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(短編集)
ツナグ
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ツナグの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全243件 1~20 1/13ページ
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| 生者の要望に基づいて、死者を一度だけこの世に呼び戻す、それが使者(ツナグ)の役目。男子高校生の 歩美が新米使者として出会う死者と生者の邂逅。突然亡くなった元アイドルの女性を呼び出す人生に絶望を 感じている若い女性、長男として家を継ぎながら、中々素直になれない男性はその母を呼び出し、高校の 演劇部に所属する女子高生は殺意を感じた親友と出会う。家出少女の純粋な愛に触れた青年は、婚約を した直後に失踪するその女性を探す。4つのエピソードに加えて、歩美が使者となった物語が述べられる。 多くの死者、特に突然命を絶たれた者たちは無念の気持ちでいっぱいだ。だが、それでも自分が愛した 人間や、親友、子どもたちへの愛情から彼らを救う言葉を残そうとする。死者をわずか数時間ながら実体の ある人間として呼び戻すというファンタジー仕立てでありながら、我々が人生において悩み苦しむその様を 温かく見守る人間ドラマとしてじっくりと読むことが出来た。 | ||||
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| 生きている人が亡くなった人に会いたい理由はなんだろうか。 何か生きているときに伝えられなかったことを伝えたかったり 何かを確認したくなったり…。 物語を読んで、 生きている人のほうが 何かを解決せずには生きていけない と切実に思うものがあるのだろうと感じる。 「親友の心得」「待ち人の心得」は 本書の中では特に印象深い。 前者の主人公の苦悩は想像に余りあるし 後者は読んで涙が出そうになりました。 | ||||
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| ツナグ、それは生者と死者を一度だけ再会させ橋渡しする存在。 アイドルと生きる希望をもらったファン。格式高い家の母と後継ぎ息子。事故死した親友と嫉妬心に苛まれる女学生。消えた婚約者と待ち続ける男性。 伝える。決意する。生者が歩み続けるために。 | ||||
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| 綺麗でした。この料金でいいのか心配になりました。 | ||||
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| 短編集よりやっぱ長編のがいいなぁ〜 | ||||
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| 辻村さんの本は初めて読んだのですが 結論から言うとめっちゃ良かったです✨ 興味深い設定に圧倒的な展開。 人間模様もそれぞれ細かい描写で 一つ一つの登場人物にそれぞれの 事情や背景があります。 小説の終盤に伏線回収が これでもかと畳み掛けてきます。 予想を上回る展開に自然と 溜息が洩れまくりでした。 心が鷲掴みされるとはこの事ですね。 『死者は生者を煩わせず』 と言いますが、では 生者は死者を煩わせて良いのか? 人は物事を自分の都合の良いように 解釈してしまうものです。 生者と死者を繋げる使者(ツナグ) 細かい内容は本書に譲りますが、 このミステリアスなツナグと それに関わる人達との絶妙な関係性。 ぜひこの素敵な物語を体験して欲しいですね。 きっと人生の幅が広がると思います✨ | ||||
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| 続編があるのでそちらも楽しみです。 | ||||
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| 使者が実際にいたら、そしてお願いすることができたら、、、私は誰と会うだろうと考えながら読んだ。少し前に亡くなった両親に会いたいけれど、そのどちらかとしか会えないとなると悩むなあ、なんて思って。会って心残りが消化できるならそれもいいけど、生きてる者のエゴなのかもしれないとも思う。でもとても気持ちが慰められる小説でした。続編を読むのが楽しみです。 | ||||
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| 電車の中で涙腺崩壊しました 困りました ありがたい事です | ||||
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| 辻村深月(1980~)の著作の中から手に取った2冊目は、5本の短篇からなる連作小説集である「ツナグ」だ。 最初の“アイドルの心得”がそうであるように、残る4篇も“……の心得”と言う題名になっている。読者をどうやって楽しませようか、と言う辻村の挑戦ではないだろうか。 読者は、それをどうやって受け止めればいいのだろう。 “アイドルの心得”は、二十代の“私”が都営新宿線のある駅の出口で待ち合わせをしているところから始まる。すると現われたのは、“私”よりも若い“高校生のような”男の子で、「僕が使者、…ツナグ」である、と語ったのだ。そして「代理じゃなくて、僕が本人です。僕が話を聞きます」と言い、「死んだ人間と生きた人間を会わせる窓口。僕が使者です」と、総合病院に“私”を連れて行くのだった。そこで“私”は、三ヵ月前に亡くなった、自分より十一歳年上の“みんなに愛されたマルチタレント”に会いたい、と頼んだのだ。そして心配していた“ツナグ”の料金について尋ねると、ボランティアだ、と彼は答えるのだった。だが“男の子”は、1人の死者に会える人はそれぞれたった1人しかいない、と宣告する。ところが図らずも“私”は、“マルチタレント”から会ってもいい、と言われたのだ。そこで“私”が、“マルチタレント”に会える、とうながされて訪れたのは、品川の高級ホテルだった。そして指定された室を訪れると、現われたのは……。 さて辻村は、“私”のこれまでの人生について語り始めるのだが、これが'辻村節'なのだろうか、ありえない話であるにもかかわらず、Stephen Kingの語り口を想起させる程におもしろい。 辻村はこの書を著わした時に、30歳代前半にもかかわらず、読者を引き込んでいく能力を身につけていたようだ。読者を落胆させない術を知っているのだろう。今度こそ本当に、辻村のエッセイを読んでみよう。 | ||||
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| 死者を蘇らせて生者に逢わせることができる「使者(ツナグ)」にはいくつかルールがある。 ・生者が逢える死者は生涯に一人だけ ・死者が蘇ることができるのもまた一度だけ ・死者が生者の申しこみを受け容れた場合のみ、生者は使者に逢うことができる うん、このルールを設定しただけで、作者の小説家としてテクニシャンであることがわかるな。 連作短篇集である本書は5編の短篇が収録されている。死んだ推しのアイドルに逢いたいファンを描く「アイドルの心得」、母に会いたい中年男性を描く「長男の心得」、事故死した親友に再会したい高校生女子を描く「親友の心得」、行方不明になった婚約者を探している男性を描く「待ち人の心得」。そして、この4篇の物語では描かれなかった場面を補完しつつ使者の心情を描く「使者の心得」。 生と死をテーマにしていることで登場人物たちにはおのおのぎりぎりいっぱいの想いがあり、また、それぞれのストーリーにも秘密、謎、そして解決があるのも魅力。ちょっと文句のつけようのない小説を読みました。作者の他の作品も読んでみます。 | ||||
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| 重たい話かなと思いきや、心があたたかくなる話が多くてよかったです。 長々とした説明などなく、読みやすいです。 | ||||
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| 何度も読み返してます 大好きな本です | ||||
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| 死者は、残された生者のためにいる 死者と生者の再会を通じて、人の心の奥底に眠る思いや葛藤を描いた感動作。 あなたの心にも優しい灯がともることでしょう。 この物語の核となるのは、「ツナグ」という仲介者を通じて、一生に一度だけ死者と再会できること。 それは、残された人々が自分の心と向き合い、未来へ歩み出すためのきっかけとなる場を提供します。 頑固な息子や嫉妬に苦しむ女子高生、婚約者を失った会社員など、さまざまな背景を持つ依頼者たち。 死者との再会も人それぞれ。 決して死者にもう一度会えて良かった、ということばかりではありません。 それでも死者との一夜の邂逅は、単なる奇跡ではなく、生者に「次へ進む勇気」をもたらします。 演劇部の女子高生・嵐美砂。 親友の死に隠された本心は明かされないままですが、嵐が再会を通じて抱いた想いは激しい後悔の念だったでしょう。 それでもその後の嵐の行動は、そういった思いを背負った上で生きていこう、という力がみなぎっていたような気がします。 主人公・歩美の両親の死に秘められた真相もまた、物語全体を通じて読者に「命」と「絆」の意味を問いかけます。 もし実際に「ツナグ」が存在するなら、自分は誰に会い、何を伝えるたいか。 考えてしまいます。 生きること、死ぬこと、そして人とのつながり。 生きづらさを感じている人、優しい気持ちを求めている人にこそ読んでほしい一冊です。 再会の奇跡とその先にある希望の物語に、きっと心を打たれることでしょう。 | ||||
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| ファンタジーな感じについていけるか心配だったけど、心理描写やストーリーは流石です。これは面白いですね! | ||||
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| 歩美 ⇒ 男 嵐 ⇒ 女 作品、文章はとても好きです。 | ||||
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| おれは学生時代、ずっと吹奏楽部だった。吹奏楽部は部員のほとんどが女だった。運動部の奴らからはうらやまらしがられた。いや、でも、それはとんでもない。女っつーのは一体どんな頭の中してるんだと困惑されることが沢山あって嫌になった。なんつっても驚かされたのは、昨日まで仲良くしてたはずの女グループが突然仲悪なくなってたり、陰で悪口言ってたりしやがる。これは大人になってから気づいたことだが、あれはそう、ゴッドファーザーの世界だ。昨日の仲間が突然裏切られて殺されたりするあれだ。ずーっとその心情が謎だったが、辻村さんの作品をたくさん読んでその謎がなんとなくわかってきた気がする笑 | ||||
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| 生と死は分断されたものではなく、繋がっているのだと思いました。 | ||||
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| 一生に一度、ひとりだけ、亡くなった人と会える(亡くなった人も、呼び出されるのは1回1人からだけ)。その媒介となるのが使者(ツナグ)。使者と、使者に亡き人との再会を願う人たちを描いた連作短編集。最後の「使者の心得」で、前4編を別の視点から見ることができる構成が秀逸。 なかでは、行方不明になった恋人と7年経って会おうとする男の物語「待ち人の心得」が一番かな。 「自分が使者に会えるのだったら、誰と会いたいと希望するだろうか」と思ってしまう。 | ||||
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| 本書の着想の面白さは、最初の依頼人、平瀬愛美のところで説明される。使者(ツナグ)役が高校生なのも、興味を唆られるが、その謎は、最後の「使者の心得」とのところで明かされる。プロットから、その展開まで見事な作品である。途中の謎も話の展開の中で回収され、その見事さは、初期の伊坂幸太郎の作品のように、爽やかな読後感をもたらす。 続編の『想い人の心得』も未読なので、読んでみたいと思った。 | ||||
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