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屍鬼
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屍鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全245件 121~140 7/13ページ
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腐女子うっはうはw夏野くんモテモテだな〜気になる人は買いだよww | ||||
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とにかく素晴らしいの一言の尽きると思います。私は、一瞬で文章に引き込まれました。先に読んだ十二国記もそうなのですが、登場人物の感情が繊細に描かれていて非常に読み応えがあります。又難解な単語や熟語、旧約聖書のカインとアベルや神の引用?など、まさに私のために書かれた本だと言っても過言ではありません。(この本が好きな方、すみません。)しかし、そのような文章が苦手な人には酷な本かも・・・。でも本当に良い本だと思いますので、是非読んで欲しいです。この本はホラーという位置づけなのでしょうが、私には異端者としての苦悩や悲しみのほうが多く描写されているように感じます。私は静信にとても感情移入しているので。 | ||||
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原作とのあまりの違いに、です笑 やっぱり原作通りにはしないよね!と痛感した(夏野を主役にもってきた時点でそうですよね…^^;)し、原作至上主義のかたならありえない!!と憤り投げてしまいそうです。わたしも、えぇ…と思ってしまうところもありましたが、これはこういう作品なのだと割り切れましたし(悪い意味でないです)実際楽しかったです。個人的には夏野はもちろん、結城の描かれ方が今後気になります。恭子もピンチですからそろそろ尾崎が…でしょうかね。楽しかったのですがやはりあまり変な方向に進みすぎてほしくないとは思います。 | ||||
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最後まで読みきっての充実感は読んだ量よりもある。室井の小説もこの小説の中で幕を閉じる。一冊の小説を読みながら、もう一冊の小説を平行して読んでいく新感覚。正直、室井の書く小説の方が気になってしまう事態であった。二つの小説が絡み合う、不思議さと全てのピースがことごとく綺麗にはまっていく。人間の性、欲、信じるもの、矛盾、動機、生き方。見たくなかったところを、ここまで示されると、落ち込みを超えて納得し感動します。一番印象に残ったのは、彼らが発した興味深い言葉達。敏夫、室井、砂子、辰巳40人以上の登場人物達。悪をしたくないのであれば、全て周りを塞いでしまえば良い。けれど聞かないでいる事が悪だという。人は善でいる事も、悪でいる事もできない。誰も一般で言う、善ではないのだけれども善でないとは言い切れない。人間とは善から遠い生き物なのだと感じました。けれど善と決めるのは他でもない自分自身で、善とは善なのだが善であることはないことがある。色々な思想が交じり合う。何度も何度も読むことによって深まっていく興味深い本だった。 | ||||
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おちゃらけ感とシリアス感の折り込み具合はさすが藤崎氏という感じ。この巻ではもうおちゃらけた雰囲気はなくなっているけど、今の切迫した雰囲気ができあがっているのは1巻の藤崎色満載のキャラのおかげだと思います。内容は真実に迫りつつあるけど、まだ裏がありそうな面白い展開です。原作は読んでいないだけに素直に次巻が気になりますね。 | ||||
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村で唯一の医者である尾崎は自身の知識と診断から、村で起こっている異変の原因解明に挑む。しかしなかなか上手くいかず、患者や静信に八つ当たりすることも。そんなある日、夏野が医院前で尾崎を待っていた。彼の一言で尾崎はある可能性に気付く。患者を入院させ、静信と泊り込みで見張る彼の前に現れたのは―― 武藤家で見たことが忘れられない夏野は一人、静かに調査を始めていた。そして夏野は彼と同じく大人を信用できずに調査していた田中姉弟と接触する。それをきっかけに彼は疑問を確信に変えるべく、あることを実行に移す。それが示すものは―― 一巻と二巻は結城夏野編だけでしたが今回は尾崎敏夫編があります。収録されているのは尾崎敏夫編1→結城夏野編5→結城夏野編6→尾崎敏夫編2という流れの4話。といっても途中時系列が前後する程度で、読むのにあたって「〜編」というのはあまり気にしなくてもいいと思います。 前巻までと違い、死者が出ても大きく騒がれることはありません。それはそれだけこの村の死者があまりに多く、死者が出るのが日常となっているともいえます。そして代わりと言ってはなんですが、生きている人達のすれ違いがこの巻では大きなポイントではないでしょうか? 例えば結城夏野編と尾崎敏夫編、それぞれの調査。前者は「子ども」視点、後者は「大人」視点といったところ。 「子ども」達はその発想力の高さで事実に近付くのですが、その発想の結果が大人達に受け入れられるようなものではない。孤立した彼らは自ら証拠を手に入れようとする。 「大人」達は状況判断から仮説を立てる。しかしその仮説は証明するまでは他の人にとても言えないものなので、やはり証拠を手にするまでは孤立する。 どちらの状況も把握している読者としては「もし、ここで〜」と色々考えてしまいます。それがこの話の読みどころの一つかと。 真実の一端が判明。ようやく背表紙のタイトル部分の血痕(血しぶき?)の意味が分かりました。1、2巻と並べて気付いたのですが、ちゃんと繋がっているんですね。 絵が全体的に黒い。モノクロの写真素材をとりこんでいるのか、陰影も細かく読みづらかったところがいくつかありました。夜の場面や周囲が森という状況が多かった所為だと思うのですが。 現実を夏野や尾崎、静信はどう受け止め、そしてどうするのか――? この巻の続きは同月発売のSQ.11月号で読めるそうです。4話ずつ収録なら、4巻が発売されるのは来年の3月ぐらい? | ||||
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この巻にのっている最終話で、ある人物の再登場と相なります。伝記物としても、吸血鬼物ともよくできている原作ですが、藤崎竜の淡白な表現が実にマッチしていて原作のよさを残しつつ、独自の表現に踏み切っている点は評価できると思います。なにより藤崎竜のファンとして、今後の展開が気になります。時間は2009年早春ですが、それまでが待ち遠しいですね | ||||
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相も変わらず上手な絵!あとがきのタイトルが断崖絶壁に戻ってると思ったら、あのタイトルは何だ? | ||||
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初期のおどろおどろしい感じはもはや無く、ただ読み飛ばしました。 屍鬼側の圧倒的優勢ですしキャラクター設定がライトノベルの様です。ここまで具体化してる上での村民の行動もおかしいが、敏夫の隠蔽及び言動も少し不自然。というか個々を掘り下げて欲しかった。 ん?コイツ死んでたっけ?と思うこともしばしばで出過ぎた奴が流動的に消えてゆくパターン、大体先が見えてしまいます。大々的に伏線を敷いたか?と思ってもほぼ死亡フラグ ただ屍鬼との絡みは良かった(元子とか敏夫とか) | ||||
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ハードカバーの方も読んだことがありますが台詞に違いがありますね。違いと言っても「意味は同じだけど言葉が違う程度」ですが。この作品は回想という形でない方が良かったと個人的には思います。読みすすめていくなかで何通りかの顛末が想像できますが序章の時点でその1つが消えてしまうので。推理小説読み途中に犯人バラされたような感覚が…。 | ||||
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大変面白く、飽きずに読み通すことができました。文庫で全5巻という尺も、登場人物の多さも、村全体を巻き込んでいくというストーリーをリアルにするため、必要なものでしょう。ただ、それだけの大作にも関わらずどこか一抹のB級臭さが拭えないのは、あまりにもおセンチにロマンティックに描かれ過ぎた静信と沙子、ご都合的になんでもできてしまう辰巳の3人のキャラクターのせいでしょうか。特に静信と沙子の2人は少女マンガを読んでるようで、なんだか気恥ずかしくなってしまう程です。10代の多感な世代な子が読むにはいいのかも知れませんが…。と思っていたら、この作品漫画化されてるんですね。さもありなん、という感じです。そもそもは「とにかく怖いの読みたい」ということで、この作品を勧められたのですが、残念ながら怖いとは思わなかったというか、私の求めるホラーではありませんでした。冒険活劇のような、そんな感じ。ただし面白かった、ということは再度付記しておきます。 | ||||
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小野不由美サンはとっても大好きな作家サンです。読んだのは、大分前ですが、マンガ化されて話題になってるようですね。本自体はすっごく長いです。。笑上巻が。下巻からは、一気に読めちゃうんだけどwwちょうど、十二国記の「月の影〜」の上巻を読んでるような気分になりました。分からない、分からない〜って感じで。しかし、下巻に入ればスルスル読めました。登場人物も魅力的です。敏郎ラブ!!!清真の気持ちは私には、あんまり理解できませんでしたが、敏郎は大好きです。笑夏に読むと良さそうですね。また読み直そ〜!! | ||||
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あれ?これで終わり?というのが正直な感想もう2巻位続くんじゃないかという展開のまま、あっさりと終わってしまった一巻を半年放置したまま久々に見てみたら一気にこの5巻まで買ってしまったせいかもしれないけど。それにしても終盤の火事の映写や登場人物のエピローグも今までの展開に比べると明らかに少なかったでもそれも大した不満にならないほどの面白さだった。しいて言うなら最後のオチがありきたり過ぎだったということ位か | ||||
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上下巻まとめて購入することを奨めます。とにかく長いので徹夜して読んでください。カインとアベルの話を知っていると読みやすい。漫画版の「屍鬼1巻」を読んで登場人物のビジュアルイメージを固定させておくと脳が疲れにくい。いかに才能のある小説家であろうと一生に一度か二度くらいしかこういう名作は書けないだろうと思わせるほどの物語の構成力に驚愕しました。 | ||||
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確かにこれはホラー小説と分類されるのだろう。 だが、本当に怖いのは、作者が田舎の村の閉鎖性、そこに暮らす人間の善意にあふれるいやらしさ、本人が全く気づかない悪意などを知り尽くし、それを嫌というほど書き込んでいること。この人の作品に共通するのは、そういう類の怖さだ。ここまで書くかというほどの人間の醜さの連続。たしか文庫版の解説で宮部みゆき氏が「呪われた町」と比較しているが、私はこちらの方が怖かった。 ただ「十二国記」もそうだが、テンポのよい、笑いを誘われる会話でコーティングしてあるので、決して下品にならない。読まなければ損な作品には間違いない。 | ||||
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とにかく長い。長すぎる上にこの第一巻はさしたる事件も起こらないので、正直読んでいて退屈さを感じます。まだこんなにある、と残りの厚いページを見てガックリ。ホラーが好きで、長編小説も好きなほうですが、これはちょっと…と言う感じです。後で面白くなるそうなので(続刊のレビューを拝見)、多少の我慢をして何とか読み終わりました。続く2巻、3巻とどんどん面白くなるようなので、そちらに期待したいです。 | ||||
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まるまる2週間かけて文庫本5冊を読みました。感想を一言で言うと、「長かった。」あまりにもストーリーがゆっくりなため、途中でだれてしまい、4冊目を読む前に2日ほど読まない日がありました。この本、全部で2500ページもあります。結局全部読んだので、決してつまらないわけではありませんが、本家キングの本程度に文庫本で2冊せめて3冊であればよかったのにと思います。以下の人にだけお勧めしておきます。 ・吸血鬼ものが好きな人 ・ホラー小説がとても好きな人 ・小野不由美の作品が好きな人 | ||||
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この内容なら1/3の長さで書けたと思う。大の大人の感傷的な議論(おしゃべり)が無限に繰り返されていた印象。期待をもたせて登場した大人達が蓋を開けてみれば底が浅すぎ、という感じだったのが残念。端役の大川の親父が一番共感できたかも。ただ、上巻の精緻な書き込みはよかった(小説以外)ので、下巻の展開に期待が持てたのですが。 | ||||
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私、50ページ読んでおもしろない本は読むのやめますが、これ止めました。最初のインパクト弱いです。引き込まれへん、全く。乙一さんなんかは最初から引き込まれるんですが…。たらたら書きすぎちゃいますかね? | ||||
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正直一巻と二巻は退屈だ。冗長で散漫で、一巻を買った人がシリーズ制覇の購買意欲をそそられるかは難しい。一巻で挫折してしまう人が多いのも無理はない。一巻二巻の内容はそれこそ「うちの村人大紹介」に集約される。登場人物が多い。何十人といる。それらの登場人物を俎上にのせひとりずつ紹介していくのだが、次から次へと視点が切り替わってついていけなくて混乱する。それに一巻ではまだ何も起きてない。変死が頻発し死者が増え始め徐徐に不気味な雰囲気が漂い始めているが、それだけで終わってしまう。つまりはまるまる一巻かけてプロローグに徹してるのだ。しかし三巻中盤あたりから俄然盛り上がり話に引き込まれる。一巻が起、二巻・三巻・四巻が承だとしたら、五巻で一気に転がきて怒涛の如く惨劇と死者を畳み掛けて結がくる。とくに屍鬼側のキャラが魅力的だ。妖艶かつ神秘的な魅力を秘めた沙子のカリスマ性は特筆に価する。永遠の少女たるべしと運命付けられた彼女が、廃墟の聖堂で静信と逢瀬を重ねる様が、陰惨な物語における浄化装置として独特の効果を上げる。何十人と配された脇人物と中には大した出番もなく退場するものも多いが、屍鬼でありながら屍鬼になりきれず、脆い人の心で罪悪感に苦悩する沙子のキャラひとつとっても、この話は成功している。五巻のスピーディーな逆転劇には圧倒されること必死。特に酒屋の親父のはじけっぷりが凄い。屍鬼より凶悪。それまでは屍鬼の存在の不気味さが強調されていたが、五巻では一転し団結した人間の狂気が描かれ、瞬くまに屍鬼の大群を飲み込んでしまう。取水口のシーンはグロいので要注意。欲を言えば恵と親友の真っ向対決が見たかったなあ……。 | ||||
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