罠に掛かった小鳥
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
罠に掛かった小鳥の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
密猟者にしてアウトドア派探偵、ダン・マレットの活躍を描くシリーズの、本国では第7作。邦訳ではこれが一番新しい(現在、『優雅な密猟者』『蜜蜂の罠』『暗闇に落し穴』と合わせて4作のみ)。 一流銀行のエリートとして将来を嘱望されながら、窮屈さに耐え切れず田舎の生活に戻って便利屋に甘んじている変り種、ダン・マレット。 彼の密かな夜の生活は密猟。彼の味方は、息子の出世にかけた期待が破れ、呆れつつも、絶対に彼をかばい通す母親と、彼の「すばらしい青い目」に見詰められるとコロリと参ってしまう女性たち。 そう、小柄でこれといった美形でもない彼の最大の魅力はこのすばらしい青い目。彼の父親もそうだった、と、「あの目に騙された」とぼやく母も認める目。美形というよりキュートな彼は、何故か女性にモテモテ、窮地に陥るたびに必ず女性が助けてくれる、不思議な魅力の持ち主。もちろんその魅力には読者も参ってしまう。後ろ暗いところがありながら、かっこよくはないけれどキュートで、守ってあげたくなるタイプの主人公(身長以外はE・D・ホックの”怪盗ニック”に似たタイプ)。 もちろん、女性にモテる分、女性にもやさしい。容疑者にされた女性に同情してしまったダンが巻き起こす大騒動。しかしの落とし前もきっちりつけてくれるのでご安心を。 また、普段はつとめて田舎者の格好をし、必要以上に田舎じみた言葉づかいをしてすっかり回りを欺きながら、いざ捜査?のためとなれば見事な英語とスーツ姿もビシッと決まる、そのギャップも魅力だ。 今回も、滅多に旅人も訪れない狭いコミュニティでの事件。イギリスらしい田園ミステリ。もちろん謎解きの楽しさも十分だ。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|