密室、容疑者全員アリバイ持ち―「不可能」犯罪を専門に捜査する巻き毛の男、御殿場倒理。

青春は気まずさでできた密室だ――。 今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。

大事件に遭遇したカメラマンが感じた違和感を描く「加速していく」、全面ガラス張りの特異な屋敷での不可能殺人の顛末「噤ヶ森の硝子屋敷」、人気コミックのノベライズ「前髪は空を向いている」、どんでん返しの切れ味鋭い「your name」、百合小説として評判となった

吸血鬼に人造人間、怪盗・人狼・切り裂き魔、そして名探偵。

九月の朝、風ヶ丘図書館の開架エリアで死体が発見された。被害者は常連利用者の男子大学生。

Iターンプロジェクト担当公務員が直面するのは、 過疎地のリアルと、風変わりな「謎」――。

マレーバク舎を新設する事となり、飼育方法などを学ぶ為に、山西市動物園へ「研修」に来た桃本ら楓ヶ丘動物園のメンバーたち。

輪堂鴉夜が、生首でも、不死でもなかった時代。 偉大なる師と共に過ごした黄金の日々。

葉村の働く書店で“鉄道ミステリフェア”の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。

瀕死の妻を救うために約60年前にタイムトラベルした加茂。

夏祭りにやって来た、裏染天馬と柚乃たち風ヶ丘高校の面々。

函館で有名な岩倉家の美人三姉妹。その三女が行方不明になった。

夏休みも中盤に突入し、風ヶ丘高校新聞部の面々は、「風ヶ丘タイムズ」の取材で市内の穴場水族館に繰り出した。

山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。

「死者の提示する謎を、先生が解き明かしてくださいーー」 推理作家として難事件を解決してきた香月史郎【こうげつしろう】は、心に傷を負った女性、城塚翡翠【じょうづかひすい】と出逢う。

村人が次々喰い殺され、闇夜に少女が連れ去られた――犯人は人か、それとも狼か。怪物事件専門の不死探偵が人狼探しに挑む。

一八九九年、ロンドンは大ニュースに沸いていた。怪盗アルセーヌ・ルパンがフォッグ邸の宝石を狙うという予告状を出したのだ。

あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。

小市民たるもの、日々を平穏に過ごす生活態度を獲得せんと希求し、それを妨げる事々に対しては断固として回避の立場を取るべし。

泡坂妻夫。奇術師にして紋章上絵師そして推理作家。

因縁の人工島・野良間島を訪れた瞳島眉美。

放課後の旧体育館で、放送部部長が何者かに刺殺された。

ミステリー作家は、デビュー作の登場人物に殺された!小説『毒殺倶楽部』の著者の死は荒唐無稽な憶測を呼んだ。

〈響け! ユーフォニアム〉シリーズの武田綾乃、『あの日の交換日記』でブレイク中の辻堂ゆめ、『タスキメシ』『競歩王』などスポーツ小説でも活躍の額賀澪、『楽園とは探偵の不在なり』で話題沸騰中の斜線堂有紀、“若き平成のエラリー・クイーン"こと青崎

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。

冬の朝の学生寮で、少女が死体で発見された。白い雪に覆われた地面には足跡がなく、警察は自殺として処理する。

十歳の誕生日を迎えたアリスは、父親から「極上の謎」をプレゼントされた。

法曹の道を目指してロースクールに通う、久我清義(くがきよよし)と織本美鈴(おりもとみれい)。

Ｋ氏には人目をはばかる趣味がある。

「亘君、君は真実を語るべきだ」農薬コーラ毒殺魔、局部切断女、そして恐怖の三十人殺し！昭和史に残る極悪犯罪者たちが地獄の淵から甦り、現代日本で殺戮の限りを尽くす。

安曇野・穂高で地元神楽衆の舞い手が刺殺される。 遺体の耳は削がれ、「S」の血文字が残されていた。

目立った手柄もないのに、なぜか警視庁捜査一課に所属する和戸宋志。

堀川次郎は高校二年の図書委員。

殺人を告白して死んだ推理作家のアリバイとは!? 新米刑事が思わず通う、鮮やかすぎる謎解き―― 時を戻すことができました。

五人全員が死んだとき――本当の「事件」が始まる。

男は毎日、同じ行動を繰り返す。起床し、新聞を読み、改札で電車を待つ。

ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。

謎解きを通し〈古典部〉メンバーの新たな一面と出会う、シリーズ最新刊! 奉太郎が省エネ主義になったきっかけ、摩耶花が漫画研究会を辞める決心をした事件、えるが合唱祭前に行方不明になったわけ……。

ホームズ探偵譚の異色作「白面の兵士」と「ライオンのたてがみ」。

〜ミステリ作家からの挑戦状〜 登場人物全員、同姓同名! 大胆不敵、大混乱ミステリ待望の文庫化。

江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』刊行から五十余年。創元推理文庫が21世紀の世に問う、新たなる一大アンソロジー。

おちかに代わり三島屋次男坊・富次郎が新たな聞き手に。心揺さぶる極上の江戸怪談、新章突入─。

正体を暴かれ、八王子から消えたマリィ。小山田刑事は彼女が残した婚姻届に迂闊にも署名してしまい……。

自らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。

討論会からの帰り道、ふと立ち寄ったバー〈スリーバレー〉。

小学三年生の詩穂と紗江子は親友同士だったが、紗江子の母の若い再婚相手である義父と詩穂の母が失踪、駆け落ちと見られていた。

百花は叔母に誘われて行った「紙こもの市」で紙の世界に魅了される。

その死体は、三重の密室の最奥に立っていた。異様な形で凍りついたまま…。

画商の息子で画家を目指す僕こと緑川礼は、冴えない高校生活を送っていた。

北海道・旭川。冬の川で、僕、正太郎は櫻子さんと、無残なご遺体を「拾った」。

全国各地を旅する昆虫好きの心優しい青年・魞沢泉（えりさわせん）。

始まってしまったら……人が死ぬ。何人もの人が。

“特殊設定”ミステリーの快作！ 死体×ビアマグ＝謎!? 「だから西澤保彦の小説がもたらす怖ろしさは、 じっと噛みしめる価値がある」 　　 --霜月 蒼氏　解説より なぜここに、ビールのロング缶と ビアマグが置いてあるんだ？ 世話になった先輩の 絞殺死

父親が突然亡くなり、山形の山あいの集落に引っ越した小学校6年生の高橋みのり。