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ゴルフ場殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
ゴルフ場殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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ベラとシンデレラとか、ぐちゃぐちゃと登場人物が現れ、整理されていない気がする。 スカーレットピンパーネルとか、そういうテイストがあるが、最後はドタバタとしていて、アンクルの女 を観ているかのようだった。 こいつは、ヘイスティングスに尽きる。良かったねえ。しかし、シンデレラは一度も、アーサーと呼ばないなあ、最後まで。 | ||||
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本書の数年前に出版されたクリスティの先輩、フィルポッツの『赤毛のレドメイン家』でも話に出たように、当時の英国で陰謀を企む組織と言えば、コミンテルン(1919年に活動開始)やナチス党(1921年にヒトラーが議長に就任)よりも、イタリアの秘密結社を思い浮かべるのが普通だったらしいw ゴルフ場は英語で golf course であるが、イギリスでは links と呼ぶらしい。 ちょっとググると、スコットランドの海沿いのゴルフ場を links というなんて書いてあったので、英国人が一般的にゴルフ場を links と呼ぶのかはよくわからない。本作の舞台はスコットランドではなくフランスなので、特にゴルフに詳しいとは思えないクリスティーが、勘違いしていた可能性もある。 いずれにせよ、邦題はほぼ直訳で間違いないのだが、それでもこの安っぽい題名はなんとかならんかったものか。 本作早々でポワロを手紙で招いた依頼者は、たしかにゴルフ場造成地のバンカー予定地に掘られた墓穴で見つかる。犯人が掘ったに違いなく、その目的は死体を隠して事件性を消す目的の筈だが、死体に土を被せておらず、そもそもいずれ掘り返されるバンカー予定地に墓穴を掘ったのはなぜか? というのが最初のリーダビリティとなるが、基本的にゴルフ場の出番はこれだけ。 以前のちょっとした事件として、一度だけポワロの口にのぼる日本の相撲と関するコメントと出番は大して変わらないw ストーリーは二転三転あって、デビュー第三作でもさすがはクリスティーに外れなしの基準にあるとは思うが、依頼者=被害者が、「おいでください。後生です!」と念押すほどにポアロを呼び寄せる必要があったとはイマイチ思えないし、ポワロと張合うポジションのパリ警察のジロー刑事はあまりにステロでしょぼい。 ふと感じたが、本書を男性作家が今書いたとしたならば、さぞやいろいろ差別だと言われることだろう。 わたしはこの題名から、長らく本書を手に取らなかったふつつか者だが、シリーズファンにとっては外せない作品である。 語り手のヘイスティングスは、本書で二人の若い女性に出会う。 冒頭に逢ったシンデレラには、「うつくしい小娘」だけど、「白粉を顔に塗りたくり」唇は「人間でも食べたみたいに」真っ赤だと描写し、数頁あとに見かけたマルトに対しては、「美の礼賛者」である彼が「これまでにこんな美しい娘を見たことがない」とか。 さすがはポワロに「あなたはトルコ人の情熱をお持ちだ」と評されるだけのことはあるw 冒頭でシンデレラとヘイスティングスが、スタイルズ荘について話しているのに注目!w | ||||
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<ネタバレ注意> ゴルフ場は英語で golf course であるが、イギリスでは links と呼ぶらしい。 ちょっとググると、スコットランドの海沿いのゴルフ場を links というなんて書いてあったので、英国人が一般的にゴルフ場を links と呼ぶのかはよくわからない。本作の舞台はスコットランドではなくフランスなので、特にゴルフに詳しいとは思えないクリスティーが、勘違いしていた可能性もある。 いずれにせよ、邦題はほぼ直訳で間違いないのだが、それでもこの安っぽい題名はなんとかならんかったものか。 本作早々でポワロを手紙で招いた依頼者は、たしかにゴルフ場造成地のバンカー予定地に掘られた墓穴で見つかる。犯人が掘ったに違いなく、その目的は死体を隠して事件性を消す目的の筈だが、死体に土を被せておらず、そもそもいずれ掘り返されるバンカー予定地に墓穴を掘ったのはなぜか? というのが最初のリーダビリティとなるが、基本的にゴルフ場の出番はこれだけ。 以前のちょっとした事件として、一度だけポワロの口にのぼる日本の相撲と大して出番は変わらないw ストーリーは二転三転あって、デビュー第三作でもさすがはクリスティーに外れなしの基準にあるとは思うが、依頼者=被害者が、「おいでください。後生です!」と念押すほどにポアロを呼び寄せる必要があったとはイマイチ思えないし、ポワロと張合うポジションのパリ警察のジロー刑事はあまりにステロでしょぼい。 ふと感じたが、本書を男性作家が今書いたとしたならば、さぞやいろいろ差別だと言われることだろう。 わたしはこの題名から、長らく本書を手に取らなかったふつつか者だが、シリーズファンにとっては外せない作品である。 語り手のヘイスティングスは、本書で二人の若い女性に出会う。 冒頭に逢ったシンデレラには、「うつくしい小娘」だけど、「白粉を顔に塗りたくり」唇は「人間でも食べたみたいに」真っ赤だと描写し、数頁あとに見かけたマルトに対しては、「美の礼賛者」である彼が「これまでにこんな美しい娘を見たことがない」んだと。 さすがはポワロに「あなたはトルコ人の情熱をお持ちだ」と評されるだけのことはあるw 冒頭でシンデレラとヘイスティングスは、スタイルズ荘について話しているが、よもや数十年後に彼らの娘がスタイルズ荘で新たな殺人事件に巻き込まれるとは夢にも思わなかっただろうww | ||||
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ジローとポアロの捜査方針を比べてポアロを見てはがっかりするヘイスティングスにちょいイラします笑 でもとても面白い作品に仕上がっています。 | ||||
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作者に,いいように振り回され翻弄されて,ようやく終焉,一件落着かと安心してたら, 待っていたのはまるで逆転満塁ホームランなみの大どんでん返し. またしても,予想外の決着に愕然! | ||||
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ごく初期の作品というのもあってか、ストーリー自体はかなり平凡。ただし、愛すべき脇役ヘイスティングスが伴侶に出会う作品なので、すでに彼のことを気に入っているファンにはある程度楽しめる。 ちなみにヘイスティングスが語り部をつとめるポアロ作品では、発表された順に - ヘラクレスの冒険(短編集) - 邪悪の家 - ABC殺人事件 - ひらいたトランプ - カーテン が秀逸だと思う。 | ||||
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ポアロ&ヘイスティングズの、ホームズワトソンコンビで犯人探し。ゴルフ場の穴に頭を突っ込んで絶命していた夫。犯人は誰なのか? ちょっと間抜けに見える探偵ジローも登場。ポアロはジローにバカにされたり、ヘイスティングズにさえ呆れられるようなことを繰り返しますが、そこはやはり「灰色の脳細胞」で、必要なピースを集めていたのです……。 ヘイスティングズ大尉が恋に落ちるという、ラブロマンスも盛り込まれた一冊。エリザベスという女性に隠された謎に、気付けますか? | ||||
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ポワロもののワトスン役と言うべきヘイスティングスのロマンスも取り入れた話。仲人役のポワロパパが素敵。 内容は意外に無理があるトリックだが、まるで劇の中の人物のように生き生きしている登場人物の中でクリスティーワールドに浸ることの出来る作品。 | ||||
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ポワロもののワトスン役と言うべきヘイスティングスのロマンスも取り入れた話。仲人役のポワロパパが素敵。 内容は意外に無理があるトリックだが、まるで劇の中の人物のように生き生きしている登場人物の中でクリスティーワールドに浸ることの出来る作品。 | ||||
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