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カラマ-ゾフの兄弟
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【この小説が収録されている参考書籍】
カラマ-ゾフの兄弟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全681件 601~620 31/35ページ
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ケチのつけようのない、深遠を描いた小説です。読む度にいろいろな視点から、いろいろな解釈と思考ができる傑作です。カラマーゾフとはなにか、兄弟それぞれがどのような経緯である一点、つまりカラマーゾフに帰結するのか。 この作品が逸脱している所以は、登場するどの人物も、物語の主人公に成りうるという点です。読めばそこに、彼らが生きている、あるいは存在する痕跡が見られるのです。是非ともこれを読み、自己の本質について推敲して見てはいかがでしょうか。 | ||||
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出版社の意図がまず素晴らしい。既存の出版社は、難解な翻訳を長年出し続けていたわけで、この愚行によって文学の楽しさを味わうことなく興味を失ってしまった人が多数いたと思うと、非常に残念である。 それに対してこの翻訳は、他のレビュー者のとおり非常に読みやすい。 しかも最後に解説があり、読みこなすための前提知識などを教えてくれる。だから最初はこの部分から読むのもよいかもしれない。 ちなみに第二巻の解説には、第一巻のあらすじが載っている。第一巻の内容が理解しづらかった場合は、このあらすじを読むことで補うことも出来る。 | ||||
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今まで、カラマーゾフの兄弟を読もうと思い、挫折してきた。 それはやはり翻訳の不自然さが最大の原因であった。 亀山訳は本当に読みやすい。 2巻の有名な大審問官の章もキリスト教の知識は必要ではあるが、 すらすらとはいかなかったが読めた。 第3巻は、長男ミーチャの章だ。事件が発生し、予審が始まる。 早く次が読みたい。それにしても、待たせすぎだ。 待たせすぎたことで☆の数は変わるものではないが、 あまりにも遅すぎる。 他の訳を買っちゃう人が出てきてもおかしくない。 商売下手ですな。 じらしても何の得もないと思うけど・・・ | ||||
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日本人はドストエフスキーというと『罪と罰』を思い浮かべる方が多いと思う。 しかし、この『カラマーゾフの兄弟』こそ彼の最高傑作と推す人も多い。甲乙つけがたいが、個人的にはこの作品こそロシア文学界だけではなく、世界文学の最高傑作だと思うことがある。 特にこの上巻には次兄イワンが語る「大審問官」が含まれている。 この作品は上・中・下から成るため、上巻はどうしても説明が多くなる。しかし、この「大審問官」にはその前のじれったい感情を忘れさせるインパクトがある。 この中でアリョーシャは大きく成長し、またイワン自身も何か大きなものを得た。 私を含めた日本人の多くがクリスチャンではないが、それでもこの叙事詩から得られるものは多い。 ぜひ、皆さんもこの感動を味わって頂きたい。特に大学生にとってこの作品は必読だ。 そして、中・下巻を読破したとき、それは自分の知識として一生残るはずだ。 | ||||
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私たち人間の人生には少なくとも一度ぐらいは悩み貫かなければならないときが来る。 アリョーシャの場合、それがゾシマ長老の死、そしてその後の悲惨な事態だった。 そんなとき、人間は今までの信仰、理念を疑ってしまう。しかし、それには何らかの意味があるはずだ。 それを見つけたとき、私たちはその苦悩から解放される。 そのようなことがこの傑作の中巻から感じた。 さらにこの巻は物語の最重要場面でもある下巻の裁判へと繋がっていく。 この中巻が最もアリョーシャ視点で書かれているため、その多感なものの見方が非常に面白かった。 上巻は読むのに時間を要するが、中・下巻はどんどんと頭の中に入れたくなる展開が詰まっている。 上巻でリタイアしてしまった方はそこまで読んでしまったら、あとは楽なのでぜひ再チャレンジしていただきたい。 | ||||
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文学史上に残る長編の下巻。しかし、ドストエフスキーにとって、これは序章に過ぎなかったというのだから、恐ろしい。 この下巻だが、中心となっているのはミーチャの父親殺しを問う裁判シーンだ。 そこで繰り広げられる2人の検事と弁護士の対決もさることながら、二転三転していく人間模様の描写は圧巻。 また、この裁判は結局、陪審員の判断に委ねられたのだが、これは現在の日本の裁判員制度にも通ずるものとなっている。 この作品やO・J・シンプソン事件、マイケル事件を見るたびにその必要性に疑問を感じる。 また、この作品はロシア正教も重要となってくるが、それが社会主義体制に深く関係していることも感じ取れる作品だ。 ぜひ、長いかもしれないがこの上・中・下を自らの精神世界へと取り込んでいただきたい。 | ||||
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1巻→2巻は、発刊まで2ヶ月待ち。 2巻→3巻は、発刊まで3ヶ月待ち。 3巻から4巻(完結)は? すでに3ヶ月以上も経つのにまだ発刊されていない。 予定もわからないし、本当に4巻は出るの? 続きものはやっぱり全部そろっているものを買うべきだった・・・ しかもごく最近、 訳者は違うけれど『地下室の手記』(ドストエフスキー) が発刊されているし・・・ 光文社のHPを見ると6月の刊行予定にも入っていないし。 光文社さん、どーなってるのですか? 4巻出ないんですか? | ||||
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高校時代『罪と罰』(河出書房世界文学全集)は面白く読んだものの、『悪霊』(新潮文庫)の長さにかなり退屈し、『カラマーゾフの兄弟』(岩波文庫)はついに第1巻途中で挫折。もうこの「最高傑作」も読まないまま人生を終わるか、と思っていた矢先、新訳の評価の高さを知り、再挑戦した。 確かに以前読んだ訳よりも、こなれた訳文と大き目の活字でずっと読み易かった。しかしこの第1巻(特に前半)では登場人物の紹介に多くのページが割かれ、物語が少ししか進行しない。登場人物(特に父親のフョードルと長男ドミトリー)の語るセリフもやたら長いが、時代がかった大仰なもので、口調のわりには内容的には密度が薄いというか、あんまりピンと来ないものが多いと感ぜられた。やはり時代の差を痛感せざるを得ない。興味深いイワンがまだ殆ど語っていないので、取りあえずは第2巻の有名な「大審問官」の所までは読もうと思うが、最後まで通読できるかどうかは怪しいかなあ。しおりの登場人物紹介は名前がコロコロ変わるロシア文学には特にありがたいが、出来ればもう少し紹介人物を増やしてミウーソフやグリゴーリーの紹介も入れて欲しかった。この第1巻では結構重要な役どころでしょ? | ||||
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亀山先生の現代ロシア文化の講義を受けた事がありますが、ロシアへの愛に満ちていて、素晴らしい講義でした。 その亀山先生の訳ということで、期待大だったのですが、非常に良かったです。 やはり訳も時代に合わせて、新しくなっていくのがいいなぁと思います。 エリツィンも亡くなって、ロシアの現代史を振り返るいい機会ですので、多くの人に読んでもらいたいです。 | ||||
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ドストエフスキーの晩年における、彼の集大成とも呼ばれる作品。 この大作のテーマは、よく知られているように、「父親殺し」。 それを狭義の解釈で見た場合には、心理学的なエディプス・コンプレックスに行きつくのは必然ですが、それを広義の解釈に広めた場合には、キリスト教会の弱体化が進み、科学技術が促進されつつある、十九世紀ロシア社会に於ける「神殺し」という中心テーゼに行きつくように思います(「神なる父」とは、よく言います)。 ゾシマ長老も、実父フョードルに加え、或る意味アリョーシャにとって父(神)のような存在であるかとは思うのですが、そのゾシマ(神)の死の際の悪臭の表現にも、聖なるものが腐敗していくロシアの当時の現状というものが透かして感じ取られた気がします。アリョーシャはその後古い僧院から抜け出し、星々との交感を得ますが、我々もこの神の死滅、それによる物質主義への傾倒という文明の腐敗・悪臭から逃げ出さずに、一歩一歩自らの足で何某かの聖なるものを追い求めるしかないのでしょう。 この作品の要であり、最大の見せ場でもあろう、イワンによる「大審問官」からは、妄想とはいえ、スケールの大きさと共に、ドストエフスキーの、当時とそれから先の社会の在り様への深刻な問題意識が、浮かび上がっているように思います。 最後のほうの場面で、ミーチャが、「アリョーシャ!俺はもう今から、あのアメリカなんて国を憎んでるんだ。」と言い、ロシアを賛美しますが、こういった箇所からも、一時代先、即ち二十世紀及び二十一世紀の世界の在り様を、ドストエフスキーは既に予感していたのではないか、と思われます。社会主義的理想国家を切願するドストエフスキーにとっては、現在のグローヴァルな資本主義体制を建設したアメリカという国家は、忌み嫌うものであるに違いありません。故に、正に現代の問題として、現代の予言書として、我々は本書を読むことが出来るでしょう。 一読した段階では、正直、以上のような大雑把な書評しか出来ない状態なのですが、ゾシマ、アリョーシャといった「聖」と、フョードルやドミートリイといった「俗」なるものの描き分けが素晴らしく、これからの人生において、必ずや再読して、味わいを何倍も深めていきたいと思わせる、熱き魂の書物です(でも、冗長的な表現が含まれている感は、どうしても否めないかな)。深い思想と破天荒なストーリー展開が魅力の本書ですが、第二部が書かれず終いなのが、何より悲しいですね。 それと、翻訳の問題ですが、現在『カラマーゾフの兄弟』再ブームとして、光文社の亀山訳の『カラマーゾフの兄弟』が爆発的に売れていますが、個人的にはこの新潮社の原訳の方が、迫力と情熱に満ちたドストエフスキーの文章をより良く再現出来ているに違いないと思い、お勧めです。ドストエフスキーに「読み易さ」を求めるのは、何より筋違いではないでしょうか。ドストエフスキーには何よりもエネルギーをこそ読者は求むるのではないでしょうか。ブログを読ませていただく限り、亀山氏は普段からあのような平明な文章を書いているようですが、どうもドストエフスキーと同化し得ているとは言い難い気がするのは私だけでしょうか。岩波の訳は読んでいないので何とも言えませんが。 | ||||
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「悪霊」「罪と罰」に並ぶドストエフスキー三大傑作の一つ。 個性の異なるカラマーゾフ3兄弟と、それを取り巻く人々が起こす事件を、 三男アレクセイを中心に、神、宗教、家族などのテーマを背景に描く。 体育会系無頼漢の長男、ドミートリィ。 文系知識人の次男、イワン。 天使のような三男、アレクセイ。 その他に父を含めた、個性の強い多くの人物達が、ある事件を軸に繰り広げる物語。 「神とは。そして人間とは」時にじっくりと聞かせ、 「誰だ、一体だれがやったんだ」時に慌しい展開。 その緩急のアクセント。 荒い息遣いまで聞こえてきそうな登場人物のテンションの高さ。 何なんだ。一体何なんだ? これを読まずして何を読む。 | ||||
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最初、冒頭の「作者の言葉」が意味するところを掴みかねた。 ドストエフスキー氏は本作を書き上げた後、間もなく他界している。 つまり本作はアレクセイの伝記の前半部分に過ぎなかったのだ。 「重要な小説は二番目の方」 (「作者の言葉」より) ドストエフスキー氏が墓まで持って行ったこの「重要な二番目の小説」は、 文学界において最大の喪失であると言えるのではないか。 二番目の小説によって得られるカタルシスたるやいかなるものか。 私はそれが知りたい。 本作をこれから手に取ろうとしている方々は、事前に旧約聖書の創世記、 及び新約聖書の福音書に目を通しておくと良いだろう。 | ||||
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存在している全ての小説を読むことは不可能だが、これを読むことは可能だ! という理由でとにかく読むことをお願いしたい。お奨めではない、要求と言っていい。 小説など読む時間がないという人ならなおさらだろう。読まずに死ぬのはあまりにもったいない。 この作品は、おそらくとしかいえないが、映像化、漫画化など他のメディアへの変換が、 映像技術の進歩に関係なくほとんど不可能であり、また無意味でもあるため、今後もこの作品 に近づきたければ、小説としてそのまま読むしかない! トルストイと異なり、ドフトエフスキーは小説の形式でしか可能でない表現で作られているので、映像化などは極めて難しいのだ。 黒澤も「白痴」で失敗している。フェリーニも愛読していながら、ついに手がけなかった。 だが、読むだけのことはある。読んだ充実感は他を圧倒する。しかもおそろしく面白い! 娯楽小説としても一流だ。ただ、悲しいことに当時のロシアにとっては、読む人に身近だった内容が、 現代に生きる日本人にとっては身近ではないため、近づきにくいことだけは確かだ。 だが、ここで語られる内容は今もなお、不気味な啓示として光り輝いており、読む人の心を強く打つだろう。 山のように小説が作られ、様々な表現手法が編み出されたが、20世紀にはついにこれ以上の小説は生まれなかったと思っている。 21世紀は是非ともこれを超えるものを誰かかいて欲しい。それくらい読むべき作品だ。 | ||||
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カラ兄が好きな村上春樹さんは、「恋をするというのは、人生においてもっとも理不尽で、(それがゆえに)もっとも素晴らしい ことの一つ」と読者に回答されていましたが、この第3巻のミーチャの行動からその言葉を思い出しました。 3兄弟の内、最も慈悲深く神秘的な魅力を持つアリョーシャや、ナイフのような鋭い知性を持つイワンに比して 長男の退役軍人のミーチャはとても俗人的であり、我々のような一般の読者を代表した人物だと想像できます。 1,2巻では殆ど注目に値すべきでない彼が第3巻では主役となり、グルーシェニカや父フョードルに対する 理不尽な恋・愛・嫉妬によって、身を滅ぼし、しかし、最愛の人の愛を得る過程が描かれています。 古今東西誰もが知っているように、恋や愛は理屈ではありません。 その恋や愛が途轍もない嫉妬を生み、人を破滅させること、しかし同時に人を救う、あるいは真実に気付かせる そういった崇高なる力を持ち合わせること、そして、その順番が狂った時大きな悲劇が訪れることを実感させてくれた本です。 | ||||
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亀山新訳のこの3巻が出るのが、非常に待ち遠しかった。 カラマーゾフの兄弟は、もともとすごくおもしろいけれど、同時に相当に難しく、 読んでいる私自身の頭の中も注意深く整頓しながら進めなければ きちんと理解することが出来にくいものだったが、 この新訳のおかげで、読むまますうっと頭にはいってきて、 日本語として頭に落ち着き、ふに落ちて、 次から次へと襲い来る饒舌極まるドストエフスキーの作り上げた台詞に流されることがない。 幸せだ〜 最後までこの幸福は続くのだろう。 ああもう4巻が待ち遠しい。 | ||||
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有名な大審問官の章が入っている巻。 確かに難解で理解できた部分はほとんど無いと思う。具現化された神がいたらカトリックの制度は維持できなくなるんだ。イワンが子供に限定して話したのは残酷さを増すためだとか。 でも理解できる最善は尽くされている。 違和感のない訳、しおりへ記述された登場人物、そして最後の読書ガイド。 背景知識が無いと理解できない部分を補うヒントが詰まっている。 個人的に第三巻が出版されるまでにゲーテのファウストを読もうと思った。 | ||||
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この本で初めてカラマーゾフの兄弟を読んだ。 違和感なくすらすら読める。他の訳がどれほど難解なのだろうと疑問に思う。 好きなフレーズ「あの女は虎だ」 二巻以降が非常に楽しみ。 | ||||
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僕は今回初めて読むにあたって、どの翻訳で読もうか迷いました。 ロシア文学とか作家の「ドストエフスキー」の響きとかから、難しそうなイメージがあったので、 平易な文章のものがいいかなと思うけど、過度に簡単な文章にすると、 この小説の持ってる「凄み」みたいなものが薄れてしまうかなぁと読む前から心配したり。 光文社から出てる古典新訳シリーズとこちらと迷ったんですが、 その時は光文社の方はまだ全編出版というわけではなかったのでこちらにしました。 難解すぎず、かといってカルーイ感じでもなくよかったです。 | ||||
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古典には縁(興味)があまり無く、この本を読むきっかけも、カラ兄が好きな村上春樹さんですが、 これから古典を読んでみようかな?と考えている方にはお奨めできる本だと思います。 私自身、この本の偉大さ(実際に偉大であるとして)には未だ気づけていない部分が多々あると思いますが、 聞きなれたフレーズである、「人間は生まれながらに罪を背負っている」という言葉に深く考えさせられました。 自分の子供時代を振り返った時、無慈悲に小さな生き物(蛙)を何度も殺したことがあり その事を思い出し、人は誰しもが、無慈悲なことを行う土壌をその心の内に隠し持ってる という、心に潜む闇のようなものを再認識させられました。 金欲と淫欲にまみれた親、暴力、知力、慈悲力?に長けた3兄弟、彼ら及び彼らを取り巻く 登場人物達の生き様、思想が実に示唆に富んでいて、読者個々人に多面的に色々深く考える きっかけを提供してくれると思います。 この本が持つ示唆の大きさを、これからの人生で少しずつ気づき、自分の生きる上での指針となるものを 身につけたいと感じる本でした。 | ||||
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驚いた。頭にすらすら入ってくる。 前人の翻訳で何度か読んだことのある本書だが、 ごく普通の小説と同じようにすらすら頭に入ってきてくれるのには 大変に驚いた。 早く読めすぎて注意力散漫になる人もいるかもしれないが、 私の場合は理解が深まったような気がする。 これまで読みきれなかった人も、この翻訳ならば読めるのではなかろうか。 | ||||
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