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最後の証人
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最後の証人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全204件 141~160 8/11ページ
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| ひとつの事件の裏には、もうひとつの裁かれるべき罪があった。 息子を事故で喪ったにも関わらず、加害者は不起訴に終わる苦い過去を、ずっと抱えていた夫妻は、あることをきっかけに復讐をはかり… 途中まで読んで、意外な展開に驚く。 罪はまっとうに裁かれるべき、との信念をもつ元検事・佐方弁護士がかっこいい! 母の慈愛は深くも哀しいけれど、、読みごたえありです。 | ||||
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| 値段に見合わない酷さの本が届きました。読めたのでまあいいけど、きったない!1円セールでも酷評付けたくなるレベルだった。配達は早くてよかったですがね。 | ||||
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| 作者のミスリード(のようなもの)があるとすれば、前半部分では読者に「被害者はあいつで、被告はあの人」と思い込ませるというところ。もし読者がそれに引っかかれば、公判最終日(すでにページ数は3分の1を切っている)になって本当の被害者と被告が明らかにされたところでびっくりするという按配だ。そして、事件の真相(と思い込まされていたもの)はくるりと翻る。このへんのテクニックは並みの力ではないことは確か。ま、現実の捜査や裁判との齟齬はあるでしょうが、そこはそれ、エンターテインメントだからして。『狐狼の血』に感心してこの作者の本をこれから立て続けに読んでみようと思ったそのしょっぱなだったが、このあとに読む本への期待感が増してきた。最後に――「私たちは同志よ」という美津子のせりふと、「ベッドに縛り付けることは美津子を心を殺すことだ」「どう死ぬかということが、美津子にとっては生きるということだった」という光治の述懐は、ある種の夫婦愛を昇華させた物語性の象徴。単なるびっくり箱としてのミステリーにとどまらない作品のクオリティをこんなところにも認めたりしたのだった。 | ||||
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| プロローグから予想される描写は、公判三日目にくつがえされる。 ミステリ好きがどんでん返しありきで読んでしまえば、それは予想の範囲内でおさまってしまうでしょう。 私も「こりゃ、どんでん返し来るで」と、穿ったら見方をしてしまったがために、大きな衝撃を得ることが出来なかった。 無念。 願わくば、一時的に脳内をミステリ初心者にリセットし読みたいものである。 それが出来れば、どんでん返しや重厚な人間ドラマに大きな衝撃を得ること必定。 みなさんも柱の角に頭をぶつけるなどして(死なないよう注意)このレビューを読んだことを忘れ、真っ直ぐな気持ちで読んでみてください。 ではでは。 | ||||
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| 悪い奴が罰を受ければどんな形でもいいと、読書の中では時々思うのですが、傷ついても本当の罪を明らかにして裁くことに強く気持ちを掴まれました。 子どもを奪われたら親は相手を殺しても足りないかもしれません。 法の力を信じられるようにと願いつつ読了しました。 とてもよかったです。 | ||||
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| ドラマ化していたようですね。レビューを見て読みたくなりました。 じっくり読むと、大変まどろっこしい。 なので、一気に飛ばしながら読みました。 そーなるほど。と展開がわかって読み終わり。 この作者は子供がいないのかな? 小学校5年生で、ひとりっ子で、父親が医師で、母親が専業主婦ならば(裕福で余裕が有る) 夜8時に塾へ行き、10時過ぎに帰ってくる子供の 送り迎えは必ずしますね。 自転車で片道20分を夜10時雨の中友達と一緒でも 子供だけで帰らせる親は周辺にはいないけどなあ・・・ そこが?リアリティに欠けるので、親に対してダメでしょ!って思ってしまいまいした。 題名にもある、最後の証人に賭けるリスク。それだけで裁判勝てると思うか、その辺の 説得力にも疑問でしたが、一気に読見たい本にはぴったりかな。 | ||||
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| コメントを見ると評価が分かれているようだったので、読むのを少し迷いましたが、私は面白く読みました。読んだ直後、TVでドラマ化されているのを見ました。このトリックをどんな風に映像化するのかと興味津々だったのですが、なるほど、そういう風にしましたか・・・。というのが感想です。配役も演技派ぞろいで、TVもそれなりに楽しめましたが、私は本の方が驚かされたかな…と思います。 | ||||
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| 面白い。佐方の過去や、個人的な理由などがやや「うるさい」かな、とも思いながら、一気に読んだので。 | ||||
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| まるで安手の二時間ドラマを観た時の様な読後感を覚えさせる低レベルの作品。プロローグから始まって、作者の狙い(意外性があるとでも思ったのだろうか?)は明白、人物造形は類型的、犯人の犯行計画は杜撰、犯人が殺意を固めるキッカケを初めとしてストーリー展開は安直。何一つ取っても、取り柄がない。 作者に本当にミステリを書く気があったか否か疑わしい程の低劣な出来である。スラスラと読めるが、中身は空っぽという全くお粗末な作品。妙な正義感を振り回している点も、ミステリを楽しもうとしているファンにとって邪魔なだけ。トンだ作品を読んでしまって深く後悔した。 | ||||
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| この本の批評には辛口もありますが、これは小説、フィクションなので意外性、ルール違反、常識外れ・・・あってあたりまえでしょう。先日、テレビで放映され始めてじっくり鑑賞しました。物語の進展に最後まで興味、興奮が続きました。活字でもう一度楽しむべくこの本を買い求め一気に読みました。とかく法廷ものは法曹界の人間からみればばばかばかしい、ありえないということはあるでしょうね。同じように航空ものは航空業界からみれば”うそばっか””まさか”と思われることもあるでしょう。著者はずぶシロを、自分たちがが組み立てたストーリーの中に引きずりこみ、感動や関心を与えることがねらい。規則、法律、ルールを多少外れたほうが面白くなると思うのは私し一人かな? もう1,2度読みます・・・・そしてビデオに撮ったドラマまた見ますよ。私の”永久保存版”です。著者の他の作品も読破する予定です。 | ||||
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| 殺人罪で起訴され、しかも有罪が濃厚な被告人が、過去の交通事故に怯えますかね? 殺人罪での有罪(懲役15年?)と、業務上過失致死や道交法違反での有罪(懲役3年くらい?)なら、後者を選ぶのが普通でしょ?なので、被告人は、自分が殺したとされている女性が、事故死した子の母親だと分かった時に、「あっ、そうか!!」と気付き、「弁護士さん、話しにくいことなんだけど、実は以前交通事故で子供を死なせたのを、権力使って握り潰させたんだよねー。だから、この殺人事件は、子供の両親の陰謀に違いない。」って、進んで話すのではないでしょうか? この疑問が払拭できないので、★ひとつです。 | ||||
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| 法廷でのやり取りの詳細については知りませんが、素人的には楽しんで読めました。 真実を暴くことは難しいですね。 | ||||
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| 検事を辞めた佐方が弁護士として活躍。プロローグから始まる物語にどのような展開待っているのかと読み進めましたが、検事の時のような佐方の推理と活躍がなかなか見えない。一体どういうことなのかと読み続け、最後の展開と佐方の出番がなんとなく推理でき、ふ~んと、なんだか拍子抜けしたような気になっていました。が、違ってました。そういう事かと、はじめてこの題名に納得して、着地点をそういったところにもってくるストーリ性に、さすがと感心してしまいました。やはり面白い。高速バスの中で、ついつい一気読みしてしまいました。個人的な満足度は100点満点中87点です。(^ー^)>中毒になりそうです(笑) | ||||
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| ちゃぶ台返しが1カ所あって、見事にはまってしまいました。よって、ミステリーとしてまずまずかと思います(3、4連続のちゃぶ台返しにはまったこともあるので、1カ所の場合は”まずまず”ということになります)。それに、美津子さんが本当に気の毒で気の毒で、ちょっと感情移入してしまいました。ここまでで、星4つです。 考えさせられたのは、描かれた警察の事件もみ消しと検察の事なかれ主義です。前者は当然犯罪であり、後者はひどい職権乱用です。物語の中で切られる啖呵、「何が秋霜烈日だ。笑わせる」は全くその通りで、唱和させていただきました。どんなに優れた法律、決まり事、システムを作ろうと、それがどの程度機能するかは'、それを運用する人の素養次第ですが、考えてみると、秋霜烈日のバッジを付けている日本人が、記憶力や論理構築力においてその平均を大きく上回るとしても、人間性や社会性がその力と正の相関があるとも思えず、とすれば、われわれの平均的素養からして物語の事例が実際にあってもおかしくないということになりそうです。検察のケースが実際にあるのなら、警察のもみ消しは、それほどめずらしくないくらいありそうです。まことにあさましく、悲しく、かつ恐ろしいことです。そう気付かせてくれたことで、星1つ追加いたします。 | ||||
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| 作品の印象を一言でいうなら、「単調な話だった」ということ。 物語に深みもなかったし、騙された感じもほとんどなかった。 ミステリーとして見るなら星は3個にするところだけど、作品から発するメッセージが伝わってきたので4個にした。 それは、「正義」という言葉だ。 何年か前に『これからの正義のは話をしよう』という本が流行ったけど、本作はそれを小説版にした、というと少し違うけど、間違いなく「正義」というものを考えさせられるものだった。 何が正義で、何が悪なのか、そんな誰しもが考えなければいけないテーマを扱った作品なので、多くの人に読んでほしい。 | ||||
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| 良くできた小説だが、ストーリーには意外性はなく、むしろ読者を意図的に(低レベルに)だますことで 成立している。読者層や本の売れ行きのこともあろうが、この程度の小説しかないのかなと思う。 | ||||
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| もう少し主人公目線で書いてあると本の主人公に傾倒できますのに | ||||
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| 満足している。 想像していたより、ずっと良かった。 次の機会にも、利用したい。 | ||||
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| 状況証拠、物的証拠はすべて揃っている。被告人の有罪は明らかだった。だが、被告人は無罪を 訴える。弁護士の佐方は、この事件の裏側に隠された真実に迫っていく・・・。 実に巧妙に作り上げられた殺人事件。その裏側にはいったい何があるのか?佐方の鋭い考察力が その真相に迫るが、そこには高瀬夫妻の深い悲しみがあった。裁かれるべきはずなのに裁かれない。 力やお金で真実を捻じ曲げられる。正義の味方であるはずの警察も汚れている。彼らの悲しみや 怒りを癒してくれるものは何もない。高瀬夫妻に残された道は、おのずと限られてくる。たとえ それが非難されるものだとしても・・・。このふたりが哀れでならない。 ラストは驚いた。それと同時に、高瀬夫妻の強い信念を感じずにはいられなかった。かけがえの ないものを失った悲しみが痛いほど伝わってくる。ストーリー展開にぎこちなさを感じる部分も あったが、全体的には読みごたえのある面白い作品だと思う。 | ||||
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| 法廷にリアリティが全くなく突っ込みどころ満載なのが残念です。例えば、最終弁論は弁護人が『法廷に出された証拠に基づいた意見』を言う場であって、法廷に現れなかった事実を持ち出すのはダメ弁護士以外の何者でもありません。裁判長はそれを止めるどころか、弁護人の議論にのって、最終弁論の場で心証を開示してしまっている。現実の裁判ではありえないことであり、コントにしか見えなかった。 以下 ネタバレあり。 現実の弁護人ならもっと前の段階で高瀬氏を証人申請するし、丸山証人をあそこまで苦労して申請する必要性が感じられない。また証拠調が終つた後、検察官は、事実及び法律の適用について意見を陳述しなければならない(刑訴法293条)。にもかかわらず、論告のやり直しをせず、最終弁論のみやり直しているのは法律違反である。高瀬氏の罪を軽くしたいのなら裁判で自白に追い込むよりも、裁判の前に自首を勧めるべきと思われる。 | ||||
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