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特捜部Q キジ殺し



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特捜部Q キジ殺しの評価: 4.21/5点 レビュー 42件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(3pt)

一作目を超える二作目には、なかなかお目にかかれない。

・・・最近の警察小説はリアルさを追求した重量級のものが多く(それはそれで好きだし、面白いのであるが)、この『特捜部Q』のおとぎの国の面々には、「こんな奴らいないよ」と思いつつもホッとさせられる。シリーズものの楽しみを久しぶりに思い出させてくれる、なんともアトを引く人々なのだ。・・・ 
 ・・・上の内は、巻末の恩田陸氏の解説の中の一部である。
 恩田氏は、アンデルセンの童話は、どれをとっても恐ろしく、どの話も痛さが共通したテーマだと述べていた。
 たしかに「あんな奴らはいない」だろうと思いつつ物語を読み進むが、ものには限度というものもある。
 本作に登場するサイコ・グループたち(こんな奴らが限度を超えている)の面が物語の初めに割れていることから、犯人探しという楽しみを読者から奪っていることも一作目を超えない作品となっている理由だろう。
 えてして一作目を超える二作目はないのが作家の宿命なのかもしれないが、ユッシ・エーズラ・オールスンの二作目の『特捜部Q-キジ殺し』には、残念ながら失望した。
 が、警察官ではなく、たんなるアシスタントのアサドの捜査能力(たまに誤った自説に拘ることもあるが)や、新しく配属されたローセの存在が気になってしまった。
 この部下たちとのアイロニカルな発言やユモアー溢れる会話や行動は相変わらず面白い。
 北欧の人の名前はどうも覚えにくいので何度も「登場人物」を参照しながら読むことになる。
 著者の名前すら、いまだに覚えられないくらいである。
 カールと部下が襲われた謎も先送りして読者に興味を持たせる著者の手管にのり、第三作も読むことになるのかもしれない。
 解説の恩田氏が、奇矯なローセが第三作で「まさか!」と叫びたくなるようなこともあるよう気を惹いいていたから、そのPRに乗せられてみようかな・・・?
特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)Amazon書評・レビュー:特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)より
4150018537
No.4:
(3pt)

1作目と3作目が良すぎて・・・

「檻の中の女」と「Pからのメッセージ」と比較してしまうと、どうしても見劣りしてしまいますね。 というのも、私が、1作目→3作目→2作目の順番で読んでしまったので。 特捜部Qはどれもかなりのボリュームがありますが、「P」はあっという間に読めてしまったのに対し、こちらはなんだかダラダラ読みになってしまいました。 でも、4作目への期待度は減っていません。 カールとアサドの珍コンビ、楽しみにしています。
特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)Amazon書評・レビュー:特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)より
4150018537
No.3:
(3pt)

またしても

前作に、多少の不満を感じたにもかかわらず、アサドに会いたくて読んでしまいました。
でも、やっぱり展開のご都合主義が気になる〜〜〜
ほんと、登場人物は魅力的なんだけどな〜〜〜。残念です。
特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)Amazon書評・レビュー:特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)より
4150018537
No.2:
(3pt)

ストーリーは相変わらず面白いが、アサドが生き生きしていない

ストーリーは相変わらず面白いが、アサドを初めとする周辺メンバーのキャラが活かされていないため、前作のような生き生き感があまり感じられないのが、残念なところ。 第三作がどうなっているかで、今後も読み続けるかを判断することになりそうだ。 前作の出来が良かったため、相対的に本作の評価が下がってしまうが、海外ミステリーとして一定レベル以上には到達していると思う。
特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)Amazon書評・レビュー:特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)より
4150018537
No.1:
(3pt)

前作ほどは…

ものすごく楽しみにしていたので、その分がっかりしたというか…

アサドは前作ほど面白く感じられず、新しくメンバーに加わったローセには何の共感も持てず、全体的に過激な暴力描写が多く読みながら気が滅入りました。

その割にストーリーそのものには新鮮さがないように思いました。

ただ、それぞれのキャラクターは鮮明で印象的です。
特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)Amazon書評・レビュー:特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)より
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