ハートストーン



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初公開日(参考)1989年11月
分類

長編小説

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ハートストーン (モダン・ノヴェラ)

1989年11月30日 ハートストーン (モダン・ノヴェラ)

突然の母の死の知らせこそ、それに引き続いて起こる悲劇の序曲にすぎなかった。父の再婚相手の謎の転落死、そしてその父自身までも不可解な自殺を遂げる。15世紀の古い館を舞台にした怪事件の真相が、ポオとギリシャ悲劇を偏愛する少女の日記によって、次第に明らかにされていく。現代ミステリーの第一人者ルース・レンデルの傑作ゴシックロマン。 (「BOOK」データベースより)




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ハートストーンの総合評価:8.00/10点レビュー 4件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.4:
(5pt)

レンデルを初めて読む方には最適。

古びた屋敷に住む家族の物語。
エドカー・アラン・ポーなどを好きな方にも楽しめそう。

母の死を切っ掛けに、徐々に壊れていく残された3人。
父親と、思春期の姉妹2人。

少しずつ壊れていく過程も恐いけれど、ラストの意外な結末がこの物語の全てを物語っている。
背筋がゾワッと寒くなるラスト。

フランソワーズ・サガンの『悲しみよ こんにちは』を好きな方にもおすすめできる作品です。
ハートストーン (モダン・ノヴェラ)Amazon書評・レビュー:ハートストーン (モダン・ノヴェラ)より
4828840001
No.3:
(4pt)

軽い娯楽

分量も少なくさらっと読めました。
青少年むけにもなるかも・・・。
レンデルを読み慣れているとやや物足りなかったのでマイナス1です。
ハートストーン (モダン・ノヴェラ)Amazon書評・レビュー:ハートストーン (モダン・ノヴェラ)より
4828840001
No.2:
(4pt)

拒食症の少女が日記に綴る不幸な家族の死に彩られた陰惨な物語。

人間の狂気や異常心理の世界を追い続ける英国ミステリー界の新女王レンデルが1987年に著した力作中編小説です。著者の作風はオーソドックスな本格ミステリーのウェクスフォード主任警部シリーズとノン・シリーズの異常心理サスペンスの2つに分かれていて、バーバラ・ヴァイン名義の物を含めると後者のジャンルの方が若干数多く書かれています。本書も著者の得意とする異常心理サスペンスの一編で、かなり陰鬱な気の滅入るストーリーですので万人向きとは行かず読者の好き嫌いが分かれるだろうなと思います。
「その頃わたしは毒を盛ることなど考えもしなかった。」という衝撃的な一文で、少女エルヴィラの一人称による日記が始まります。母アンを癌で亡くしたばかりで大学教授兼司祭の父ルークと妹スピニーと暮らす私は父を偏愛し互いに魂の奥底で理解し合っていると感じていた。町の大聖堂の敷地に接する十五世紀に建てられた古い館に住む一家は、母の死後妹が猫の幽霊を目にして怯える騒ぎがあった物の平穏に暮らしていたが、ある日現われた一人の女性をきっかけとして恐ろしい変化に見舞われるのだった。
主人公の少女エルヴィラはギリシャ悲劇とポーの怪奇な物語を愛して精神至上主義を貫き拒食症で痩せ細って行く非常に危険な状態にあり、父親から相談された再婚の話に同意しながらも密かに結婚相手の殺人を企むのですが、ここから物語が当初の予想を裏切ってねじれて行きます。やがて雪崩れの如く一家に襲い掛かる不幸の連鎖に影を落とすかの様な館の路地にはめ込まれたハートストーンが人間の心臓のイメージを読者に強く印象づけます。著者は最後穏やかに物語を閉じると見せかけて仰天のサプライズを用意し後に更なる大きな悲劇を予感させますので一瞬にして読者の背筋は凍りつくでしょう。本書は推理味には欠けますが異常心理サスペンスの力作として現在入手困難ながら探してぜひ一読して頂きたいと思います。

ハートストーン (モダン・ノヴェラ)Amazon書評・レビュー:ハートストーン (モダン・ノヴェラ)より
4828840001
No.1:
(3pt)

つらい結末

Ruth Rendellの『Heartstones』(1987年)の翻訳。
 ノン・シリーズの中篇であり、訳書も154頁しかない。軽いのりで読み進めていったが、レンデルらしく最後はぞっとするような幕切れ。それにしても、予想もしない結末であった。
 ひとつのアイディアで書かれた小品で、じっくり読むようなものではない。むしろ、いったん読み終えた後に再読する必要があるというか。
 訳文は上々。
ハートストーン (モダン・ノヴェラ)Amazon書評・レビュー:ハートストーン (モダン・ノヴェラ)より
4828840001



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