黒猫のいる回想図書館
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 | 2025年05月15日 黒猫のいる回想図書館 (ハーパーＢＯＯＫＳ＋) 「人生最悪の日ですか？」 街角で黒猫に訊かれたら、 それは不思議な図書館への招待ーー 結婚式を目前にして恋人に振られた千紗は、同時に仕事も住む場所もなくして不幸のどん底にいた。そんな千紗に声をかけてきたのは、路地裏の一匹の黒猫ーー人生最悪の日かと黒猫に訊かれ、やけくそ気味に「そうだ」と答えた千紗は、気がつくと不思議な図書館に。自分の人生を一冊の本に書きあげるまで出られないと言われるが、そこには千紗同様迷い込んできた、個性豊かな人たちがいて……。(「BOOK」データベースより) |
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| 黒猫の導きによって図書館に集まった登場人物たちそれぞれが思い出や過去と向き合う姿が、切なくありつつもどこか温かく、ぐいぐいと物語に惹き込まれていきました。 後半は、それまで点在していたエピソードが一つの線になっていき、喜びとともに静かな感動が胸に広がります。忘れることが癒しになることもあれば、忘れてはならないこともあると考えさせられる素敵な作品です。 | ||||
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| 設定は面白いかったですが、途中でエンディングが想像できました。ラストが少しわかりにくいので星4つにしました。 | ||||
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