サムシング・フォー ~4人の花嫁、4つの謎~
- 花嫁 (112)
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とある事情で退職した元の職場であるス・ルガルデ・グループのアンジェリス迎賓館にウェディングプランナーとして復帰した真宮菫子。かって知ったる昔の職場で、先輩の新庄玲奈や後輩の雛川真由、バンケットスタッフの世津良友明など、気のいい仲間に囲まれた良い職場だ。唯一、少し苦手なのがキャプテンの伊月悠斗。仕事は信頼できるのだが、万事細かく若干煙たい存在だ。 そんな中で復帰初めてのカップルは、新庄玲奈をチェンジした新郎新婦。新郎は披露宴の打ち合わせにも積極的に参加しやりやすいのだが、新婦の様子が少しおかしい。そんな疑問を抱えたまま、結婚式当日を迎えた菫子は、とんでもないハプニングに遭遇してしまう。 サムシング・ニュー、サムシング・オールド、サムシング・ボロウ、サムシング・ブルー。それぞれの章に登場する花嫁は、それぞれの章題に関連した秘密を抱えていて、それを事前に解消できない菫子は、周囲の人間にも迷惑をかけ、しかし最後には解決していく。 そもそもの仕掛けをした人物がチグハグな思いで仕掛けをしたせいなのかもしれないが、キャラクター同士が上手くかみ合わない印象を受けてしまった。特に主人公と他の人間との関係性にそんな印象を受けてしまうので、個人的に何かスッキリしない。 はっきり言って、主人公に変な因縁を持たせず、普通にウェディングプランナーの物語とした方が、ずっと面白いように感じた。 | ||||
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サムシングフォーになぞらえた4つの話。 それぞれに悩みを抱えた花嫁が登場する。ブライダルプランナーの菫子は、自分も悩みながら、なんとか彼女たちを幸せに導こうと四苦八苦する。 4話に分かれた話は、ちょっと切ない涙が流れそうになったり、温かい涙が流れそうになる。そして菫子は過去に棚上げしてきた問題に向き合っていく。 作中では、主人公の菫子をはじめ、彼女を支える個性的なアンジェリス迎賓館の面々も活き活きと魅力的に描かれており、読み終わった後は、じんわりと心が温かくなる。 そして最高のハッピーエンドを匂わせる、最後の絵本が素晴らしかった。 どんでん返し、というわけではないが、やられたと思った。 前作の「めげないくん・・」はコメディタッチの作品でしたが、本作は打って変わってしっとりとした、読ませる良い作品でした。 | ||||
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