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震える山
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震える山の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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アメリカのワイオミング州の山岳地帯が舞台という少し雰囲気の違うミステリーです。猟区管理官の主人公が、少しずつ謎を解きながら真相を突き止めるという展開はこれまでのシリーズと同じで、娘たちが成長しているのが年月の経過を感じさせるところです。信頼して支えてくれる妻と、素直な娘たちの存在が、読者に安心感を与えてくれます。 | ||||
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シリーズなので早く続きを読みたかったので、迅速に届けていただいてとてもうれしかったです。 本の見た目も説明通りで問題はありませんでしたが、ひとつ残念だったのは消毒の匂いが少しきつかったこと。説明に加えていただければうれしいです。 | ||||
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シリーズ物を読み続けています。あと一冊で終わりです。最後の一冊が中々買えません。キンドル版ではなく本で読みたいので苦労しています。 | ||||
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ジョー・ピケットは、不器用で寡黙な古典的西部劇の主人公。皮肉たっぷりのセリフを連発して相手をやりこめるハードボイルドの探偵とは正反対です。銃を奪われたり、手錠を奪われたりというドジも踏むが、納得するまで調査をやめず、嫌われながらも真実にたどり着きます。 短期間に連続して読んだのでしばらくするとどれがどれだかわからなくなりそうです。「震える山」というタイトルは、「フリーファイア」の方にむしろふさわしかった気がしますが、とにかくどれも面白いです。 | ||||
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同僚の自殺とおぼしき事件によって、より開発の進んだジャクソンで単身で赴任することになったジョー。 ところが新天地での勤務は順調に進まず、保安官、伝説のアウトフィッター、有力な開発業者、そして赴任により関係がぎくしゃくし始めた家族との関係など、四面楚歌となったジョーが孤軍奮闘しながら彼の信じる正義に向かい、愚直に突き進んでいくのが大まかなストーリー。 シリーズものだと出来具合にばらつきがちだが、このシリーズの出来はすばらしく、いつもながらの現代のウェスタンばりの展開だが、読者を巻き込む力はパワーアップしている感がある。 アメリカでは12作まで出版されているようなので、翻訳ももう少し短いサイクルで出版してほしい、楽しみにしている読者も多いと思うので。 | ||||
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C・J・ボックスによる“現代のウェスタン”と称される、ワイオミング州猟区管理官<ジョー・ピケット>シリーズ邦訳第4弾。本書は’05年の作品だが、ボックスといえば、この後に書いたノン・シリーズの『ブルー・ヘヴン』が、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」’09年度ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)を受賞している。今、アメリカで最ものっているミステリー作家のひとりである。 さて、本書だが、ジョーの尊敬する先輩の猟区管理官が大型の銃で自殺と思われる状況で死亡し、ジョーは臨時に彼の任地・花形地区ジャクソンホールに単身赴任する。そこはジョーのホームタウンである小さな町サドルストリングとは何もかも異なる、アメリカ有数の国立公園の入り口で、広大な大自然を擁する山岳リゾート地であった。 そこでジョーは、非協力的な地元の保安官、特別な家畜の安全な肉を提供する特権的コミュニティ建設をもくろむ強引で高慢な実業家とジョーを誘惑するその妻、肉食を糾弾する動物保護運動家、時代遅れといわれる老アウトフィッターらと出会う。 しかしジョーの頭の中にはタフで有能だった先輩猟区管理官の死がこびりついて離れなかった。残した家族の心配をし、勝手が違う新任地での仕事や難題をこなし、彼らのさまざまな思惑に戸惑いながらも、死の真相を探ろうとするジョーにも危機がひたひたと迫る。物語の大半は、そんなジョーの行動や留守宅の家族に起こる不審な出来事、ホームタウンの元保安官のもとに東部から現れた謎の男などのエピソードが綿々と綴られるのだが、ジョー・ピケットという男の“個性”が存分に描かれていて、飽きたり退屈な思いをしたりすることなく読者はずっと惹きつけられ、最後の最後に明らかになる恐ろしい陰謀に目を開くのである。 本書は、雄大な山岳地帯を舞台にしたクラシックな男の冒険譚であると共に、昨今話題の“食肉”の問題も取り上げた、独創的な物語である。 | ||||
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