忘れものは絵本の中に
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 | 2024年08月05日 忘れものは絵本の中に (実業之日本社文庫) 切ない夜は、ここへおいで――。 疲れた大人を癒す、不思議な「絵本バー」へ。 懐かしい絵本の中に隠された 《真実と愛》を探す旅に出る。 落涙必至、珠玉の物語！ 繁華街の片隅に、「絵本Bar クレヨン」はある。 亡くなった祖父が託したという本を求め、青柳由良は店へ通うことに。 バーの客は過去に大切なものを置き忘れた大人ばかり。 飼い猫との思い出に浸る男、実母と確執のあるＯＬ、息子に過干渉な母親、妻の介護に追われた夫……。 切ない別れも伝えられなかった言葉も、そして明日を目指す勇気も、 すべては、あの「絵本」の中にある。 名作絵本を手に、彼らは今日も、自らの心の迷宮に足を踏み入れる――。 これは「本当の自分」を取り戻す、「迷える大人」のための物語。 最高に心温まる、奇跡の感動作!! ラスト、あなたはきっと涙する!!(「BOOK」データベースより) |
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| 良かった。有馬先生はいつも絶妙にブレンドされたファンタジーがとっても良いけど、今回は本当に良かった。 元の絵本を自分が知っている、というのも良かったのかもしれない。 ノンタンで泣き、エドワード・ゴーリーで自由になり、腹ペコあおむしで勇気をもらい、百万回いきたネコで癒された。 極上の物語、ありがとうございました | ||||
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