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さよならドビュッシー



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【この小説が収録されている参考書籍】
さよならドビュッシー
さよならドビュッシー (宝島社文庫)

さよならドビュッシーの評価: 3.28/5点 レビュー 214件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.28pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全214件 181~200 10/11ページ
No.34:
(4pt)

音が溢れてる。

困難に必死に立ち向かう主人公に応援しつつ一気読みした。 ミステリーとしては似た結末を最近読んだばかりなので、あまり意外でもなかった。 音楽が楽しかったので、おやすみラフマニノフも読みたい。
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No.33:
(2pt)

冗長

それぞれのキャラクターが立っていない。皆が同じ人間に見えてしまいました。

そして、不必要で冗長な表現が目立ちます。無理に引き伸ばしてる、そんな印象を受けました。なので途中から飛ばし読みに近い読み方をしてしまいました。この話に入り込めなかったということでしょうね。
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No.32:
(1pt)

高評価が理解できない

ミステリーを読む以前に小説として稚拙。マンガのセリフをそのまま文章化しただけのような平べったい内容でした。登場人物の誰にも感情移入ができず、苦痛なだけの読書でした。ドラマ化、映画化だけを狙って作ったような、昔で言えば「新幹線小説(新幹線の中で書き上げた小説)」に思えた。
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No.31:
(4pt)

ネタばれしてます

ミステリーとして読むなら、オチはすぐ見当が付きます。
しかしあれよあれよと進む話の展開に、ページをめくる手がとまりませんでした。
キャラが昭和とか展開が安易とかいうレビューもあり、確かにそうなんですが、 久しぶりに物語を読んだなあ!という満足感があります。
…文章も上手くキャラも現代的だけど物語が現実的すぎて話が薄くて眠い、とか、
ノルマで一冊書いてんだろうなあ、ページ埋めるのに必死なんだろうなあ、だからファン向けの会話と蘊蓄でページ稼いでるんだろうなあ、とか、
そうこちらに思わせる作品にばかりここのところ当たってたので…

圧巻はやはりピアノの演奏描写。私はピアノには全く素人ですので、個々の単語の意味なんて解っちゃいないんですが、素人に「なんか凄い演奏なんだ」「この曲って素晴らしい作品なんだ」と充分思わせる文章でした。


…だからこそ、動機が残念。いっそ主人公が計画的悪魔少女の方がすっきりしたかなあ。
そうじゃないならもう少し少女の逡巡や後悔や悲劇を描いて欲しかった。
軽くないか、ラスト。
先生「日本の○○は○○には甘い」って、「主人公ラッキー」って事かい。これ読者は「良かったね〜」とは思えないんだが…。
ラストも清々しいんだけど、良く考えたら清々しくていいのか…?(笑)
本当に面白かったから、最後だけが残念…
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No.30:
(1pt)

どんでん返し?

文章のスタイルや読みやすさという点では、好みは分かれるでしょうが、私にはそこそこ楽しめて軽く読めました。ただ、ミステリーというにはトリックがあまりにもお粗末…。
過去のミステリー作品のいくつかの小さなトリックのつぎはぎな印象を受けてしまいます。
ミステリーに関してはトリックやプロットが、過去に発表されているものと似ている程度であれば、もう目をつぶるしかない…というところなのでしょうか。
音楽風味が好き(のだめとか)で、初めてこの手のミステリーを読まれる、若い読者の方は楽しめると思います。
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No.29:
(2pt)

全体的に中途半端な印象

ミステリー物、音楽物、青春物―と、この本には色々な要素が詰め込まれているが、
逆に詰め込みすぎて全てが中途半端になっているような感じがした。

ミステリーとしてはトリックが使い古されていて目新しさがない。
推理小説愛読者なら2章で仕掛けに気付くのではないだろうか?

音楽物としても知識・描写が中途半端。
作中取り上げられる作曲家もベートーヴェン、ドビュッシー、ショパンと大家揃いであり、
彼らに関する薀蓄も「そんなの既に知ってるよ」というレベル。
演奏中の描写は中々力が入っているが、どこか白々しいというか
藤本治の『船に乗れ!』に感じたような、演奏描写にグイグイ引き込まれるような感じはない。

青春物としては、他のレビューに書かれているように無駄に説教臭い。
登場人物一人ひとりが折に触れて自分の人生観・現代社会に対する批判を口にするが、
これがかえって登場人物たちの現実味を失わせ、まるで教育ドラマでも見ている気にさせる。

材料だけは盛りだくさんだが、これといって美味いわけでもない料理といった感じ。
腹は(無駄に)膨れるが、満足感は感じない。
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No.28:
(2pt)

リアリティなさすぎ

安っぽいメロドラマのようで、途中何度も投げ出したくなった。
音楽がかろうじて私の手を止めないでくれたが、『のだめ』の二番煎じ、抽象的な表現も同じ箇所があるのには辟易した。
作者は既婚男性とのことだが、とにかくヒロインをはじめとする女性全員の描写がお粗末。
事件が悲惨であるにも関わらず動機づけが軽く弱いものになってしまった。事を引き起こす女性の情はそんな単純なものではない。途中、描写を上手く書ききれなかったことにより関係性や人物の感情が浮き出してしまい結末が予測できてしまったのにはがっかり。事物的なものには細かいが説明的でくどい割には、ヒロインのピアノに向かう姿勢や情熱が唐突に出たり引っ込んだり、言葉だけが上滑りしている。総じて登場人物に血が通ってないように思う。
現実離れしすぎた設定(特に医療の設定がひどい)も、文中の言葉で表せば「演出」の力でどうにでもなるのだろうが、下手なアイドルが棒読みで演技をしているようだった。
ところどころに入る近年の出来事のエピソードを無理やりくっつけているのも、中途半端に現実に引き戻されて浮ついた印象しかなく、その辺まで徹底的に作り上げる技量が無いのかと勘繰りたくなる。
それと、事件にまつわる話の中で女性が傘と1キロの荷物を持って階段を上ると手がふさがるという設定には絶句した。
普通に考えれば、ハードカバー2冊分または牛乳パック1本分であり、女性なら革の財布を入れ、ちょっとした荷物でゆうに1キロ。日常的に苦も無く持ち物として扱え、充分腕に掛けられる重さ。何度も出てくるキーワードで、この設定。取材力(広義での生活力?)のなさというか、物書きとしての何というか、編集の甘さというか。
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No.27:
(2pt)

う〜ん、疲れる

ツマブキさんの文句に惹かれて買いました。結果としては、

文章力・・・   少し硬いし、語彙も古臭い気がしましたが、表現豊かでかなり高レベルに感じました。
キャラクター・・・少しリアリティに欠けていましたが、私自身はそんなに気にはなりませんでした。
展開・・・    これも、強引な気がしましたが、まぁフィクションなんでありかな、と思いました。
どんでん返し・・・少しアンフェアな気もしましたし、最初からどんでん返しがあることを帯で知っていたので、
         予想通りの展開でした。それでも、まぁ楽しむことができたとおもいます。

 と、ここまでなら★4レベルの良作だったのですが、どうしても許せなかった点が一つ。

 とにかく、説法が長い、長い。キャラクターが会話するごとに、みんながみんな、だらだらと説教をはじめる始末で、読んでいて異常にストレスを感じました。
 最初はてっきり『どんでん返し』をするための、複線を隠すためにわざとやってるんだろうなぁ〜、と思っていましたが、とくにそういった意図はないようで、とにかくどうでもいい説教が続きました。なんといいますか、会話として不自然といいますか、もう少し省略できるだろうと感じました。なんか、ひさびさに自分の父親の説教を聞いている気分になりましたww

 文章自体はとてもすばらしいと思ったので、もう少し自論や主張を削り、会話と展開をスムーズにしていただければ、自分としては良作だったと思います。また同作家さんの作品で、面白そうなのがあれば読んでみたいと思いました。
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No.26:
(1pt)

ブラックジャックなどを連想

懐かしい手塚治虫のブラックジャックを連想した。
その他、小学生の頃呼んだ少女漫画のピアノもの、バレエもの、などなど。
アガサクリスティーも少し・・・。
デジャブ…しかし、かなり落ちぶれての再来に疲れた。
ピアノの曲選択のあり得ない設定に疲れた。
ハリウッド映画のどんでん返しにありそうな大どんでん返しは、そのための人物設定のわざとらしさに疲れた。
とにかく疲れた一冊だった。
もしも時間を戻せるなら、(この本の設定が許されるならそれもありだろう)買わない。

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No.25:
(4pt)

全然違うところで鳥肌が

序盤の軽い感じから一転、もう中盤まではしかめっつらで読んでました。
もちろんどんでん返しには度肝抜かれました。
でも一番驚愕させられたのが、火傷を負った女の子が岬洋介の演奏を聴いたときでした。
その女の子があまりの演奏の凄さに鳥肌が立つというところで、文章を読んでる自分もそうなってました。
ストーリーもこの体験も凄かったんですが、しかめっつらしんどかったので☆4です。
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No.24:
(4pt)

「最後にどんでん返しがあってね」

ミーハーですが、妻夫木聡さんが本の帯でそう紹介していたので思わず買ってしまいました。
とても綺麗な文章で、演奏するシーンは音楽の知識のない私でも引き込まれました。
まさに音楽を聴いているような気になり、心地がよかったです。

 ただ、肝心のミステリー設定については小道具の配置が少々あざとく感じられました。
第1章を終えたところで今後のストーリー展開が全て読めてしまいます。
今までミステリーを読んで犯人が分かったことなんてあまり無いのに・・・・・
 
 主人公の努力する姿勢や、教訓的な台詞が個人的にツボにはまりましたので
最後まで面白く読むことはできました。
過去のスピンオフ作品が進行していると後書きにありましたが、
主人公よりも、研三叔父さんの今後が気になって仕方がありません。
続編が出ないでしょうか。
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No.23:
(3pt)

ちょっとくどかった

帯に「最後にどんでん返しが」的なことを書いてあったので何か仕掛けがあるのは分かってました。読み終わってみると、どっかで読んだことあるトリックだなと思いましたが、途中はストーリーと、ピアニストや有名作曲家、曲にまつわるウンチクなどに興味を取られ、ミステリー仕掛けのことはすっかり忘れていました。ピアニスト、クラシックという個人的に馴染みのない分野だったこともあり大変興味深く読みました。柄にもなくクラシックのCD借りちゃいましたし。ドビュッシーとかショパンとか。でも、もしかするとこの話はミステリーにしないで純粋に少女の再起の物語だったほうがより熱い読後感を味わえたかもとも思いましたが。
  ということで、お話自体は面白かったと思うのですが書き方がちょっと。セリフや主人公の心情を使って著者が演説をぶっているようなところが多くてしかもいちいち長いのが個人的にはうざったかったですね。言いたいことは行間は使わず全て言葉で言い尽くさないと気がすまないって感じ。とにかく皆まで書いてしまうせいか、言っている内容の割りには、じわっとしたりぐっとくるような余韻が得られませんでした。逆に長々と一方的に意見を聞かされている感じが続いて頭が疲れました。そういう作者の主張を代弁する役目を負っているからでしょうけど、主人公が、特に後半、高校生とは思えないぐらい老成してしまっていたのも感情移入の妨げでした。
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No.22:
(4pt)

音楽

早い段階で真相が読めてしまいましたがラストのどんでん返しは迫力がありました。この作品で1番よかったのは音楽の描写です。リアルに音が聞こえて来そうな描写力です。
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No.21:
(4pt)

面白いけど、稚拙。でも将来性を感じさせる。

最後のオチは純粋に驚かされました。
また、私にとっては音楽を織り交ぜたミステリー作品というのは、
初めてで新鮮でもありました。

ただ、謎解きに対して伏線の描写が乏しく、"あの時の気になる言い回し・行動はこういうことだったのか!"
と感じられる部分を伝えられていないのが非常に残念です。
それが作品全体として構成力の稚拙さを醸し出してしまっている気がします。

まだ作家としてデビューしたばかりとのことなので、将来性に期待して☆4つとしました。
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No.20:
(4pt)

不屈のベートーヴェン、指先はドビュッシー みたいな

ミステリーのことは忘れて、怪我や病気で以前できていたことも満足にできなくなった人が、その能力を再度会得していく再生物語として読みました。特に音楽に関して書かれている箇所は気持ちよく読めました。私はクラシック音楽は大好きなので、著者が作品を書く上で何度も聴いたであろうCDの情報も物語りに混ぜておいてくれればいいのに、と思いました。

あと、このミステリーがすごい! 2011年版にこの物語の登場人物、香月玄太郎が暴走特急の短編が載っています。
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No.19:
(2pt)

私立音高って

大火傷からの復活直後とはいえ学校関係者の前で披露する第一曲が「ブルグミュラ―のアラベスク」なんて、レベルとしてどうなのですか?
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No.18:
(3pt)

設定以外で星3つ。

主人公がピアニストを目指しているという設定ですが、音楽知識がなければわからないという処はほとんどなく、物語の内容に入りやすかったです。事件やトリックの中に家族、友人、その他の人々の関係も入り混じり、複雑になってゆく主人公の心境も丁寧に描かれていました。ですが他のレビューでも言われている通り、かなり有り得ない設定が多いです。(主人公の境遇然り、ピアノの先生の外見、家柄然り…)多少ありきたりでぶっ飛んでいても、ストーリーに現実味がなくてもOKな人なら深くのめりこめる作品だと思います。逆にあまりに現実味がないと、途中で醒めてしまう人にはおススメ出来ません。個人的には最後の最後まで予想出来なかった真実に衝撃を受けました…
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No.17:
(1pt)

面白いけど、ラストに続く伏線があるべき!

ミステリーだけど、のだめカンタービレのような音楽スポコン系でもあり、
カテゴリーわけが微妙な作品で、確かに風変わりな感じはする。
ピアノの曲を小説風で情感を出し、表現する筆力はかなりあると思う。
曲がまるで目に浮かぶようで、これものだめによく似ている感覚。
問題のミステリーの部分が、ミステリータッチである以上、オチは予測可能
ですが、それにいたる伏線、例えばさりげなく左利きとか、癖が変わっている
といった伏線が全くないので、推理はできない。
よって推理モノではなく、意外性だけが残る感じ。。
大体、そうかな?というヒントがちりばめられていないと、
誰も予測できない。
ヒントというか、伏線ありました?
私が伏線がみつからなかっただけですかね?
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No.16:
(4pt)

別の意味で裏切られたー

読み終わった後、複雑な気分になりました。
音楽関係のタイトルから惹かれてこの本を手に取りましたが
内容も音楽の知識がふんだんに盛り込まれていて
特に、1つの曲の心象風景をあれほど丁寧に描ける著者様に
すごいと感嘆しました。
読んでいて塞ぎ込みがちだった今の私自身に
鋭くそして強く響く言葉がたくさんありました。
そういった意味で、この作品は
ただのミステリー小説の範囲に収まらずもっと力強いなにかを
含んでいると思います。
ただ、1章、2章、3章と読んでいて主人公の境遇や
岬との関係に切なく感じていたのに、読了後
『切なさを返せ〜』と叫びたくなりました。
きっと岬先生の「教え子が君が最初で、しかも最後かも知れない」の
時点で犯人を微塵も疑わなかった私は、もう既に著者の策略通りに
なっていたのかもしれません。
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No.15:
(3pt)

なかなかの作品だが

叙述ミステリーとしてよくできていると思います。
どんな意外な結末が待っているだろうと意識しながら読んでいったのに、
最後は「やられた」と思いました。
一点わからないこと。主人公は16歳で、中学3年生という設定ですが、
中学生は最高15歳であり、16歳の中学生はあり得ないと思うのですが。
さよならドビュッシーAmazon書評・レビュー:さよならドビュッシーより
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