ソー・ザップ!

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種別
長編
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3,145回
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1
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8
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あらすじ

1993年05月31日 ソー・ザップ! (角川文庫)

人を撃てる、こんな機会を誰が断わるか―。「パブ・パピヨン」の広い店内で、自分の命に三千万円もの賞金をかけたレッドムーン・シバと名乗る謎の男。挑戦をうけたのは、素手の格闘では無敵の元レスラーのベアキル、手裏剣と小太刀の名人ハヤ、大型獣のハンターのブル、元警察官の金久木。そして、五人の男は、舞台として指定されたK山脈系の山野に分け入り、最も危険なゲーム“マンハント”がはじまった。男の散りぎわのダンディズム、武器への思い…。男の中の眠るものがうっすらと目をあける。(「BOOK」データベースより)

評判

ソー・ザップ!の評価:

9.00/10点 レビュー 1件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点9.00pt

ソー・ザップ!の総合評価:

8.45/10点 レビュー 11件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(9pt)

単純明快な男たちの闘いの物語

これも長らく絶版の憂き目に遭っている稲見氏の数少ない長編。

夜な夜な歴戦の猛者たちが集うパブ「パピヨン」。そこに現れたレッドムーン・シバと名乗る男がその中の4人の男に勝負を持ちかける。自分と戦って勝てば三千万円を支払うと。
その男達は己の強さと賞金のために勝負に乗り、シバの待つ山へと向かう。

本書はギャビン・ライアルの長編『もっとも危険なゲーム』の本歌取り作品。
勝負に挑む男達はそれぞれ手裏剣の名人、射撃の名手、怪力を誇る元レスラーと、実に戯画化された人物たち。
ブルース・リーの映画にもなっていそうな設定で、この手の内容に荒唐無稽さを感じ、のめり込めない人には全くお勧めできない作品。
しかしこれほどシンプルな設定も昨今では珍しく、確かページ数も300ページもなく、すっと読めるのが特長だ。つまり色んなことを考えずにただ目の前に繰り広げられる戦いの物語に身を委ねるのが正しい読み方といえよう。
一応それぞれの登場人物の行動原理、人生哲学、生い立ちなども書かれており、ただの戦闘小説に終っていないとだけ付け加えておこう。
個人的にはこの手の物語は大好き。映画化されてもいいくらいのエンタテインメント性があるので、ひそかに期待しているのだが。

Tetchy
WHOKS60S

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10
(4pt)

タフでハードな “男”の物語

『ダブルオー・バック』につづく、稲見一良(いなみいつら)の第2作。初のハードボイルド・ハンティング長編小説である。

’90年、「このミステリーがすごい!」国内編で第15位にランクインしている。

火の匂い、肉の焼ける匂い、ビールの匂いが漂い、飽満と倦怠のあたたかい空気が満ちる「パブ・パピヨン」で、レッドと名乗る謎の男が、いずれも一癖ある4人の常連客に対して、自分の命に3千万円の賞金を賭けたハンティングの勝負にのらないかと持ちかけてきた。挑戦を受けた男たちは、指定されたK山脈系の山野に分け入り、文字通り“命を賭けた”マンハント・ゲームを始める。

さすがに稲見一良の趣味であり得意とする分野だけあり、本書には、銃器、狩猟や野外活動に関する詳しく専門的な知識や情報が随所にリアルにちりばめられている。それらが、無駄な心理描写を極力排した独特の文体と、息詰まるアクションシーンの連続とあいまって、熾烈な男同士の闘いのドラマを描ききっている。

本書は読み始めたらやめられない緊迫感に満ちた、タフでハードな“男”の物語である。
ソー・ザップ! (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ソー・ザップ! (角川文庫)より
4041886015
No.9
(4pt)

ギャビン・ライアルの『もっとも危険なゲーム』 へのオマージュ

『もっとも危険なゲーム』に匹敵するかっちょよさ!
『もっとも危険なゲーム』のあの名場面も再現されてます。
『もっとも危険なゲーム』は1対1だが、
こちらは1対4の戦い。
『もっとも危険なゲーム』の4倍面白いとも言える。
野暮な事を書いて読む楽しみを削ぎたくないので、
こんなもんで…。
読むべし!
ソー・ザップ! (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ソー・ザップ! (角川文庫)より
4041886015
No.8
(4pt)

相当の稲見ファンには垂涎の一冊

この人の本にレビューを書くなんて、私にはおこがましいことと思う。
内容がどんなものであれ、静かに味わうべきだろう。
あえて言うなら、男が男のためにかいた小説。

稲見が初めてという人には、「セントメリーのリボン」や「猟犬探偵」がおすすめだろう。
そして「ダックコール」へ。
本書はそのあとでいいんではないか。
ソー・ザップ! (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ソー・ザップ! (角川文庫)より
4041886015
No.7
(4pt)

男の美学

男の物語。原始的な快楽を運んでくれる物語。男が命をかけるある種のゲーム、いやゲームではない。男は生きている実感を得る為に、逆に命を晒す。この興奮は何事にも帰ることが出来ない。4人の男と1人の男。彼らが繰り広げる戦いの中にこそ、真実が隠されている。男に読んでいただきたい。そしてこの世界感のわかる男でいて欲しい。そんな読後の感想を深い芳香の中で感じた。
ソー・ザップ! (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ソー・ザップ! (角川文庫)より
4041886015
No.6
(4pt)

タフでハードな “男”の物語

『ダブルオー・バック』につづく、稲見一良(いなみいつら)の第2作。初のハードボイルド・ハンティング長編小説である。

’90年、「このミステリーがすごい!」国内編で第15位にランクインしている。

火の匂い、肉の焼ける匂い、ビールの匂いが漂い、飽満と倦怠のあたたかい空気が満ちる「パブ・パピヨン」で、レッドと名乗る謎の男が、いずれも一癖ある4人の常連客に対して、自分の命に3千万円の賞金を賭けたハンティングの勝負にのらないかと持ちかけてきた。挑戦を受けた男たちは、指定されたK山脈系の山野に分け入り、文字通り“命を賭けた”マンハント・ゲームを始める。

さすがに稲見一良の趣味であり得意とする分野だけあり、本書には、銃器、狩猟や野外活動に関する詳しく専門的な知識や情報が随所にリアルにちりばめられている。それらが、無駄な心理描写を極力排した独特の文体と、息詰まるアクションシーンの連続とあいまって、熾烈な男同士の闘いのドラマを描ききっている。

本書は読み始めたらやめられない緊迫感に満ちた、タフでハードな“男”の物語である。
ソー・ザップ! Amazon書評・レビュー: ソー・ザップ!より
4803326134

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