書店員がその年一番売りたい本を選ぶ書店大賞。今夜はその授賞式。

仕事はできるが運の悪い女探偵・葉村晶が帰ってきた! ミステリ専門店でバイト中の女探偵葉村晶は、元女優に二十年前に家出した娘探しを依頼される。

ルーム・クリーナー、電話相談、興信所。

想い出の中に取り残されていた謎をめぐる、ミステリー珠玉集。

祭りの夜には、ねずみ石をさがせ。かなう願いは、ひとつだけ―。

葉崎FMで放送される「みんなの不幸」は、リスナーの赤裸々な不幸自慢が人気のコーナーだ。そこに届いた一通の投書。

100匹を超える猫と、息つく間もなく起こるトラブル。“猫島”にひとりのおまわりさんは、今日もてんてこまい。

凶悪な死刑囚に届いたファンレター。

「溶けない雪の欠片を見にいこう」その約束を果たせないまま、死んでしまった幼なじみ・速人。

都会を走る移動図書館「本バスめぐりん」。

小学生の頃、祖母からこっそり手に入れた 「金塊が眠る幻の村」の地図。

「とある地方の小さな書店が経営の危機にあるらしい」よくある悲しい噂のひとつだと思っていたが、書店営業仲間の女性がそのことを妙に気にしていて…。

少女たちはどこに消えたのか？ 家出中の女子高生ミチルを連れ戻す仕事を引き受けた私は、彼女の周辺に姿を消した少女が複数いることを知る。

小学六年生の奈都は、父の実家で暮らすことになった。とんでもなく大きくて古い屋敷に両親と離れて。

大手出版社に勤める彰彦は、落ち目の作家の素晴らしい原稿を手にして、本にしたいと願う。

念願の詩集を出版し順風満帆だった婚約者の突然の自殺に苦しむ相場みのり。

「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に名乗りを上げた成風堂だが…。

この遺体、なかったことになりませんか? マンションで発見した独居老人の死の謎に 中年男と高校生のコンビが挑む、心温まるミステリー。

「いいよんさんわん」―近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。

勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ…。

お騒がせコンビの中学生男子が持ち込んだのは、金色に輝くお宮の写真。トラブルが始まったのは、それがきっかけだった…。

カワイイ至上主義の世界に放り込まれた男子の運命は!? 少女向けファッション誌の新米男子編集者・佳孝はくせ者揃いのスタッフや年下のモデル達、かわいい洋服や小物に囲まれ悪戦苦闘!

東京の半グレ集団、美人ジャーナリスト、消えた幼馴染み、 そして平凡な大学生…… 誰が味方で、誰が敵か。

駅ビルの書店で働く杏子のもとに、長野に住む元同僚・美保から手紙が届いた。

北関東の資産家である西尾木家の急逝した長男・雄一に隠し子がいた。

自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら、何故か冷たくあしらわれ…、文学賞の贈呈式では、当日、会場に受賞者が現れない…!?新人出版社営業部員の井辻くんは、個性的な面々に囲まれながら、波爛万丈の日々を奮闘中。

給料は安いし、貯金も少ない。

小鳩常悟朗、高校三年生。小市民を志す彼はある日空を舞い――落ち、病院に搬送された。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。

海に臨むヴィラ・マグノリア。その空き家になった一棟で、死体が発見された。

高校卒業と同時に三重県の山村に放り込まれた平野勇気19歳。林業の現場に生きる人々の1年間のドラマと勇気の成長を描く。

中学2年生の花南子は、父親の海外勤務によって春休みから一人暮らしを始める。

昔のあの出来事、セクハラにあたるのでしょうか?…西城秀樹が好きでたまりません!占いは当たるのでしょうか…すべては“あなたの悩み”から始まった―。

中学一年生の海月は幼なじみの樹絵里に誘われて、「飛行クラブ」に入部する。

都会から高知にやってきた大学生・篤史は、従兄弟から強引に本場・よさこい祭りに誘われる。衣装、振り付け、地方車、鳴子。

尾行中の老女梅子が怪我をさせたミツエの持ち家のアパートに住むことになった晶。

私を見下ろすお父さんの背後には

よい日になりますように 会いたい人のもとへ。届けたいもの、伝えたい思い、叶えたい夢を抱えて。

体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父が挑むのは、出版界に秘められた《日常の謎》! □「応募してませんよ、わたしは」 新人賞最終選考に残った候補者からの思いがけない一言は?(夢の風車) □「実は、扱いに困っている手紙がありましてね」 あ

伝説の天才アニメ監督王子千晴が、9年ぶりに挑む『運命戦線リデルライト』。

人の家の不幸に群がって、あなたは恥ずかしくないんですか?週刊誌は、空振りやムダの積み重ねで出来ている。

百年続いた写真館の館主、祖母・西浦富士子の遺品を整理するために、桂木繭は江ノ島を訪れた。

長野県から警視庁へ出向した御子柴刑事。

世界はキッチンで回っている！　 大崎梢、近藤史恵、永嶋恵美、新津きよみ、福田和代、松村比呂美、矢崎存美、福澤徹三。

フリーライターの真以が書斎がわりに使う、東京郊外の寂れたファミリーレストラン。

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが…。

有能だが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ第4弾。

中学生の望と祖母のお蔦さんが暮らす神楽坂。けれど周囲では次々と事件が発生し、2人暮らしの日々は何かと騒がしい……。

館内にこっそり置かれ続けるドッグフードの缶詰に、クリスマスツリーから消えた雪、空飛ぶ絵本に、半世紀前に読んだきり題名の分からない本を見つけてほしいという依頼…図書館が大好きな少女・しおりが、司書をしているいとこの美弥子さんたちと一緒に、本にまつわる謎を追う

茅野しおりの日課は、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている雲峰市立図書館へ通うこと。

星川駒子は県立高校の図書館に勤める学校司書だ。

時を重ねて変わらぬ本への想い……《私》は作家の創作の謎を探り行く――。

三千冊の本を載せて走る移動図書館「本バスめぐりん」との出会いは、屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐしていく。

中学3年生の滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。

コロナ禍で厳しい日々の続く飲食店業界。〈パ・マル〉でも、テイクアウト・メニューを考えたり、料理教室を始めたり……。

「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。