北大受験を目指す17歳の浩平は、ナンパした久美子を誘拐して身代金を要求したが、翌日死体で発見。

無理心中と思われた三鷹のスポーツライター殺害事件から浮かび上がった、河口湖とカーリングに絡む不可解な事実。

元プロゴルファーの殺害を震源に、複数の死者や行方不明者が周辺にいると判明して事件は多層化、松谷警部らを翻弄する。

OL殺害事件の背景にあると目される大学時代のクラブ仲間を調べると、過去5年間に関係者が3名死亡していた。

一九九〇年五月。たたき上げの会社社長が首だけの死体となって発見された。

幻のミステリ作品群に再び光を当てるべく発刊され、ミステリーファンの皆様にご好評を頂いている「ミステリ珍本シリーズ」。

諸君はアッシャー家の崩壊を見いだすだろう―予告の電話は真実を告げていた。

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

函館で有名な岩倉家の美人三姉妹。その三女が行方不明になった。

高座に上がった先輩が、突然演目を差し替えた理由とは?水泳部と水球部の抗争になぜかオチケン(落語研究会)が関わることに?大学入学早々、落語にまったく興味がないのに、廃部寸前のオチケンに入部させられた越智健一。

大学で教鞭をとる古徳先生はバツイチ・独身の50歳。

ウェールズ地方の牧歌的な農園で勃発した、奇怪な事件。二転三転する謎に挑む、チャッキー警部。

不可能興味満載で本格推理ファンに挑む!2005年度『このミス』3位に輝いた“幻の探偵作家”待望の第2弾。

フリーライターの真以が書斎がわりに使う、東京郊外の寂れたファミリーレストラン。

死刑執行前夜、密室状態にあった別々の独房で、二人の囚人はなぜ斬殺されたのか――。

脅迫電話に呼び出された医師とその娘婿が、白衣を着せられ、首に針金を巻きつけられた奇妙な姿で遺体となって発見された。

予測不能な神業トリックを暴くのは、犯罪資料館の美人館長・緋色冴子。驚愕の推理力で、助手の聡と難事件に挑む。

これが現職最後の担当事件か――松谷警部が駆けつけた現場は両国国技館から歩ける距離だった。

大正歌壇の寵児・苑田岳葉。二度の心中未遂事件で、二人の女を死に迫いやり、その情死行を歌に遺して自害した天才歌人。

元銀幕の大スター・片桐大三郎(現芸能プロ社長)の趣味は、犯罪捜査に首を突っ込むこと。

科学知識を駆使したミステリを描いた、日本SFの先駆者・海野十三。

戦後生まれの荻葉史郎の中にある東京大空襲の記憶。

毎週金曜の夜、刑事のデイビッドは妻を連れ、ブロンクスの実家へママを訪れる。

東京の夜空に珍しく一羽の鶴が舞った夜、一人の落語家・伊呂八亭破鶴が殺された。

長野県警から警視庁へ出向中の御子柴刑事。おおむね平穏な生活を送っていたものの、暮れも押し詰まってから次々と事件が発生。

信州の名家、新羽家の先代、堂市が変死。東京から葬儀に訪れた孫の医師、桂木優二は、自殺と判断されたその死に、不審感を抱く。

長年の趣味が昂じてジグソーパズル連盟の日本支部長を務めるまでになった興津華子。

時は明治末期。政府重鎮の妻君・但馬夕とその家の書生・御萩慎之介との情死事件は起きた。

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。

体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父が挑むのは、出版界に秘められた《日常の謎》! □「応募してませんよ、わたしは」 新人賞最終選考に残った候補者からの思いがけない一言は?(夢の風車) □「実は、扱いに困っている手紙がありましてね」 あ

幌馬車隊の襲撃シーンが終わっても起き上がらないエキストラは、額に銃弾を受けて死んでいた。殺人なのか、事故なのか。

法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマ。

「じつはフランス製じゃないんだ、フランス人形は」「そうなの?」ある春の日、八駒家に持ち込まれたプラスチックの箱の中身は「冬の室内」といった趣の舞台装置と、その右のほうで行儀よく椅子に腰かけている少女の人形。

有能だが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ第4弾。

連続殺人に挑むのはミステリー読みのプロたち――。

テーマは「名探偵」。新本格ミステリブームを牽引したレジェンド作家による書き下ろしミステリ競演。

私立探偵の葉山俊二は、青江糸子という若い女性から失踪した内縁の夫、花紋鶴吉の捜索を依頼される。

匿名の手紙による告発をきっかけに、ある一軒家の浴室から死体を溶かして流した痕跡が発見される。

国内篇2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、編集者から海外旅行特集の協力を頼まれ、事前調査のためネパールに向かう。

九月の朝、風ヶ丘図書館の開架エリアで死体が発見された。被害者は常連利用者の男子大学生。

市立高校に入学したばかりの頃は、こんなにも不可思議な事件に巻き込まれて、波瀾万丈な学園生活を送るとは、僕は想像だにしていなかった――。

喧嘩上等、ルール無用、なんでもありの破壊的ミステリー第二弾! 「問題物件」のクレーム処理に奮闘する若宮恵美子に押しつけられたのは、 アリゾナ州の外れに建つ洋館だった。

墓碑は断崖の突端に立っていた。銘板には、何故か自分の名前が刻まれている。

夏休みも中盤に突入し、風ヶ丘高校新聞部の面々は、「風ヶ丘タイムズ」の取材で市内の穴場水族館に繰り出した。

六月半ばの日暮れどき、ダートムアの採石場で、スコットランド・ヤードの敏腕刑事ブレンドンは、絶世の美女とすれ違った。

風が吹き荒さぶ中、闇を裂いてトラックがやってきた。運転する商人は葡萄酒を運んでいると主張する。

ニューヨーク・ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。その書店にはマスコットの黒猫がいた。

長野県から警視庁へ出向した御子柴刑事。

小学校時代の同級生ピーターズが病死したという新聞広告を見たわたし、アルバート・キャンピオン。

美貌の資産家リネットと若き夫サイモンのハネムーンはナイル河をさかのぼる豪華客船の船上で暗転した。突然轟く一発の銃声。

新興宗教団体にかかわる事件で警視庁が緊張に包まれる中、都内近郊ではスズメバチが人を襲う事故が連続して発生。

ある朝、いつものように登校すると、机のうえには分解されたたて笛が。しかも、一部品だけ持ち去られている。

ロンドンのどこかに、霧の中から不意に現れ、そしてまた忽然と消えてしまう「あやかしの裏通り」があるという。

平凡なサラリーマンの「ぼく」こと海老野が勤める会社の近所に、突如できた小さな美術館。

正式に探偵社に入社した井上雅也。だが、地味な仕事続きで不満気味。