殺す人形
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殺す人形の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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レンデルにしては珍しく整然さを欠いている。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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著者お得意の異常心理サスペンス。 顔に極度のコンプレックスを持つ姉と、幼い頃魔術士を目指していた美しい弟。母親が亡き後の、父親の再婚を契機に、姉の精神は乱れていく。 オカルトとアルコールに依存し続ける一方、弟は女性に目覚め脱オカルト。弟の戯れの呪いが継母の死と重なり、姉は益々、オカルトにのめり込んでいくのだった。 孤独な女性の壊れていく様は、引きずり込まれそうな迫力がある。挿入されるとある殺人鬼の独白が、不幸な結末を予見せざるを得ない。 幻聴に苛まれ、初めての友のために姉がとった行動は…。 ねじれにねじれ、衝撃的に幕を閉じる。読後感、悪し…。 | ||||
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姉は顔にアザがあり、弟は背が低い事にコンプレックスを持っていて、お互いに、"魔術"に救いを求めている。……母親の死と、父親の再婚、ちょっと意地の悪い継母の登場と、二人はなんとかやっていくが、そのうちに、弟の方は、身長が伸び、ガールフレンドにも不自由しなくなるし、父親の店で業績を伸ばし、うまく世渡りして、姉のことより自分の将来を重視し始め、取り残された姉は、"魔術"で、なんとか、自分の世界を築こうとするが、所詮現実逃避の手段に過ぎなかったため、逆にその"魔術"に足元をすくわれて"壊れて"いく……という話です。 ……私にとっては、怖さも中途半端だし、アイルランドから来た男(ニートくん)と運命の糸が絡み合うのも、今ひとつ必然性がないような気がするし、だいたい姉が顔のアザを気にするのも、ちょっと気にしすぎだと思う。……もっと悲惨なことは、世の中にいくらでもあると思う。 ……どの登場人物も、自分の見栄と欲とセックスのことしか考えてなくて、全然共感できない。……この本を読むと、白人が戦争ばっかりしてきたのが、さもありなんと思います。 ……同じ著者の「指に傷のある女」のほうが、面白かった。 | ||||
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学年でも際立ったチビ!国語の授業で読んだC. MarloweのFaustusに倣って悪魔に魂を売り、背を伸ばす魔術にのめり込む!と痛々しい少年。姉は頬に大きな醜い痣があり、髪をたらし隠し、人前に出ない、となんとも暗い可哀想な話で、のっけから滅入る設定で、レンデルさんお得意!!の世界。少年はやがて少しずつ背が伸び、魔術から離れるが、姉の少しずつ壊れて行く過程が恐ろしい。この一方で、精神異常をきたしたアイルランド青年の物語が同時進行するのだが、なかなか絡んでいないのがもどかしい面もある。最後はアッと驚くので楽しめた。英語は読み易い。 | ||||
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この作者独特の表現で、ストーリー展開が難しい! | ||||
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「Kindle版」の表示があったので「おっ?」と勇んでクリックしたら原書のKindle版でした。 「なんでやねん」て思いましたが、日本語訳で読んでると????な場面が多数出てくるので、それもありかと。 サスペンスのお好きな女性の方におすすめです。 | ||||
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