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(短編集)
ジョーカー・ゲーム
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ジョーカー・ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全236件 41~60 3/12ページ
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とても面白かった! 毎話ドキドキしながら読みました! 現実とかけ離れてて良かった! | ||||
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2009年、第30回吉川英治文学新人賞 第62回日本推理作家協会賞を受賞 2008年度の「このミステリーがすごい!」第2位 週刊文春ミステリーベスト10第3位 以下、ネタバレ無しでレビューします。 「長編が書けてしまうのでは?」と思うほどの 内容の濃い短編が揃ってます。 第二次世界大戦中の舞台ですが 比較的、読みやすいです。 当時は天皇陛下を神聖視しており 合理的とは思えない精神論がはびこっていたので 主人公の諜報員側(D機関)へ感情移入しやすいと思います。 通常の連作短編において、語り部は固定されていて それゆえ読者は安心して語り部に感情移入できるのですが 本書は章ごとに語り部となる主人公が変わり しかも、単発での語り部であることも多いので ”誰かに感情移入する、という読み方が出来ない” という難点はあります。 一方、このことでいろんな視点から D機関およびD機関設立者の結城中佐が描かれるので面白いです。 読者の想像力を刺激する構成になってますね。 アニメ版はこの1冊目がほとんどなので 興味がある方は楽しいと思います。 | ||||
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本当だったらもっとこの時代の空気感を濃密に描いて欲しかったが著者の関心はスパイの精神を鮮やかに描くところにあり、それが成功している。ラスト、結城中佐の人間味がポロリと出るところも魅力。 | ||||
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戦中のスパイ養成所「D機関」の面々が暗躍・暗闘する連作短編集。 面々とはいいながら、主役はD機関そのものなのだろう。軍属とは異なる価値観を持つ匿名のD期間のメンバーたち。超難題をこなす明晰な頭脳、精神面での甚だしいストイックさ、精密機械のように統一された作戦行動、メンバーを束ねる結城中佐の権謀術数と魅力が盛りだくさんだ。 忌避感が強いスパイ活動と厄介者的な組織が、徐々に存在感を増していく様は、次作以降の期待をふくらませてくれる。ミステリベストテンランキング入り納得の一冊。【日本推理作家協会賞】 | ||||
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連作短編集で、読むのも(オーディオブックを)聴くのもラク。 第二次大戦ごろの日本のフィクションの諜報機関が舞台。 人物描写が「浅くて」わかりやすいラノベふうであり、アニメや漫画へ翻案されたのもうなずける。 と、ラノベもマンガも読まない人間が決めつけちゃいけないが。。 とにかく、結城中佐が渋かっこいい。これにつきる。 頭脳明晰、冷徹、客観主義でありつつ、部下をうまく動かし守る、という超人設定。 こんな奴(天才)いねーよ、ではあるが、しょせんフィクションと思って楽しもう。 結城中佐は(教官なので)現場に出張ることはなく、 知識、経験と状況証拠から、先を読み、推理するという点で安楽椅子探偵ものでもある。 | ||||
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最近、アニメを新潟市がスポンサーとなって話題になった。 吉川英治新人賞で、映画化もされている。 でも今一つ入り込めない。 名前も知れないスパイなので、殆ど話さない結城中佐しか 固定の登場人物がないせいかな。 | ||||
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主人に頼まれて購入したのでどのよう内容なのかは分かりません。 | ||||
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結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関"。「死ぬな、殺すな、とらわれるな」。この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関"の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く結城は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく......。 | ||||
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アニメから知り、読み始めた作品です。スパイものとしては最高級だとゾクゾクしました❗ 結城中佐が恐ろしいくらいやり手でカッコいいですね(*^^*) | ||||
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アニメから入ったのですが、小説版も非常に面白かったです。 何よりこの世界感、設定が圧倒的だと思います。 硬質な文体が雰囲気とよくマッチしていると共に、アニメのクオリティの高さを再認識しました。 | ||||
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構想が緻密で、さらに文章も落ち着いてい、まさに「とらわれない」冷静さを感じる。 | ||||
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歴史考証が甘いという指摘もありますが、日本史に疎い自分でも、読み始めてわりとすぐ、この作品の90パーセントはフィクションのようだと感じたので、エンターテイメントとして気楽に読みました。 俗説ですが、日本の敗戦の理由の一つは、諜報活動に力を入れていなかった(稚拙だった)という話があるので、実際にはD機関がこの小説に出てくるような優秀なスパイを輩出していたとは思えません。 それに、明治以前は京都以外の日本人は天皇なんて知らなかったとか、「さすがにそれは無い!」とツッコミ入れてしまうこともありました。 ですからホントに歴史的整合性は求めず、昔の日本の諜報機関の話、という「設定」のミステリー的な読み物として読むといいと思います。 個人的にそれより気になったのは、登場人物が一面的、漫画的で人間らしい深み、リアリティーがないことと、繰り返しの多さです。 登場人物が漫画的といえば、この小説はアニメが人気だったようなので、なんだか納得です。 繰り返しというのは、種明かしかクドイんです。噛んで含めるように繰り返し説明されるので、そのあたりも中高生向けライトノベル風になってしまっているのだと思います。 全体にはストーリーはよくまとまっていて、面白いのですが この作品が一定数の読者から酷評される理由の一つは、帯文が派手すぎて期待値を上げ過ぎてしまっていたことにもあると思います。 | ||||
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こういうタイプの小説は初めてでした。 それはスパイ・ミステリーというジャンルについてのことでもあるが、ストーリーの構成についてでもある。それぞれの短編は独立したストーリーでありながら、スパイ養成学校D機関と結城中佐という謎めいた組織と人物で繋がっている。一つひとつの話は、ちょうど疲れない、でもこの世界観に徐々に引き込まれていくに十分な面白さで展開されていく。思わずすぐ続編を注文してしまった(笑) | ||||
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とにかく文章が稚拙で小説好きな中学生が背伸びして書いているような文章です。 時代考証もかなり甘く、ツッコミどころ満載で途中で読むのが苦痛になってくるほどでした。 この方の出自の影響なのか、受けてきた教育の影響なのか、とにかく天皇を貶めるような記述が多く、純粋な日本人としては気分がいい悪くなりました。 | ||||
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スパイ養成機関、通称”D機関”を舞台に、世界各地で行うスパイ活動を軸に展開した物語。 まず、世界観がコテコテのフィクション。 軍事が力を持った世界で、大和魂云々の時代の話。かつスパイ行為を国の風潮が認めていないという二重背徳という複雑な状態。 ライトノベルほど軽くは無いが、どちらかというとその分野の方が近い感じ。 内容はほぼ1話完結。文量としてはやや少なめ。多少強引な展開も見受けられた。 スパイのイメージそのままに小説物語にした感じ。世界観を受け入れられれば、かなり面白い作品になる。 男のロマンと言ったら語弊があるが、スパイという職業に憧れた男は少なくないのではないだろうか。 そういう方にはぜひお勧めしたい作品。 | ||||
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スパイとは何かの原理原則を明確にする。 そのことが、新鮮であり、物語の価値をつくりあげている。 スパイを知り抜いた結城中佐が 陸軍にD機関を創設。 陸軍の中では、『スパイとは姑息な手段であり、 日本古来の武士道に反する』という意見があり、 『軍人でなければ人に非ず』という風潮があった。 そのなかで 『地方人』といわれる 軍人以外の民間人を採用する。 陸軍の反対の意見をモノともしない 強靭さが 結城中佐にはある。 そして、常に結果を出すことを追求する。 また、陸軍幹部の弱点も突いていく。 自らの体験も強烈で、スパイとはどうあるべきかを実践の中で教える。 佐久間陸軍中尉は D機関に 派遣された。 日本オタクのアメリカ人ゴードンは、スパイの容疑がかかった。 『スパイは疑われた時点で終わりだ。疑われているスパイに一体何の意味がある』 と結城は言う。 ゴードンのスパイの証拠を探すために、憲兵として家宅捜査をする。 その証拠は、あるところに 隠されていた。 スパイとして摘発された時には 自決することは、最悪の選択だ と、結城中佐は言う。 『武士道とは死ぬことと見つけたり。名を惜しめ。 みごとに花と散ることこそ、武人の誉れ』ということが 軍人には 徹底して叩き込まれていた。日本軍の自決の多い理由だ。 軍人とスパイの違いを明確にする中で、スパイの身の処し方を明らかにする。 『国家への忠誠心』それは 虚構だとさえ言い切る。 スパイ(諜報員)のイメージを大きく変える。それは当たり前のことだと思う。 本来のあり方としての スパイを 明確化する中で 物語はすすめられていくので、 じつに 興味が深い。このようなスパイたちが 実際 いたなら 日本の戦争と歴史はもう少し変わっていたかもしれない。 ロビンソンが 実におもしろかった。 結城は、『ロビンソンクルーソー』の本を渡すだけで、仕事をさせる。 その 読みの深さが すばらしい。 これは、よっぽど アタマを使わないと切り抜けられないね。 結城中佐は、『死ぬことなど誰でもできる』という。 死の間際になっても、アタマを使って切り抜ける。 スパイ蒲生は チェスがうまい。 それで、チェス好きのグラハムにうまく取り込む。 あたかも、グラハムが チェスに誘ったように仕掛ける。 魔都。上海でのスパイ活動 本間。 上海語などはそもそも存在しない という指摘が 驚き。 北京語、寧波語、蘇州語、江北語が使われていたと言う。 やはり、上海は 麻薬だよ。それをめぐって、欲にまみれる。 二重スパイ。そして 捕まって、その後の対処。 じつに きちんとした リスク管理が できている。 想定される あらゆる 場面を 見通すことで、 危険と失敗を避けることができる。 このスパイストーリーは よく組み立てられて、 コンセプトがしっかりしていて、したたかである。 結城中佐の采配と堂々としているのが 実にいい。 新しいスパイの物語を創出している。 | ||||
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息子にすすめられてアニメを見たとき、これは…!と思う自分のツボにストライクがガンガン決まり、お試しで買って読ませていただきましたところハマりました。 元々活字を追うのが好きなのでさらさら読めると思っていたのですが(アニメで見ていたにもかかわらず)伏線のはり方やその回収が見事で何度もページを見返しては謎が解けたときに唸ってしまったり、ととても楽しく読ませていただきました。 読んでる途中でシリーズの既刊を全て購入してしまうくらいに面白く楽しかったです。 アニメとは違う設定の所もあったり、端折られている部分が小説ではきちんとした理詰めのロジックになっていて、またアニメを見返したくなりました。 この時代の背景もちゃんと把握できつつ、スパイのかっこよさに焦点を絞ったこの作品をワクワクしながら読ませていただきました。 続きがあればまた購入したいです。 | ||||
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結局そこがピークであとはふぅんといった感じですかね。 1章から尻上がりに面白くなっていたらもちろん絶賛していました…が 文章力のせいもあると思いますが作品全体の雰囲気にどことなく「浅さ」を感じてしまう。 良くも悪くも漫画的なのでしょうか。 コレを好きな方には何となく横山秀夫氏の警察小説短編集をオススメしてみたくなりました。 | ||||
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ハードカバーがを持っていますがアニメ表紙のものを買いました。こういう売り方もいいと思います。できるだけたくさんの人に、ラノベ以外の小説に触れてほしいなぁ、こういう、企画また立ててほしいなあも思っています | ||||
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D機関すごすぎ‼️先へ先へと早く読み進めたくなる❗️面白い‼️ | ||||
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