそんなことはありませんでした! 登場人物のうち誰が犯人なのか、何がどうなっているのか。と、話が時々前後しますが、そこで混乱しなければ、最後に迎える言い尽くせぬ感動を味わうことが出来るでしょう。 それと、パリ警察のジロー警部が今回のポアロのライバルとして登場します。 なかなか優秀ではあるのですが、自信過剰なところがいただけない! こいつに、我らがポアロを小ばかにされて苛立った読者も多いのではないでしょうか? あと、ヘイスティングズの恋の行方も見物です☆ それに、この話は色々と複雑にからみ合い、そしてそれがかなり「絵」になる情景が盛り沢山なので、映像化を自然と彷彿させられる事件でした。 なんといっても、登場する人物の中で、女性はかなりの美人が多い! それだけでも映像化は楽しみでしょうが、事件の真相を明らかにするときに、映像を用いるとさらに理解と感情移入が高まるのではないかと思うのです。 この作品は特にね。 そして、あと書きにはイギリス製作のポアロのドラマの日本語吹き替えをなさっている方のものです 私の意した通り、この作品はいいようなのでより感動が深まりました。 是非、ドラマも見たい!と、思わされる作品です。 | ||||
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初期作なので、イマイチかと思っていましたが、 決してそんなことはありませんでした! 登場人物のうち誰が犯人なのか、何がどうなっているのか。と、 話が時々前後しますが、そこで混乱しなければ、最後に迎える 言い尽くせぬ感動を味わうことが出来るでしょう。 それと、パリ警察のジロー警部が今回のポアロのライバルとして登場します。 なかなか優秀ではあるのですが、自信過剰なところがいただけない! こいつに、我らがポアロを小ばかにされて苛立った読者も多いのではないでしょうか? あと、ヘイスティングズの恋の行方も見物です☆ それに、この話は色々と複雑にからみ合い、そしてそれがかなり 「絵」になる情景が盛り沢山なので、 映像化を自然と彷彿させられる事件でした。 なんといっても、登場する人物の中で、女性はかなりの美人が多い! それだけでも映像化は楽しみでしょうが、 事件の真相を明らかにするときに、映像を用いるとさらに理解と 感情移入が高まるのではないかと思うのです。 この作品は特にね。 そして、あと書きにはイギリス製作のポアロのドラマの 日本語吹き替えをなさっている方のものです 私の意した通り、この作品はいいようなのでより感動が深まりました。 是非、ドラマも見たい!と、思わされる作品です。 | ||||
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