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羽衣伝説の記憶
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羽衣伝説の記憶の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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この作品は、『北の夕鶴2/3の殺人』のその後、つまり吉敷の妻だった通子とのその後を書いたもので、作者も絶対に書き上げたかった作品だったのだろう、と思う一方で、『毒を売る女』・『幽体離脱殺人事件』・『見えない女』などで様々な女性を登場させてきた次の作品ということを考えると、島田荘司の作品の中で最も重要な『女性』はこの通子であることが感じられる。 『羽衣伝説の記憶』の場合、本編のミステリーよりも、並列してサブ・ストーリーのように描かれている吉敷の通子への思い、そして最後に解く通子自身の謎の方がメインであることが解る。このあたりにも、島田荘司の様々な作品の構築の実験が繰り返されていることが解る。 多くの島田ファンにとって、ミタライの影に隠れてしまっている吉敷の存在がいかに島田荘司にとって大切かが、ここまで時系列に読んできて、よく解った。そして、この熱いデカ魂の塊のような探偵がぼくの中で、どんどん好きになっていったのである。 | ||||
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吉敷竹史シリーズを読んでいて、わかれた通子の生い立ちが気になっていたが、これを読んで、吉敷と通子がより一層人間味を持った存在となった。 | ||||
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