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最後の証人
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最後の証人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全200件 61~80 4/10ページ
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現実の犯罪で、「嘘みたい!!、何でも作っちゃうTVドラマでも作らないようなヘンテコな殺人事件じゃない?」という殺人事件が稀に起こる。 ただ、この事件が現実に起こったからではなく、少し考えた後に、新聞の読者やTVニュースの視聴者は 「こんな哀しい殺人を起こしてしまうこともあるかも」、と妙に腑に落ちることが多い。 それに対して、この小説の物語はやっぱり作りもの。作家と編集者の努力の跡が、作りものの弱さがだんだん表面に見えてきて、読むのを止めたくなる(腑に落ちることはない)―――ー伊坂幸太郎の作品なんか最初から最後まで嘘満杯、それでも楽しめる。 どこが、何が、・・・違うのでしょうね。 | ||||
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序盤あたりからオチはこうなるだろうなって考えてましたが、想像した通りでした。 結果がわかってるミステリーって、最後まで読むのが苦痛です。 | ||||
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裁判の話だと気楽に読んでいたら、最後の証人が証言する所で不覚にも涙を流してしまいました。 柚月裕子さんの小説を読むのはこれが初めてですが、他の作品もぜひ読みたいです。 | ||||
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推理小説は好きで読んでますたまたま作者を知り読んでみました | ||||
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検事を辞めて弁護士になった佐方貞人が請け負った依頼。それは痴情のもつれが引き起こした殺人事件だった。証拠などから被告人は有罪が濃厚とされていた。しかし、佐方は裁判の中で事件に隠された真相を手繰り寄せていく。 法廷ものはあまり読んだことがなくて、リーガルハイや逆転裁判みたいなバチバチ系なのかなと思ったら、心の動きを誠実に紡いでいくしっとりとした物語だった。法廷のシーンと交互に描かれる七年前に起きた事件の背景。交通事故の被害者家族だった光治と美津子の心理を追う内に、物語へ自然と感情移入していた。そこに裁判という舞台を使った仕掛けも効いていて、法廷での終盤戦も読み応え抜群だった。 「法を守れば、家族を守れない。私は法より家族が大事だった。」 この証人の言葉が、皮肉にも光治たちの抱える思いと同じだったのが何とも言えないよね。法廷だけではなく、法と感情という天秤に揺れる人の心を描き出しているからこその読み味なんだと思う。 「誰でも過ちは犯す。しかし、一度ならば過ちだが、二度は違う。二度目に犯した過ちはその人間の生き方だ、と。」 ある人物が佐方から言われたこの台詞が胸に残っている。佐方はその過ちを正しく裁かれるようにして、その人たちをやり直させたいんだなと感じた。罪の奥にある人の弱さを、本当の意味で弁護しようとする強さが素敵だった。 | ||||
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面白かった!!心理描写がとても詳細に描かれていて涙しました。作者のシリーズ読み進めてます! | ||||
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動機を重要視することを表明した著者の方針のもと、表立っては表面化し難にため実際には見聞しないものの実際の真相としてもさも有りなんと思わせるシナリオ。 時系列的には検事 佐方シリーズの前にに本作品は公開されていますが、検事を止めた後同じ都市で弁護士ではたらく佐方貞夫の本領発揮した活躍を描いた内容です。 検事として求刑する立場ながら、まるで弁護士のような活躍だったのもうなづけます。ただし、事件の設定はあっと驚くものです。 ここまで仮説設定力や想像力をはたらかせて真相を深く追い求める弁護士は実在するのだろうか?著者の仮説検証力や洞察力は理系の研究者や発明を行う技術者(本レビューアー)をもうならせる卓越さです。 六法全書に機械的に当てはめるだけの弁護士資格保有者(GHQ統治下に設置された日本学靴会議の会員任命拒否問題で任命者は「学問の自由を阻害」「法律違反」「説明責任あり」等と主張する弁護士をみるにつけ常識外れで、しかも法文の当てはめさえ出来ない人も多いようですが・・・。)が多いように感じるため、このような事案は(現行法上は真相が分かれば情状酌量でしょうが)正当防衛に準ずるよう条文改正(事例を明文化)してもいいのではないかと思うくらいの秀逸さに、久しぶりに感動を味わせていただきました。 | ||||
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読書は相当する方です、敬愛する東野圭吾先生のガリレオ最新作はもちろん、川端康成なんて「浅草紅団」まで読んでます。 その上で、最近は新人賞が多すぎるのか、その結果、レベルの低い作品も多く、途中で読書放棄が結構あります。しかし、次回作に期待しようとマイナスのレビューはしないようにしています。いい作品しかレビューしてませんが、つまりこの作品、面白いです。(読んだ全ての良作のレビューを書いているわけではありません。良作の中から、何点かをレビューしています) この作品の長所を短くまとめると、冒頭から主人公のキャラクターに引き込まれ、そのまま最後の1ページまで読書の手が止まらないということです。(ネット情報では)作者の方は人生を深く描いた作品やハードボイルドっぽい作品も書かれているようです。この作品で作者の力量がわかったので、当然、それらも購入し読ませていただくつもりです。 | ||||
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柚月裕子はいい! | ||||
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頭の良い方が難しーレビューを書かれてますが、ストーリーの設定分析などは一般の私にはわからないのでそのような評論は致しません。率直に「面白い!」「熱い!」こんな作品を読みたい方は柚月裕子は外せませんよ! 期待を裏切りません!しかし急ピッチで次回作以降のオーディブル化を進めてほしいです。本を読む時間を作るのが大変なので! | ||||
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たぶん初めて読む作家さんでした。 読み始めたら一気読みしてしまい、別な作品も読みたくなりました。 裁判の場面は、頭の中に映像が出てきて、ドキドキしました。 面白かったです。 | ||||
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最後まで飽きさせないストーリーです。 読者を勘違いさせる工夫は駿逸です。 | ||||
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裁判に勝つ負けるよりも真実を追及する。 タイトルに帰結する感じと中盤以降の展開は一気見必至。 読み応えがある作品だった。 | ||||
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最後に主人公が共謀者に「よくできた計画だった」と声をかけますが、 この作品こそ「よくできた小説」だと著者に言いたい。 前半こそテンポが悪いですが、後半からいっきに盛り上がります。 最後は人それぞれの達成感、憎しみ、愛、後悔など色々な感情の 葛藤があり感動しました。 | ||||
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予定よりも早く、美麗な本が届き、有難かったです。 | ||||
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前半の少し悲しい話がちょっと長く、いつもの柚木作品のように一気読みできませんでした。 | ||||
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1人の人間の身勝手な「保身」と「人間性の欠落」、息子を奪われた親の「悲しみ」とやり場のない「怒り」が生み出した「悲劇的な事件」です。「プロローグ」にある「あの子の復讐よ」の意味が最後にわかります。「最後の証人」が誰だったのかも、最後にわかります。途中まで、てっきり「復讐」とはこれか?「最後の証人」は〇〇氏かと思っていたのですが、全く違う展開でした。「やり手弁護士」が暴いた「真相」は、本当に「暴かれる事」が正しかったのでしょうか?「被告人」は本当に「世間」から「抹消」されるのでしょうか?自分の命と引き換えに「復讐」を遂げた「被害者」は救われたのでしょうか?残された「被害者」は本当に救われるのでしょうか?どうぞ最後までお読みください。柚月裕子氏の他の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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高瀬夫妻の一人息子・高瀬卓君が塾の帰りに車に跳ねられて死亡した。卓君と一緒だった友達は、二人は信号を確認して横断歩道を渡り、車から出てきた運転手からは酒の匂いがしたと証言した。しかし、警察はその証言を受け入れず、卓君が信号を無視しかつ飲酒運転ではないとして、運転手は不起訴処分となった。交通事故から7年が経ち、卓君の母・高瀬美津子は癌を発症し余命1年を宣告される。美津子は自分に残された時間で息子を殺した運転手に仇を打つことを決意し、復讐を果たす。 法廷における敏腕検事と弁護士・佐方貞人との対決は、状況証拠を多く持つ検事の圧倒的有利で進展し、検事は勝利を確信する。しかし、佐方弁護士の執念の説得によって法廷に来た証人により事態は一変する。 重要な証人が最後に登場し一変するという以外に途中で読者が驚く展開があります。この展開がストーリーの要であり、他の法廷物ミステリーとは一線を画すミステリー小説になっていると思います。 | ||||
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漫画チックなキャラと展開。 | ||||
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柚月さんで3作目で、以前の作品と比べると 何か違和感があり、少し読むのに時間がかかりましたが、最後の方は読みごたえがあり読み終えました。前半のとっかかりがあり星3つです。 | ||||
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