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終決者たち
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終決者たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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最後の決め手が追跡可能な〇〇〇〇というのは、このシリーズとしてはどうなんだろう。もちろん面白くないわけではないし、謎解きだけのボッシュではないんだけど。(ネタバレにて伏字) | ||||
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ハリー・ボッシュ刑事シリーズの最新刊。 本シリーズをご存知ない方は,ぜひ過去の作品から試してみることをオススメしたい。(大作『暗く聖なる夜』が手堅くてイチオシ。) そして、シリーズのファンの方には、本作が今までとはとても違う味わいを持ってることに注意されたし。 ロス市警を辞職して私立探偵になってたボッシュが、退職者復帰プログラムで再び市警に戻ってくるというオープニングは、作品解説や他のレビューにあるとおり。 では、単に市警時代に戻っただけかというと、そうではない。ボッシュがいない間に、あの腐りきった市警にも革新の波が起きていた。そして、過去にボッシュがたった独りでガンコにやり抜いてきた「未解決事件の再調査」というやっかいな仕事を、なんと今では1つの部署と10名を越える刑事たちが専門に取り組む体制が整えられていたのだ。 そう。一匹狼だったボッシュにも、ついに仲間ができるのである。だからタイトルも「終決者”たち”」と複数形になっているワケ。 この変化で、ボッシュ本人としてはずいぶんと仕事がやりやすくなったようだ。協力者は大勢いるわ、妨害は少ないわ、いいコトずくめ。 ただ、孤独を愛し、巨悪にもたったひとりで立ち向かう一匹狼だった彼が好きだったファンとしては、これはずいぶんと物足りない。だから、本作は”ハードボイルド小説”とは言えず、ただの”警察小説”だと思う。もちろん、「良質の」という形容詞はつくが。 個人的には、ボッシュ刑事にはまたひと波乱起こって孤独な立場に戻って欲しい。娘ができようが、歳を取ろうが、落ち着いて欲しくはない。次回作に期待だ。 | ||||
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ハリー・ボッシュ刑事シリーズの最新刊。 本シリーズをご存知ない方は,ぜひ過去の作品から試してみることをオススメしたい。(大作『暗く聖なる夜』が手堅くてイチオシ。) そして、シリーズのファンの方には、本作が今までとはとても違う味わいを持ってることに注意されたし。 ロス市警を辞職して私立探偵になってたボッシュが、退職者復帰プログラムで再び市警に戻ってくるというオープニングは、作品解説や他のレビューにあるとおり。 では、単に市警時代に戻っただけかというと、そうではない。ボッシュがいない間に、あの腐りきった市警にも革新の波が起きていた。そして、過去にボッシュがたった独りでガンコにやり抜いてきた「未解決事件の再調査」というやっかいな仕事を、なんと今では1つの部署と10名を越える刑事たちが専門に取り組む体制が整えられていたのだ。 そう。一匹狼だったボッシュにも、ついに仲間ができるのである。だからタイトルも「終決者”たち”」と複数形になっているワケ。 この変化で、ボッシュ本人としてはずいぶんと仕事がやりやすくなったようだ。協力者は大勢いるわ、妨害は少ないわ、いいコトずくめ。 ただ、孤独を愛し、巨悪にもたったひとりで立ち向かう一匹狼だった彼が好きだったファンとしては、これはずいぶんと物足りない。だから、本作は”ハードボイルド小説”とは言えず、ただの”警察小説”だと思う。もちろん、「良質の」という形容詞はつくが。 個人的には、ボッシュ刑事にはまたひと波乱起こって孤独な立場に戻って欲しい。娘ができようが、歳を取ろうが、落ち着いて欲しくはない。次回作に期待だ。 | ||||
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