執筆者が、次に書いて欲しいお題と共にバトンを渡す相手をリクエスト。

その物語はせつなく、時に可笑いくて、またある時はおぞましい―。

色とりどりの恐怖をどうぞ召し上がれ。あのとき、目をそらしていたら。

合唱部の女性顧問の「毒殺未遂事件」。

テーマは「館」、ただひとつ。 今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。

親友の変死を目撃した山村瑞紀と、同じように弟が眼球を破裂させて亡くなった鈴木春男。

テーマは「館」、ただひとつ。今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。

生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。

「どこかでお会いしましたっけ?」。そして気づく。

葉村の働く書店で“鉄道ミステリフェア”の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。

尾行中の老女梅子が怪我をさせたミツエの持ち家のアパートに住むことになった晶。

「兄貴は無実だ。あたしが証明してやる!」誕生日と夏休みの初日を明日に控え、胸弾ませていた中学生の渚。

推理作家になるという夢を持つ12歳の秀介は、同級生の優希と虹果て村で夏休みを過ごす。

之島のホテルで梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺と断定。

アポロンのように美しい少年、と噂される連続通り魔事件の容疑者。お笑い芸人志望の若者達の悲劇。

「判決は、全員死刑。命をもって罪を償ってもらいます」 伊勢湾に浮かぶ、通称「海賊島」に招かれた10名の男女。

大東亜戦争後、日本は南北に分割され、北海道は独立。国内には北のスパイが暗躍している。

探偵行為が禁止された世界で17歳の空閑純はある事件の容疑者リストに入ってしまう。自分への疑いを晴らすため事件の謎を解く。

新本格ミステリの牽引者・法月綸太郎が生んだ同名の探偵・法月綸太郎が型破りな謎に父・法月警視とともに挑む。

その場所に行けば、大事な記憶に出会える――。 恩田陸の世界を彷徨する奇跡の全18話を収録した短編集。

日本のディクスン・カーと称され、45に及ぶ密室トリックを発表してきた推理小説の大家、真壁聖一。

殺害現場から消えた一枚のメイプルリーフ金貨が臨床犯罪学者・火村英生を真相に導く。

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。

明晰な頭脳と洞察力を持つ天才犯罪学者・火村英生にかかってきた、一本の電話。

探偵・濱地健三郎には鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。

ホームズ探偵譚の異色作「白面の兵士」と「ライオンのたてがみ」。

「あなたに、悪夢を」 ――火村英生シリーズ、最新長編登場! 「俺が撃つのは、人間だけだ」 彼は、犯罪を「狩る」男。

臨床犯罪学者・火村英生と助手・有栖川有栖のコンビが、美しく謎を解く、多彩な事件を散りばめた短編集。

パーティー会場で孤独だった私に、不思議な目をした少女が突然声かける。

もじゃもじゃ頭にぼんやりした姿。

比叡山の麓に隠棲する白樫家で殺人事件が起きた。被害者は一族の若嫁・晃佳。

テーマは「名探偵」。新本格ミステリブームを牽引したレジェンド作家による書き下ろしミステリ競演。

山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。

推理作家・有栖川有栖は、盟友の犯罪学者・火村英生を、敬意を持ってこう呼ぶ。「臨床犯罪学者」と。

暑い日になぜか起こる奇怪なある出来事、風鈴の音が呼び覚ますもう一人のわたしの記憶、死んだはずの母が見えるわたし、病院から届いた友人のSOS、旧いブザーを押す招かざる客…。

長野県警から警視庁へ出向中の御子柴刑事。おおむね平穏な生活を送っていたものの、暮れも押し詰まってから次々と事件が発生。

強烈な百合の匂いに包まれた洋館で祖母が転落死した。

とある社長邸のパーティに招かれた推理作家・有栖川の目前で毒殺事件が発生!邸内にいた10人の中でグラスに毒物を混入できたのは誰か、そして動機は…。

病の宣告、就職内定後の不安、子どもの反発…様々な悩みを抱え、彼らは北海道へひとり旅をする。

本格ミステリの魅力的な要素のひとつ、密室トリック。

勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ…。

杉原爽香は、病院で居合わせた余命いくばくもない老人・汐見忠士から、米川由衣という女性への遺言を託されてしまう。

一台の車が海に落ち、中から男性の遺体が発見される。

あなたに、いつか「恩返し」をしたかった──「二十歳の誕生日プレゼントには、指輪が欲しいな」わたしは恋人に人生初のおねだりをした。

あと二日で、四人死ぬ―― ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾! その日、“魔眼の匣"を九人が訪れた。

女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。

推理作家の美袋三条は、知人の別荘で出会った佑美子に刹那的に恋をする。

日比野浩光は山奥で迷子になり、やっと明かりのついた家を見つけた。

舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。

三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。二月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。

わたしが人殺しになったのは、この街のせい――。

いま旬の女性ミステリー作家による、「イヤミス」短編を集めたアンソロジー。

森村家に迷い込んできた猫が、いつの間にか居間でテレビを見ている。

古都には、謎が似合う。 7人の名手による、京都が舞台となった色とりどりの短編ミステリー。

時々物思いにふける癖のあるユニークな猫、ホームズ。血・アルコール・女性と三拍子そろってニガテな独身刑事、片山。

五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵―。