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(短編集)

ツナグ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ツナグ
ツナグ (新潮文庫)

ツナグの評価: 4.23/5点 レビュー 290件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全290件 201~220 11/15ページ
No.90:
(3pt)

う~ん

感動して涙が止まりませんでした?・・・どのへんがぁ?と聞きたくなります
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.89:
(4pt)

読者の心得

辻村深月は感傷的過ぎる所が苦手だった。でも、この作品の親友の心得は素晴らしいネ。

これを読むと、女性は怖いですね、恐ろしいですね。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.88:
(4pt)

天使のテーゼ

自然体で、まっすぐな文章が決め手でした。文章で選ぶと、得てしてハズレが多いのですが、今回は当たりでした。

全体を通して見ると、無難な作品です。それぞれの話は及第点ですが、時と共に記憶は忘却の彼方へ……印象は薄いです。ただ、一つを除いて……それは、三章の【親友の心得】

この話は異彩を放っていて、頭一つ抜きん出ています。僕を一段、高みへ上げてくれたとも思いました。小説ではなく、文学の余韻がします。

読んだときに何かが引っ掛かって、もう一度、この話だけ読み返したのですが、スッキリしません。どこかは分かるのですが、なぜかが分かりません。一体、自分は何に引っ掛かっているのか……

多分、死者の親友が決別を心に決めた箇所。ダッフルコート云々の台詞をパクられたと気づいた所。何がいけなかったのだろう?自分がないがしろにされたから?そこが納得できないのであれば、謝罪の言葉はむしろ、そのことについて求めていたのか?蛇口云々ではなく。今はそんな気がしてきた。元々、許すつもりだったのなら、謝罪など求めないから。求めるのは、どう考えても納得できないから。

その謝罪が最期まで聞けなかったから、残酷な仕掛けを発動させる。気づいていることを、気づかせることによって自尊心を粉々に打ち砕く……う〜ん、残酷だ。

ひょとして、
辻村深月は残酷な話の方が、映えるのだろうか。
ツナグAmazon書評・レビュー:ツナグより
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No.87:
(5pt)

安くてよかった

読みたかった本が安く手に入り
よかった。
又、よろしくお願いします
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.86:
(4pt)

信じる者は、導かれる

ツナグ(使者)とは、霊能者が憑依させたり、メッセージを伝達する人とは違う。
つまり、宜保愛子さんや江原啓之さんのようなものでもない。

死者との面会は一度きり。
自分が生きているうちに、亡くなった人に会ったなら、
自分が死んでから、生きている誰かにも会えない。
そんな貴重な一度きりの面会。

ツナグ(使者)へ依頼する4人のストーリーがある。
憧れのタレント、自分の母親、親友、恋人・・
その誰もが死者との面会を半信半疑、ほとんど疑ってかかっている。
こんなの何かの詐欺じゃないのか?しかも、大金を請求されるかもしれないとも思ってる。
それでも会いたい理由がある。

自分が会いたくとも、相手が承諾しないと会うことができない。
死者もそれぞれの想いを持って、生者にあうことを決断する。

四者四様の人間模様に、思わず感情移入してしまう。
たった一度きり、まさに一期一会ともいうべき面会において、
伝えたいことを伝えきれるものでもない。会って後悔することだってあるかもしれない。
果たして、自分ならどうするのだろうと考える。

ツナグ(使者)自身のストーリーには推理小説的な要素もあり、複雑な事情もある。
深い家族愛には涙することになった。

このストーリーは、辻村深月さんの小説であり現実のものではない、、、はずだ。
だが、ツナグ(使者)はどこかに存在し、
満月の日には死者との再会を叶えている誰かがいるのでは、、

いや、きっといると思う。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.85:
(3pt)

死を軽々と越えて

よいアイディアをよく練って、
熟練の書き手がうまく物語に仕上げた。
そんな印象を受けました。
「死者に会える」
そのとき、人は何を求めるのか。
死者に会いたいのは誰か。
連作としては格好のテーマです。
高校生やOLの心理描写は秀逸です。
揺れる心が精巧な描写で描かれています。
その分、オジさんがちょっとステロタイプに見えてしまうのは仕方が無い。
好きずきですが、
最後に仲介者の正体と仕組みの一部が説明されるのは余分かも。
不自然はただ、不自然として存在する方が自然に思えるような気がします。
そのせいか、やや読後感が軽く、
死生を越えた重いものを突きつけられる感覚はありませんでした。
むしろ最後まで心地よく読める作品でした。
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No.84:
(5pt)

こんな職業あったらね。。

こんな職業があったらどうだろう。
じぶんは誰とつないでもらうのだろう。
とっても切なく読ませてもらいました。
この作者の作品を何作も読んでいますが、この本を一番お勧めします。
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No.83:
(4pt)

現実の世界で死んでしまった人間に会うことはできないが、もしそんなことができたら…と、ついつい自分の身に置き換えて想像してしまった。
人は、その人が死んでしまった後で、ああ、あの時ああしていればよかったと後悔にとらわれる。普段は、相手も自分もいつか死ぬという事実を忘れがちだ。この本を読んで、大事な人みんなが元気に生きている今のうちに精一杯いろんなことをしてあげよう、また自分もやりたいことは思いっきりやろうと思った。
もし、身近な人を亡くした経験のある人がこの本を読んだら、少し救われた気分になるのではないかとも思った。
強いインパクトはないが、きれいな文章で書かれた、やさしい小説である。
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No.82:
(5pt)

つなぐ

水道の蛇口を緩めた事を御園は知っていた。嵐は路面が凍っていたと思って自分の小さなこころに後悔していました。嵐には絶対勝てない。わたしには絶対勝てない。小さな勘違いが人生を大きく変えてしまうと言う事を学びました。思い込みや勘違いで親友を失いたくないと思います。
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No.81:
(5pt)

女性作家による違った視点

あらすじは、生涯に1度だけ死者に一晩会うことができる。死者の方も1度きりで、死者側は依頼を待つのみ。断ることもできる。オムニバス形式の5話のうち、女性2話、男性2話、夫婦の話です。

 女子高生の話が逸材でした。親友2人が些細なことで競い合う。何気ない言葉が食い違う。オッサンの私にはない発想が飛び出てハッとさせられました。最近、伊坂幸太郎の「死神の精度」を読んだところです。こちらも命をテーマにしたオムニバスでミステリー要素もあり大変面白かったですが、私的にはツナグの方が印象が強かったです。男性が女性作家の友情ものを読むとトンチンカンなのが多いですが、面白いと思ったのがこの本が初めてかも知れません。星5つです。
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No.80:
(4pt)

ミステリータッチ

前半、物足りなさを感じていたものの後半盛り返す。
短編の、各主人公に共感できるような辛い体験をした者は、涙なしではいられまい。

もちろん読者も十人十色。それぞれ違う人生を歩んできている。私が物足りなさを感じたストーリーにも共感し、涙々で読み進めている方も多かろう。
終章、使者(ツナグ)の心得では、それまでの伏線が全て回収される。読後感はなかなかよい作品である。
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No.79:
(5pt)

面白かった、という言葉はなんか違う

ふとした思いつきで読み始めたこの作品。辻村作品も初めてでしたが、ぐいぐい引き込まれました。人物描写も丁寧で、一話ごとにほろりと涙。そして、最後にこういう展開があるとは…!!他の辻村さんの小説も読みたいと思える作品でした!
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No.78:
(5pt)

面白い発想

ドラマの宣伝を見て、原作を読む事が多い。取り上げてドラマ化するのは売れると判断したからだろうから、俳優の色がつかない裡に先ずは原作を読むことにしている。面白い発想だ。そして、選択権が有るのも面白い。自分がその立場になったら、誰に会うか詰り一番の人はだれかを考えさせる秀作だ。
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No.77:
(3pt)

「生きる」ことがテーマの話

一生に一度だけ、死んでしまった人に会えるとしたら、誰に会うか。重たいテーマをさらりと軽いタッチの話で描いている。
一見、「死」をテーマにしているようでいて、実は残された人間がいかにしてこれからを生きるべきかの「生」をテーマにした話だ。
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No.76:
(5pt)

泣きました

とっても悲しくて、でも暖かい素晴らしい作品。

残された人は良くも悪くもこんなこともしたかった、してあげたか
った、もっともっとと果たせなかった気持ちを抱えて生きている。
亡くなった人はどうなんだろう?
同じような気持ちを持ちつつもむしろ僅かな思い出でもそれを大切
に宝物にして残された人たちが幸せに正しく生きていくことを願っ
ているのではないだろうか。

残された人にはいろんな思いがある。時には憎しみ、後悔もあるだ
ろう。でもお互いの思いが最も深い同士が1度だけ会うことができ、
そこで亡くなった人たちのそんな気持ち、メッセージを受け取る。

悲しくてせつなくて涙が止まらなかったけれど著者の前向きな思い
が伝わってきた。

死後のことは誰にもわからない。でも残された人たちは、いなくな
ってしまった人たちがきっとそう思っていると考え、自らを励まし
ながら強く正しく生きていかないとならないんだろう。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.75:
(5pt)

心に染み入る作品

それぞれの登場人物の人生観が描写され、心のぐっとくる作品でした。
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No.74:
(5pt)

決闘対話へと導いてくれる者

死んだ人をホテルの一室に呼び出して、再会をリクエストした生者とひきあわせる。これがツナグの仕事。

 しかし、読み進めば、これが推理あるいはオカルト小説でないことは、すぐにあきらかになります。

 では、死者と生者が生きている時と同じ姿や同じような言葉遣いでともに過ごす一夜は何を意味するのでしょうか。

 夭逝のタレントとうだつのあがらない三十代の女性。

 オヤジ丸出しの中年と母。

 親友同士の女子高演劇部二人。

 ある日突然現れ、ある日突然去って行った彼女を待ち続ける過労社員。

 そして、ツナグ・・・英訳されるとしたら単数なのか複数なのでしょうか。

 死者と話して何か良いことがあるのでしょうか。人は言葉によってどん底から起き上がらされ、どん底につき落とされます。それでも、なお断ち切れないモノがあります。倒れた木の切り株から横にのびる芽もあります。

 人は誰かと、決闘のようなぎりぎりの対話をし、悩み、考え抜き、変化し、旅をします。ソダツ、と言っても良いかも知れません。

 その相手は、生きている人だけとは限りません。心から相手の言葉を聴こうとするのであれば、死者との対話は、トリックでも超常現象でもありません。

方法は、ツナグを探し当てて依頼するばかりではないでしょう。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.73:
(5pt)

面白い!

購入から一日で読みきってしまいました。
死者に会えると言う設定は新しいとは思いませんが、死者に会うためのルールが素晴らしい。美しくも切ない物語を引き立てていると思います。
おすすめです!
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.72:
(3pt)

設定先行

ストーリーに無理が感じられました。設定ありきなので。
期待して読みましたが、期待を上回ることはありませんでした。
ちなみに映画は見ていません。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.71:
(5pt)

とても良かったです

電子書籍で購入しました。とっても興味を引かれる内容でした。また金額もお手頃で助かりました。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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