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さよならドビュッシー
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さよならドビュッシーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全214件 1~20 1/11ページ
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早く送ってくれて助かった 歳老いて足腰が悪く出歩くのが大変 で好きな作者の本を読むのが楽しみ 内容も良かった また他の本を頼みます | ||||
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結末。一瞬フリーズしました。そう…だったの?!と。全然疑ってなかったので。まさかっ!と。やられました。 | ||||
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解説に「音楽+スポ根+ミステリー」とあった。その3つを融合したのが斬新なのだろうが、残念ながらそれが裏目に出て「どういう小説なのかこれは」という印象を持った。 『蜜蜂と雷鳴』の後で読んだせいか、音楽(の練習)の描写もどうかなと思うし、探偵役がスーパー過ぎる。ミステリーだけの小説だったらそういうことも気にしないのだが。 「スポ根」の定番、鉄板ネタ(いじめっ子とか)はマンガなら分かるけれど小説で読むと浅く感じられる。 そして、ミステリーのトリックは一人称の文体では無理があるのではないか。 | ||||
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初めて読む作家さんです。 『本の雑誌 2023年3月号』の特集「どんでん返しが気持ちいい!」の中、大矢博子さんが取り上げて紹介してらしたよに興味を抱いて購入。しばらく寝かせて積ん読してたんですが、今回思い立って読んでみました。 まずビックリしたのは、音楽を表現する文章が半端なく見事だったことです。タイトルになってるドビュッシーはもとより、ショパンやベートーヴェンといったクラシック音楽の演奏を聴いた時のイメージを描写する文章がいくつも出てくるのですが、それが皆、実に表現力のある文章になっていたところ、惚れ惚れするものがありました。「そんじょそこらの音楽評論家の文章よりも、音楽や演奏のイメージ喚起力が半端ねぇわ。的確かつ圧倒的な表現力を持った文章。スゴッ‼️」て、読みながらドキドキしましたね。 そして、終盤のどんでん返しには、もう、超ビックリしたあるよ。詳しくは書けませんが、某台詞を見た瞬間、「えっ‥‥‥」てな感じで、目が点になりました。久しぶりに、見事などんでん返し一本を決められたなあ。 期待以上の読みごたえに大満足の音楽ミステリーでした。これ、探偵役のイケメンピアニストの名前を取って〈岬 洋介シリーズ〉言うんですか。 〝当たり〟のシリーズ、見ーっけ | ||||
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最初、ほんわかした雰囲気の物語で始まりますが、あれよあれよと言う間にサスペンス色が濃くなります。誰もがこの結末には騙されたかと。 岬さん完璧すぎ。笑 | ||||
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予想外の展開でとても面白かったです 芸術家を目指す者として心に響く描写もあり読み応えがありました | ||||
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展開がなんだか「犬神家」っぽいなーと思った瞬間、うっかりオチの見当がついてしまい最終章でビックリしそこないました。なので個人的には財産争いのくだりは無くても良かったかも。あとルチア(光という意味がある)という名前もヒントになり過ぎかも。 | ||||
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展開がなかなか進まない。 文字では伝わりづらい音楽に対する描写が多い。 衝撃的ともいえる序盤に主人公一家に降りかかる地震や火事、いくらなんでもやりすぎだと思いきやそれ以降は上記したような理由で終盤まで大きな盛り上がりもなく退屈な感じで物語が進んでいきました。 そして、犯人も大体予想が付いたなぁと思いながら、消化試合をこなすようになんとなく話を読み進めていたところ、まさかのとんでも展開。 完全にしてやられました。 そして、こうした叙述的なトリックよりも何よりも、物語の締めくくり方が素晴らしかったように思います。素晴らしいタイトル回収でした。 是非読んで楽しんでいただきたいです。 読んだ勢いでドラマ版と映画版も見てしまいましたが、個人的にはドラマ版は改悪がひどすぎてお薦めできません。映画は悪くなかったです。でも、やっぱり原作ですね。 退屈でも何でも諦めずに最後まで読んでいただきたい作品です。 | ||||
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読んでる途中でそう思いました。曲の説明やウンチクが多い上に個人の思いが同じような内容でダラダラと綴られているので、読んでいてうんざりしました。これを端折ればもう少し読みやすかったように思います。 結局この作家は音楽(クラシック)アピールがしたかったのだなぁといった感じでミステリーはオマケ程度に盛ったような内容でした。 まぁそれより読み始めからの高校生の「あたし」という言い回しが気持ち悪かったのと何かにつけて卑屈な態度を取るので何も共感出来なかったです。 最後は無理矢理風呂敷を畳んだような展開で新鮮味も何もありませんでしたね。 でも賞を取っているということは当時は斬新だったのでしょうか??それとも審査員が低レベルだったのでしょうか?? | ||||
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終盤ページ数が少なくなってくるにつれて、 序盤の設定が無駄になっていることに違和感は募るのですが、 気付くことができませんでした。 かなり気持ちの良い騙され方でした。 ミステリ慣れしている人なら気付く人も結構いそうです。 かなり大胆不敵に、読者に対するトリックを仕掛けている中で、 さらに大胆不敵に、ばれるかもしれない手掛かりを 惜しむことなく伏線として仕込んでいます。 定番トリックの叙述によるステルス化と言えましょうか。 そのアイディアと、仕込みの勘所が素晴らしいですね。 おっちょこちょいで人を殺そうとする人が多いのは少し気になりましたが。 | ||||
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音楽的な部分はすごく良く表現されていると思いました。 ただ予選の課題曲がショパンの練習曲で、本戦がドビュッシーの『月の光』と『アラベスク』って、どう考えても難易度が逆転してるんじゃないかと思ってしまいました。 それはさておき、ミステリーとしてもなかなか面白かったです。 | ||||
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amazon商品紹介より以下、 第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。選考委員が大絶賛した話題の感動作! 行間から立ち上るドビュッシー「月の光」や、ショパン「エチュード 10-1」の美しい旋律。ピアニストを目指す少女、殺人、そして驚愕のラスト! ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女人生は、ある日突然終わりを迎える。 祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまったのだ。 それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。 ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する――。 (最終選考委員コメント) 「音楽青春小説と意外な結末の異種配合」 大森望(翻訳家・評論家) 「著者の奏でる超絶技巧に酔い痴れよ」 香山二三郎(コラムニスト) 「大掛かりなトリックが炸裂する、上質の音楽ミステリー」 茶木則雄(書評家) 「少女ピアニストの感動物語……で終わらない驚き!」 吉野仁(書評家) * 作者の作品は、カエル男や短編で幾つか読んだ事がある。ミステリではどんでん返しをする人なんだと思っていた。絶対に面白いだろうなあとデビュー作をやっと借りれた。 あらすじを読んで、殺人事件を解決するミステリと思い込んでた。 ところが蓋を開けてみればミステリは料理でいうと味付けの一つで、音楽界の青春感動話かなあ?と読了した。 火事で障害を持ちそれを乗り越えて… それに惹き込まれて推理は二の次で終わった読後感が悪くない。 さらに言うと一応意外な展開ではあったが、 「犯人は〇〇だったりして」と思っていたものが遠からずそうだったので、 複雑な気持ちになったのは否めない。 とかくまあ、面白かった。デビュー作ですよね(しかも大賞やし)。 エンタメとして惹き込まれて細かい事はどうでもいいやになってきたらベリーグッドじゃないかなぁ、わはは。 最後に掲載されてた、大賞の選評を読んでたら賞作品の方も読みたくなってきたわ、探そうかな(置いてるかな?)。 | ||||
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私はクラッシックは聴くのは好きですが、楽譜は読めません。またそんな方多いと思います。この本は音楽描写が多くイメージがわきませんでした。そんな時はYouTube で描写されている曲を聴きながら活字を追うとgoodでした。 お試しあれ。 なお名古屋人として、今はなき厚生年金会館なんか出てくると⭐️5になってしまいます^o^ | ||||
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ミステリーに慣れた人なら、読みながらコレが伏線だろうなーというのが推測出来るため、どんでん返し感は無し。 ミステリーというよりも音楽小説という印象です。 | ||||
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言わなくても最高なのは伝わりますね、、笑 買って損は無いです。 | ||||
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評価が高いミステリ作品のようですが、トリックについては、ありふれたトリックだと思います。 「そういうトリックと思わせて、実は別のトリックがあるんだよね?」と思いながら読んでしまったため、残念な気持ちで読み終えてしまいました。 ですが、音楽を描写する文章が美しかったので、無駄な時間にはならず、楽しんで読むことができました。 差し引きして、私にとっては、星3つでした。 | ||||
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映画になったりしてるから内容知ってる人も多いだろうけど、自分が知らない人に伝えるとすると、訳あり女子高生と天才ピアニストのイケメンピアノ教師がピアノコンテストと事件に挑む。スポ根的な要素もある青春ミステリー。必死のレッスンで優勝できるのか?事件はどうなるのか?2人の仲はどうなる?そんな感じ。ただし、ただしです。このミスの大賞受賞作ですので念のため。僕は他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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今さら読んだ、10年前に話題になった音楽ミステリー。スポ根とは聞いていたが、想像以上にハードだった 最近のスポ根ピアニストものといえば『セッション』を思い出さずにはいられないが、ハードさでいえばこちらのが上かもしれない コンクール描写はまさに圧巻で、1日で読み切ってしまうほどの熱と勢いが渦巻く洪水の如き小説だった。 しかし本作はミステリーなのである。 だが、ぶっちゃけミステリー好きなら8割の人は火事が起きた時点でトリックに気づくだろう。エンタメ重視のこのミスだから大賞も頷けるが、江戸川乱歩賞や鮎川哲也賞じゃ、受賞は叶わなかったと思われる。 だがしかし、トリックがわかっても「じゃあそのトリックと音楽スポ根ドラマをどう結実させるんだ?」というメタ的な謎がずっと気になってリーダビリティを加速させたので、あまりマイナス点にはならなかったし、尻切れトンボなんてクソ食らえとでも言うような、まさに「あたし」の演奏そのものを体現するような壮絶なラストには感動した。 そもそもミステリ云々に関しては、作者はもっとゴリゴリの社会派ミステリーのカエル男を本命にして、作風の幅を広げるための2本目としてエンタメ寄りの本作を書いてこのミスに応募。で、結果的に2本とも書籍化したんだから、そこは計算通りなんだろう。 セリフも名言だらけだし、音楽を描く筆力も抜群。ピアニスト探偵のキャラも立っている。 文句なしの傑作。 | ||||
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ページ数が多くて大変かと思ったけど、読み飛ばせるところはガンガン読み飛ばしても問題ないと思った(ピアノのシーンが事件の伏線になっているようでもなかった)ので、案外3時間くらいで読み終えられました。エンタメとしてじゅうぶん楽しめた。 しかし、こういう類のトリック的には一発ネタのどんでん返しをするために、これだけの文章量の原稿を書くなんて、小説家というのは本当に大変な仕事である。著者は、ほとんど寝ずに1日20時間執筆している様子の動画がyoutubeにありましたが、正直なところ文章量は半分くらいでいい。休んだ方がいい。 | ||||
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