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屍鬼
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屍鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全245件 81~100 5/13ページ
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さすが小野先生です。 この表現力、無駄のない構成、変化するテーマ、最初から最後までどっぷり浸かりました。 ただのホラーサスペンスではなく、哲学的思考を含んでおり、本当の悪とは?本体に恐ろしいものとは?というテーマを様々な角度から読者に問い掛けて来る作品です。 最後まで飽きることなく読めました。読み終わった後は味わい深い余韻に浸れます。 一度読んだら忘れられない作品です。是非御一読することをオススメします。 | ||||
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屍鬼の在り方が絶妙にして深く、 陳腐なホラーに成り下がらない、 大きなテーマを持った大作にして傑作。 そこには決して救いや幸せで納得を得られる結末はないが、 大きな波紋を投げかけてくれる。 伝染病から屍鬼、そこから人間による屍鬼狩り。 色々なものが複雑に交じり合って、 逆転を繰り返し、 最終的には善悪の概念が揺らぎ、 人間とは何かと哲学的に発展するところまで、 本当にスゴイ作品だ。 主人公格に与えられるそれぞれの結末も それぞれに深いものを感じる。 超大作ではあるが、読んで損はない。 好きな人も、きらいな人もいるだろうが、 心に残る本物の小説だ。 | ||||
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登場人物が50人を越える.とても覚えられない.次々と死んでいく描写が延々と続く. 何回も出てくる小説の訳の分からない文章を,まともに読む気になれなかった. | ||||
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月並みな表現をすればタイトル通りとなってしまいますが、第1巻は膨大な数の登場人物と外場村の描写に徹しており、あまり動きがありません。 しかし、その描写だけでも閉鎖的な村の状況や徐々に起きている異変を伝えるという意味で丁寧に書かれているので、退屈するということはないと思います。 この先起こる怪異への導入として、十分に演出されているといえます。 | ||||
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キングの[呪われた町]と、比べるなんてとんでも無い。 ただ長いだけ。材料は良いから残念、作家の力不足でしょう。 キングは日常を描きながらも、無駄は一切有りませんから。それでいて初見(中学一年当時)に夜中に十字架を持たないと、トイレに行けなかった恐怖感。 ホラーは怖くてナンボ、残念ながら[屍鬼]には全く感じませんでした…面白くさえ無い。 頑張って長いホラー書きましたね。 | ||||
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シリーズ総計で3000ページくらいあるので、尻込みしている方も多いかと思います。私もその口でした。ただ、実際に読んでみると、もっとあの辺をじっくり書いてほしかったな、なんて注文をつけたくなるくらいに世界観に引き込まれました。夏+田舎+ホラー=正義! 一巻は説明的で退屈ですが二巻まで頑張りましょう。二巻の途中からは面白さが加速しますよ。 私が一番恐ろしいと感じたのは死よりも屍鬼側の計画性です。敏夫・静信の行動はまさに掌の上。そういう現実を突きつけられた場面が個人的に一番のホラーでした。意味があると信じていたものが、何の価値もないと解かったときって恐ろしいですよね。物理的な恐怖よりも、精神的に追い詰めてくるのが名作ホラーといわれる所以だと感じました。 好きになれない部分もいくつか。人間は皆、自己中心的なもんですがこの作品はそれが過剰に装飾されております。普通の小説では描写されないような一人物でもページを割いて、自分勝手な様を見せつけられます。それが現実的であるというのは理解できますが読んでいてストレスが溜まるのは間違いありません。ひとのイヤなところばかり見せられてもねぇ……。若御院と砂子の関係を見ていると、読者が屍鬼の側を支持するように仕向けているように読めなくもない。 主役格の敏夫・静信は物事に対する視点が対照的ではありますが、概ね好感が持てました。理性的な人間はいいですね。静信の書いている小説に関しては蛇足と感じました。読みづらい上に意味を理解することができませんでした。流れが切れるのが嫌で途中からはすっとばしてしまった^^: 全体を通して作者は起き上がりを肯定しているように感じました。もっとこう、人間vs未知の脅威という展開になるものと踏んでいたので、起き上がり側からの視点には意外性はありましたね。ただ、結末には納得していませんので☆三つです。『生き延びた』彼らのその後が知りたかった。 | ||||
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他の方が絶賛しているように面白かったです。宮部氏のあとがきで、たとえ勝ち目がなくても闘う、オマージュとなったキングの呪われた町のアメリカ的正義、尾崎のみせた日本人の正義の違い。どうせ最後にのうのうと生き延びている気配を見せるだろう砂子と、室井。 自分は室井が一番許せなかった。子供や生活を奪われた人々。それを守るために侵略者である シキ と残酷な殺し合いをした人々、や尾崎や夏のの葛藤 。シキでさえまだましだと思うほど 、室井は 罪深い ユダ であり、その罪の所在に酔いしれているところ、だから死なないんだよ、だから 人もシキも殺したくないとかいいながら 砂子 を救うために村人を殺して、村が消滅してものうのうとどこかで人間の罪深さなんか煩悶して生きてるんだろうな、砂子(シキ)という人間と違う思想、特権によって生き続ける偽善者 こそ モンスター。一番の自覚なき罪人。室井の安っぽいヒューマニズムはきっと戦後日本の姿。 | ||||
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話が進まなくてイライラする一巻を過ぎれば後は面白いです。 村を襲う謎の死、物語の中でも主要な人物である住職と医者がそれに迫ります。 しかし、一番最初にそれの真相に気づいたのは・・・ | ||||
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前半の見えない恐怖は既に消え、後半は死をもたらす者、死んでしまった者たちの心情も頻繁に出てきます。 それを見ると、この物語における「悪」とは何かを考えたくなると思います。 一方、生きている者たちにも焦りと恐怖がより一層増えはじめます。 死者もどんどん増えていき、今までいた人たちも消えていきます。 死の根源に一番最初に気付き立ち向かっていた天才少年もダウン。 医者も苛立ちが募る一方。 そしてこの物語の中心である彼が目を背けます。 | ||||
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上巻をかなり期待して読んだのですが、村人紹介で終わってしまってがっかり。せっかく読みだしたのだからと気を取り直して読んだ下巻は、まあまあドラマもあって、読みやすかった。上巻だけであきらめてしまわないで。屍鬼は悪なのかという、深い問題提起はあるが、話の内容の割に物語が冗長に思える。十二国記ファンは壮大なスケールを期待してしまうがそれはない。 | ||||
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上巻を読んだだけでは可もなく不可もない作品という印象です。 発想も既に使い古されたような展開だし、独特の世界観も特に無さそうだし。 これが下巻でどう変わるのか。 そこに期待はしますが、1200ページ読んでガックリとくるような話しだけにはしないで欲しいかな(⌒▽⌒)アハハ! | ||||
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随分昔(発売直後)に、ハードカバーで読みました。 いわば、裏・十二国記ですね。 若御院:静信 → 慶王:陽子 尾崎先生 → 延王:尚隆 外場村 → 十二国 外の街 → 蓬莱(日本) 流刑地である十二国&外場村、 そこに違和感を覚え、変革を目指して動き始める慶王:陽子&若御院:静信、 あくまでそこの流儀に則って秩序を維持しようとする延王:尚隆&尾崎先生、 天界の掟が崩れ始める十二国と、吸血鬼という常識の範疇外の怪異に襲われる外場村。 そう考えると複雑ですね。 十二国記がもし今後もずっと続くのであれば、最後には慶王:陽子と延王:尚隆が対立し、戦いになるのでしょうか? | ||||
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評価が高かったので、読みました。 他の方が書いてるように、漢字が難しかったり、登場人物の多さから、テンポがわるい。 私は、貴志祐介先生のような一気に読める小説が好きです。私と同じタイプの人には会わないと思います。 | ||||
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コミックは嫌いです。 小野さんは最初が説明が長く疲れますがそれを過ぎれば、巻き返しが凄い。 オススメですよ。 | ||||
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1巻で挫折しました。展開が遅いのはどーも苦手です。無理にでも2巻を読んでいれば、どうなっていたか判りませんが!ホラー文庫は大好きなのですが、兎に角、以降読み進もうとは思いませんでした。 | ||||
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やっと読み終えた。達成感でいっぱいです。結論からするととても面白かったのですが、まあ、あまり理解していないかもです。なんせ人が多すぎて、とても覚え切れません。名前と人物像をどこかにメモして読めばいいのかもしれませんが、面倒でそこまでやらなかったので。ですから、誰かが出てくるたびに「えーと、この人誰だっけ?」なんて考えてしまう有様。あまり感情移入もできなかったのですが、私、夏野はとても好きで、きっと色々活躍してくれると期待してたんですが、それはなかったですね。スティーブン・キングが元ネタと聞きますが、彼の作品はどんでん返しがすごいですよ。 | ||||
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全ての巻を読み終えて思ったことは、とにかく終始苛々すると言うことだけでした。 登場人物の誰一人にも感情移入できません。特に清信には一番ストレスを感じました。彼の書く小説も同じ事を繰り返しグジグジ言ってるだけ。結局何もしないで、母親や今まで支えてくれた光男達を酷いめにあわせてしまう結果になってます。 ちなみに、結城と元子もストレスを感じる原因でした…三巻までは面白かったので残念です。 | ||||
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全ての巻を読み終えて思ったことは、とにかく終始苛々すると言うことだけでした。 登場人物の誰一人にも感情移入できません。特に清信には一番ストレスを感じました。彼の書く小説も同じ事を繰り返しグジグジ言ってるだけ。結局何もしないで、母親や今まで支えてくれた光男達を酷いめにあわせてしまう結果になってます。 ちなみに、結城と元子もストレスを感じる原因でした… 三巻までは面白かったので残念です。 | ||||
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人がたくさん死んでしまうし、残酷な描写もあります。ただ、ホラーが苦手な私でも、それらの描写自体に恐怖は余り感じませんでした。お化け屋敷のような、驚かされてドキドキするような恐怖ではなく、とても理性的で、考えさせられる怖さを感じます。絶対的な悪役が存在せず、沢山の登場人物の書き別けがリアルで、それぞれの理由、正義をもって行動していきます。ホラーが苦手な人にもお勧めできる、静かなところで、じっくり読みたい本です。 | ||||
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私は先月から始まったアニメから屍鬼を知り、現在までの六話までとこの小説一巻をみました。アニメ(深夜)の方は映していて絵になる学生達、清心、尾崎が中心の描写ばかりです。 (老人ばかり映していたら視聴者が退屈しますよね…)文庫の方を読んでいて驚いたのは、老人達の描写がかなり多かったことで、なかなか夏野、恵が話に出てこなくて退屈していました。アニメでは夏野視点 小説では村人視点なので読み進めていく度、両者の心理描写がみられて謎が溶けていくのでとても面白かったです。 アニメでは展開が早く、6話で尾崎が夏野の「死んだ人が生き還ったりしませんよね?」の一言により今までの死因を疑い始めたところで終わりました。 主要人物だけまとめるといままでで 一話:清水恵死亡 五話:武藤徹死亡 六話:村迫正雄死亡 となっています。他のレビューを見てみると人物が多すぎると書かれていますが、このレビューの通り文章力の低い私(高校生)でもアニメから入って人物を絵で見てきたので小説を読んでいると自然に人物の姿が浮かんできてスラスラ読めます。勿論、語彙力はないので伽藍や庫裡など分からない単語は辞書で調べながら楽しく読ませてもらっています。小説がイマイチだった方、全巻読んだ方は是非とも深夜アニメの方を観ていただきたいと思います。アニメと聞くと敬遠しがちな方もいると思いますが、この作品には萌えというものが一切ありません。とても綺麗なアニメです。関東では毎週木曜1:15〜放送していて次回は7話なのでまだまだついていけます。 小説とは本当に別物で屍鬼の内容がスピーディーかつ不気味さも感じられる。アニメから入れば、人物にも興味、感情移入できて原作の読書も有意義なものとなるでしょう。 | ||||
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