本格ミステリの目利きたちがバラエティに富んだ作品から選んだ最高峰の10作を収録。

当代随一の本格ミステリの名手たちが厳選した読みごたえ満点の力作を一挙収録。

館に吊るされた主人/甦る不吉な記憶/産婦人科医からの奇妙な依頼/両腕を切断された死体/錯視画に隠された秘密/遺跡の密室殺人。

意表を突く謎に心奪われ、巧みな構成に舌を巻く。これを読まずして本格は語れない。

世界中で愛読される『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』をテーマに、人気ミステリー作家・有栖川有栖、宮部みゆき、篠田真由美、柄刀一、山口雅也、北原尚彦が紡ぐ6つの物語。

グラハム・ベルが電話機を発明してから一四〇年の歳月が流れたが、とりわけ、この十数年の進歩は、黒電話からスマホへと、目まぐるしいばかり。

テーマは「名探偵」。新本格ミステリブームを牽引したレジェンド作家による書き下ろしミステリ競演。

十七歳年下の女性と結婚した助教授。妻が恐るべき運命を告白する…。

この短編ミステリがすごい!本格ミステリ作家クラブ厳選、冒頭からラストまで一気に読ませる傑作アンソロジー。

ここ蝦蟇倉(がまくら)市では、不可能犯罪ばかりが起こる。事件を通じて人々が経験する、出会いと別れ。

双子の兄のアリバイ/墓地から消えた女/密室好きの警部/呪いの公家伝説/保育士の不信/見えない墜落死体/華麗な“貴族探偵”/髑髏が跳ねる坂/女達の交換殺人。

元プロゴルファーの殺害を震源に、複数の死者や行方不明者が周辺にいると判明して事件は多層化、松谷警部らを翻弄する。

「頼みがある。相撲を教えてくれないか?」神様がそう言った。

当たり前だった現実が突然逆転したり、人生の見方がガラリと変わるような出来事が起こったり、この世界には驚くような謎や奇跡が鏤められている。

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。

不可能犯罪ばかりが起こる街、蝦蟇倉市。

粋のいい、仰天の新作そろってます。

仕事はできるが運の悪い女探偵・葉村晶が帰ってきた! ミステリ専門店でバイト中の女探偵葉村晶は、元女優に二十年前に家出した娘探しを依頼される。

ある朝、ルリ子を起こしにいったらベビーベッドはカラだった。窓から誰かに連れ去られたのか…。

満員御礼の驚きと興奮を、その手に!ミステリーの「今」を一冊に凝縮した豪華アンソロジー!

城館で名探偵が競演/落語を巡る怪事件/歌謡曲の見立て/胡乱な句作/残虐シーンに微笑む美女/ピアノ練習の怪/エロチックすぎる怪物/路地の死者の伝言。

時代も国籍も超えて、縦横無尽に展開される本格ミステリの名作たち。

眉目秀麗、頭脳明晰、白面の貴公子。輝かしい形容に彩られた名探偵、神津恭介。

7年前、25歳で死んでしまった一樹。

一人暮らしのおじいちゃんから「家の中に座敷童がいる」と相談された兎野さん。

短編も、東野圭吾。規格外のベストセラー作家、死角なし。

OL殺害事件の背景にあると目される大学時代のクラブ仲間を調べると、過去5年間に関係者が3名死亡していた。

昏睡状態の娘を持つ東池袋署の刑事・夏目信人。独自のまなざしで手がかりを見つめ、数々の事件を鮮やかに解いていく。

二日酔いで目覚めた朝、寝室の床に見覚えのない女の死体があった。玄関には鍵がかかっている。

二〇一五年八月、札幌駅を旅立った「北斗星」の姿を最後に、半世紀以上にもわたるブルートレインの歴史に幕が降りた。

梵貝荘と呼ばれる法螺貝様の異形の館。

第二次大戦初期、エドワーディック号は英国の某港へ軍需品を輸送すべくニューヨークの埠頭に碇泊していた。

「この事件の謎は、 絶対あたしが 解き明かしてやるんだから」 勤め先のスーパーをクビになり、地元・武蔵新城で 『なんでも屋タチバナ』を始めた俺、橘良太。

生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。

人生の大切なことは、本とお酒に教わった―日々読み、日々飲み、本創りのために、好奇心を力に突き進む女性文芸編集者・小酒井都。

夫を事故で喪ったアリスは、亡夫の書斎でミス・ラッシュという知らない女性の名が書かれた封筒を見つける。

加賀友禅についての資料を集めに金沢を訪れた男が、かつてこの地を一緒に旅し、翻弄された女性に思いを馳せる(「鳥瞰図」)。

ぼくにとっては捜査はいつも苦しいものです―通り魔によって幼い娘を植物状態にされた夏目が選んだのは刑事の道だった。

いつも通り上機嫌で出勤していった夫の謎の失踪。妻の祥子は惑乱と絶望のなかで夫を探す。

密室で夫人が自殺して以来、奇怪な噂の絶えないダーンリーの屋敷。

元銀幕の大スター・片桐大三郎(現芸能プロ社長)の趣味は、犯罪捜査に首を突っ込むこと。

旅客機が爆破され、乗客全員が死亡。

大手建設会社部長・曽根寛の足どりは、帰宅途中の東京駅で見かけられたのを最後に、消えた。

話は「シドッチの石」に始まる―それは何処に?警部は小岩井、探偵は尾形修平。

デビュー後、編集部の要請で送られていた習作短篇3篇とデビュー当時の様子を友人に書き送った「ハサミ男の秘密の日記」を収録。

色とりどりの恐怖をどうぞ召し上がれ。あのとき、目をそらしていたら。

男女のすれ違いと愛憎、人生に待ち受ける思わぬ陥穽、驚愕の結末―夏樹静子氏がその作品でミステリー界に残した足跡はあまりに大きい。

二十九歳の桐子は、求婚してきた吉森と萩の温泉に来ていた。だがその夜、桐子は宿を抜け出し別の温泉宿へと向かう。

パーティの夜、ただ一度、衝動的に夫の友人に身をまかせてしまった厚子。堅物の夫は疑いもしないように思えた。

美しすぎる謎と鮮やかすぎる解決が出会う！「本格とは何か」不断の問いかけがここに結実。

天才的技倆を持った漫画家と彼女を潰しにかかる出版社の辣腕営業部長、もとは同人誌で合作していた二人が不幸な結末を迎える「禁断の筋書」、ヤクザが仲間割れのあげく相討ちしたように偽装された殺害現場に佇んでいた栗山比奈が目撃証言を拒む理由とは……「少女の沈黙」、息

東京の夜空に珍しく一羽の鶴が舞った夜、一人の落語家・伊呂八亭破鶴が殺された。

有能だが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ第4弾。

お馴染みの楓ヶ丘動物園の飼育員たち――大型哺乳類担当の僕(桃本)、げっ歯類担当の七森さん、ツンデレ獣医の鴇先生、そしてカルト的人気、爬虫類担当の変態・服部くん――が、動物たちにまつわる謎を解き明かす、人気ミステリーシリーズ最新刊!

テーマは「館」、ただひとつ。 今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。

鎌倉にひっそりと佇む喫茶店「一服堂」の美人店主・ヨリ子は極度の人見知り。