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湖面に臨む高級リゾートホテルでの、老人の物悲しい独唱が、恐ろしい連続殺人の発端だった。
ポンスン卿殺しの容疑者は三人いた。ミステリの愛読者は冒頭の一行のヒントから犯人を推定しだすだろう。
シナリオライターの平は、子供向けの新番組の脚本をテレビ局に持ちこんだ。
「あんたにガールフレンドができたなんて」突然、〓@4EDEくんのおばさんが部屋に入ってきてあたし(奈々)はびっくりした。
お十夜の晩に碑の前で眠っていた美男、碑夜十郎は剣の達者。後存知天保六花撰の悪どもと庶民の敵を懲らしめる。
名前もない、過去もない、謎の剣士の碑夜十郎。囚われの友を救出に敵地に乗り込む夜十郎、一肌脱いだ河内山。
「可能克郎さんが亡くなりました」警察からの電話に、あわてて現場へ向かう妹・キリコの前に、当の克郎がノンビリ現われた。
優雅に横たわる別荘風の建物の子供部屋には10歳の男の子の写真と黒く血に汚れたシャツが置かれている。
見知らぬ男から完全犯罪殺人の方法を囁かれた坂田陽三。彼は酔った勢いで上司の藤田を殺したいと洩らす。
ソ連、イランに侵攻す!イランを支配下に置いてイラクとの共同国家を作り、ペルシャ湾を手中に収めんとする恐るべき“フェザー作戦”。
ベテラン入江鉄郎警部は、大物政治家が絡む犯罪から田舎町に飛ばされた。着任早々、不可解な現象が生じ始めた。
盛岡で喫茶店“ドールズ”を経営する月岡真司の7歳になる娘・怜が、雪道で車にはねられ重傷を負った。
事務所開きしたばかりの探偵社に、差し出し人のない郵便が届く。自殺とされている美山紀美江の死に不審を抱く調査依頼だった。
ポリー・プレイド、といえば『「鎮痛磁気ネックレス」亭―』でおなじみの女誘推理作家。
2年前に失踪して以来、行方の知れなかった女子高生バレリーから、両親に手紙が届いた。
美人歌手柏崎マリが、城崎で突然蒸発、そして出雲で、恋人のTVディレクター河西の殺害容疑で逮捕された。
未知への情熱で中国に渡った青年・紅真吾(くれないしんご)の貿易公司(コンス)は、日本の商社に押されて破産した。
異星人が残した遺跡を調査していた考古学者ヘシュケのもとに、驚くべき資料がもたらされた。300年前に撮られた1枚の写真。
まともに取りあう気はなかった。人殺しがしたいので手伝ってくれ、などという依頼は聞いたことがない。
平成51年の東京IC(インテリジェント・シティ)に一大事件が勃発した。
超一流ホテルの美貌のソーシャル・ディレクター八切美樹子が、厚木の山の中で凌辱され、殺された。その妹亜希子は文芸編集者。
十三年前、父親が消息を絶ち孤独の日々を送る笛木慎二。そんな彼に一日だけの恋を与えてくれた女性、梢が蒸発した。
完璧なアリバイを用意した「犯人」よりも、さらに巧緻な罠を仕掛けた「人物」は誰か!?発端はグループ買いで得た宝くじの3000万円だった。
異星人が残した遺跡を調査していた考古学者ヘシュケのもとに、驚くべき資料がもたらされた。300年前に撮られた1枚の写真。
サーファーが群れ、潮風が吹き渡るラグナ・ビーチのすぐ近くというのに、風景まで一変して、ヴェトナム難民10万人が住みついた町がある。
頭脳はあるけど腕力まるでだめのシティマガジン編集長の僕が、大ホテルチェーンの御曹司にして、腕力だけが取柄のシュンこと、武藤俊に無理やり誘われて、『銀座探偵局』なる看板をあげた。
美人からの熱烈なキスでウィーンに迎えられた片山ら三毛猫ホームズ一行。
降って湧いたような災難とはこのこと。マンション三階に住むホステスの川村真琴は、ある朝突然、警官隊に寝込みを襲われた。
駄菓子屋「ことぶき屋」の女主人、波川まつ尾婆ちゃん以下、老年探偵団一行は、老人会で健康ランドへ。
製薬会社の社長令嬢・橋田久子は出雲伝説、中でも徐福に強い関心を持ち、白血病をおしながら綿密な研究を重ね『もう一つの邪馬台国』という著作を手掛けていた。
「赤い寺白い犬」―神戸・三宮で浅見光彦がヤクザから救った女性は、このメモを残し、忽然と消えた。
「博之は北から来る何かによって殺される…」恐山の祖母サキの予言通り、青森県下北半島出身の音楽教室講師・杉山博之は東京のマンションで変死体で発見された。
旧弊な因襲と封建的人脈にとらわれた山峡の都市・平野に、喧噪と猥雑のまち新宿を追われ流れついたはみ出し刑事・沖竜介。
うまくいくはずなんかなかったのに、予想を裏切って?お手柄の連続。
京都府警捜査1課の狩矢警部は、久し振りの休日に、貴船の料理屋で旧友との再会を楽しんでいた。
京都・嵯峨野に降る初雪。ロマンチックなはずのその日に、ああ、事件は起きたのです。
若き乱歩賞作家が挑むスリル満点の伝奇SF。“D”とはドッペルゲンガー、分身のことである。
今日も、元気いっぱい、しなやかにカルチャーセンターを渡り歩くのは、“フルコース夫人”こと本名・中沢なつき。
秋も深まってきた10月のある朝、ふだん静かなフラトロラム村が興奮につつまれた。
三菱重工社長に就任して2年半、牧田与一郎は硬直的な企業体質を野性味あふれる柔軟なものにかえ、日本経済の推進力となるべく、精力的な企業戦略を試みていた。
初めての結婚記念日。夫からの電話を待つ奥村蓉子に、伊豆・石廊崎で夫の変死の知らせが入った。
訓練中の米空母を鳥の大群が襲った。乗組員は全滅、最新鋭の見えざる戦闘爆撃機が行方不明に。
小島が犯した不可解な殺人事件は、刑事を辞めた今もくすぶり続ける。最初は被害者の未亡人に興味を覚えたことから始まった。
安隠な日本の生活を捨て、アマゾンの秘境で危険きわまりない商談に臨む美沙の得たものは?(「ダイヤと干し首」)。
「娘をさらった。要求を聞かねば、殺す」旭警察署警部補・阿部俊夫の愛児由美に誘拐の魔手が―。
会ったこともない母、妹、見知らぬ町―冴木隆は大混乱に陥った。
雪の降りしきるクリスマス・イブ、札幌の芸人宿に偶然泊り合せた13人の客の中の1人が絞殺された。
京都の全裸女性の死体に残された指紋と鎌倉の二階堂警部夫人の友人が水中花火を見物中、落としたテレホンカードに付着した指紋が一致した。
日本舞踊の舞台化粧師・綱木連太郎が、伝統芸術の世界につぎつぎと起こる殺人事件の謎に挑む連作ミステリー。
文芸編集者・美緒は幼馴染の美由樹から相談をうけた。叔母の河合悦子が何かに怯えているというのだ。
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