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(短編集)

ツナグ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ツナグ
ツナグ (新潮文庫)

ツナグの評価: 4.23/5点 レビュー 290件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全290件 121~140 7/15ページ
No.170:
(3pt)

使者が手配するものとは

死者が生き返るお話だと聞いて、最初はよく有りそうなちょっと感動系のゴースト物かと思いましたが、全く違いました。幾つかの話しの中で使者が手配するのは、単に死者と依頼人を繋ぐことではなく、依頼人逹が、亡くなった人への想いにピリオドをうち、前に進むためのセレモニーだったのかもしれません。依頼人の細かい心の描写や、最後に使者の視点からストーリーをレビューするところも、小説として面白く、一息に読み終えました。感動はありましたが、ぐっときて泣ける小説ではなかったのは、自分の人生経験の浅さ故なんだと思います。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.169:
(5pt)

楽しい

世にも奇妙な物語とスカイハイを足して2で割った感じですね。
純粋に楽しめました。
実写化されていたことは知りませんでした。それは観たくないですね。
シリーズ化して続編が読みたいと思います。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.168:
(5pt)

偶然お彼岸にΣ(・□・;)

あらすじを確かめず「ツナグ」と「その日の前に」を同時に購入し読んで驚きました。私は夢の中で亡くなってしまった身内と時々会うことがあるので「ツナグ」は興味深いものでした。
ツナグAmazon書評・レビュー:ツナグより
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No.167:
(5pt)

心のしこりがほぐれる小説

死者と生者をむすぶ「ツナグ」を軸に、様々な人たちの人生を描いた短編小説集。
少し前に映画化もされた。

映画を見てからこの小説を読んだのだが、実際原作に忠実に作られていたので、違和感なくストーリーが頭に中に入ってきた。
松坂桃李と樹木希林が演じていたが、本当に配役にピッタリはまっていた。
まだ映画を見ていない方はそちらも見ることをおすすめする。

冷静に考えれば、死者を蘇らせて生者と逢わせるという、かなりぶっ飛んだ設定であるにも関わらず、最後まで真剣に入り込んでしまった。
それぞれ心に何かを抱えている人が「ツナグ」に依頼するのであるが、どの登場人物も奥深くまで考えられており、読んでいて心地よい。読書魂をくすぐられる。
最後の章で、全ての小説のまとめのようなものや、両親の真相、ツナグの存在する意味(意義)なども書かれており、最後まで目が離せない。

どう表現したら良いのか分からないが、読了後はとにかく心がすっきりした。
心にあるつっかえというかモヤモヤした何かが取れたような感じがする。

個人的には「親友の心得」という章には考えさせられた。
死者と生者が逢うことは決して良いものでは無い。悪いことも起こりうる。全てをひっくるめて自分で決めなければならない。
人生とはそういうものであるということを教えられている気がする。
この章の「伝言」には鳥肌が立った。両親の死の真相にも鳥肌が立った。

この世に生きている全ての人に読んでもらいたい。そう思える一冊であった。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.166:
(5pt)

素晴らしすぎた構成力・文章力(諸刃)

辻村深月さんの構成力・文章力が大爆発しています。今時のニーズに合った文章力、最終話に辻褄をすべて合わせていく非凡な構成力。プロットは単純と複雑の絶妙なバランス、小道具は最低限度・必要限度。全体として、小説という物の教本として取り上げて良いじゃないかと思えるほどの出来栄えであります。
 ただ、すこし、やり過ぎた感があります。
 感情移入しないタイプの穿った読書様は、たぶん、この本そのものの感動的な内容より、辻村深月の、あまりに機械的巧緻にすぎる小説の作り方を見てしまうかもしれません。結果的に批判として内容は「お涙ちょーだい」(感動要素をあまりに堅実に積み上げてしまった)構成は「最後の短編要らん」(巧緻すぎる辻褄合わせによって読了後の余韻がなくなった。疑問の余地ゼロ)になっています。
 だからこの作品を読むときは、内容を素直に受け入れると良いと思います。大人しく列車の座席に座っていれば間違いなく感動して泣けます。すこし首を伸ばして、窓の外に整然とひかれている線路(レール)を見てしまったら途端に感動できなくなります。
 そうです。作品を読むに当たっては、心で感じましょう。頭で考えてはいけません。
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No.165:
(3pt)

「使者の心得」は必要か

他の方も書いているように「親友の心得」が一頭地を抜いていると思われる。
嵐の気の強さ、狭量、身勝手、思いこみが、とんでもない誤解を招き、さらにはシッペ返しを喰らうさまを、心理的推理をまじえ、
みごとに活写している。彼女が死者にあう動機は不純なもので、自分の罪が暴かれないようにするためであった。
生者は一生重荷を背負っていかねばならぬとあるが、死者はそれ以上に傷ついたのではなかろうか。
ところで終章「使者の心得」は必要だろうか。使者を実体のない存在として、たんなる、生者と死者の橋渡しの役回りに徹しさせ、
ファンタジックに叙述するべきだと思う。現実的な存在でもって使者を紹介されると、これまでの神秘的だった各編の余韻が
かき消されてしまう。それに、この章を置くことで、話が重複し、せっかく切れ味よかったものが台なしになる。

※ 写真・自己紹介は無視して下さい
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No.164:
(5pt)

面白い本です!

この切り口でこうなるか?との驚きと意外性。楽しめました。人間の不思議を改めて感じておもしろかった。
内容をあまり話してしまったらマズいぞ!とにかく読んでみて、ぜひ辻村ワールドに!
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No.163:
(3pt)

私は少し長く感じました

面白い本は一瞬で読めてしまいます。
この本は私は中盤が少し長く感じました。

亡くなってしまった人とを繋ぐ人の話です。

最後には中盤の話もきちんと繋がっていて納得しましたが、
そこにたどり着くまでがダラダラした感じを受けました。
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No.162:
(5pt)

一気読み

すごい面白かった。一気読みです。本当にそういうツナグ人がいたらいいなぁ。
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No.161:
(5pt)

待ち人の心得は必見

待ち人の心得は必見
大切な人がいなくなる事を考えさせられた本です
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No.160:
(5pt)

泣いた。

あまりにも良すぎて、そのまま映画を観ました。

死んでしまった人に一人だけ会える。
その人は誰にするのか?そして、選んだ相手にとっても権利は一回のみ。

そして、出会えたならどう時間を過ごすのか。

本当に胸の奥を掴まれました。

いま会える人には会っておかないと。
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No.159:
(4pt)

あたたかい作品

デビューからの作品を読んできて、すこし変わってきたなという感じ。温かくしっとりしたお話です。
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No.158:
(2pt)

非常に良くはない

古本で、程度が非常に良いで購入しましたが、表紙にボールペンの試し書きの跡のようなのがあったり、けっこう使用感がありました。
なので、非常に良いというほどではないなと思いました。
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No.157:
(4pt)

心憎い構成力。十分楽しめる作品である

これはツナグと呼ばれる使者の少年を介した生者と死者との再会の物語である。近頃、取り立てて奇抜な発想とは思わないが、面白く読めることを予感させる設定である。そして、その期待を概ね裏切らない作品ではあった。
 本作は5つの連作短編の形式を取っており、一話と二話が、夫々「起承転結」の「起」と「承」に相当し、いずれも切ないけれども爽やかな読後感をもたらす。一転して三話は意外にも過酷な結末。これが「転」に当たる。ちょっと驚いていると、四話目では読者の動揺を鎮めるべく軌道修正されて、最終話へと繋げる。そして第五話は、前の四つの物語の裏話をツナグ本人の視点で語り、それまで読者の心に引っかかっていた疑問を一つひとつ解消していく「結」の役目を担っている。この辺り、心憎い構成力と言える。
 然しながら、それでも本作は大傑作とは言い難い。十分楽しめる作品であることを認めつつ、以下の苦言を呈しておく。
1.第三話の結末こそ意外だが、その他の展開は概ね想定の範囲内で、些か発想の豊かさに欠ける。所詮は荒唐無稽なお話なのだから、読者の想像力を遥かに凌駕して欲しかった。
2.使者の数多の決まり事は、話を面白くする為のご都合主義としか思えない。読者を納得させるだけの筆力が求められる。
3.説得力に欠けていたり、共感できなかったりする箇所が散見される。例えば、ツナグの少年は、死者は魂ではなく掻き集められた記憶の残像のようなものだと感じているのにも拘わらず、「死者は生者の為にいると考えることは生きている側のエゴじゃないのか」という苦悩に苛まれている。単なる記憶の残像なのに? 釈然としない。
4.作者の文章は今ひとつ真に迫って来ない。一見巧みな文章力は作者が老成しているかのような印象を与えるが、実はどこか幼い。作者は30代にして既に瑞々しさを失い、それでいて熟練の技にも欠けているように思われる。若手(?)にそこまで求めるのは酷か?
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No.156:
(5pt)

良かったです

人にはそれぞれの運命、ドラマがある。2度と会えない人の中から、再び会える人が1人だけいると言われたら、自分だったら誰に会いたいだろうか。それは、個人的には心にあるが、どんな風に出会えるのかな。
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No.155:
(2pt)

映画見てから読むと

映画の方がよかった!読みづらかったです。先に本から入ったらよかったかも。
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No.154:
(5pt)

様々なジャンルの小説が書けるはず

微細なところまで、よく描けている。
作者の作品は青春小説が多いようだが、
今後は大人が手に取りやすい様々なジャンルの小説を執筆してもらいたい。
圧倒的な才能。
昨今では傑出した存在だろう。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.153:
(5pt)

つなぐ、ありです。

私、人に見えないものが見えたり感じたりする事がまれにあるんです。
お正月に家族が集まった時には、皆んなに愛され惜しまれて死んだ犬の存在を近くに感じたりもしました。だからUFOの存在を信じる人がいるように、つなぐの様な人がいる事もあっておかしくないと思います。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.152:
(5pt)

辻村さんの作品は初めて読みましたが、この作家は天才だと思いました。

死者と現世の人を会わせる使者(ツナグ)の話なんて全く読む気がしませんでしたが、読んでよかった。
「待ち人の心得」の章では思わず泣いてしまいました。素晴らしい表現力、特に心理描写が素晴らしい!
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
4101388814
No.151:
(3pt)

とても良い本でした

映画を先に見たので読みやすかったです。本を読んでから映画を見たらと想像してみたり楽しめました。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
4101388814

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