優雅な密猟者



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    初公開日(参考)1979年02月
    分類

    長編小説

    閲覧回数640回
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    優雅な密猟者 (1979年) (世界ミステリシリーズ)

    1979年02月01日 優雅な密猟者 (1979年) (世界ミステリシリーズ)

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    優雅な密猟者の総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


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    No.2:
    (4pt)

    イングランドの田園描写が良い

    カントリージェントルマンでもなく、学のない農家でもない。きちんとした教育を受けながら、自らスノビッシュなエリート銀行員の道を捨てた主人公のある意味刹那的な人生と、そこから引き起こされる逸話が面白い。何といってもイングランド東南部から西部のどこにでもありそうな村の描写が本当に愉快だ。川や狩猟地を個人や組合が所有しベイリフが管理する、英国特有と言っても良い事情を知れば面白みもより深まる。こうした田舎で鱒や野鳥、小動物を密漁する主人公ダン・マレットは本当なら犯罪者だが、自家消費程度の量なら大目に見ても貰えよう。鬼ごっこかかくれんぼのような感覚と童心にあふれるアウトドアの描写が楽しい。一方、翻訳に硬さやこなれの悪い言葉があるが、35年前に日本で得られた英国の情報が如何に少なく偏っていたのかが読み取れる。アーバンミステリーに飽きた時の清涼剤として読んでみても良いのではないだろうか。しかし、ダンはいつの日か女性にしっぺ返しを喰らうだろう。
    優雅な密猟者 (ハヤカワ・ミステリ 1322)Amazon書評・レビュー:優雅な密猟者 (ハヤカワ・ミステリ 1322)より
    4150013225
    No.1:
    (5pt)

    キュートな密猟者!

    一流銀行のエリートとして将来を嘱望されながら、窮屈さに耐え切れず田舎の生活に戻って便利屋に甘んじている変り種、ダン・マレット。
    彼の密かな夜の生活は密猟。自分の生活に必要な分しか捕らないのだが・・・。そんな彼は秘密の仕事が仕事だけに、殺人事件が起こるや容疑者とされ、疑いを晴らすため、思わぬ探偵の才を発揮する。
    彼の味方は、息子の出世にかけた期待が破れ、呆れつつも、絶対に彼をかばい通す母親と、彼の「すばらしい青い目」に見詰められるとコロリと参ってしまう女性たち。
    そう、小柄でこれといった美形でもない彼の最大の魅力はこのすばらしい青い目。彼の父親もそうだった、と、「あの目に騙された」とぼやく母も認める目。美形というよりキュートな彼は、何故か女性にモテモテ、窮地に陥るたびに必ず女性が助けてくれる、不思議な魅力の持ち主。もちろんその魅力には読者も参ってしまう。後ろ暗いところがありながら、かっこよくはないけれどキュートで、守ってあげたくなるタイプの主人公(身長以外はE・D・ホックの”怪盗ニック”に似たタイプ)。
    また、普段はつとめて田舎者の格好をし、必要以上に田舎じみた言葉づかいをしてすっかり回りを欺きながら、いざ捜査?のためとなれば見事な英語とスーツ姿もビシッと決まる、そのギャップも魅力だ。
    イギリスらしい田園ミステリ。もちろん謎解きの楽しさも十分だ。もっと邦訳が増えて欲しいシリーズ。(現在、『蜜蜂の罠』『暗闇に落し穴』『罠に掛かった小鳥』と合わせて4作のみ。)
    優雅な密猟者 (ハヤカワ・ミステリ 1322)Amazon書評・レビュー:優雅な密猟者 (ハヤカワ・ミステリ 1322)より
    4150013225



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