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(短編集)
ジョーカー・ゲーム
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ジョーカー・ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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第一話に「一石二鳥」が出てくるが、これはイギリスの諺を昭和十九年に八木義徳が翻訳した造語で、この時代には、ない。不勉強の極み。 | ||||
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序盤のD機関設立までのくだりは大変面白かったのですが、スパイの訓練生それぞれが活躍する短編へと移行すると、超人的能力を持つ主人公が活躍するご都合主義満載のライトノベルを読んでいるかのような違和感を覚え、だんだんと面白さが失われていきました。 物語なので多少のご都合主義はあって当然だと思っていますが、ストーリーや構成、世界観や表現力、テンポや作品の持つ勢い等々、どこか一点でも強い魅力があれば、違和感も吹き飛ばして細かいことも気にならず、ご都合主義も必要な物として受け入れられます。 しかしこの作品は、緊迫感にも盛り上がりにも欠けるとても地味なストーリーで、特別秀でたところもなく、作品自体の力が弱い印象で、どうしても最後まで違和感が拭いきれませんでした。 また、各話で主人公となる人物が異なるのですが、偽名で偽の経歴を演じる人物ばかりなので、深みのある人間性が描かれなかったのが残念に思います。 だからこそ唯一、主人公の生い立ちや感情が描かれたラストの話が輝くのですが、それでも物語に深みや厚み持たせるには至らず、最後の最後まで心に響くものはありませんでした。 これは読み手の年齢や普段どんな本を好んで読むのかによって、大きく評価が変わる作品ではないでしょうか。 重厚感あるストーリーや繊細な描写を求める私には合いませんでしたが、ライトなテイストのちょっとお洒落なエンタメ小説としては良く出来ているなと思います。 アニメや映画にもなって高い人気があるのもわかる気がする作品でした。 | ||||
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エンタメに振り切った作品。緊張感もなくなんか子供騙しのような浅い話ばかりでがっかりでした。 | ||||
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主役に亀梨とか言うチンピラ俳優(歌手?)を持ってきて彼をフィーチャーする映画になっているので、つまらないハニートラップにひっかかったりと、D 機関員としては落第の行動を繰り返していて、書籍の緊迫感無し。書籍、アニメでファンになった方は見ない方が吉。 | ||||
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魅力的な表紙とあらすじに惹かれて購入しました。結果は、とんだ期待はずれでした。登場人物が薄っぺらい「キャラクター」で、「超人的な能力を持つ天才」というラノベ主人公のような人物に辟易しました。これは小説ではなくラノベです。普段から小説を読んでいる人の読む者ではありません。他の方のおっしゃる通り、中高生なら楽しく読めるでしょうが、いい大人の読むものではありません。 | ||||
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とにかく文章が稚拙で小説好きな中学生が背伸びして書いているような文章です。 時代考証もかなり甘く、ツッコミどころ満載で途中で読むのが苦痛になってくるほどでした。 この方の出自の影響なのか、受けてきた教育の影響なのか、とにかく天皇を貶めるような記述が多く、純粋な日本人としては気分がいい悪くなりました。 | ||||
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ありきたりな感じでつまらなかったですね。無理やりハードボイルドタッチというか。現実はもっと人間臭いと思いますよ。なんでも大仰に描くのはいいですが 少々ネタがありがちな感じであまり面白くはありませんでした。薄いですしね。やや多作なせいかあまり練られてない感じがしました。 | ||||
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良くも悪くも漫画的です。 本格派を期待されている方にはあまり合わないかと思います。 表現がいちいちキザな感じで鼻につきます。狙っている年齢層が中高生なのかもしれないですね。 第1章は面白かったですが残りは読んでいて違和感ありありです。 | ||||
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歴史知識が浅すぎる D機関の元ネタは陸軍中野学校でたしかに自由主義的な部分があり 作中のように天皇制の是非について論争することなどもあったが 「明治以前は京都の人間以外は天皇のことを忘れていた」という作中のセリフは大嘘である そもそも将軍を任命するのは天皇の役目であったし 天皇が崩御すると全国津々浦々まで伝えられ建築土木や歌舞伎音が停止され、 天皇の即位式は観覧券が配られ庶民が観覧することができた。 また古事記は書店で買うことができた。 古事記が神典扱いになったのは江戸時代の国学者本居宣長の古事記伝の影響が大きく、それ以前は日本書紀の方が優遇されていたり。 本気で信じていた人は明治以前にはいないなんてことは無い。 信じていない人もいただろうがな。 中野学校卒のスパイたちの信条は地位や名誉を求めず日本の捨石となって朽ち果てることとされ 二重スパイと化して敵をかく乱させ任務を遂行することもあるため、恥辱を受けても生き残ることを 是とされていた 諜報活動を行うからこそ至誠の心を持つよう強く教育されていて、 本本気でアジアの独立を願った者が多くおり戦況の悪化によりそれがなかなか実現できない軍首脳と対立したり 戦後も独立戦争に携わったものも多くいた。 作中のD班とは根本的に違う。 作者は軍部を小馬鹿にしているが、 その割には歴史を知らないようだ。 軍部の判断の誤りというのは大いにあるだろうと思うが、 さすがに作中で表現されているほどの馬鹿ばかりではない。 今度アニメ化されるそうだが、中野学校の方々がD班のようであったと誤解されるのは嫌だなと思う。 世の中現実と小説の世界の区別がきちんとつく人ばかりではない。 | ||||
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高評価のレビューを見て期待して買ったのですが、がっかりしました。 まず読み進めるのが苦痛なほど基礎的な文章力がありません。物語全般にわたって季節感の欠片もなく、人物描写も稚拙。作者が「かっこいいと思っているもの」を表面だけ書き連ねているような軽薄さが感じられ、読んでいて恥ずかしくなってきます。つまらない漫画を無理やり文字に起こしたような程度の低い作品。随所に映画「陸軍中野学校」のパクリみたいな部分もあってあきれました。 | ||||
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推理作家協会賞、吉川英治新人賞受賞ということだが、吉川新人賞ははずれが多い。これもはずれ。ご真影の後ろは調べない、とかそういう馬鹿なことが本当にあったとは思えないのである。スパイ小説というのは実はそう面白いものではなく、趣向を凝らせば凝らすほど、二重スパイだとかそういうわけの分からない話になる。これの場合、語り手が、やたら、すごいことが起きているという雰囲気をかきたてる割に、内容がたいしたことがないので拍子抜けするのである。まあ、ミリタリーマニアの中学生なら感心する類であろうか。 | ||||
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吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞受賞作となっていたので、気になってはいたが、文庫が出るまで買うのを控えていました。感想ですが、第一章は面白かった。これだけなら星5つでしょう。 ですが、第二章以降では、紙数稼ぎのための露骨な改行が続いており、読んでいて不愉快になります。 以下、ネタバレですので、ご注意下さい。 第三章「ロビンソン」で、何度か失笑しました。 P.116で、尾行を撒くためにタクシーを二台乗り換えた後で、着いた先がオックスフォード・ストリートに面した建物。ロンドンで一番目立つ繁華街で、昭和初期に日本人が写真館を経営している。登場人物にはスパイの訓練をさせても、作者は地理を調べる事も怠ったようです。 P.122で、日本人外交官が、英国の女性スパイに機密を漏らす場面で使われた用語が、「セックス・スパイ」。 文庫のP.55~56で、結城中佐の身体的特徴が明らかにされます。特に、左手の障害。なのに、P.148では、柔術の指導をしている。引き手が使えないのに、自分の倍くらいの体格の男を投げ飛ばす。柳さんには柔道の経験がないのでしょうね。 P.20で数カ国語を習得している旨が書かれているが、P.130~131で、伊沢が訓練を終えてロンドンに向かう船の中で、結城中佐からもらった包みをほどく場面で、 「包みの中身は(中略)書物だった。中は横書きのアルファベットーー英語らしい」 これではスパイ活動は無理ですね。 P.128で、捕らえたスパイに自白をさせる際に、「次の段階」に「ネクスト・デグリー」のルビ。辞書を調べても、 degree にこんな意味は見つかりませんが、どういうことでしょうか。 日本推理作家協会賞の選考委員には、海外在住の経験者がいないのかな。 いずれにせよ、紙数稼ぎの改行をする人が書いた本は、二度と買いません。 | ||||
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映画になるスパイ小説ということでチョット期待しましたが、途中で読み飽きた感じがして期待外れでした。 | ||||
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これはスパイ物…といってもハードボイルな スパイ小説ではなく地味(?)な インテリジェンス・ミステリーですね。 そのせいかまったく面白くなかったし 登場人物にも魅力を感じませんでした。 正直、途中で何度も読むのを やめようかと思ったぐらいです。 | ||||
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最初読んだときは、面白い!すごいなこいつら!とか思ったけど、考えてみれば記憶力のすごい人間なんていくらでも簡単に書けるわけで・・。どうも登場人物の先見力に、作者の独善的思考が反映されているような・・。こういったスパイ小説を読むなら、高村薫の「リヴィエラを撃て」は絶対後から読むべきです!ジョーカーゲームが笑えてくるから! | ||||
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最初読んだときは、面白い!すごいなこいつら!とか思ったけど、考えてみれば記憶力のすごい人間なんていくらでも簡単に書けるわけで・・。どうも登場人物の先見力に、作者の独善的思考が反映されているような・・。こういったスパイ小説を読むなら、高村薫の「リヴィエラを撃て」は絶対後から読むべきです!ジョーカーゲームが笑えてくるから! | ||||
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現代ではない話ってその世界に入り込むまで時間がかかりませんか? まぁスパイが暗躍するなんて今の時代には合わないけど。 淡々としている。カッコ良さもあまり感じなかったなぁ… 読み進めていくと分かる答えも「あっそ」って感じでした。 ただXXは今後使ってみようかな、なんて思いましたよ。 | ||||
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現代ではない話ってその世界に入り込むまで時間がかかりませんか? まぁスパイが暗躍するなんて今の時代には合わないけど。 淡々としている。カッコ良さもあまり感じなかったなぁ… 読み進めていくと分かる答えも「あっそ」って感じでした。 ただXXは今後使ってみようかな、なんて思いましたよ。 | ||||
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もう少し深く話の合間に、当時の軍思想・社会生活と主役のD機関の対比や確執を挿入して描いているのかと思ったが、意外にさらっとした内容で、普通の少しおしゃれなスパイ娯楽小説という感じ。面白くない事はないが、新鮮さや驚き、意外性もなく読み終えたら即内容を忘れてしまう。1話完結の短編5話なので出張の新幹線の中での暇つぶしや、待ち合わせに早く来すぎた際の時間つぶしにはよいかも。ただその際もあえてこの本を選ぶ理由はない。 来年あたり、もしこの本の話題が何かの機会に出た時には 「あ〜なんか昔そんなスパイの話の小説あったね〜、内容忘れたけど・・・。」と会話しそうな本。 | ||||
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もう少し深く話の合間に、当時の軍思想・社会生活と主役のD機関の対比や確執を挿入して描いているのかと思ったが、意外にさらっとした内容で、普通の少しおしゃれなスパイ娯楽小説という感じ。面白くない事はないが、新鮮さや驚き、意外性もなく読み終えたら即内容を忘れてしまう。1話完結の短編5話なので出張の新幹線の中での暇つぶしや、待ち合わせに早く来すぎた際の時間つぶしにはよいかも。ただその際もあえてこの本を選ぶ理由はない。 来年あたり、もしこの本の話題が何かの機会に出た時には 「あ〜なんか昔そんなスパイの話の小説あったね〜、内容忘れたけど・・・。」と会話しそうな本。 | ||||
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