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屍鬼



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屍鬼の評価: 3.99/5点 レビュー 245件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全245件 61~80 4/13ページ
No.185:
(5pt)

至福の5日間を過ごせました

かつて宮部みゆき「模倣犯」を読んだとき、あるいは、ジャンルは違いますが学生時代に「竜馬がゆく」を読んだときなどと同様、大長編ながら夢中になって一気に読んでしまう本でした。次の展開にわくわくすると同時に、物語が終わってしまうのがさびしく感じたのも同様です。
 最初はつまらないとの感想もありますが、旧習にとらわれているといいながらも、現在もどこにでもありがちな、地方都市近郊の集落の雰囲気を、さまざまな登場人物の視点から丹念に書き込まれていて、物語に没入するのに非常に効果的だったと思います。
 途中、「恐怖の対象」側の視点での描写が始まった時は、少しリアリティに欠けるのではとも思いましたが、読み進むにつれ、いつのまにか主人公のひとりと同様の感情移入をしていました。
 長編が苦手な方にはおすすめできませんが、そうでない方は是非全巻まとめて買ってください。私はまず1巻だけ買って、読み始めてからすぐに2巻以降を手配しましたが、待ち遠しくて、配送会社を恨んでしましました。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.184:
(1pt)

図書館で借りたから金は損してないけど、1200頁を読みきるのに費やした膨大な時間を返してくれ〜〜!!!!!!!

読書などめったにしない姪が、面白いよと強く勧めたので図書館で借りてきて読んでみたのですが・・・。まずは手にとってそのボリュームにびっくり。上下巻で1200頁余、しかも二段組。恥ずかしながらこんな分厚い本を生まれてから読んだことがありませんでした。(分冊ではあったと思いますが・・)
ひとことでいうなら「冗長・超退屈」。下巻の前半くらいまではずっと「起き上がり」が次々出現するのをただダラダラと単調に書き綴るだけ。いつどんでん返しを起こしてくれるのかと我慢しながら読みすすむと下巻の後半になってようやく俊夫を中心にした屍鬼狩りが始まるのだけど、なんのひねりもなく、出現のときと同様の単調さでどんどん殺していくだけ。そしてこれだけのボリュームなのだから、せめて文章くらいは気持ちよくすいすい読めるものであってほしかったのに、自分のペンに酔っているようなもってまわった冗長な文。常時イライラが募りました。まだ山田某の中学生作文のほうが救いがあると思います。
それにしても、これだけくだらない分厚い本をよく最後まで読めたもんだと自分を褒めてやりたくなりました(笑)。あ、最後にひとこと一番大事なことを・・。これってたぶんホラー小説だと思うのですが
最初から最後まで「ま〜〜〜〜ったく怖くありませんでした!!!!!!」
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.183:
(5pt)

ストーリーの怖さと人の怖さと。

ホラーとしても十分に怖く、同時に人の業の怖さも描いた作品かと思います。

読み進める毎に得体の知れない物事が徐々に明らかになっていき、同時にそこに巻き込まれた人達のそれぞれの選択を知ることになります。
読み進める手が止まらない本。とはこういう本のことを言うんでしょうね。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.182:
(2pt)

長くて薄い

何故医者の尾崎が起き上がりに思考がいったのか、
色々つっこみどころがありますが
ただ、室井の生きていくという力は好悪別として凄まじく素晴らしいです。
屍鬼〈下〉Amazon書評・レビュー:屍鬼〈下〉より
4103970030
No.181:
(2pt)

2巻目以降なのでしょうね

ホラーの金字塔といわれる作品、評判もよいので読んでみました。
1巻はまだ舞台となる村とその住民の説明が多く、群像劇が得意でない
自分には少々つらかったです。
とはいえ小野不由美氏の文章が好きなのと、一段落がそう長くなく
事件勃発のタイミングなど構成がよくて読みやすかったので、
どうにか読み終わることができました。
きっと村民それぞれの環境説明も、あまり長すぎないように、
これでも刈り込んだのではないかと思います。

おそらくこの後から面白くなるのだろうとは察しがつきますが、
この村人達の描写を延々あと4冊読めるのか?と自問しています。
1巻だけ買うと挫折する方もいらっしゃるかも。
私も2巻目まで買っておけばきっと読んだと思いますが…。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.180:
(3pt)

とても面白いのですが・・・

とても奥深い小説で面白く読んでいますが、なんか滑稽な感じがするのはなぜなのでしょう。村に異常な状態が続いているのに、「何かがおかしい」といっている時期がどうも長すぎるような気がします。電話もあり自動車もあり道路も整備されている様子ですので、住民が情報を外部に伝えようとする手段には事欠かない。筆者は、村を閉鎖空間にしようと努力しているようですが、その根拠が、村の自治に対する強い思い(三役など)と、屍鬼による外部への情報遮断(村外通勤者の殺害等)で、それぐらいの根拠で千人を超える村の情報遮断ができるとはどうしても考えられない・・・。ましてや孫が死に、子供が死にしている状況で、外部に対して(村内部に対してはいるようですが)行動をおこそうとせず「何かがおかしい」とすましている状況にはクスッと笑ってしまいます。笑ってしまうということは、著者が考える状況の中で自分もという共感が生まれていないということでしょう。できれば、情報が遮断されるような中世に時代を設定するとか、島での設定にしてくれていたらな〜と思ったりします。
屍鬼〈3〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈3〉 (新潮文庫)より
4101240256
No.179:
(2pt)

坊主むかつく

アニメと漫画から入って小説を読みました。
「納得できない」という声に同感です。坊主は中盤から終わりまで自己矛盾だらけで、例えば中盤尾崎が行政に訴えなかったことで、結果として外場の人間が迫害されても仕方がないと言い、みんなが怪しむ桐敷に目を向ければ迫害はいけないと諭す。そして自己欺瞞、偽善のなか、無自覚のユダとなり大惨事を牽引する。こいつは戦後日本の知識人と言われる左翼の姿みたいだ。神に見放されたとか高尚な存在かよ。単なる偽善者じゃん。
こいつが生き延びるなら、夏のの死や、田中少年の悲惨な結末はあんまりな気がする。小説にとってほんの僅かな正義は漫画や、アニメっぽくなってしまうからかな?最後はもう読むのが辛かった。坊主に父親の末路を見せてやりたい。異端になってしまっても、まっとうな規範に殉じようとした、アニメや漫画のなつのが一番神に殉じたモノのように見える。

結末は砂子が偽善者室井と一緒になってハッピーエンド、村は死に私も尾崎と同じで精神的に疲れ切ってがっくり。
屍鬼〈5〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈5〉 (新潮文庫)より
4101240272
No.178:
(2pt)

善悪の観念に違和感

まず重要なのは、作中でも説明のある通り、屍鬼は人を殺さなくても生きていく事が可能であるという点です。
・屍鬼が生存する為には人間の血が必要だが、一度につき相手を死に至らしめるほどの量は必要ではない。
・屍鬼に吸血された人間はしばらく人事不省の状態に陥るが、再び吸血されなければ徐々に元の正常な状態に戻る。
つまり元々沙子がそうしていたように、様々な人間から少しずつ血を貰っていれば、屍鬼・人間ともに問題なく生きて行けるのです。
にもかかわらず作中で沙子が村人を大量虐殺するのは全て「自分が一人だと寂しいから」「屍鬼だけの村を作りたいから」という身勝手な欲望の為。
確かに彼女の置かれた状況は同情するに値しますが、だからといって何の罪もない人々を大量に殺したり、強制的に己と同じ悲しい生き物に変えて地獄の苦しみを味わわせるなど許されようはずがない。
にも関わらず、最終巻では愛する家族を奪われて屍鬼に復讐する人々(あるいは自分も同じ目に遭わされるではないかと恐怖に駆られた人々)が屍鬼を始末していく場面を極めて残忍に、かつ執拗に書き、「本当に恐ろしいのは人間である」という結論に無理矢理持っていこうとしている。
そもそもの原因を作ったのは沙子であり、しかもそれをしなければ生きられないという切羽詰まった状況でもなかったにもかかわらず、です。
確かに、箍の外れた人間が、時に異常とも言える残虐性を発揮する事はあるかもしれません。
ですが大前提として、沙子が彼らの隣人や家族を理不尽に奪ったりしなければ、あれらの人々はただの平凡な片田舎の村人のままでいられたのではないですか?
作者はとにかく屍鬼が可哀想という事にしたいようでしたが、以上の理由から私には因果応報としか思えず、自分可哀想可哀想ばかりの沙子と静信が最後まで反省も何もなく生き残って去っていくというラストには全く共感できませんでした。
せめてこの最終巻に「人間は恐ろしいが、そもそも原因を作ったのはどちらか」と客観的な視点から屍鬼側を非難する描写も平等に入れて貰っていたら、読後感も少しはましだったように思います。

結末以外の描写には目を瞠る箇所もありましたので、星は二つ。
屍鬼〈5〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈5〉 (新潮文庫)より
4101240272
No.177:
(4pt)

おもしろかった

非常に読み進めるたくなるような衝動に駆られる作品であり、小野不由美氏の文章には非常に感銘を受けた。
また、室井静信の文章が挿入されているがその文章の文体の切り替えについても非常に上手くできており感銘を受けた。

いくつか腑に落ちない点があるので列記しておく。
1屍鬼は招かれないと入れないという原則が適用されているが、家屋への侵入に関しては、必ずしも守られているわけではない。
2血液検査野結果が即日でない病院にCTが存在する点がやや不可解。
3死者数が非常に増えている点、村人が屍鬼の存在に気付き始めている時点で普通であればもっと対応がなされるはず。
4人狼になるのに、失血死が必要なのかどうか。人狼を誕生させようとするのであれば、必ずしも失血死させる必要がない。

本書は非常に人間の人間的な部分に関して、鋭い洞察を加えている。宗教的あるいは人種的あるいは国籍的なものと現実世界においては置き換えられるであろうが、異種の人間に対する人間の対応がどのようであるものなのかを考えさせられる。
人間は本能的にそのような異物を排除しようとする傾向が強いが、どうにも御しきれない衝動に対する人間の葛藤が描かれているような印象をうける。排除しようとするのか、許容しようとするのか、あるいは無いものとしていずれなくなるのを待つのかどうか。
しかしながら、本書で展開されている思想に関しては個人的な見解ではあるが、賛同できない部分が多い。
現実世界における宗教を異にする人、外国人と比較して、人間にとって屍鬼は明らかな害悪であるという考えから離れることができなかった。
よって、最終的に屍鬼をしっかり罰してほしいという気持ちが強かった。
屍鬼〈5〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈5〉 (新潮文庫)より
4101240272
No.176:
(5pt)

全巻いっきに買わないと損。

何巻かは忘れましたが、誰かのあとがきにありました。
この本はハードカバー上下巻セットで買うべきだ。との事。
なぜか?
文庫で1冊づつ買うと、あれよあれよと読んでしまい、深夜丑三つ時になって明日の仕事が気になるにもかかわらず、どうしても次が読みたくなって本屋へ駈け込んでしまう、といった事になるからです。
本当にそうなるからです。
登場人物が多い為、ストーリーの進行が遅いですが、ある瞬間から医者の大逆襲が始まります。そこまでいったら、切りの良いとこで止めといて、後はまた明日なんてできません。
絶対に5巻いっきに購入する事がおすすめです。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.175:
(4pt)

こういう本こそ電子書籍化を

第 1巻は7〜8割が導入部で、メイン舞台となる村と
その人たちの関係紹介で殆どが費やされており、物語
は殆ど進展しません。
ハードカバー版は厚さが凄いし、『十二国記』やこの
作品こそ電子書籍化を望みます。
作品は変わりますが、
グインサーガなんて全巻そろっただけでどれだけの場
所を占有していることか。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.174:
(5pt)

荒唐無稽な話を信じさせるのは難しい。

吸血鬼は実に危うい基盤の上に存在していて第一の基盤は誰も其の存在を信じていないことなのだが沙子は吸血鬼のコミューンが欲しかったわけで彼女の望みそのものが破滅を意味していた。
屍鬼〈上〉Amazon書評・レビュー:屍鬼〈上〉より
4103970022
No.173:
(5pt)

清信がなぜ人間を裏切るのか?

清信がなぜに沙子を助けるのか?彼は辰巳と同じ人狼になってしまったのか?
屍鬼〈下〉Amazon書評・レビュー:屍鬼〈下〉より
4103970030
No.172:
(5pt)

和製ゾンビと思わせる名作

閉鎖的な村が吸血鬼による死者の起き上がりに襲われる日本ホラー小説の金字塔とも言われる大作。

 この話のテーマは対立構造であると思う。目には見えずとも確かにある村社会のウチとソト。それが原因不明の死者の連鎖によって乱される。それはやがて死者と生者という新しい対立構造へと移っていく。
 特に1、2巻当たりの閉鎖的な村が伝染する死によって汚染されていく過程は面白い。一方で屍鬼というネタばらしがあった後は少し退屈な印象を受けた。
 しかし終盤にかけて生者と死者がはっきりと対決する段になって物語は新たな対立構造を持ち、俄然面白くなる。生者と死者の対立は贄がなければ生きていけないことを意識するものと意識しないものとの対立でもある。不思議と屍鬼の側にも感情移入できるのがいい。
 多くの登場人物が織り成すそれぞれの結末。この本を読み終えて私はジョージ・A・ロメロのゾンビを連想した。物語の色合いこと違えど死者を通して社会、人間を見るというテーマはゾンビそのものだと感じた。

 これぞ和製ゾンビと思わせる名作。
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.171:
(5pt)

よいです

タイトルに興味があり買ってみました。よんでみて楽しかったです
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈1〉 (新潮文庫)より
410124023X
No.170:
(5pt)

よいです

タイトルに興味があり買ってみました。よんでみて楽しかったです
屍鬼〈2〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈2〉 (新潮文庫)より
4101240248
No.169:
(5pt)

よいです

タイトルに興味があり買ってみました。よんでみて楽しかったです
屍鬼〈3〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈3〉 (新潮文庫)より
4101240256
No.168:
(5pt)

よいです

タイトルに興味があり買ってみました。よんでみて楽しかったです
屍鬼〈4〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈4〉 (新潮文庫)より
4101240264
No.167:
(5pt)

よいです

タイトルに興味があり買ってみました。よんでみて楽しかったです
屍鬼〈5〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈5〉 (新潮文庫)より
4101240272
No.166:
(2pt)

村を捨て屍鬼に与した静信と村を救おうとした敏夫

まず、人物が非常に多く誰と誰がどういう関係で、あの時出てきたどの人物かというのを把握するのが
非常に難しく、その把握するだけでうんざりしてきます。
人物表を付けるなりして、読むのに分かりやすくするべきだったと思います。
閉鎖された村というのが主題であるならば、村のイメージをしやすくするために、
村の地図も付けるべきでしょう。

次に、人物を非常に多くした関係上、ストーリーが途中で誰が死んでもどうでもよくなってきて
全くショックを受けず、いつまでだらだらこんな展開続けるのかとだらけてきます。
人物像を書き連ねることで満足し、物語の展開が遅くだれてしまう最近のスティーブン・キング
の悪い影響をモロに受けていると思います。

最後に、物語の内容についてですが、物語の転機となるべき、
屍鬼の存在が村人にわかる部分も非常に唐突で
いままで不審に思っていた村人がそれで納得してくれるのか?と思ってしまう。
劇的にいままでやられ続けてきた人間が攻勢に転じる部分であるので、
もう少し丁寧に描写すべきだと思う。
物語の核心となるべき、静信と沙子のやり取りも互いに「可哀想だよね自分たち」、
と傷を舐め合う関係をただ続けていくだけで、
なんの解決にもなっていないまま物語を放り出してしまっている。

静信が屍鬼たる沙子を助けたことで、無駄に命を曝してしまった静信の母親や光男、
そして沙子を助けるために静信が人を殺してしまったことで、静信は完全に罪を犯してしまっている。
その罪の罰を静信は受けるべきであり、静信は村を捨て屍鬼の側に付いたのであり、
人々に笑われながらも最後まで村を救おうとした敏夫との対比で、
静信に対する杭を敏夫に打たせるべきであった。
屍鬼〈5〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:屍鬼〈5〉 (新潮文庫)より
4101240272

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