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深い疵



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【この小説が収録されている参考書籍】
深い疵 (創元推理文庫)

深い疵の評価: 7.20/10点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.20pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

かなり読みにくいです!

戦争が背景にあるので、歴史を把握していないと、かなり読みにくいと思います。
私の場合、歴史にも浅く?時代背景もよく分かっていないため、ものすごく読みにくい、というか、理解しがたくて
途中断念しそうなくらいでした。

終わってみれば、理解し難かった歴史よりも、登場人物主体の殺人事件だったので
「読みにくくて困るぅ~」と、思う方にはそれよりも事実?だけを追うのもいいのではないでしょうか?と、アドバイスしたいですね。

いま、「死体は笑みを招く」を読んでいる途中なので言えることですが
このコンビはなかなか良い感じです。
段階を経て築きあう関係って、読む側としても好印象です。

ももか
3UKDKR1P
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

深い疵の感想

いやはや。久々に頭使って読みました。かなり重厚です。

久々の翻訳物を読んだ為か名前や人物の把握に苦労しました。
中盤までは登場人物ページをいったりきたりしていました。
ピア警部に至っては、最初勝手に"警部"だからと、男の印象で読み進めてしまっていて、
女性警部と把握した時は、日本の警察小説で女性の階級が高いものって少ないな。と、国の違いを感じていました。

著者に関しても男性作家だと思っていたのですが、
読書後に著者を調べたら女性作家だった事に驚き、
それで、女性のキャラが生き生きしていたのかと合点。
などなど、名前に然り、ドイツの事をまったくもって把握していない自分を改めていました。
そんな自分に対して、本書がドイツのご当地物といいますか、情景・歴史がよく描かれているのでかなり学ばされた本でした。ミステリを通して他国を感じられるのは良いです。

かなり緻密な構成でストーリー展開は良い意味で混乱。
全容が分かる後半は、もうなんか凄い事になってるな。と感じるしかなかったです。

オリヴァー とピアの関係も素敵で好み。人物把握が慣れた所で、他のシリーズを読もうと思いました。
個人的には本書はシリーズの雰囲気・下地を把握する魅力的な体験版と言った感じでした。

egut
T4OQ1KM0

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