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さよならドビュッシー



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【この小説が収録されている参考書籍】
さよならドビュッシー
さよならドビュッシー (宝島社文庫)

さよならドビュッシーの評価: 7.74/10点 レビュー 19件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.74pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全10件 1~10 1/1ページ
No.10:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

最後はビックリ

なかなか面白いですね。
御子柴シリーズが面白かったので、こちらも手にしました。
著者の作品はこれで4冊目になります。
ラストの衝撃は予想できませんでした。
著者は、常にこのラストを意識して書かれているのでしょうか、毎回びっくりします。
初期作ということで、登場人物の心情・行動等の表現に粗さが感じられますが、それは仕方がないことでしょうね。



▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.9:
(8pt)

さよならドビュッシーの感想

最後まで美しいストーリーと結末であってほしかった…。

kmak
0RVCT7SX
No.8:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さよならドビュッシーの感想

先にプレリュードを読んだので
物語の初めには驚いた。
ミステリーであることは頭の中にあるが
音楽青春小説で読み進めてしまう。
ミステリーも面白かった


▼以下、ネタバレ感想

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jethro tull
1MWR4UH4
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さよならドビュッシーの感想

このお話の凄いところは、
ミステリ小説と音楽小説の両側面があり、どちらも喧嘩せず、中途半端にもならずに1つの物語として成立しているところです。

音楽、特にクラッシックの知識に乏しい自分は、
登場する曲名や、作曲家の名前もろくに知らなかったのですが、いざ演奏のシーンでは作者の描写力に愕然。

演奏者の指使いや吐息や姿勢、観客の表情や感動がまるで映像を見ているように鮮明に見えました。

(演奏シーンの描写でもっと凄いことがあったのですがそれは↓ネタバレで。)

音楽用語が多いため、詳しい人はもっと別の楽しみ方が出来るんだろうなと羨ましくなりました。

ミステリ要素に関しても良くできており、終盤の展開はかなりオススメ。

(★が伸びなかった理由は、自分は結果読めてしまったため。どんでん返しを意識しすぎて…)


▼以下、ネタバレ感想

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ぷぅちゃん
76W3CGEW
No.6:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さよならドビュッシーの感想

個人的に「ドビュッシー」の作品は「ゆったり」や「やさしく包み込むような」曲の印象でして、辛く孤独になりたい時に触れるような作品で気持ちが沈みやすい。本書の知名度は把握しながらも中々手に取らなかったのは、そんなドビュッシーに対する個人的な感覚意識からで敬遠していました。
シリーズとして冊数を重ねているのでそろそろ読もうと手に取った次第。読んでみると、力強いドビュッシーの演奏表現にびっくりでした。特にアラベスクは、自分のイメージが壊され違和感を受けつつも、表現の仕方でこんなに熱く描けるのかと新鮮な視点をもらった気持ち。久々に曲を聴き直してみようと読後感じた次第。

音楽を演奏する者、鑑賞する者の思考がとてもよかったです。指運びや姿勢等、小説でここまで雰囲気が伝わってくるのは久々でした。なんというかどれも気持ちが昂るような熱さがありました。スポコンの様。

そんな具合で、ミステリよりも音楽小説として楽しめた作品です。
ミステリ要素については何というか偶然や悲劇の物語でこれは辛いなと思って好みに合わずでした。

食わず嫌いで読んでみたら良かったのでシリーズを追っかけようと思います。

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egut
T4OQ1KM0
No.5:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

さよならドビュッシーの感想

資産家の祖父がいて仲の良いピアノを習う従姉妹がいて…でも、全て失った主人公。残ったのは包帯に巻かれた体と不自由な足、そして動かない指…。
一言で言うと魔法使いと出会い約束を交わし、ピアノを弾く事を諦めない女の子のお話。※違う

だけど…?事件はあるわどんでん返しはあるわで、驚かせられます。ピアノの旋律のように美しい表現をされている本です。私はその表現の仕方にうっとりしました。

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りゅかさん
DSQDHULA
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

音楽描写に疲れた

音楽もある意味、主役でもあるので、そっちに関して全くの無知な僕には多少抵抗はあったが、ミステリー面を楽しみに読み始めた。

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アントンリブ
J9QWGWDO
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さよならドビュッシーの感想

火事に遭い、全身火傷の重症を負いながらもピアニストを目指す女子高生。司法試験に合格しながらもピアニストになった本小説の探偵役。意地の悪い同級生。まるで少女漫画のような設定でストーリーが進んでいきます。ミステリーであることを忘れてしまいそうになりますが、最後は怒涛の展開が待っています。
読みやすいですが、読後はややすっきりしない印象でした。展開が強引なのと、この作者の特徴なのか社会的なテーマ(今回で言えば「障害者」)まで盛り込まれていて、焦点がぼやけてしまったのが残念でした。

▼以下、ネタバレ感想

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こじたん
87SP5RC5
No.2:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さよならドビュッシーの感想

クラシック音楽の世界。ピアニストを目指す少女。レッスンやコンサートの臨場感を表わし伝える文章力はたいしたもの。ミステリーとしてのトリックは古いものだが、うまく使って音楽物ミステリーとして楽しめる作品に仕上げている。モノローグ・台詞・状況の描写などムダな言葉を排し流れるような文章で読み易い。ただ一点、個人的に納得出来ないのは火事の原因。物語のうえで火事は必然でも、あの家族にとっては火事は偶然の出来事。祖父は理路整然と話し頭の良さをみせ、人を見る目は確かで深い洞察力で人となりを判断する人物。そんな人が趣味のために揮発性の塗料などが沢山置かれている部屋の中でストーブを焚くだろうか?
普通、暖をとるならエアコンだろう。そんな思慮浅い人物とは紹介されていない。火事がなければ物語りは始まらない、その都合だけでおざなりに書かれた印象だ。私ならもっと別の原因で火事が起きるように書く。重箱の隅を突っつくような事と思われるかも知れないが、人物像と行為が合っていないので違和感が拭えない。その他は問題なく楽しめたので7ポイントの評価とした。他の作品も読んでみたい作家だ。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さよならドビュッシーの感想

音楽話が熱いですね。音楽物は好きなので面白かったです。
最後はびっくりしました。

ゆー
98N04ZLM

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