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さよならドビュッシー
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さよならドビュッシーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全214件 121~140 7/11ページ
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テレビで紹介していたので購入してみました。 音楽の世界に入り込み過ぎない軽いタッチのものだったので、出張の移動時間中にさくっと読めました。 ラストで え?と思い、戻って読む部分がありましたが、言われてみれば納得できる表現にはなるものの、少し無理があるかなぁ と思う設定もあり、☆を一つ減らします。でも、なかなか良い作品でした。 | ||||
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好みの別れるところですが、僕には演奏される音楽の説明が あまりにも平板、かつくどくって読むのが辛かった。 この作者の腕の見せ所がどれだけ素晴らしい音楽かを 文章で表すことなので、この点はがっかり。 もうひとつミステリーネタについては最後のどんでん返しを 納得させるためにそれまで延々と不自然なプロットを踏み続けるのが鼻につく。 (顔だけ完全に治癒、書きなおされなかった遺言、急激なピアノ上達、カエルのような声、母の転落死などなど) 映画化されたけど、それほど素晴らしい内容でもない。 2時間ドラマの原作としてならOKなんじゃないでしょうか。 ということで★3つ。 | ||||
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この作品はミステリーにしないほうがよかったのでは? ミステリーの要素を盛り込んだがために、あれもこれもと詰め込んだ登場人物の設定がツッコミ所満載に。しかも結末も、なぁ〜んか納得いかなくてモヤッとした感じ。 あらすじを見て、もっとドロドロとしたサスペンス的なもの期待していたので、この作品の最大のウリである音楽描写を思わず流し読みしてしまいました。だって、ミステリーが忘れさられたかのようにまったく出てこないんだもん。てなわけで、これはあくまで、「ミステリー小説が読みたかったのに、これのどこがミステリー小説なんじゃい!!」という気持ちを表した評価です。 | ||||
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思い切りネタバレを含んでいますのでご注意を。 正直に言えば、私は本書のトリックにまんまと引っかかったクチですが、それにしてもこのトリックというかミスディレクションの仕方には大きな不満があります。 一人称視点の主人公が実は火事の時に入れ替わった後、殺人を犯した犯人だなんて、作者の都合の良い様にいくらでも犯人を隠す事が出来ます。 そのせいで、あまりに現実離れした描写も多々あり、ミステリーとして破綻しているような気がします。 癖を完全にコピーできずにバレた? いやいや、癖以前に遥の人生の全てを知っている訳ではないなから、家族と記憶が噛み合わないでしょ。 それに何でこんな名古屋の音楽事情に詳しいんだ。 もちろん、そんな描写をしたら話が続きませんから触れられてはいません。 みち子の動機もあまりにお粗末です。 この状況で入れ替わりに気づいたら、普通本人に聞きますよ。 百歩譲って聞かないとしても、わざわざリスクを背負って遥に復讐する意味がわからない。 確たる証拠も得ずに、それこそ遥が死んでしまったら、真実は永遠に闇の中だってのに。 これについても、みち子を事件の真犯人だと読者にミスディレクションさせるために、無理矢理な動機をつけて遥を襲わせています。 何より遥が、入れ替わった事実を隠した事と、母を殺害してしまった事実を隠した事。 前者は火事後のドタバタで明かすタイミングを失ったということでまあ良いとしても、殺害を隠蔽したのは理解しかねます。 いや、理解はできるんです。 けれど、殺害を隠蔽しながら、あそこまで音楽に対して情熱的な独白を続けられるものですか? 結果的に遥の努力に感情移入していた読者をおもいっきり裏切る結果になっています。 別に裏切る事自体は良いのですが、この作品は、苦境にありながらも音楽に対して情熱的に努力する主人公を通して、音楽の素晴らしさや努力する事の大切さを伝えようとしているのではないのですか? なら、主人公がその裏で殺害を隠蔽していたなんて、あまりにその主旨に反しています。 音楽の描写は、好き嫌いはあると思いますが、確かに素晴らしいと思います。 それにのめり込む岬洋介や香月遥の姿勢にも共感できる要素はきっとたくさんあるでしょう。 ですが、たかがこんな陳腐などんでん返しのために、著者のそうした音楽の描写に対する努力は全て無駄になってしまっている。 こんなんだったら、完全にミステリー要素を排して、音楽スポ根ドラマとして描くべきだった。 もしくは三人称視点にして、音楽要素を削るべきだった。 一人称視点にして、独白文で読者を騙すなんて、私はミステリーとして受け入れられません。 | ||||
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この小説は「稚拙」という一言に尽きると思う。 他の低評価のレビューを書いていらっしゃる方々が欠点を鋭く指摘しているのでここでは省略する。 こういった稚拙な小説を原作に今どきの俳優をキャスティングして映画化すればまあそこそこ売れるんだろって稚拙な考えにも反吐が出る。 私は、この小説が嫌いだ。 | ||||
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火事で祖父と義理の妹を失い、自分も大やけどをした香月遙。 自分の夢であるピアニストを目指し、岬の指導を仰ぐことになるが・・・ 解説にある通り、これまでにない「音楽+スポ根+ミステリ」のハイブリッド小説。 ピアノを弾くシーンの描写の素晴らしさ・迫力。 コンサートに向かうプロセス・ピアノにかける思い・生き方は正にスポ根。 同時並行して進む火事の真相を追うミステリ。 どれをとっても、かなり高いレベルの小説。 最後の大どんでん返しも良かった。 る自分らしく生きることを追う難しさ。それを追い続ける素晴らしさ。 良い小説だったと思う。 | ||||
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「大映ドラマのよう」と評したレビュアーさんにおおいに納得。 主人公のハンパない回復力、芝居がかった人生訓など、ツッコミどころ満載のエンタメ小説です。ミステリーに不慣れな方でもとっつきやすいんじゃないだろうか。 演奏の描写には音符に取り巻かれる程の高揚感、緊張感を味わうことができました。 作者の音楽への思い入れや愛を青春音楽小説というジャンルで味わってみたいと思いました。 映画の主演は橋本愛ですか・・・演技は見てませんがルックスや雰囲気はナイスキャストです。 | ||||
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タイトル買いしたまま、半年以上、忘れたままになっていた本ですが、読み始めたら止まらない!で、あっという間に読み切った1冊でした。 音楽を舞台にした、スポ根物語かと思ったら、気がかりな事件がちょこちょこ出てきて……。 謎解き役がピアノの先生と、普通だったら設定にムリがありそうなのですが、その辺りも自然とつじつまがあっていて。 主人公のピアノコンクールの行方にドキドキしていると、最後に「ああこの本ってミステリーの賞をもらっていたんだ!」というドカンがあります。 読後には、少しだけ悲しさというか、運命に翻弄された主人公への共感というか、何ともいえない想いも残るのですが、それでも一生懸命に生きることへの素晴らしさが印象的なストーリーでした。 ミステリーということですが、ミステリーファンだけでなく、何か問題にぶつかって、鬱鬱とした気持ちになっている方にもお勧めの1冊です。 | ||||
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最後まで飽きずにサラっと読めました。結末も意外で面白かったです。 ただ、知識をお披露目したいのか、wikipediaのコピペをそのまま入れたような長ゼリフが結構あって 別に教養書読んでる訳じゃないからそんな説明いらんわって思いました。ああいう長ゼリフがあると 人間っぽくなくなってちょっとシラけるんですよね。 | ||||
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下(*以下)に書くことを除けば、音楽スポコンっぽいノリで、私には楽しく読めました。軽い音楽系エンタメ小説にちょっとミステリの味付けがされている本として、ミステリ要素に過度な期待をしなければ、面白く読めることでしょう。なので、☆4つ。ただ、下に書く理由により、☆1つ減点、よって☆3つとしました。 *(ここからネタバレではないのですが、ネタバレにつながりかねないことを書いているのでご注意) しかしなにより、身体の一部が炭化するほどのやけどを負っていて、顔の整形や指の回復があそこまで...というのは今の医学ではまずありえないでしょう。そこで、数十年後には可能かも知れない、近未来の話かも知れないと割り切って読むことにしました。が、スマトラ地震の記述があるために時期の特定がなされてしまい、それならば何故医学的にありえない設定を使ったのか? 何故軽度のやけどという設定にしなかったのか?という疑問がぬぐえず、そこからどんでん返し等の全般的なトリックがわかってしまいました。 | ||||
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意外な結末だけを期待するミステリー好きではないのですが、この本の場合、最初の50ページでオチや犯人がわかっちゃいました。だからその後もなんだかノれなくて。あや辻ゆきとや筒井康孝、その他諸々の作家さんに使い古されたねたなので、ちょっとでもミステリーが好きな人なら、簡単にオチがわかっちゃうかも。良かった点は、ノリとテンポのよさはあり、力強い文章です。でも時々、キャラが鼻についてしまったり。同じようなオチの本と比べても、隠し方が下手だなと思いました。新人の方なので、当然ですが、これを読んで、やっぱりプロの作家さんって上手なんだなあと変な感心をしてしまいまいした。 | ||||
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最期のどんでん返しには正直驚いたけど(伏線にはぜんぜん気がつかなかった)、もう一ひねりあるかと思っていたのでストーリーがちょっと淡白に感じられた。物語の発端になった火事には何らかの必然性があるべきでは? あと、登場人物が曖昧な根拠だけで極端な行動に出るのが不自然に感じた。普通の人間はそんなことしないだろうと突っ込みたくなった。 しかしながらこの小説には、それらの「ちょっと引っかかる点」を差し引いても余りある、ストーリー展開の面白さと音楽描写のすばらしさがある。 | ||||
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どんでん返し小説として読んだので オチは途中で気が付いたがそれにもかかわらず これだけ面白かったのは、音楽を言葉で表現するという 難しい作業を実にうまく成し遂げているからでしょう。 それほど高い文章力を持った書き手だと思います。 ただ高尚な文学性やミステリの傑作を期待すると 裏切られるかもしれません。 昔の大映テレビ的なB級作品を見るような感覚で 読んだほうがかえって面白いのではないでしょうか。 | ||||
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読後にCDを買おう!と、思った人は私だけではないはず(笑) 貴方の書棚に一冊どうでしょう。 これからミステリーにハマるかも知れませんよ? | ||||
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色々気になるとこがあったけどまぁ普通に面白かった ☆4だけどエチュード10-4弾いたから5w | ||||
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ちっともどんでん返しではないし誰が読んでもトリックばればれでしょ。 おじいちゃんやピアノの先生やら主人公の周りにいる大人に語らせる台詞も説教じみてて辟易でした。 あと、火事で人が焼かれていく描写の凄惨さ、階段を転げ落ち脳挫傷に到るまでの細かな描写。あれいりますか? あそこまで細かく書かれると感受性の豊かな人間にはたまったもんじゃありませんよ。 夜読んだので私なんか火事の夢を見ました。怖かったです。 名古屋出身なので知ってる地名や場所がちょいちょい出てきてそこは懐かしかったんだけど・・・ 炭化直前までいった皮膚があそこまで回復するもんなのか・・・ 医学の進歩は分からないけど現実感が無かったです。 | ||||
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ミステリとしてはともかく、演奏の描写がこんなに素晴らしい小説を読んだのは初めてでした。音楽を描く迫力は「のだめカンタービレ」をはるかにしのぐと思います。文章って凄い。 正直言って、この状態でピアニストとしてどこまで? という現実的な疑問は抑えられなかったのですが、小説の中の段階までなら「よくやった! 感動した! 勇気をもらった!」と素直に思えました。 ピアノの演奏技術や、作中に出てくるショパンとドビュッシーとベートーベンの曲の描写が、もうホントすごいです。頭の中で旋律を追いながら「ああ、これはこの曲のこの部分について書いているんだな〜すごいな〜」と、ポリーニやアルゲリッチやバックハウスあたりの演奏を勝手に思い出してしまいます。 ショパンのエチュードの選曲、2曲で10−4と組み合わせるなら、もうちょっと違うやつにすればいいのに……とか、余計なことも考えてしまうのですが、単なる好みの問題で……すみません。ていうか、そこまで考えさせてしまうくらい演奏場面の描写が濃密で、曲を知っている人なら旋律が自然に浮かんでくるわけです。 最大の謎とタイトルにむかっていく流れは、さすがだなあと思いました。一つ一つの事件は、本格的なミステリファンには物足りないだろうとは思います。でも、伝統的なミステリ小説として過大な期待をしなければ、エンターテインメント小説としては十分楽しめます。 | ||||
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主人公はピアニストを目指す女子高校生である。ある日、火事で全身に大火傷を負いながらも大手術で生還し、再びコンクール優勝をめざして猛練習を開始する。同じ火事で亡くなった祖父の遺産が・・・。やがて、彼女の周囲で不可解な出来事が起こり、ついに殺人事件にまで。犯人の狙いは何なのか・・・。 大火傷を負いながらもピアニストをめざす彼女に降り掛かる出来事とは・・・。 リアルな演奏描写は秀逸であり、クラシカルミュージックに疎くても、このミステリーのトリックと、もの凄い青春エネルギーに圧倒されるのも楽しいであろう。 “ドビュッシー”の曲が好きなもので、タイトル「さよならドビュッシー」に惹かれて読んじゃいました。 | ||||
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ミステリーというか・・・・ ある少女の苦悩が生んだ事件みたいな感じかな。 話はおもしろかったです。 しかし如何せん文字数が多い。言いたいことが多すぎる。 この半分くらいで伝わります。 曲の描写が多すぎて飛ばし読みした箇所あり。。 音楽と事件は別物という感じでどっちがメインなのかなぁという気がした。 終わりは予想だにしない結末で意外性があってよかったのに あっけなく終わって拍子抜けでした。 岬先生はゆくゆくは刑事の世界に行くのかな。そんな期待をしてしまう。 | ||||
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障害者差別が全般に溢れた作品です。嫌悪感が溢れました。 片方のみ松葉杖を付く場合の持ち手が逆だし、知識足り無すぎです。 | ||||
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